サマータイムレンダ7巻ネタバレ感想!絶望の5周目とひづるの過去!6周目の行方は!?

こんにちは
くろいとりと申します。
毎週ヤバい展開が続いている
「サマータイムレンダ」
最新刊の7巻も恐ろしいほどの絶望感に溢れていましたね。
サマータイムレンダは単行本だと普通の作品とは違って、一話毎に話数を切り替えるための空白がありません。
なので連載時に感じる話数という概念を感じる事がありません。
その分だけ恐ろしいほどのスピード感で物語が進んでいく印象です。
こういう所はサマータイムレンダがジャンププラスというアプリで配信されている作品だからこそ出来ることなのかもしれませんね。
7巻に収録されている分の感想はほとんど書いていないのですが、以前↑のような記事は書いたので今回は改めて気付いたこと、感じた事をまとめてみたいと思います。
サマータイムレンダ7巻ネタバレ感想
ループの流れが大きく変化した件
7巻ではこれまでの慎平の物語とはまるで別な展開を迎える事になりました。
ループするような物語というのは、繰り返す中で自分が行動を変えていく事で物語全体を大きく変えていくものだと思っています。
だからこそループの中心となるのはあくまでもループを知覚している存在(大体主人公)だけ。
しかしこの物語は7巻でその流れから外れていきました。
主人公と同様にループする力を敵も持っていたのです。
ループする主人公のメリットというのは当然ながら、それまでの周回の中で積み重ねてきた記憶ですよね。
ここで誰がこういう行動を取る。
このタイミングで誰がこういう発言をする。
敵がこういう動きをしてくる。
そういう事がよく分かっているからこそ徐々に上手く立ち回っていける。
そんなメリットが全て使えなくなる展開というのは物語的にも凄く難しいですよね。
なのでこういう展開を迎えたというのは凄く冒険的だと思いました。
そして最新話でもそういう展開に向かおうとしています。
まだまだ謎が残されていますし、新たな展開が始まっていきそうで楽しみな所ですね。
14年前が全ての始まりなのか?
5周目のループをあっという間に終わらされてしまった慎平。
彼が6周目に入る前に辿り着いたのは14年前の世界。
ここでは南方ひづる(後の南雲先生)とハイネの因縁が描かれています。
しかしそれと同じくらいこの過去編では色々と気になる点が多いです。
慎平の両親である網代暁美と網代透。
水中考古学者である彼らが何故この数年後に亡くなったのか?
おそらく事件の核心に迫る情報を知っているはずの雁切さん。
宮司になったばかりの彼はこの時、島に秘められた大きな謎を知ったのか?
慎平の父、透が潜ろうとしていたポイントには何かが隠されていたのか?
などなど今後明かされていって欲しい情報が沢山ありますね。
ハイネとシデの関係?
昔は非常に可愛かったハイネ。
異人の少女って感じでしたよね。
そんなハイネですが、やはりシデとの関係が気になります。
7巻以降の展開でもかなり気になる部分が出てきていますね。
特に南方ひづると会っている頃のハイネの発言が気になるポイントです。
ハイネは今は四本腕の影の事を「シデ」と呼んでいますが、この頃は「シデサマ」と呼んでいます。
そして過去編前半では友達を欲しがっていたり、可愛らしい様子のハイネ。
しかし後半、竜之介を殺してしまった後はまるで別人のようになっています。
それはまるで中身が変わったかのようですよね。
どう考えても南方ひづるが恨む側だというのに、去っていく彼女に対して強い殺意を見せるのもおかしいですし。
南方ひづるに竜之介が入ってきたように、ハイネ自体にも何かが入ってきたかのようにも思えます。
やはりその変化にはシデが関わっているような気もします。
シデサマが目的を果たすためにハイネに力を与えた事で、対等な存在になったとかでしょうか。
まあどちらにしても本当の黒幕はヒルコ様本体・・・みたいな感じかなぁと思ってたりします。
まとめ
という事で改めて7巻で気になる所をまとめてみました。
やっぱりまだまだ謎が多いですよね。
7巻のラストでは最終決戦のような雰囲気となっていましたが、ここから更に盛り上がっていくので、次巻の8巻も非常に楽しみです。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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