ワールドトリガーネタバレ考察 今までの伏線等を振り返る 3巻編 その①

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こんにちは

 

くろいとりと申します。

 

今回は3巻の前半部分を振り返ってみたいと思います。

未だに続くA級を目指す戦いがここから始まったと思うと中々感慨深い部分となっているような気がしますね。

 

 

ワールドトリガー3巻17話「迅悠一②」~21話「三雲修③」

 

遊真と迅

 

ボーダーが何人で来ようとオレとレプリカが負けるような相手はいない

 

これは遊真の、ボーダーに狙われたとしても大丈夫だという自信にあふれる台詞です。

しかしこの台詞に続けて、「一人だけいるか」とつぶやきます。

 

その一人というのはもちろん迅さんの事。

 

この時点では迅さんの戦闘描写もほぼされていない状態ですし、作中でも迅さんの能力がよく分かっていない状態でした。

しかしそれでも遊真は迅が黒トリガー(&レプリカ)を持った自分でも勝てない可能性があると考えていたのが凄い所ですね。

長年戦い続けてきた遊真の感覚的なものなのでしょうが、非常に的確な感じがしています。

 

 

とはいえ、実際に黒トリガー同士で戦った場合どっちが勝つでしょうか?

 

単純にトリガーの性能という点だけで考えれば、バランスよく優秀なのは圧倒的に遊真のトリガーでしょう。

近距離でも中距離でも戦えますし、能力の強化も半端じゃないですし、この時点では三輪の鉛弾もコピー済みですし、あらゆる局面に対応した万能さを感じます。

 

それに対して迅の持っていた風刃の方はというと、完全に攻撃に特化したもの。

この後の黒トリガー争奪編でも、「距離を詰めればただのブレード」とまで言われてしまったりと、その強さはどうしても使い手に左右される所があります。

 

なので能力だけで考えれば遊真の黒トリガーが有利なはずです。

 

が、敵の能力を知らない状態での一発勝負というのであれば、おそらく風刃を持つ迅が勝ちとなるでしょう。

遠隔斬撃の能力は圧倒的に初見殺し的な所が強いですからね。

迅なら間違いなく一発で仕留めると思われます。

 

逆に能力を知った状態であればやはり遊真が有利な気がしますが、未来視を持つ迅なので確実に勝ちきれるという程の差はないかもしれません。

 

父の残した言葉

 

遊真の父である空閑有吾はボーダーの事を、

こっちの世界と近界民をつなぐ橋になる組織

だと遊真に言っていたようです。

 

それがボーダーの初期の思想ではあった訳ですが、残念ながら現在のボーダーはそうとは言えない状況。

ボーダー創設してから有吾がいなくなり、色々な事があったのでしょう。

そしてそこにはボーダートップの城戸さんの考えの移り変わりの部分が大きいんでしょうね。

 

そしてその他にも有吾は遊真に対して3つの教えを残していました。

 

その1、自分の事は自分で守れ

その2、正解は一つじゃない

その3、親の言う事が正しいと思うな

 

その1とその2で凄くわかりやすくていい言葉を残しておいて、その3で落とすという素晴らしい教えです(笑)

じゃあ、その1とその2も正しくないのかもしれないじゃん(笑)

 

しかしそれだけ柔軟に物事を考えろという事でもあるんですよね。

だからこそ遊真は物事を公平に、客観的に見る事が出来る訳ですし。

 

まあ、これを6歳の息子に聞かせるというのが空閑有吾という人物の恐ろしい所なのかもしれませんが。

 

唐沢さん有能過ぎ問題

 

黒トリガーを持つ遊真をなんとか捕らえたい城戸さん。

遊真が空閑有吾の子供であったとしても、ボーダー内のパワーバランス的に、それを受け入れる事は出来ません。

 

とはいえこの時点ではA級の三輪隊が撃破されているという事もあり、黒トリガーである遊真をどうやって捕らえるかという事について上手くまとまりません。

そんな中で城戸さんが意見を聞いた相手が唐沢さん。

 

兵隊の運用については専門外である、と言いながらも的確な状況判断を持つのが唐沢さんの凄い所。

 

自分であればまずは取引を考える。

しかし奪い取るという方向で話を進めるのであれば、条件が整うのを待つべきだと。

そしてその条件というのは、遠征中のとっぷ部隊の帰還。

 

非常に冷静で、それでいて確率の高い方を選べる。

しかもそれはあくまでも第2候補の考えな訳で、唐沢さんに取引というやり方で交渉して貰えていたら、もっとスムーズに終わったんじゃないかと思ってしまうほど。

 

やっぱりラグビーやってる人は違いますね(笑)

 

空閑有吾と最上宗一の関係

 

近界民にもいいヤツいるから仲良くしようぜ主義の玉狛支部

そんな玉狛支部に遊真を誘った迅。

そこで遊真は林道支部長から父の知り合いだった最上宗一が残した黒トリガーを見せられることに。

 

頼りにしていた最上宗一が黒トリガーを残して死んでいた。

それは遊真にとって絶望的な情報でもあったんですよね。

 

そんな最上宗一は、ボーダーの創設メンバーの一人。

そして有吾の競争相手で迅の師匠。

 

ライバルとも言える関係の二人が揃って黒トリガーを残したというのも深いですよね。

 

多くの人に慕われた最上宗一が残した黒トリガーの風刃は、多数の人が起動出来るというクセの少ないトリガー。

そして遊真の命を救う為に作られた黒トリガーは当然遊真にしか使えないものでしょう。

 

それぞれが自分の命を黒トリガーに託した願いのようなものを感じますね。

空閑有吾と最上宗一がボーダー創設の頃にどんな関係だったのか見てみたいものです。

 

 

遊真の過去

 

4年前にまだ11歳だった遊真。

近界民同士での戦争に参加していた遊真は、その若さで普通に戦闘に参加していました。

描写的には当然今のような安定感はないものの、しっかりと活躍していたようです。

 

現在のボーダーのメンバーは11歳で活躍しているメンバーはいないようですし、そう考えるとやはり遊真は別格に凄いですよね。

実際には更に数年前から戦っているでしょうし、ボーダーのようにベイルアウトがないのだから常に命懸けだったはずですし。

 

 

しかしそんな中で敵が他所の国から雇ったという黒トリガーの使い手によって穴だらけにされた遊真。

そんな遊真を救うために、父である有吾が自らのすべての力を注ぎ込んで黒トリガーを作り、死にゆく遊真の体をトリガーの内部に封印。

それに変わる新しい体をトリオンで作ってなんとか遊真の命を繋ぎ止めるのでした。

 

そしてその時から黒髪だった遊真が白髪になり、そのトリオンで作られた体は成長することなく、11歳の体のままに。

さらに遊真は黒トリガーと共に、有吾が持っていた「相手の嘘を見抜く」というサイドエフェクトも受け継ぐ事になります。

 

トリガー内部に封印された遊真の本当の肉体。

その体は死にゆく寸前の状態で、今もなおゆっくりと死に向かっている状況。

つまり、何も出来なければいずれその肉体は死に、その時にトリオンで作られた体も消滅していく。

 

その死をどうにかしようとしていたのがレプリカ。

彼は遊真のお目付役であり、父の代わりのような存在なので、当然と言えば当然の事。

 

しかしそんなレプリカとは違って遊真は、自分の命を救うのではなく、黒トリガーから有吾を蘇らせようとしていました

この辺りが、空閑遊真という人間の凄い所ですよね。

 

自分が死にかけたのは自分のミスであって、父が代わりに死ぬ必要なんてなかった。

そうとまで考えられる遊真は、ある意味では命についての考えが人とはかなりズレているとも取れますよね。

死にゆく中で遊真に笑顔を見せた有吾。

遊真がその意味を知る時が来るのでしょうか?

 

遊真を殺した黒トリガーは?

 

遊真の過去で一番気になる所と言えばやはり遊真を殺した黒トリガーの使い手。

禍々しいオーラを纏っていて見るからに脅威的な力を持っているのが見て取れます。

 

これだけ強い黒トリガー使いが、この戦いでどうなったのかも描かれていません。

有吾が倒したという可能性もありますが、流石に遊真にすべての力を注ぎ込む程の余力を残して勝つ事は出来ない気もしますよね。

 

なので軽くやり合って相手を引かせたくらいが丁度いい所だったのではないでしょうか。

相手も雇われていただけでしょうし、有吾という危険な相手とリスクを冒して戦う必要もないでしょうし。

 

遊真にとっては有吾の仇。

話の展開的に彼が登場するような流れは中々難しいかもしれませんが、何時か遊真の前に姿を現すような展開になったらめちゃめちゃ熱いですよね。

 

ネバ友との再会は?

 

最新話の181話でも少しだけ登場してくれた遊真のネバ友であるイズカチャ。

彼女の事を遊真は何故か男と間違えたようです。

彼女は遊真よりも2歳くらい年上という事で、めちゃめちゃそれをネタにされたんでしょうね。

 

彼女の父であるライモンドと弟のヴィッターノ。

3人は有吾を亡くした遊真にとっても家族のような関係だったでしょうし、やはり再会を期待したいですよね。

 

まあこちらも話の展開的に中々登場は難しいでしょうね。

ボーダーの一員として彼等の世界に行くような事は中々ないでしょうし、彼等から会いに来るような事もないでしょう。

もしも登場するのであればワールドトリガーの物語のエンディングとかでしょうか。

 

全ての戦いを終えた遊真が彼等に会いに行くような。

 

修が「本当に戦わなきゃいけない時」

 

千佳の目的のために、そして遊真に生きる「目的」を与えるために、3人で部隊を組もうとした修。

その会話の中で一番気になったのが、修が口にした、

 

「自分がそうするべきと思った事から一度でも逃げたら、きっと本当に戦わなきゃいけない時にも逃げるようになる」

 

この言葉は修の考えを象徴するような素晴らしい言葉だと思います。

 

そんな言葉の中で思ったのが、修にとって「本当に戦わなきゃいけない時」とはどんな時なのだろうという事。

 

実力はないけれど、自分に出来ることを必死に探して戦う修。

しかし彼は何時も誰かの為に戦うヒーローといった感じで、彼自身がどうしても戦わなければならない理由って少ないですよね。

 

千佳には明確な目的があり、遊真はボーダーでやっていること全てが自分の為とも言えますし、後に仲間になるヒュースにもそれがあります。

 

修にとっては自分の為ではなく、千佳の為、そして遊真の為。

 

そんな彼に何時か訪れるであろう、「本当に戦わなきゃいけない時」

 

それが来て欲しいような、来て欲しくないような複雑な気持ちですね。

 

 

まとめ

 

という事で3巻の前半部分での気になる所をまとめてみました。

 

改めて読むとめちゃめちゃ密度が濃い内容となっていますね。

 

特に修達にとって大きな目的である「A級になって遠征部隊を目指す」というある意味でのゴールがこの時点で定められているのが凄いです。

しっかりと先を見据えて物語が作られているのを感じます。

 

 

3巻はまだまだ物語の序盤でありながら、かなり後々に繋がる情報が沢山あって、繰り返し読むことで新たな発見がありますね。

後半は玉狛第一メンバーの登場から、黒トリガー争奪編もスタートしていき、どんどん盛り上がっていきます。

 

 

今回はここまで。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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