今週のジャンプネタバレ感想 WJ28 呪術、アクタ、火ノ丸相撲、他新連載4作品について
- 2019.06.14
- 漫画
- WJ28、ジャンプ、ワンピース、呪術廻戦、チェンソーマン、アクタージュ、火ノ丸相撲

こんにちは。
くろいとりと申します。
今週のジャンプで気になった作品について書いていきたいと思います。
今週のジャンプ感想WJ28
ONE PIECE
ワンピースについては別記事で↓
今週のワンピース最新話945話ネタバレ感想 ビッグマムの規格外の力とクイーンが心配な件
約束のネバーランド
毎週読んではいるものの、特に最近はついていけていない約束のネバーランド
見開きページで背景が変化していく演出とか、めちゃめちゃ漫画的な迫力があって凄いですよね。
しかし思い切りファンタジー感が強くなってるような気がするけど、どんな感じでまとめていくんでしょうか。
今更ながら進撃の巨人っぽさも感じます。
鬼滅の刃
童磨さんの強さが半端じゃないですね。
なんかドラゴンボールのセルみたいに、自分と同等の力を持った分身みたいなの出してるし。
接近戦でも強くて、まともに呼吸するだけでダメージ喰らって、遠距離でも戦えて、更に分身も出せる。
当然再生力も高くて、その上頭も良くて、バトルマニアな一面もある。
普通にやってたら絶対に勝てない相手ですよね。
今回しのぶさんが残していった毒が効いてきた感じですが、逆に言えばこういう方法以外では勝てない相手なのではないでしょうか。
アクタージュ
千世子サイドが描かれた今回。
本当に牛丼屋に行っていた千世子と阿良也が面白いですね。
全く隠れる気もないという(笑)
千世子が王賀美を目指して育てられたという事で、より今回のメインキャストの関係がごちゃごちゃしてきましたね。
お互いにどう思っているかまとめると
夜凪 →千世子 ライバルとして負けたくない。
→阿良也 尊敬している舞台の仲間として負けたくない。
→王賀美 共演する者として自分の力を認めさせたい。
千世子→夜凪 同世代を生きる女優として、そして自らが主人公であるためにも負ける訳にはいかない
→阿良也 夜凪に勝つためには仲良くするのも仕方ない。
→王賀美 偽物である自分が本物となるために、本物を超えるために勝たなければならない相手。
阿良也→夜凪 当然ながら負けたくない。
→千世子 自らが世間に認知されていくためには倒したい相手。しかし今は自分の為にも協力。
→王賀美 阿良也から見ても驚異的な存在。もちろん同じ役をやる訳で特に負けたくないはず。
王賀美→夜凪 お皿(笑)
→千世子 名前も覚えてない
→阿良也 特になさそう。千世子よりは興味がありそうかな。
こんな感じでしょうか。
かなり適当ですが。
殻付き卵を丸飲み→吐き出す
という苦しい経験を演技に活かそうとする千世子の執念。
ピッコロ大魔王かよってちょっと思いましたけど。
吐き出すという行為で言うと何回か前のチェンソーマンも思い出しますね(笑)
夜凪や阿良也の得意とするメソッド演技をマスターした千世子ですが、それが良い方向に進むのか微妙な気もしますね。
星アリサが心配しているのは、千世子がメソッド演技に深く入り込んでいって戻ってこれなくなる事なのでしょうか。
学校編でそれらの問題をある程度解決した夜凪と違って、千世子にはそういう場所がなさそうですので、メソッド演技を使う事での危険性は断然強いのかもしれませんね。
火ノ丸相撲
優勝決定戦に進むことが出来るかどうか、すべてがかかった草薙と刃皇の戦い。
しかしやはり刃皇の強さが際立ちました。
引退を宣言してるくせに歴代最強横綱なんだからマジで迷惑なレベルの強さです。
しかしそんな刃皇を相手に、国宝世代のみんなから託された事で最後まで足掻いた草薙。
こういうのも良いですよね。
全く綺麗な勝ち方じゃないので、草薙の株が上がる訳でもないのですが、それでも勝てた事に意味があります。
刃皇の引退を国宝世代のみんなが阻止しようとしている所が良い感じに表現出来ているのではないかと思います。
そしてそれによって刃皇の株をあまり下げずに、それでいて刃皇のやる気を更に引き出して次へ進めるので上手い展開と言えるでしょう。
どうしても最終日に同星になる展開だと、鬼丸が優勝する時に一日に2敗しないとならない訳で、鬼丸が勝ったとしても感動しづらくなっちゃいますからね。
さっきも刃皇別なやつに負けたじゃん!!!
ってなったら冷めちゃいますし。
なのでこういう流れになるのは、一番いい展開なのでしょう。
ずっと封じ込めていたような無道が檻から出てきていたので、次に当たる大包平はヤバいことになりそうです。
もちろん大包平が頑張って良い勝負に持ち込む可能性もあるっちゃありますが、そうだと刃皇も疲れちゃいますし、敗れたばかりの刃皇の強さが分かりづらくなっちゃいますし。
鬼丸戦までに刃皇の強さを更に描いておいて、やっぱり刃皇が最強だという雰囲気を感じさせた上で鬼丸が挑む形になった方が盛り上がりますからね。
冴ノ山と鬼丸の戦いもめちゃめちゃ感動できるものになりそうで、期待大です。
呪術廻戦
しばらく続いていた虎杖達3人の任務が今回で終わった感じとなりました。
九相図兄弟の絆みたいなものが描かれていたので、虎杖には少し辛い展開でしたね。
このシリーズの後半の主人公(前半は伏黒)となった釘崎野薔薇は、どう考えても悪役みたいな表情だったり、悪役が言いそうなセリフをどんどん口にしてたりとめちゃめちゃ盛り上げてくれましたよね。
覚醒もしましたし、その能力の強さも見せつけましたし。
しかしこういう展開になると、なんで九相図の長男はのんきに真人達とボードゲームやってたのかが疑問です。
宿儺の指の回収自体がそれほど大した任務だとは思っていなかったからなのか、それとも真人達から情報を手に入れようとしていたのか。
どちらにしても九相図兄弟の絆の強さを見てしまうと、長男の後悔も相当強くなりそうですし、それ以上に虎杖達への恨みが強くなるでしょう。
すぐに虎杖達を狙う事になるのか、それともあくまでも真人達の手駒として使われるのか、気になりますね。
真人がめっちゃ悪い表情してたので、また悪いこと企んできそうです。
地獄楽
画眉丸の人間味を感じる所や、奥さんがとにかく可愛い所など読み切りながらも、地獄楽の魅力が詰まっていましたね。
やっぱり凄くリアルな忍者(っていうのもおかしいけど)を描いていますよね。
忍の世界の厳しさとか、そういう部分が魅力です。
画力もめちゃめちゃ高いですし、本誌で連載しても全然大丈夫な作品だと思います。
まあ今は本誌もダークな作風の作品が多いので、潰し合う感じになるかもしれませんけどね。
非常に面白いので沢山の人に読んでもらいたい作品です。
チェンソーマン
今週のチェンソーマンはあまりにもヤバすぎたので別記事で↓
チェンソーマン最新話25話ネタバレ感想 姫野先輩の壮絶な最期に涙・・を流してる場合じゃない!!
最後の西遊記
画力も高いし、世界観も良いけれど掲載順位が下がってきた最後の西遊記。
やはり序盤の説明の多さや展開の遅さが足を引っ張ってしまったのでしょうね。
龍之介が覚醒した場面は物凄く素敵なシーンで、演出も見事だったと思うので、凄く残念。
やっぱり主人公が10歳に満たない少年っていうのも良くない気がしちゃいます。
別にもうちょっと上の年齢でも成立してたんじゃないかなぁ。
まあそのおかげで、今回のキスシーンが良くも悪くも印象に残りましたけど。
キスシーンとかが少ないジャンプ作品において、最も若い二人でのキスシーンなのではないかな(笑)
先週までの新連載4作品について
そしてここからは、先週までの新連載4作品について。
個人的のは全体的に今ひとつグッとくる作品はありませんでした。
ここまでだと、
1将棋
2忍
3サムライ
4ラグビー
っていう感じです。
ふたりの太星は自分が最近将棋にハマってるせいもあって割と注目しています。
とはいってもそんなに将棋がメインの漫画でもないですよね。ここまでは。
入れ替わりを上手く使って物語を進めるのかと思ったら、そうでもなかったですし。
キャラクターとしては面白い所も多いので、もうちょっと将棋をちゃんと描いて欲しい気もします。
トーキョー忍スクワッドはとりあえず絵が安定して上手いですよね。
ストーリーや展開的には、特に目新しい感じはしないです。
何故主人公の隣に立つポジションの子がタイ人なのか、この辺に意味があるとも考えづらいですし。
近未来の設定ですが、それもあまり効果的に働かなそうですし、忍である意味もそんなに感じない。
もう少し驚きが欲しいと思っちゃいますね。
サムライ8は新連載の中では圧倒的に注目度が高かったと思います。
NARUTOの岸本先生原作という事で期待値も高かったですよね。1話目も70ページ超えの大ボリュームでしたし。
しかしながら、SFという事もあり、設定の部分が分かりづらいですよね。しかもかなり。
作画もNARUTOっぽさはありますが、イマイチ登場人物達が何をしてるんだかはっきりしないように思います。
特にバトルシーンで何が行われていて、どうやって勝ったのかが分かりづらいのはダメな気がします。
1話目の一番肝心なトドメのシーンが特にで、読んでて???ってなっちゃいました。
それでも1話目の八丸と父の関係の部分などはやっぱり泣かせてくれますし、2話目と3話目に出てきた八丸と仲間になるであろうキャラクターのやり取りも悪くないと思います。
独自の設定についての説明をもう少しわかりやすく、バトルの部分もわかりやすくしてくれたら、もっと楽しめるような気がします。
そしてビーストチルドレンですが、全体的にピンと来るポイントがないですね。
設定の部分で色々と失敗している印象です。
やはり主人公がラグビー大好きと言っているのにも関わらず、全く何も調べていない部分や、独自の練習しかしていなかったりとか、気になる点が多すぎます。
1話目で主人公がラグビーをやったよ、と親友に言ってますが、あのラグビーの練習の一つをやっただけでラグビーをやったと言い張っていいのだろうか・・・
2話目でも結局別にラグビーをまだちゃんとやっていないのに、いかにもラガーマンとして話しているのも違和感を感じます。
3話目で、ラグビー部の連中が、キャプテンが来るまで適当なプレイをしているのもよろしくないと思います。
そんなんでいいのかよ、と突っ込みたくなります。
せっかくラグビー漫画であるのにも関わらず、ラグビーがどんな競技であるのか全く説明されていないのも気になる所です。
おそらく今年ワールドカップがあるとはいえ、ラグビーの詳しいルールを知っている人もそれほどいないはず。
どうせならそういう部分を早めに描いて欲しいと思います。
そもそも主人公がラグビーで活躍出来るような能力がどこにあるのかはっきりしません。
火ノ丸相撲とかハイキューとかだったら、小さいけれども〇〇みたいな所があります。
アイシールド21とか黒子のバスケとかも主人公に特徴がありますよね。
この作品の場合は今の所、深い集中力がある所くらいしか見当たりません。
深い集中力はもちろん大事でしょうけれど、別にじゃあラグビーじゃなくてもいいよねって思います。
長々と良くない点を書いてしまいましたが、とりあえず、一話目のモノローグ的なのは良かった気がします。
面白そうな雰囲気が出てました。
ということで、4作品の内どれだけがこの厳しいジャンプの生存競争を生き残れるかも注目です。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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