小説「天気の子」ネタバレ感想!!キャラクターの内面が描かれた良作!!

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こんにちは

 

くろいとりと申します。

 

 

映画「天気の子」を観てきて物凄く面白かったんですが、それと同時にモヤモヤとした気持ちが残っていました。

パンフレットを読んで少しだけ納得出来たような気がしましたが、それでも続くモヤモヤ。

 

少しでもその気持ちに答えをあげたくなったせいか、

 

小説「天気の子」

 

も読んでみました!!

小説版「天気の子」

 

 

当然ながら基本的な内容は映画とほとんど変わりません。

映画で語られていないような事についても、小説版で追加されたりもしていないはず・・・です。

 

以下ネタバレあり

 

 

 

 

映画ではほとんど主人公である帆高目線で物語は進んでいきます。

小説版でももちろんそうなのですが、場面ごとに語り手となるキャラクターが変わったりするので、映画ではほとんど心理描写がなかった須賀や夏美の内面が描かれていたりするのが小説版の魅力と言えそうです。

特に夏美の語りの部分は結構ボリュームがあって、非常に良かったと思います。

大人と子供の狭間に立つ彼女の在り方みたいなものが彼女の良さであり、きっとこの先無くしていってしまうんだろうなとか、考えさせられます。

 

 

 

小説版で明らかになる事などを強いていえば、

 

帆高が島での生活の頃に、父親に暴力を振るわれた事がある

須賀の亡くなった奥さんの名前は明日花

事故で亡くなった明日花さんについての話は複雑で重すぎて、辛すぎるもの。

島に戻った帆高は意外など程に当たり前の生活を送っていた

東京の3分の1が水の下に沈んだものの首都であり続けている

帆高は大学を農学部に決めた

あとがきを新海監督が、解説をRADWIMPSの野田洋次郎さんが書かれている。

 

 

この辺が小説で明らかになる事とおまけ要素でしょうか。

まあ映画も一度しか観ていないので、この辺についても語られていたかもしれませんが。

 

 

一番気になっていたのが、帆高がどうしてあれほどまでに島を出ようとしていたのか?という部分。

小説版にも別に理由は描かれていませんが、一応父親に暴力を振るわれていたシーンがありました。

とはいっても、日常的な暴力という形ではなさそうですね。

一応島に戻ってからは何事もない生活だったようですし。

 

帆高にとっては良い父親とは言えなかったのでしょうが、どうしようもない親だったとも言えないくらいの人だったのかなぁ。

カッとなって手を出してしまうような。

まあそれがきっかけで島を飛び出したようにも思えますけど・・。

 

この部分については新海監督が意図的に描かないようにした部分なのでこれ以上の情報は今後、アナザーストーリーなんかが描かれる事になったとしても描かれないでしょうね。

 

 

そして須賀さんの亡くなった奥さんの名前は明日花さんでした。

映画でこの名前出てきましたっけ?

まあどちらにしても、彼の会社であるK&Aという名前は、圭介と明日花という二人の名前を使ったものなんですね。

 

夏美の語りで、奥さんである明日花さんの話が物凄く重くて辛いものだという事が明かされました。

おそらくその辛い事件が須賀の心を大きく変えていったのでしょう。

アナザーストーリーなんかで描かれて欲しい部分ですね。

もしかしたら本編に勝るとも劣らない長編になったりするのかも。

 

そして東京は3分の1が水に沈んだものの、それでも首都である事は変わらないようです。

流石にたくましすぎるだろって思いますけどね(笑)

実際にもしもそんな事があったらどうなるんだろうって考えたりもしますけどね。

近年の災害なんかを見ていると、全てが単なる夢物語であるとも言い切れない気もしますから

 

 

そして帆高は大学では農学部に入ることに

気候が変わってしまった今の時代に必要な事を学びたかったようです。

事件があってからずっと考え続けてきた事でしょうからね。

頑張って欲しいものです。

 

小説版にもちゃんと前作「君の名は」の主人公である立花瀧と宮水三葉も登場していました。

映画を観ている時にも思いましたが、せっかく隕石の落下から生き延びて(二人にその記憶はもうないだろうけど)おそらく東京で付き合っていただろうに、こんな事になって可愛そうでもありますよね。

特に三葉にとっては憧れてた東京だったのに、まさか水没してしまうとは・・

 

今作で東京が沈んでしまったので、新海監督の次回作なんかにどう影響があるか気になりますよね。

一応言の葉の庭から世界観はずっと繋がっていたはずですし。

もしも次回作に東京が無事な形で出てきたら、完全に別の世界線での出来事になるのでしょうね。

 

新海監督のあとがきの部分では小説版の在り方などについて書かれていました。

そしてその小説版の解説を務めたのがRADWIMPSの野田洋次郎さん。

お二方とも物語のラストシーンについて触れられていました。

そこで流れる「大丈夫」という楽曲が「天気の子」という作品において非常に大きな役割を担っているというのが素晴らしかったです。

決して普通のハッピーエンドではないこの作品を最後にまとめたのは、確かにこの楽曲のおかげなんだろうなぁと感じました。

 

 

前作「君の名は」ではアナザーストーリーの小説が出てましたよね。

今作も色々と気になる所が多いので、是非描かれて欲しいです。

 

希望としては、

 

須賀と奥さんの出会い~辛い別れの部分

須賀のその後(二年半の間の出来事も)

夏美のその後(二年半の間の出来事も)

安井さんと高井の刑事コンビについて(本編だとなんか流石に印象が良くなかったですし、イメージ回復で)

凪のその後(二年半の間の出来事など。きっと最強で無敵の大人に育っていくはず)

帆高と陽菜のその後を少しでも

瀧と三葉が水に沈んだ東京でどう生きていくのか(もしくは糸守町に戻るか)

 

などなど。

「天気の子」のキャラクターは魅力的ではあるものの、それぞれが完璧ではなかったですので、その後が凄く気になったりしてます。

 

 

漫画版「天気の子」の連載も始まったようですし、そちらもちょっと気になりますね。

「君の名は」の漫画版も結構良かった気がしましたし。

 

 

万人受けするかは微妙な作品だと思いますが、やっぱりなんだか心に残る作品です。

映画館で観る価値があると思いますし、余裕があったらもう一回映画館で観たいなー!!

 

 

今回はここまで。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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