ドラゴンクエスト映画化の期待出来る所と気になる所
- 2019.04.08
- ゲーム
- ドラクエ、映画化、ドラクエ5

こんにちは。
くろいとりと申します。
先日映画化が決定したドラゴンクエスト。
その最新映像が先日発表されました。
個人的にはやはりこの映像には違和感を感じてしまうのですが・・・・
しかしアンチみたいな発言を繰り返してても意味がないので、良い所と心配してる所などを書いていきたいと思います。
まずは良いと思う所から
監督が山崎貴監督
基本的にあまり映画を観ないので偉そうに語れることなど何もないのです。
しかし山崎貴監督といえば、ALWAYS三丁目の夕日や、STAND BY MEドラえもんなんかで有名な監督。
自分もALWAYS三丁目の夕日は、大好きなBUMP OF CHICKENが主題歌をやっていたりしたこともあり、映画館に何度も足を運びました。
国内で全編フルCGの映画を作るのであれば、やはりこの方しかいないのだろうと、素人ながらに思います。
動画で見られるモンスターの雰囲気などはものすごくクオリティの高いドラクエで、かなり期待出来ます。
物語がドラクエ5がベース
動画やキャストを見る限り、思っていた以上にかなりドラクエ5の内容が描かれることになりそうです。
ドラクエ5はやはり自分が一番シリーズでプレイした作品。
そして一番好きな作品でもあります。
大河ドラマのように長い年月をかけて戦い続ける物語は、心に残るもので非常に大好きなストーリーです。
動画を見ると、主要な仲間キャラや、怨的ともいえる存在のゲマまで登場しているので、かなり期待しても良さそうです。
映画的な演出
やはりドラクエのストーリーってそんなにスピード感を感じないですよね。
割とのんびりしてる部分が多いというか。
そういった部分を映画的な演出で、上手くまとめられていれば結構良くなりそうな気もします。
ドラクエの映画と言えば、基本的には喋らないことで有名ですが、流石に映画では声がつくことになります。
冒険ものですし、主人公が喋らない演出は流石に厳しいはずで、これは英断と言えそうです。
特に5のストーリーは主人公にとって辛い事が多く、それらに感情を入れられるのはとても良いと思います。
そしてどうしても気になってしまう所
鳥山明感がないビジュアル
この動画を見てやはり最初に思ったのは、「鳥山明感が一切ない」ということです。
自分はドラゴンボールの世代でもありますし、ドラクエもずっとやって来てます。
とはいえ鳥山明さんの絵がめちゃめちゃ大好きってほどではありません。
ですが、今回こういう形になると、やはりドラクエって堀井雄二さんのシナリオであったり、鳥山明のキャラクター、そして、すぎやまこういちさんの音楽で出来ていたことを思い出します。
そうなると、やはり映画でも鳥山明感があって欲しいと少し考えてしまいます。
特に5は古い作品ですし、ドットやポリゴンで作られていて、最近のドラクエ11などのように鳥山明の絵をそのままゲームにしたようなビジュアルではありません。
だからこそ余計に、どうせならドラクエ11のムービーのような感じでドラクエ5のキャラを作って欲しいと思ってしまいました。
パパス辺りは悪くない感じですが、主人公とビアンカ、フローラは特に「なんか違う」感が漂ってます。
モンスターのクオリティが高いので余計になんですよね。
なんだかドラクエの世界に違う作品のキャラが入り込んできたかのような・・・。
声優を務めるのがほとんど芸能人
自分はそれほど映画も観ないですし、アニメもそれほどは観ません。
声優さんの情報はどちらかと言えば、アニメ以上にゲームで知ってたりする感じです。
そういうこともあり、どうしても声優さんじゃないといけない、とまでは思っていません。
大体映画には芸能人の方が参加することが多いですしね。
オリジナルのアニメ映画でも結構主演が芸能人だったりも多い気がします。
そして結構よく出来ていることも多いと思います。(それほど観てないので偉そうには何も言えませんが)
しかしそういう作品も、周りをしっかりと声優さんが固めているからこそ良いものになっていると思うのです。
だからこそ今回のキャストがほぼ芸能人で固められていることには不安しかないです。
もちろんちゃんと上手い方も多いと思いますが、あくまでも吹き替えなので、普通に声優さんを使ったほうが、間違いなく良いものになるはず。
当然ドラクエの初映画化ですし、話題性はもちろん必要。
そして、色々な役をやっている声優さんを使うと、何かに似てしまうという不安点もあると思います。
これだけ色々な芸能人を使うような作品は他にないでしょうし、圧倒的にオリジナリティは出るでしょう。
ただしその分リスクはかなり高いと思ってしまいます・・・。
物語をどうまとめるのか、そしてあの選択はどうなるのか?
そして物語についてもかなり心配ではあります。
良い所取りの展開を作れるのが、映画の良い所だと思いますが、ドラクエ5はまさに大河ドラマのようなストーリーです。
3つの年代にかけて冒険をしていく主人公が描かれます。
もちろん実写化に比べれば、CGでは対応しやすいはずでしょう。
しかし一体どの部分をメインに描いていくのか?
当然青年期と呼ばれる時代がメインとなるでしょう。
そうなるとその後の時代の部分はどうなっていくのか?
そこがドラクエ5の驚きの部分であり、ドラクエシリーズでの初の試みだと思うのですが・・。
そしてプレイした事がある人全ての疑問点
結婚イベントはどうなってしまうのか!?
とりあえずビアンカとフローラが登場することは確定しております。
この二人とどういう結末を迎えるのか・・。
ある意味ここで結末をだせば、それが公式での考えとなる訳で、プレイした事がある人にとってはショックを受ける人が多いでしょう。
それが正解みたいな所があるはずですので。
自分はビアンカ派の人間ですが、だからといって絶対にそうなって欲しいとも思えません。
選べることが、ドラクエ5の最大のポイントの一つです。
それが映画では選べないというのも寂しい所です。
何らかの方法でビアンカ派にもフローラ派にも納得できる形になっていれば、また評価は変わりそうですがね。
(ビアンカバージョンとフローラバージョンで2パターン作ってあるとか。公開時期によって変わるとか、公開場所によって変わるとか・・・・・絶対に批判の声が出るでしょうけども・・・)
という事で色々と書いてみました!!
まあ書いている時点で気付きましたが、良い点と気になる点の比率が文字数に現れています。
実際にそのまま期待が2で不安が8って感じです。
もちろんこの先情報がもっと増えていけばまた、変わっていくと思います。
願わくばこの比率が5対5くらいまでなって欲しいです。
そうしたら映画館に観に行くかも(笑)
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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