ワールドトリガーネタバレ考察 キャラクター考察編 最初の狙撃手 東春秋

こんにちは。
くろいとりと申します。
連載再開してジャンプSQに移籍してからも、ますます読者の予想を裏切りつつも、大満足の展開を続けてくれている
「ワールドトリガー」
今回はそんなワールドトリガーの登場人物である
「東春秋」
に注目してみました。
序盤から活躍していた東さん。
大規模侵攻編辺りから出来る人オーラを漂わせていました。
しかしそれは後に続く東さん万能説の始まりにすぎなかったのです(笑)
初登場
東さんの初登場はボーダーの入隊式の時。
監督役を務める嵐山隊の佐鳥のフォロー役といった形で参加していました。
千佳が試し撃ちをする時に「撃ったあと走らなくていいんですか?」というその時点でのC級隊員には謎の発言をした際も、その真意を解説するのは佐鳥ではなく、東さんでした。
やっぱり佐鳥がそういう説明をするよりも東さんがやってほうが効果的ですよね(笑)
さらに基地の壁を破壊して責任を感じていた千佳に「全責任は佐鳥にある」と強く断言してのフォロー。
ギャグっぽい描写ではあったものの、この時千佳はかなり焦っていたはずなので、かなりのナイスフォローと言えそうです。
何気に東さんも顔の横に星を出せるキャラだったんですね(笑)
大規模侵攻編VSラービット
大規模侵攻が始まってから割とすぐに集合した東隊。
順調にトリオン兵達を撃破するも早々に新型トリオン兵のラービットと遭遇。
奥寺は若干相手をナメてかかって隙を見せたこともあり、強烈な一撃を喰らい、小荒井はカッとなって東さんの指示を聞かずに特攻。
しかし完全に相手にならず捕獲されてしまいそうに。
完全にテンパっていたため自主的ベイルアウトも出来ず。
しかしそれを助けたのが東さん。
アイビスでの一撃さえもラービットの硬い腕の装甲に阻まれますが、そこは機転の効く所。
狙いをラービットから小荒井に変えて、小荒井の頭をヘッドショットすることで無理やりベイルアウトさせるという荒業を見せてくれました。
判断力の高さを感じますよね。
大規模侵攻編VSランバネイン
そしてランバネイン戦。
突如現れた人形近界民ということで、一旦引いて戦おうとしますが、前に出ていた茶野隊はランバネインの一撃で撃破され、退く所でさらに太一も撃破。
続けて東さんも狙われますが、そこは東さんの釣りで、荒船隊の3人による集中狙撃が狙い。
しかしそこまで読んでいたのがランバネイン。
撃ち合いの強さは圧倒的で、カウンターの攻撃で荒船隊の二人も撃破されます。
この後A級の出水、緑川、米屋が合流。
ここから反撃が始まります。
直接的にランバネインを追い詰めることになったのは彼等3人のおかげではありますが、攻めるポイントを見極めて指示をだしたのは東さん。
戦力の使い方を分かっての指示はやはり流石ボーダーで一番の指揮能力の持ち主ですね。
B級ランク戦でそれぞれの部隊を見てきた後で改めてこの戦いを見ると、やっぱりランバネインってとんでもなく強いですよね。
ケリードーンは普通に黒トリレベルのような気がします。
ランク第2戦解説
デビュー戦で8得点というスタートをきった玉狛第二の3人が揃って初の戦いということで、注目度も高かった第2戦の解説を努めた東さん。
非常に落ち着いた解説ですが、それ以上に先が読めています。
荒船隊という狙撃手3人の隊がいるのにも関わらず狙撃手有利のマップを選択した玉狛第二。
そしてその狙いは、狙撃手がいない諏訪隊を荒船隊にぶつけるというもの。
東さんはその玉狛第二の狙いを先読みしていました。
もちろん自らが狙撃手であるというのも大きいのでしょうが。
さらに太刀川隊の太刀川も出水も東さんの解説を楽しみにしているくらいなので、ファンも多いことでしょう。
何よりわかりやすい解説は成長のヒントにもなりそうですからね。
最後に小寺が解説のフォローをしたことをネタにして軽く笑いも取るという余裕。
圧倒的な落ち着きっぷりはまだ25歳とは思えませんね(笑)
ランク戦第4戦
そして玉狛第二と東隊も参加したランク戦の第4戦。
隊長としての東さんは、二人の隊員に助言はするものの、決定するのは二人にやらせるという素晴らしい上司っぷり。
あくまでも戦場では自分の一つの駒であるという認識が流石であり、敵に回したくないなぁって思いますね。
それでいて始まった戦いでは修を割と強引な壁抜き狙撃で早々に撃破。
そしてここで初めて東さんが以前A級1位の部隊を率いていたこと、そして「最初の狙撃手」であることが明らかになります。
ここまで出来る人オーラを出していた東さんでしたが、まさかここまで凄い人だと予想していた人はいないのではないでしょうか?
さらにB級1位と2位のエースを持ってしても、待ちに徹した東さんを捉えることは出来ないということで、まさかのタイムアップとなりました。
そう考えると東さんに狙われたら恐ろしいですよね。
ちなみにランク戦という事で東さんだけでなく、奥寺や小荒井の活躍も良かったです。
大規模侵攻編ではまるで良い所が無かっただけに、問題ない相手だと思われていましたが、そのイメージを一気に回復させた感があります。
ランク戦第7戦
再び玉狛第二と東隊の戦いともなった第7戦。
今回はマップ選択権が東隊になかったこともあり、相手の狙いを考えつつ対策を立てる奥寺と小荒井。
そしてその様子をやっぱり温かく見守る東さん。
試合が始まると、今回は4戦目と違い前半と特に潜んでいる感じでした。
影浦隊、鈴鳴第一、玉狛第二の潰し合いの様子を伺っていた形で、結果として玉狛第二と東隊が全員生き残っての終盤を迎えました(修はすぐにトリオン漏れにてベイルアウトしましたが)
そこからは東さんとの心理戦の部分が多く出てきました。
まずはダミービーコンでの撹乱。
しかしそれは千佳のメテオラによってある程度片付けます(ついでに奥寺もラッキー撃破)
それによって逆に千佳が撃てるようになった可能性を考えなくてはならず、今度は東隊というか奥寺と小荒井が戦闘を続けるか、撤退するかの判断を迫られることに。
難しい選択でしたが、奥寺と小荒井がそれぞれ冷静に撤退を選んだことで、戦いは最終局面へ。
ここからはある意味で東さんの独壇場とも言える展開で、心理的な揺さぶりで結果としては玉狛第二を分断。
誘いに乗ってきたヒュースをバッグワームを使っての身代わりの術作戦で撃破。
ヒュースが撃破されるのと引き換えに東さんの足を削れなかったら、戦いはどうなっていたかも分からない形になっていたでしょう。
試合後には、奥寺と小荒井がサブトリガーを制限していた事が明らかになり、それでこの順位にいることでさらに東さん株が上がりました。
東さんのネームバリュー
戦いを終えた修の耳に飛び込んできたのは、ヒュースが近界民であるという噂が出ているというもの。
隊長としてやるべきことをやろうとメディア対策室へと向かった修を迎えたのは、根付さんと東さんでした。
すでに対策をとっていた根付さんの策は、噂を否定するのではなく、噂を上書きするというもの。
そしてその噂の上書きを、東さんの名前で流すという、東さんの名前の信頼度があってこそのもの
おそらくこんな風に名前を使える人はボーダーでもほとんどいないような気がします。
名前だけで言えば、迅さんや嵐山さん辺りもイメージは良さそうですが、迅さんはC級との絡みがなさそうですし、嵐山さんは広報部隊ですし、何よりも本人が嘘をつけなそうです。
そうなるとやはりC級にも顔なじみがあり、実績があり、A級、B級にも信頼されている東さんしかいないのでしょうね。
まとめ
ワールドトリガーのキャラクター達は、大体が後々株を上げていくパターンが多いです。
そういう所も遅効性SFと呼ばれる所以の一つかもしれません。
そしてそんな中でも恐らく断トツで株を上げてきたのが東さんでしょう。
C級隊員から本部の上層部の面々まで顔が利く東さんは今後もさらに株を上げていくことになりそうです。
いずれ来る近界遠征編にもやっぱり居て欲しい存在ですよね。
今後も東さんの活躍に注目したいです。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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