チェンソーマン最新話33話ネタバレ感想!マキマさん再びの衝撃回に!!?

こんにちは
くろいとりと申します。
毎回ヤバいとしか言えない展開が続いている
「チェンソーマン」
今回はまた違った方面へとそのヤバさが広がっていました。
少年漫画でありながらも、単純な正義の構造ではないというのが面白い所でしたが、今回はそれ以上に恐さを感じる作りとなっていましたね。
気になる所をまとめてみたいと思います。
チェンソーマン最新話33話「作戦開始」
黒瀬君はちょっとツンデレ
未来の悪魔との契約を終えた早川。
そんな彼を乗せた車を運転してくれているのが京都から来ている黒瀬君。
マキマさんを迎えに来ていた時は頼りない感じでしたが、早川に対しては結構強気な態度だった彼。
年齢的には20代半ばくらいなのかなぁ。
そんな黒瀬君は公安あるあるっぽい質問を早川に投げかけます。
「アキ君は銃の悪魔を本気で殺せると思ってます?」
この質問って公安でめちゃめちゃ流行ってるというか、まともな人間かどうかを測る踏み絵のような役割があるような気がしますね。
ネジが外れているかどうかを確かめる基準みたいな。
更に黒瀬君はその質問に続けてめちゃめちゃ嫌味を言ってきます。
今回20人くらい殺した相手に負けてるのに、世界中でウン百万人殺した奴に勝てるとか思ってる??
俺達も銃の悪魔にめちゃめちゃにされて恨んでますけど、殺そうなんて思ってないですよ。普通に考えれば無理だし
正直アキ君見てるとムカつくんですよね。弱いくせに漫画の主人公みたいな目標掲げて。
この辺りって何となく少し前の自分なんじゃないかと思えちゃいますよね。
自分は諦めてしまったけど、早川は自分以上に辛い目にあってて、それでもまだ諦めていない。
だからこそ無性にムカついてしまう・・みたいな。
しかしそんなに煽られてもマイペースな早川。
「俺が負けて死んだその時に笑いに来てください」
これは相当格好良いですよね。
無理だとかそういう事ではなくて、今は突き進むしかない。
だから過程でごちゃごちゃ言わずに結果だけを見てくれ、と。
ジャンプ作品ながら王道の主人公ではないデンジの代わりに早川がしっかりと主人公をやってくれてますね。
そしてそんなやり取りの後に最後にデレる黒瀬君。
「アキ君!キミん事ムカつくけど応援しとくわ!!最後にこの言葉を贈る!!」
「特異課にはまともな奴がいないから気をつけな」
前半は自分の思いを託したような言葉。
そして後半は公安でよく使われるような言葉っぽいですよね。
ただしこの言葉には色んな意味が込められているようにも思えます。
まともな奴でいちゃ駄目だよ、という意味でも
まともな奴で居続けるんだよ、という意味にも取れるような。
まあもちろんそのままの意味でもあるんでしょうけれど。
どちらにしても結構優しくて良いやつだったので、今回ほとんど出番がなかった相方の天堂ちゃんと共に再登場してほしいものですね。
ヤクザにも強気なマキマさん
一方で何故かたった一人でヤクザ達の避暑地の別荘?的な場所に来ていたマキマさん。
彼女を囲むヤクザは公安襲撃事件に関わったヤクザと同じ組の者たちのようです。
そしてマキマと話すのはおそらくその組の組長。
彼としては自分達はあくまでも関係がなく、若い奴らが勝手にやったと言いたい訳です。
そしてその若い奴らは、沢渡を仲介にして銃の悪魔と契約をしてしまったようです。
契約の内容は、銃の悪魔に2万円払う代わりに契約者は銃と弾が貰えるというもの。
・・・・・銃の悪魔さん、安すぎませんか!!!???2万円って!!?
「悪魔の世界も金が必要なんかなあ」とか組長さんは言ってますが、必要だったら流石にもうちょい貰ってほしい所ですけども(笑)
まあ銃をばらまく事自体が目的なのであれば安くても構わないと言った所でしょうか。
そしてマキマさんがここに来た目的というのは、組にいる銃の悪魔と契約した人間の名前を知る事。
マキマさんには名前がわかれば殺せるデスノート的な能力がありましたので、こうやって情報を集めているんでしょうね。
そんなマキマさんの言うことを聞いて喋ろうとする組長さんでしたが、強欲なマキマさんは他の組の情報も求めてきます。
ここまでは冷静だった組長さんも流石にちょっと怒ってきます。
必要悪問題
よその組に情報を流した事がバレれば組同士での戦争となってしまう。
そんな風に考える組長さんでしたが、まるで聞く耳を持たないのがマキマさん。
ここまでは対等な感じで喋ってくれていた組長さんもそろそろ本音で喋り始めます。
彼が言い出したのは、必要悪の存在。
ヤクザが組同士で潰し合っていたら、その間に外国のマフィアが日本に入ってくる。
自分達も色々と悪さはしているものの、中国やロシアのマフィアの方がよっぽど酷い事をする。
それを止めているのが自分達の存在なのだと。
デビルハンターが悪魔から人間を守っているように、自分達ヤクザも外国人から日本人を守っている
というのが彼等の考える必要悪の存在理由。
しかしマキマさんはそれを真っ向から否定していきます。
どう考えても通常とは思えないやり方で・・・。
マキマさんの倫理観がやばい件
そこで紙袋に入った何かを取り出すマキマさん。
普通に考えれば情報を得るためのお金だと思いますよね。
しかしその袋にはいっていたのは、
ここにいるヤクザ達の、父や母、おばあちゃん、おじいちゃん、兄弟、姉妹、恋人、奥さん、の、目
一瞬ここで「えっ!?」ってなりましたよね。
そして次のページで本当に眼球が大量に入っててビビります。
まじかよ、グロいよ、こんなのキングダムでしか見たことないよ!
しかもその後のマキマさんの台詞がまた酷いです。
「安心してください。公安には目を元通りに出来る人がいます。ご協力していただけるのならその人を紹介します」
うーん、突っ込みどころが多いです。
まず、この眼球持ってきている時点で安心出来ねぇし!!
紙袋にそのまま入れられて誰のものかもわからん眼球治せる公安スゲェな!!
ご協力いただけるのならって、完全にただの脅しじゃん!!
てか、紹介するだけなの!?そっから先はこっちが交渉するような流れなの!!?
と、怒涛のツッコミをしたくなります。
しかもキレてマキマさんに手を出そうとしたヤクザの男は悲しいかな、マキマさんのひと睨みで目と鼻から出血。
おそらく死んではいないようですが、手も触れずにそこまでやれるというのはヤバすぎ。
そして完全に場を支配したマキマさん。
ヤクザ達が口にした必要悪という言葉を真っ向から否定していきます。
「貴方の言う必要悪は悪事を行う自分を正当化する言い訳で、その言い訳は社会に必要ない」
これは物凄く強い言葉ですよね。
ザ、正論!!って感じの。
・・・・・まあ眼球取り出す前にこういう事を言ってくれていればマキマさんかっけぇってなるんですけどね・・。
既に相当な悪事をしでかしてそれを利用して脅してるマキマさんにそんな正論を言う資格があるのだろうか・・。
そして続けて言った言葉が
「必要な悪というのは常に国家が首輪をつけて支配しているものです」
これはそのままですが、公安が飼っている悪魔達や、デンジやパワーのような人外の事を言っているのでしょう。
もしかするとそれ以外にもデビルハンターの事も意味しているのでしょうか?
どちらにしても今回分かったのはやはりどこまでもマキマさんがやばいという事。
そして彼女は銃の悪魔とは敵対関係である事。
その上で彼女が一体どういう存在なのかが気になる所です。
過剰過ぎる正義を振りかざす彼女の目的はやはり銃の悪魔なのでしょうか。
銃の悪魔に辿り着くのであれば、何を犠牲にしても構わないという容赦の無さを感じて非常に恐いですね。
悪魔に対して、天使とかいうオチでも全然驚かない自信がありますわ。
リベンジマッチ
そしてデンジ達は沢渡とサムライソードへのリベンジマッチに挑むことに。
ビル自体を包囲していますが、中に入るのは特異課のメンバーだけのようです。
そんな状況ながら沢渡とサムライソードが狙うのはやはりデンジの心臓。
「ヘビを使えば私とお前くらいなら逃げれるだろう」
と、言うことで彼らにとっては仲間なんてどうでもいいみたいです。
っていうかもしかしたら既に必要ない奴らは全員ゾンビになってたりもあり得るのかな・・。
沢渡の目的は銃の悪魔の為にデンジの心臓を奪う事ですが、サムライソードは完全に私怨。
優しく、必要悪として活躍していた彼のおじいちゃんの為に戦う気が満々です。
そんな感じで意気込む敵サイドとは違っていつもどおりなのがデンジと早川。
まあデンジは本当にいつもどおりなのでしょうが、早川は心の中でめちゃめちゃ燃えてそうですよね。
姫野先輩の仇ですし。
今回の構図的にもデンジVSサムライソードと早川VS沢渡という展開になりそうです。
そして師匠は何の作戦も考えていません。
ただ単に特異課のメンバー全員をビルにぶち込むというただそれだけ。
敵がゾンビ軍団なので、それはめちゃめちゃ悪手な気もしますが、大丈夫なんでしょうかね。
とりあえずはデンジとパワーの進化した姿と、早川の契約した未来の悪魔の力が見所になりそうです。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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