サマータイムレンダ ネタバレ感想 6巻までの衝撃ポイント8選!!
- 2019.05.12
- サマータイムレンダ
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こんにちは。
くろいとりと申します。
絶賛オススメ中の「サマータイムレンダ」
スピード感のある展開と驚きが散りばめられたストーリー。
ループものの特性を活かした盛り上げ方など、様々な要素のクオリティが高く素晴らしい作品だと思います。
今回は、そんなサマータイムレンダで筆者が衝撃を受けたポイントを紹介していきたいと思います。
①二人の澪・・そして
真夏の熱い日差しと海に囲まれた気持ちのいい小さな島。
そんな最高のロケーションとは違って本編が開始されると徐々に不穏な空気が漂っていきます。
しおりちゃんを探しにやって来た慎平と澪が見つけたのは瀕死の女性の姿。
続けてその女性の頭を弾丸が貫きます。
その銃弾を撃ったのはもう一人の澪
いわゆる影の澪です。
姿形は同じなものの怪しげな表情を浮かべながら、淡々とこちらを殺しにかかるのでかなり恐ろしいです。
同じ顔の澪を捕まえて容赦なく撃つその姿でこの作品がどういう方向なのかが伝わってきますね。
身内であっても簡単に信用することも出来ないという部分も本作の面白い所かと思います。
影の澪は2週目も3週目も4週目も敵として慎平の前に立ちふさがります。
毎回容赦なく殺しにくるので、非常に怖いです。
特に澪は慎平に好意を持っているので、そんな澪の姿をした存在が全力で慎平を殺しに来るのは慎平にとってもきついでしょう。
②暗闇の中にいるしおり
亡くなった潮が最後に助けた存在の小早川しおり。
葬儀の場で登場したものの事故のショックで喋ることが出来ない状態。
ここまではかなり被害者側の狙われている立場として描かれていました。
しかし3度目の7月23日の朝、コバマートを訪れた慎平の後ろに立った存在。
それは被害者側だと思われていた小早川しおりの影でした。
このシーンは非常にホラー要素が強く、可愛らしい少女が暗闇に立っているだけですがかなり恐ろしい演出となっています。
影の存在の恐怖を描く部分と、日常の中での恐怖の部分がよく現れているように思えます。
③スク水姿の潮との再会
三度目の7月23日を乗り越えた慎平が辿り着いた7月24日。
夏祭りの人混みの中で死んだはずの潮の姿を見た慎平はその姿を追って海岸へ。
そこで待っていたのは、スクール水着姿の潮との再会でした。
死んだはずの潮が現れたこと、そしてなぜか水着姿。
海と花火と水着姿の金髪の少女という色んな要素の詰まった見開きのページは素晴らしく印象的なシーンです。
1巻の表紙にもなっているように、潮と言えば水着みたいな所があります。
感動的とも言える再会のシーンですが、ここからの影の存在が入り乱れる展開は衝撃の連続。
④祭りの惨劇
潮と再会してからは一気にスピード感が増していきます。
積み重なる死体の山。
むせ返るほどの血の臭い。
次々に死んでいく仲間たち。
飲み込まれていく人々。
現れるラスボス的存在。
などなど絶望しかない展開がひたすらに続いていく最大級のバットエンド。
読んでいても苦しくなるほど衝撃的です。
ノベルゲームなどでいう所の全滅エンドでしょう。
最悪の結末ではありますが、敵味方がはっきりとしたりしてループする慎平にとってはかなり得られる情報が多く、そして同時に戦う目的も生まれました。
ループの開始地点は7月22日なので何気に2日ちょっとしか期限がないのも緊迫感を生む要因だと思います。
⑤南雲先生と影とのバトル
4週目の物語はまず南雲先生の視点で進んでいきます。
慎平と合流した彼女は新たに得た情報を持って小早川一家での戦いに臨みます。
今までの3週の間も慎平とは別なルートで戦ってきていた南雲先生。
3週目でも戦う姿を見せてくれていた彼女ですが、ここからはさらに激しい戦いと躍動的な動きを見せてくれます。
特にスレッジハンマーを使用した戦い方はインパクト大で、幼馴染の影の顔面をハンマーでふっ飛ばす見開きのページは凄い衝撃的。
影の倒し方や特性も判明しますが、それ以上にその狂気に満ちた存在感も強く印象に残ります。
⑥潮と潮の影
潮の影を仲間として信用し、行動をともにする事になった慎平。
潮が慎平に残したスマホに入っていた一つの動画ファイル。
そこに入っていたのは潮の生前のメッセージ。
そしてそのメッセージを残していたのは、潮と潮の影でした。
ここから明かされていく潮の死の真相の部分も衝撃的です。
⑦四本腕の影の驚異
しおりの影と共に南雲先生の前に姿を現した四本腕の影。
ライフルでの攻撃もコピーしたマンホールの蓋で防ぎ、そのライフルまでもコピー。
ほんの少しの未来を先読みできるような能力を持って南雲先生を相手にしても、余裕で圧倒。
南雲先生の攻撃を全て防ぐと最後はコピーした凸村の拳銃でトドメ。
これまで人間離れした強さをみせていた南雲先生を相手にしない四本腕の影の強さは圧倒的なもので、3週目のラストと同様に絶望感が漂うシーンとなりました。
⑧4週目最後の攻防
影のボスと言えるハイネのもとへやって来た慎平達。
ハイネの食事に合わせた反撃で形勢は一気に慎平達に傾いたかと思われました。
しかしそこで再び登場したのはやはり四本腕の影。
登場するなり銃を構えた慎平の指を切り落とすとそこからはやりたい放題。
澪を人質として、窓と朱鷺子を次々に射殺。
潮はハイネに飲み込まれそうになり、人質としていた澪の頭も握りつぶされ、さらには慎平のループの力まで把握されてとどうしようもないほどの絶望状態。
死んだらループ出来るという慎平の強みすら潰そうとする四本腕の影は、祭りの終わりまで殺さない事を選択。
しかし凸村に連れてこられた南雲から放たれた銃弾は、4本腕の影の腕を貫き慎平を助けます。
そして続けざまの最後の一発は慎平の脳天を貫く・・・
はずでしたが、それもマンホールの蓋で防ぐ四本腕の影は、同時にカウンターで射撃。
逆に南雲の脳天を捉えると、続けて凸村も射殺。
死ななければならないのに、死ねない状態を敵によって作られるという恐ろしい展開。
3週目の全滅エンドに次ぐようなバッドエンドです。
もちろんこのまま終わる訳にはいかない慎平によって最悪の事態は回避することになりますが、この流れはとにかくクライマックス感が半端なかった!!
しかしどうやってこの先立ち向かっていけばいいのか、非常に難しいですよね。
こちら側の大きなメリットである慎平のループ。
しかしメリットだけではありません。
制限がなければいつかはゲームのようにクリア出来る可能性がありますが、スタート時点がどんどん後ろにズレていくので、コンティニュー出来る回数も制限があります。
この厳しい条件の中でどうやって逆転していけるかに注目です。
まとめ
今回はコミック最新刊の6巻までの内容の中からピックアップしてみました。
驚きが散りばめられたストーリーとなっているので、非常に沢山の衝撃ポイントがあります。
ちなみに4週目を終えて、今度こそという想いで迎えた5週目ですが、そんな思いを打ち砕くような展開で進んでいっております。
先が予想できない展開が続いていますので、心配になりながらも楽しみで仕方ないですね。
繰り返して読むとより面白い作品なので、ぜひ沢山の人に読んで頂きたいです。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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