今ジャンプで一番ヤバイ漫画 チェンソーマンのここがヤバイ!!ネタバレ感想

こんにちは。
くろいとりと申します。
週刊少年ジャンプで連載中の「チェンソーマン」
ジャンプらしい王道路線とは全く別な独自路線を突き進むかなりヤバイ漫画です(良い意味で!)
この作品の目的を一言で言うのであれば、おそらく
主人公が夢を叶えていく作品
と、言えないこともないでしょう。
まあそれを細かく言っていくと全く違った感じになっていく訳ですが(笑)
今回はチェンソーマンのどこが良い感じにヤバイ作品なのかを語って行きたいと思います!!
チェンソーマンのここがヤバイ
衝撃の一話目がヤバイ
チェンソーマンの主人公デンジは、父親が多額の借金を残して死んだことでその借金を背負わされています。
生きていくために自分の腎臓や片目まで売り払ったデンジ。
悪魔がはびこるこの世界ではデビルハンターをやるのが一番稼げる方法。
そのためデンジは悪魔で親友のポチタと共にデビルハンターで借金を返しながら細々と何とか日々を生きていました。
そんなデンジの貧しさは半端じゃなく、一日のご飯が食パン1枚なんてことも(当然バターもジャムも無し)
タバコを食って100円貰ったりなど、ジャンプ作品の中でもかなりきついスタートでした。
その後、悪魔と契約した借金取りのジジイの裏切りによってあえなく死亡。
体も細切れにされた挙げ句、ゴミ箱にINされてしまいます。
しかし当然主人公なので復活する訳です。
親友の悪魔のポチタがデンジの心臓となることで。
主人公が一話目で力を得るというのはジャンプ作品にはありがちではあります。
しかしポチタと一体化してタイトルのチェンソーマンと化したデンジの戦い方は主人公的なカッコよさではなく、血と肉塊が飛び交う残虐なもの。
チェンソーマンの攻撃的なビジュアルと残虐的な殺し方も相まって、凄まじいインパクトを読者に残します。
笑い声を挙げながら大量のゾンビとなった人間達をぶった切りまくる様子は少年漫画的とは到底言えません。
この辺は独特な絵の力が凄まじく、見開きのページの迫力もヤバイです。
先輩とのケンカがヤバイ
一話目の衝撃的な戦いの後にマキマという女性に助けられたデンジは、その力を見込まれて公安のデビルハンターとなることに。
そこで出会ったのが先輩の早川。
彼と一緒に見回りに行くことになりますが、マキマ目当てでここまでやってきたデンジを早川はボコボコに。
軽い気持ちでデビルハンターになっても信念を持っていない奴は死ぬだけ。
そう考えた早川はタバコをデンジに投げ捨てて去ろうとしますが・・・。
倒れたデンジを背にもう一本タバコを吸おうとした早川を後ろからデンジが襲います。
しかもその攻撃は金的攻撃。
「俺は男と喧嘩する時は股間しか狙わない!」
そう言って一発目の金的への攻撃で倒れて悶絶する早川の股間を狙って追撃しまくります。
それはもう息切れするほどに。
これだけ股間だけを狙う主人公ってどうなのよ(笑)
戦う理由がヤバイ
本格的に仕事を始めたデンジ。
デンジの夢を私に見せてくれ。
そう言い残したポチタに見せられるような、風呂に入れて美味しいものを食べれて、しかもキレイな女も近くにいるという今まで夢に見ていた生活を送っていました。
しかしそんな100点の生活をしていても満たされません。
早川は復讐という目的が、警察の人達は家族を守るため。
彼等と同じようにマキマにも何かがあるのかと、マキマを思い浮かべながら考えるデンジ。
そしてマキマを思い浮かべた結果分かったのです。自分のゴールが。それは、
胸を揉むこと!!!
はい、実に欲望に忠実な男です(笑)
夢バトルがヤバイ
バディを組むことになったのは魔人のパワー。
さらわれた猫を助けたいパワーは、胸を揉ませる事と交換条件でデンジの協力を得ることに。
しかしパワーは怪我をしたコウモリの悪魔に猫を人質(猫質?)にされており、デンジは悪魔が回復するためのエサとして連れてこられていたのでした。
コウモリの悪魔はデンジの血を飲むことで回復。
ですが、回復したコウモリの悪魔は、約束を破って続けて猫までパクリ。
絶望したパワーもコウモリの悪魔に喰われてしまいます。
デンジはパワーの絶望を感じ、コウモリの悪魔に挑みます。
「テメェん腹ぁ裂いて!胸揉むんだ!」
苦戦しながらも胸を揉むために限界まで戦ったデンジは何とかコウモリの悪魔を撃破。
コウモリの腹の中で猫を抱えて眠っていたパワーを救出。
しかしそこでさらにコウモリの悪魔の仲間のヒルの悪魔が登場。
消耗しすぎてチェンソーも出せない状態ながら、デンジは悪魔との戦いに臨みます。
人間を全て食べるという夢。
そんな夢をもっていたコウモリの悪魔が殺された事でお怒りのヒルの悪魔。
胸を揉む前に死ねないというデンジを低俗な欲望だとあざ笑います。
皆が自分のやることを見下していることにブチ切れたデンジ。
復讐や家族を守るだとか、猫を救うだとかあーだのこーだの、それら全てが気に食わない。
「じゃあ夢バトルしようぜ!夢バトル!!」
「俺がテメーをぶっ殺したら、てめぇの夢、胸揉む事以下な~~!?」
・・・・このセリフ最高すぎませんか(笑)
ジャンプ漫画の主人公が言ったセリフの中でもおそらく最高クラスのセリフだと思います。
良い感じにぶち壊れたデンジにしか言えないセリフと言えるでしょう。
いや~ヤバイです。
メインヒロインもヤバイ
パワーとの約束を果たした事で、パワーの胸を揉む事になったデンジ。
しかしド緊張しながら、揉んだ感想は、「こんなモン・・・・・?」というものでした。
せっかくここまで胸を揉むために頑張ってきたのに、手に入れたものが大したことなかったことに絶望。
また違うものを追いかけても、結局追いかけていた頃の方が幸せなんじゃないか。
そんな思いをマキマに打ち明けます。
そしてここからがマキマさんのターン。
エッチなことは相手の事を理解すればするほど気持ちよくなる。
そう語るマキマは自分の指を触らせたり、デンジの指を噛んだり、デンジの目が見えなくなっても噛む力で覚えてと言ったりと恐ろしいほどの魔性っぷり。
そして突然デンジの手を自分の胸に触らせます。
パワーの時と同じと言うよりもむしろちゃんと揉めていないはずなのに、その行為はデンジの手を痺れさせたんじゃないかと言うほどの破壊力。
そこまでの事をしておいてから、マキマはデンジにお願いをします。
いやいや、断れる訳ないでしょうに(笑)
自分の魅力や魔性っぷりが分かってなかったらこんな事出来んでしょ!!
マキマさんのこの魅力はヤバ過ぎる!!
ラスボス的存在がヤバ過ぎる
そんなマキマさんのお願いというのは、銃の悪魔と呼ばれる強力な悪魔を倒して欲しいというもの。
しかしその銃の悪魔のヤバさは規格外すぎます。
初めて現れた銃の悪魔は日本に26秒間上陸し、その結果として5万人以上の死者を出しました。
そのまま世界各地で暴れまわった銃の悪魔はたった5分弱で合計120万人弱の死者を生み出したのです。
・・・・これはもう悪魔とかいうよりも天災であるとか災害と言った感じのレベルですよね。
もしくはドラゴンボールレベルです。
これを倒せとかどう考えても無理じゃないですかね・・・ヤバすぎ。
15話目の終わり方がヤバイ
銃の悪魔が残した肉片を食べた悪魔は強力になる。
そしてその肉片は肉片同士で元の体に戻ろうとくっつく習性がある。
つまり肉片を集めて大きくしていけば、何時か本体の銃の悪魔に辿り着く。
その考えの元、肉片を食べた悪魔を殺す為に早川の部隊6人で悪魔が目撃されたホテルへやってきます。
そこでは早川の先輩の姫野が、今回の悪魔を倒した人にベロキスをしてあげるというご褒美でみんなのモチベーションをあげようとします。
やる気を出したデンジでしたが、敵の悪魔の力でホテルの同じ階から脱出出来ない状態に。
時間すら止まっている状態に皆が弱気になる中で、一人楽観的なデンジ。
せっかくのホテルなのでフカフカのベッドに横になって、眠り始めます。
・・・・・そしてこの15話が終了。
いやいや、どういう引きなんだよ(笑)
普通は次回もっと盛り上がる感じにして終わるのが週間連載でしょ!!
敵地でピンチなのに寝て終わりって。
しかもこの回のチェンソーマンはセンターカラーなのに(笑)
この独自の方向へ突き進む感じ、ヤバ過ぎる。というかめちゃめちゃ強気とも言える。
初めての部隊のメンバーもヤバイ
ホテルではいよいよ本格的に追い詰められた一同。
敵の要求はデンジを食わせれば他のメンバーは助けるというもの。
こんな要求飲める訳がないですよね。普通は(笑)
しかしその言葉を聞いた隊員の一人、風俗かデビルハンターの2択を迫られた結果としてデビルハンターを選んだコベニちゃんは速攻で刃物を取り出します。
いやいや、確かに関係は深まってないけども、すぐに殺しにくるのかよw
その時は皆に阻止されましたが、その後の彼女も酷いのでそれも必見です。
強敵の倒し方がヤバイ
追い詰められた隊員たちは結局デンジを殺す選択へと傾きますが、それを命懸けで止めたのが早川。
コベニちゃんが振るった刃物をデンジの代わりに喰らうことに。
そんな早川の気持ちに応えるように、敵の悪魔に自ら飛び込むデンジ。
再生と増殖をする巨大な悪魔の名前は永遠の悪魔。
普通こういう再生能力を持つ敵と戦うときって、選択肢は2つくらいかと思います。
最大級の攻撃で一撃で仕留めるパターン。
敵の再生速度を上回る速度で勝ち切るパターン。
ですが、チェンソーマンは違います。
デンジが選んだのは、
死にたくなるまで痛めつけて、自殺させりゃいい!
というもの。
まさにどっちが悪魔なんだよと言いたくなるやり方です。
そしてそれを実行するんだからデンジは本当にヤバ過ぎ。
サブヒロインもヤバ過ぎる
永遠の悪魔との戦いを終えて、飲み会が開かれます。
その中で姫野先輩との約束であるベロキスを果たしたいデンジ。
愛するマキマが同席しているので、デンジの気持ちは揺れ動きますが、結局姫野先輩からキスを仕掛けてきます。
初めてのキスということで、身を任せるデンジでしたが、途中で違和感に気づきます。
口に入ってきているのは、ベロキスの舌ではなく、酔った姫野先輩のゲロだったのです。
いやいやゲロかよ!!!
しかもめちゃめちゃモロに描写されてます。
これはヤバイ。食事中の方はマジで注意が必要です。
しかも姫野先輩のヤバさはそれだけで終わりません。
ゲロったその数ページ後には、デンジを自分の家に連れ込んで、今度は口移しでビールを飲ませます。
おいおい相手は16歳だぞ、問題だぞ(笑)
そしてさらにさらに、デンジの横になって耳元でささやくのです。
「しちゃう・・・?」と。
このヒロイン?ヤバ過ぎるでしょ。
少年漫画的にも(笑)
まとめ
ということでチェンソーマンのヤバ過ぎるポイントをまとめてみました。
改めて見てみるとやっぱり凄い作品だと感じます。
ジャンプ的ではないというか、とにかく独自路線をフルスロットルで突っ走っています。
バトル漫画としての迫力は物凄いものがありますが、本題はそこじゃなくて、デンジの夢や欲望がどういう形で叶っていくのかという部分がメインなのではないでしょうか?
とにかく(なんだかよくわからんけど凄い!!)という漫画が読みたいのならとにかくオススメです。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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