ワールドトリガーネタバレ感想ワートリの面白さをネタバレ少なめで語ってみた!!

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こんにちわ。

くろいとりと申します。

 

 

ワールドトリガーを繰り返し読んでいくと、とにかく色々な発見があって何度でも楽しめる訳なのですが、

 

一体どこにそんなに魅力があるのでしょうか?

 

今回はワールドトリガーの魅力がどんな所にあるのか、自分なりに語っていきたいと思います。

 

もしも読んだことがない人がこの記事を読んだ時のために、出来るだけネタバレは少なめに書いていきます。

 

 

ワールドトリガーの魅力とは!?

やがてその意味に気付く物語

 

1巻の帯にも採用されたこの言葉。

まだまだ明かされていない謎が沢山あるワールドトリガーですが、この言葉は先を読んでいく上で、もの凄く楽しみになる素晴らしいキャッチコピーです。

 

大きな謎の部分だけでなく、小さな伏線の部分にもこの言葉は当てはまっていて、読んでいくうちに色々な事に気付かされていきます。

1番大きな謎については中々明かされて行きませんが、他の部分については少しずつしっかり丁寧に描かれますので、

非常に読んでいて楽しいところです。

 

物語の構造も中々珍しい作りになっていて、物語のスタートから10巻辺りまでの方が凄い強敵と戦うことが多く、実力も高いキャラ達がオールスター的に登場するのです。

 

そして11巻辺りからは、一気に下のレベルから上を目指しての戦いが始まるので、それまでの戦いで登場していた実力の高いキャラ達の戦いは減っていきます。

 

こういう風に説明すると、なんだかショボくなっていくのか?と勘違いされそうですが、そんなことは全くありません。

 

むしろこういう構造のおかげで、初期に登場した時はそれほど凄いと感じなかったキャラ達が、11巻以降では遙かに上の存在として描かれることも多くなり、「あの人ってやっぱり凄かったんだ!!」とか、「改めてみるとこの人凄い」みたいに感じていくのです。

 

この構造のおかげもあって、繰り返して読む際にもの凄く楽しめること間違いなしです。

 

最弱レベルの主人公

 

ワールドトリガーの主人公の一人である「三雲修」

主人公という立場でありながら、バトル系漫画というカテゴリーの中ではおそらく最弱レベルです。

 

もちろん主人公が最初は弱い漫画は沢山あります。

しかし、大体そういった漫画の主人公は何か特別なスキルのようなものを持っていたり、秘められた能力があったり、というのがありがちです。

もちろんそういう展開でも面白い作品はいくらでもあるでしょう。

 

しかし、ワールドトリガーという漫画に限っては、残念ながら弱いままです。

当然弱い事をただ受け入れているということではなく、しっかり強くなろうと努力しての結果として、弱いのです。

弱いなりに工夫したり、頑張ったりはしていますが、その努力は他のキャラクター達もしているため、その差は簡単には埋まりそうもありません。

 

ワールドトリガーという漫画においては、急激なレベルアップであるとか、覚醒したりするとか、気持ちの強さで相手を凌駕するとか、そういった都合の良い展開もないのです。

 

良く言えば、現実的であり、悪く言えば夢の無い展開かもしれません。

しかし、それでも作中で「三雲修」はヒーローとして描かれます。

 

戦う力は弱くても、仲間を作り信頼され、大人たちと渡り合い、先輩や後輩と関係性を作り、隊長として出来ることをやる。

弱くても、自分に出来ることを精一杯考えて、戦い以外でも責任を果たそうとするその姿は間違いなくヒーローと言えます。

 

 

バトル漫画以外だと、主人公があまり活躍しない作品もあると思いますが、しっかり修は活躍します。

怪我をした状態で記者会見でしっかりとコメントする中学生の主人公なんて他にはなかなか居ないでしょうね(笑)

 

4人の主人公

 

すでに語った三雲修以外にもメインとなるキャラがあと3人います。

 

三雲修の相棒、空閑遊真

 

実力がない修とは違って、小さいながらもトップレベルの実力を持っている遊真。

他のキャラ達とは生まれも育ちも違うため、最初は少しズレた所を見せますが、修の影響もありどんどん変わっていきます。

 

ワールドトリガーの世界において特別な力を持っている一人ではありますが、彼にも辛く悲しい過去があります。

そしてそれが彼にとっての戦う理由でもあり、その辺が描かれていくことも非常に楽しみです。

 

初期の頃は戦いに関してはかなりドライな部分も多く、もうひとりの主人公、三雲修の戦力分析の辺りは少し残酷なくらいです。

しかしそんな彼が誰かのために逃げるわけにはいかない戦いに挑む姿には感動させられます。

 

「勝ち目が薄いからって逃げるわけにはいかない」

 

二人の主人公がそれぞれ、厳しい状況でこの言葉を言いますが、遊真がこの言葉を言うということがどれだけの状態かが読者にはわかっているので、余計に泣けてきます。

 

遊真には沢山の名言がありますが、この言葉は特に素晴らしいと思います。

 

 

修の幼馴染であり同じチームの雨取千佳

 

膨大な力をその体に秘めていることで、幼い頃から辛い目にあってきた少女。

しかし、自分の事ではなく周りの事を危険に晒せたくないと考える優しい性格の持ち主。

どう見ても戦闘向けのようには思えませんが、強い意思と忍耐力、努力を惜しまない姿勢は応援したくなります。

 

とはいえ、その体に秘めた力は普通のレベルとは比べ物にならないレベルのもの。

全キャラクターでもトップの潜在能力を持っていると言えます。

 

しかし、それによって敵からも狙われる存在にもなってしまいます。

そんな彼女を守るための戦いはとてつもなく熱い展開となります。

 

未来を視る実力派エリートの迅悠一

 

ワールドトリガーの世界にはサイドエフェクトと呼ばれる特殊な力を持つ者が存在しています。

迅悠一はその中でも、特に希少な能力である未来視の力を持っています。

 

未来が見えるキャラクターというのは漫画でよく出てきますが、これだけ若い(19歳)キャラが未来を見える能力持ちなのも珍しいのではないでしょうか?

さらに迅悠一は前線でも戦いますし、戦いにもその力を利用しています。

 

 

迅悠一は未来を視ることを、自分の為ではなく、皆の為に使います。

誰かが危険になる未来であっても、その方が最終的に良い方向に向かうのであれば、そちらを選ぶ。

 

そんな選択が出来る迅悠一は、精神的に大人なメンバーが多い中でも特別な存在と言えます。

彼が抱えている苦悩は他の誰にも分からないのです。

 

普段は明るくムードメーカーな部分があるキャラクターですが、少し影もある魅力的なキャラクターです。

 

集団戦の描き方が素晴らしすぎる

 

ワールドトリガーのバトルの特徴の一つとして、集団戦が描かれる事が多いことがあげられます。

 

どうしてもバトル漫画だと、1対1でのバトルが多くなりますよね。

その方がそのキャラクター達の能力や魅力を伝えられやすいですから。

複数対複数や1対多数を描く場合でも、どうしても1対1の構図に持っていくことが多いと思います。

 

ただワールドトリガーのバトルはそういう感じになることは少ないです。

もちろん1対1のバトルもありますし、部分的に1対1になることもありますが、多数対多数の集団戦がメインと言っても良い程多いです。

 

 

まず最初に集団戦が描かれたのが、黒トリガー争奪編になるかと思います。

この時点でもかなり多くの登場人物を出していながら、それぞれの魅力がしっかりと描かれており、この辺りからファンになった方も多そうです。

 

迅悠一以外のメインの3人が一切登場しない、物語の裏側の内容でもあり、それでいてワールドトリガーの重要なトリガーの説明を同時進行で説明していて、わかりやすさと面白さが両立している素晴らしい展開でした。

 

そしてその後の大規模侵攻編。

こちらでは、集団戦でありながら、お互いの援軍も入り乱れる展開で、総力戦とも言える戦いで非常に盛り上がりました。

次々に現れる強敵に、こちらも最大限の戦力で立ち向かう展開はこれ以降見られていない頂上決戦とも言えるでしょう。

未知の能力を持った敵に敗北したキャラクターさえもムダにならない展開、この戦いがしっかりと先へと繋がっていく辺りなど、とにかく完璧な構成です。

 

そしてかなり長きに渡って描かれているB級ランク戦編。

こちらは複数チームでのバトルロイヤルと言える戦いであり、ワールドトリガーの集団戦と言えば、ランク戦だと言っても良いはずです。

 

大規模侵攻編でも少しそういう部分がありましたが、B級ランク戦に入ってからはただ単に強いほうが勝つという訳ではなく、環境面や、戦術面、装備の構成など、複数の要素が複雑に絡み合う展開が魅力です。

 

ここから本格的に主人公達がチームとして動きだすことで、チームの様々な問題(主に修の役割について)を解決しながら進んでいくことになります。

 

気持ちの強さだけじゃ勝てない現実性

 

本編のB級ランク戦の中でも語られていますが、ワールドトリガーの世界では実力差を気持ちの強さだけではそう簡単に埋める事は出来ません。

 

気持ちの強さで勝ち負けが決まるなら、負けた方の気持ちがショボかったのかって話になる

 

このセリフはもの凄い名言だと思います。

 

気持ちが勝負を分けるのは、本当に実力が近い場合だけ。

 

バトル漫画であっても、この部分を徹底している事で、物語の説得力が半端じゃないです。

作戦や準備が勝敗を分ける事は多々あっても、真正面からの戦いで戦力差を埋めることは難しい。

 

非常に現実的で、かつ残酷でもありますよね。

 

初期の頃にも、周りで襲われている人がいる状態があり、それを助けに行けるのは自分だけ。

そんな場面であっても、冷静に「勝てないから止めたほうがいい」と助言するキャラも居るほどです。

 

普通はそういう場合、なんだかんだ勝利したりするのを期待したいものですが、ワールドトリガーでは普通に勝てません。

悲しいほどに残酷です。

 

サバゲー好きにも楽しめる?役割と装備が大事

 

ワールドトリガーのバトルはそれぞれが自分だけの能力を使って戦うようなものではありません。

キャラクター達はそれぞれ限られた装備枠に自分のポジションと役割に沿ったトリガーを選んで装備する訳です。

黒トリガーという特別なものや、装備枠を拡張したものもありますが、基本は限られています。

 

ざっとポジションについて説明すると、

 

攻撃手(アタッカー)

主に接近戦での戦いを主にするポジション。

3種類の性能の違う近接武器を使用して戦う。

 

銃撃手(ガンナー)、射撃手(シューター)

近、中距離から弾丸を放って攻撃するポジション。

幾つもの性能の異なる弾丸を使い分けて戦う。

 

狙撃手(スナイパー)

遠距離からの狙撃で攻撃するポジション。

性能の異なる狙撃銃を使い分けて戦う。

 

万能手(オールラウンダー)

近接武器と中距離武器を使い分けて戦うポジション。

 

他にもありますが、メインとなるのはこれくらい。

 

それぞれが、ポジションに合った武器を装備して戦っていくことになります。

なので、装備によって大きく戦力差が広がるということはないのです。

そういう点ではかなり公平性があるとも言えるでしょう。

 

役割があるのも、オンラインゲームなどではよくあるイメージですね。

部隊毎に編成が違っていて、スタンダードに、近、中、長距離でのチームもあれば、3人共長距離のチームもあります。

なので、戦いの度に「相手チームがこういう編成だから、こういう作戦を取ろう!」みたいなことを考えて戦いに挑みます。

 

そしてワールドトリガーはその作戦の部分も非常に面白く、しっかりと練り込まれています。

だからこそ集団戦が素晴らしい完成度で描かれるのです。

 

まだ登場していないキャラクター達まで設定盛り沢山

 

ワールドトリガーはかなり早い段階で名前だけが登場したキャラクターが数多くいます。

そして19巻まで連載してきた今でも、まだちゃんと登場していなかったりするのです。

 

さらにワールドトリガーのデータブックには、その時点で未登場のキャラクターはもちろん、この先に描かれるかどうかもわからないキャラクター達が大量に載っています。

しかも、登場していないキャラに関しても、家族構成や、トリガー構成などまでが詳しく載っているのです。

 

ここまで載せてしまうと、普通だったら後から修正したり、変更しないと無理が生じると思ってしまうレベルです。

しかし、ワールドトリガーは限られた能力で戦う部分が多いこともあり、そういった点がほとんど見られません。

 

一体作者の葦原先生は、どこまで想定してこのデータを作っているのか・・・

恐ろしいほど膨大なデータブックとなっていて、絶対チェックとかが大変だと思いますが、その分それを読んだ読者達は、考察がめっちゃはかどります。

名前と装備品から、「このキャラはこういう装備だから〇〇だよね!」みたいなことをよく考えます。

 

もちろん全ての登場人物が描かれることはほとんどないと思いますが、しっかりと細かく作られていることで、世界観が非常にしっかりしてきていると思います。

 

考察が捗るトリガー構成とパラメーター

 

バトル系の漫画によくある強さ考察。

ワールドトリガーの場合は特にそれが難しくなっています。

 

ポジション毎に役割がありますし、一対一で単純に描かれることが少ないこともその原因でしょう。

どうしても集団戦が多いので、単純に敵を倒したから倒した方が強いとも言い切れません。

 

その分、アシストであるとか気が利く所だとかそういう所も評価の部分になってきます。

 

そんな時に考察のポイントとなってくるのが、データブックに詳しく書かれているパラメーターの数値。

 

バトル系の漫画で強さを数値化する作品って結構よくありますよね。

ドラゴンボールがその代表でしょうか?(ナメック星以降は殆ど使われませんでしたが)

 

もちろんこういう展開になってくると、楽しくもありますが、基本的にはその数字で優劣がはっきりしてしまうとも言えます。

 

 

ワールドトリガーの場合は、強さを単純に数値化するのではなく、幾つもの項目に分けて数値化しています。

例えば、エネルギーの総量とも言える、トリオン量、攻撃力、防御・援護、など。

 

個人的に何が好きかというと、只の防御という項目ではなく、防御・援護であることです。

 

集団戦が多いこともあり、単純な防御力ではなく援護能力も一緒にして考えられている部分が素晴らしいと思っております。

 

パラメーターの項目の中には、指揮能力の数字などもあって、ただ単にトータルでの数値が多ければ個人として強いとも言い切れないのも面白いところです。

 

「この人はこの数値だし、トリガー構成がこうだから、この方が良くないかな?」

みたいな感じにもなって楽しいです。

 

14巻くらいの時点で出たデータブックには、トップクラスのキャラクター達のトリガー構成も載っています。

そのため、逆に言えば急激な路線変更が難しい訳です。

 

しかし、前述の通り、ワールドトリガーは急激にレベルアップしたり、覚醒したり、みたいな要素がほぼありません。

その時点でそのキャラクターが持っているものしか出せないとも言え、現実的な部分です。

 

ただしトリガー構成は変えることも出来ます。(急にバランスを崩すようなものは登場しませんが)

相手によって変更したり、工夫したりといった要素はあります。

 

戦闘能力をパラメーター化した作品や、限られたもので戦うバトルものなども、あるとは思いますが、ここまで細かく設定を作った作品は間違いなくワールドトリガーだけです(おそらく)

 

 

 

まとめ

 

とりあえず、色々と書いてみました。

 

しかしここに書いたのはワールドトリガーの魅力のごく一部です。

 

好きなキャラだとか、好きなシーンだとかめちゃめちゃ沢山あります。

 

今後も色々と追記していきたいと思います。

 

 

今回はここまで。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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