ワールドトリガーネタバレ考察 城戸司令の真の目的とは?

こんにちは。
くろいとりと申します。
ワールドトリガーに登場する
「城戸正宗」
ボーダーの最高司令官として圧倒的な存在感を放つ彼。
旧ボーダーの設立メンバーであり、現ボーダーの最高司令官。
こちらの世界と近界民の橋渡しを目的にしていた旧ボーダーとは真逆の道へ進んだ城戸司令の、
「真の目的」
とは一体何なんでしょうか?
幾つかに分けて考えてみます。
迅の未来にその目的が視えているのか?
城戸司令は登場するなり相手が修や遊真といった少年達を相手に、割と容赦ない感じで攻めてきました。
遊真の黒トリを奪おうとしたり、そのために迅を使おうとしたり、A級部隊をぶつけようとしたり。
それらは迅や忍田本部長などによって事なきを得ました。
A級でも迅を倒せなかった事で、次の刺客として同じ黒トリ使いの天羽をぶつけようとします。
しかしそこで登場した迅は黒トリを返還するのと引き換えに遊真のボーダー入隊を認めさせます。
そこで迅の口からでたのが、「うちの後輩達は城戸さんの真の目的のためにもいつか必ず役に立つ」という発言。
この言葉は、迅が数ある未来の中の一つとして視たから言えたことであり、同時に旧ボーダー時代からの付き合いがある迅だからこそわかったことなのではないでしょうか。
「俺のサイドエフェクトがそう言ってる」
迅はいつものように決め台詞を言っていましたが、全てが視えた訳ではないはず。
だとするとやはり自分で予想している部分もあるのではないでしょうか。
やはり5年ちょっと前の戦いを知っているのであれば、その時に城戸司令が何を想い、何に悲しみ、何に怒りを覚えたのかを少なからず理解しているはずです。
旧ボーダーの人間関係の部分を知っているのであれば、城戸司令が変わってしまった理由も、真の目的もある程度はわかるのではないかと思います。
予知の部分はあくまでも、それらの考えを補助する程度の物で、ほんの少し何か関係しているものが視えた程度なのではないでしょうか。
まあそもそも迅に未来がどのように視えているのかわかりませんしね。
映像として視えたとしても、その意味まではわからないはずですし(太刀川真っ二つの件からしても)
同盟国との約束と失った仲間達
同盟国との関係
5年と少し前に旧ボーダーは同盟国のために戦う事に。
それが約束であり、放っておけばこっちの世界まで巻き込まれるかもしれなかったから。
何とか撃退したものの、被害は大きく19人の内10人が亡くなってしまった。
そしてそのうちの何人かは黒トリガーになった。
同盟国との関係が今どうなっているかも難しいですよね。
約束を果たす為に戦った訳ですから、例えこちら側の被害が大きかったからと言っても、別に彼等との関係を解消するような必要もないはずですし。
しかしそれにしてはゆりさんから情報が入るまで全くその話に触れられることもなかったですよね。
やはり戦いを終えてから、同盟国との関係が悪くなった、もしくはすっぱり解消したということでしょうか。
同盟していたのは3つの国のはずなので、それらがどうなったのか気になりますね。
もしかすると戦いの中で何か裏切りがあったとか、仲違いする何かがあったという可能性はありそうです。
亡くなった人達
同盟国と共に戦った旧ボーダーの一同。
亡くなったのは10人。
甲斐学、脇坂イブキ、最上宗一、鈴村基紀、梅咲鉄弥、千尋麟太郎、相馬健吾、行方楓、平良響、風間進
最上宗一は迅の師匠、そして風間進は風間蒼也の兄です。
その他のキャラクターについては今まで全く本編に登場していないはず。
BBFを見ても多分関係ありそうな名前も出ていないと思われます。
そしてここで亡くなった人達が城戸司令に影響を与えていそうです。
普通の漫画や小説なんかで考えると、大切な人(女性)の死をきっかけに復讐に走るというのはありがちですよね。
ですが、このメンバーの感じだと、そういう存在はいなさそうです。
そうなると最上宗一にとっての迅悠一のような存在が城戸司令にもいたのか。
まあ写真の中であれだけ笑顔だった城戸司令なので、あそこに写っていた全員が彼にとって家族のような存在だったとも考えられます。
だとすれば復讐心にとらわれる事になってもおかしくはないですかね。
とは言っても城戸司令が、亡くなった人達の敵を討つといったようなシンプルな目的の為に動いているとは思えません。
彼等が亡くなったのは、きっかけの一つで直接的な原因ではないのかもしれませんね。
修達が役に立つ事とは
迅さんが遊真をボーダーに引き入れて以降、大分丸くなった印象の城戸司令。
それは遊真がボーダーに加わって、玉狛第二という部隊が生まれた事が原因なのでしょうか?
実際に今の所、玉狛第二のメンバーが本部にいい影響を与えた事と言えば、
遊真をボーダーに入隊させるために迅さんから風刃をゲット。
遊真(レプリカ)から近界の情報を大量にゲット。
千佳が本部の壁を撃ち抜いた事で、その後の大規模侵攻時に壁が厚くなり被害が小さく収まる。
大規模侵攻編での活躍色々(千佳が狙われた事で被害が小さくなった部分も)
大規模侵攻編後の修の記者会見(矢面に立ってくれた事と、遠征の計画がスムーズに進んだ)
遊真のサイドエフェクトが色々と役に立つ。
非常にざっくりですが、こんな感じです。
この中で城戸司令に直接影響を与える事があるのならば、やはり遠征の計画がスムーズに進んだ事でしょうか。
ボーダー的には計画を新たなステージへ進める効果が高かったと思いますが、それが城戸司令的にはどうだったのかはイマイチ不明です。
そう考えるとまだ遊真達は城戸司令の真の目的の役にはそれほど立っていないということでしょうか。
うーーん、難しいですね。
まとめ
色々と考えてみたものの、やはりまだ何とも言えないですよね。
単純な復讐のような感じではないと思います。
5年前の戦いで決定的に城戸司令の考えを変える何かが起こったのだと思います。
旧ボーダーの考えと真逆のスタンスになった以上は、同盟国と何か問題が起こった可能性が高いでしょう。
決定的に考え方が違ってしまったのか、もしくは何か大きな裏切りがあったのか。
どちらにしてもそこには今の城戸司令が考える真の目的と大きな繋がりがあるのでしょう。
おそらく城戸司令の真の目的が明かされる事になるのは、ワールドトリガーの物語の終盤でしょう。
その時が来るのが楽しみですね。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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