サマータイムレンダネタバレ感想 6巻以降の展開が絶望的すぎる件について

こんにちは。
くろいとりと申します。
最近ジャンププラスの作品が充実してますよね。
地獄楽とかSPY×FAMILYとか忘却バッテリーとか。
本誌で連載されてても全然おかしくないレベルの作品です。
そんな中でも特にハマっているのが
「サマータイムレンダ」
です。
夏の離島を舞台にしたサスペンスで、未来を変えるために島にはびこる影と呼ばれる存在との戦いを描いていて、タイムループあり、ミステリーあり、バトルありの超傑作作品です。
そんなサマータイムレンダのコミックは現在6巻まで発売されています。
6巻の展開はとにかく凄まじく、とてつもない盛り上がりを見せてくれました。
ループものと言うことで6巻のラストでも敵に敗北し、ループすることになりますが、しっかりと次の周回へと希望を残していて、新たな戦いへの期待が高まる終わり方となっていました。
決意を新たにした主人公がきっと次の周回でこの戦いを終わらせてくれるのだと感じました。
しかし!!!
6巻以降の内容がすでに9話ほど描かれておりますが、なんだか様子がおかしいですよ・・・・・。
あれれ、なんだかむしろ大ピンチに陥ってないか・・・これ?
もはやこれは詰んでる・・・・のでは??
具体的に見ていきましょう。
5週目のスタートは上々
5週目の開始地点は南雲先生との合流の所から。
しかも今度は潮を直接連れて来られた事で、情報の共有もスムーズ。
前回は潮と行動を共にする代わりに南雲先生と根津さんと分かれて行動してしまったのが、前回の失敗と慎平は考えているので、その部分を一気に解決出来たとも言えます。
さらに潮の記憶も二人に伝わった事で、信頼もゲット。
色々なヒントの共有は大きな武器になるでしょう。
この一件を解決する方法はやはりヒルコ様本体を倒すこと。
しかしそれにはやはり、本体を守る強敵の四本腕を倒さないとならないと言うことがはっきりしたのもわかりやすいですね。
新たな武器も
そして4週目のラストでハイネに侵食されそうになった潮。
しかし気合と根性でその侵食を押し返していました。
その経験によって自分もそれが出来ることが判明。
その力を利用すればコバマートの戦いの際にシオリの影を消すことが出来るかもしれない。
シオリの影はハイネの移動用の器みたいなものなので、それを倒せれば、実際の所解決とも言える訳ですね。
この力はある意味では最強の切り札とも考えられます。
まあ敵にも同じ事が出来る訳ですし、必ず押し勝てるかも不明ですのでそこまで信頼しても危ないかもですが。
さらにおまけとして潮が前の周回でスキャンしたデータは次の周回に持ち越せることが発覚。
この設定も何か上手く使っていきそうな気がします。
てか影の潮は有能すぎて、男性陣の活躍がマジでなくなりそうな勢いですわ(笑)
襲い来る絶望
と、まあここまではなんだか希望に満ちた展開ですよね。
実際ここまでの感触的には、ループ出来る事の利点を十二分に活かしていて、クリアするのに必要なフラグをどんどん回収しているようなイメージでした。
ここまでは!!!
コバマートでの戦いは前回経験しているので、予想外の事は起こらず、スムーズに進むはず・・・でした。
さらに前回の動きが全て分かっていますし、潮という強力な戦力もいます。
逆に言えば、本来なら失敗する要因の方が少ないはず・・・・。
しかし!!
突如窓から吹き飛んでくる南雲先生。
しかもその時点で片腕がない状態。
前回になかった動きと南雲先生という頼れる戦力がやられていることに、呆気にとられる慎平と潮(と読者)
ここはすでに今までの22日とは違うという言葉を残した南雲先生。
その最期は四本腕の影が振り下ろした、南雲先生のスレッジハンマー。
しかも顔面直撃で完全に潰れたトマト状態。
まさかの5週目は最速で南雲先生が死ぬという最悪の始まり(そして終わり)
おいおいどうしろというんだ・・・・。
慎平と同じ力
本来この時点では4本腕の影は登場して来なかっただけに超焦る慎平。
まあ実際既に南雲先生が死んでいるので、この時点でゲームオーバーは決まっていましたが。
さらに悪い事に、ハイネもループしている事が判明。
スキャンによって情報さえ読み取れば、慎平達が何をしてきたかも分かるという逆チート状態。
なんかもうこれってめちゃめちゃ無理ゲーじゃないかなって感じますよね。
散々ループしてレベルを上げて、新たな仲間(潮)を加えて、新しい装備品(潮の逆侵食、前回のコピーのデータ)ゲットして、万全の状態で中ボス戦に挑んだら、そこにはラスボスがいて、先制攻撃で仲間が一人死んじゃって、回復アイテムも持ってない。
しかも実の所相手もレベルアップしてたし、装備品もパワーアップしてて、手も足も出ません・・・・って感じですよね(笑)
根本的に4本腕だけでも恐らく全戦力をつぎ込んでも勝てる保証がないってのに・・マジでどうすればいいのか・・。
さらにおまけとして根津さんの理論である、影に3本ネイルガン打ち込めば動きを止められる説も通用しない事が判明。
一応四本腕には銃でのダメージは入っていたので、ショットガン数丁でまとめ撃ちすれば何とかならない事もなさそうですが、現実的じゃないですしね。
しかも大体敵もコピーしちゃいますし。
そして6週目
結局5週目はどうにかこうにか潮のナイス判断で慎平の首を刎ねる事でループすることに成功。
今までは得るものが多かったループなだけに、殆ど新情報がない、というよりはむしろ絶望を味わっただけです。
とりあえず無茶な攻めが通じないということが分かった訳ですね。
とりあえず6週目に入る前に南雲先生=南方ひづると弟の竜之介の過去がしっかりと描かれますがそこの部分は今回割愛します。
慎平がひづると竜之介、ハイネの過去を知れたことは重要な事ではありますが、戦況を動かすほどの武器にはならないでしょう。
過去の記憶はひづるが島を出る所で終了。
そこでようやく6週目のスタート地点に。
しかしその開始地点は5週目のコバマート突入直前。
何の対策なしに突入すれば全滅が決まっているので、突入は中止。
とりあえず南雲先生が生きている状態に戻れたのがせめてもの救いです。
とはいえ、小早川一家を倒せなかったという事は彼等が失踪しないということでもありますが。
現状でループの開始地点は7月22日の18時。
最初は午前中だったので、毎回1時間から2時間程度ずつ進んでいるイメージでしょうかね。
同じくループしていたハイネもループの始点が遅くなっていることに気づきます。
この場面で普通に食卓を囲んでいる四本腕の強烈な違和感がめちゃめちゃ恐ろしいです。
そして更に敵サイドの考察は進み、ループする度に慎平の力が弱まっていると断定。
慎平を殺し続ければ、いずれその力を無くしてループが不可能となり完全な死を迎える。
だから今までのように待ち受けるのではなく、殺して慎平の命を削り取ったほうが簡単だと判断します。
この冷静な考え方も恐ろしい所ですよね。
今まではなんだかんだ慎平サイドが無茶な攻めをした結果死んでいるような状態でしたから。
夜にでも強引に襲ってこられたら絶対に勝てないでしょ、これは。
しかも今回の事で何が辛いかというと、今まで当てにしていたデータが一気に何も使えなくなっていくことです。
少なくとも4週目では7月23日に相手側に突入するまでは安全と言えましたからね。
(影の澪さえ倒せれば、ですが)
まさかここへ来てループの力を相手側に利用される展開になるなんて、絶望しかありません。
マジで、どうやってこの窮地を攻略していくのか、
さっぱり攻略法が見えませんね。
この先相手から仕掛けてくるパターンがあるかもしれませんので、先がさっぱり読めません。
それを活かして反撃とか出来れば良いんですが、基本的に4本腕が強すぎるんですよね。
一体どうなっていくのか。
ここから先、落ち着いた展開には中々戻れなそうですし、ループものなのに、今までとは全く違った物語になっていきそうです。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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