チェンソーマン最新話39話ネタバレ感想!私服マキマさんとまさかのデート回!!

こんにちは
くろいとりと申します。
物語の核心に触れた感じもあった前回から一転して、まさかの日常回となった
「チェンソーマン」
前回サムライソードのタマを蹴りまくってた感じとは180度違う方向の話となりました。
この怒涛の振れ幅というか圧倒的に物語が自由というか、読者が絶対予想出来ない展開に持っていって、その上で予想を上回る感動だとか、ドキドキだとかを感じさせてくれるというのは今のジャンプではチェンソーマンだけなのではないでしょうか。
特に今回の映画の描写なんかは物凄くオシャレな感じというか、映画的というか、普通の漫画では中々感じない感情を味あわせてくれました。
今回も気になった所をまとめてみたいと思います。
チェンソーマン最新話39話「きっと泣く」
まず今回のタイトルを見て、どっかで見たことあるタイトルだと思いました。
しばらく考えて、アニメ「ピンポン」の「少し泣く」だった事に気付きました。(原作でも同じタイトルあったっけ?)
タイトルは近いですけど当然内容は全く似ていません。
が、何となく読んだ時の感情はそう遠くはない気もするかな。
パワーちゃんと血の問題
前回、悪夢から目覚めたデンジ。
そこにいたのは何故か角が増量された状態のパワーちゃん。
そして角がパワーアップしたのと比例して腕力自体もパワーアップしていました。
その原因はやっぱり血の飲みすぎ。
ゾンビの群れに一人で突っ込んでましたし、まあそうだろうと思ってましたが。
マキマさんによればパワーは定期的に血を抜かないと今よりも恐ろしくて傲慢な悪魔になってしまうのだとか。
ある意味では血をあげ続ければもっと強くなっていくという事でもありますよね。
デンジのピンチとかに自らを省みずに血を飲みまくったパワーちゃんが助けに来る・・・みたいな展開を期待したくもあります。
・・・・・まあ、パワーちゃんに限ってそんな事はないかな(笑)
そして血抜きの為にパワーちゃんはマキマさんに預ける事に。
一応借りていいか聞かれたデンジは「いくらでも!」と返事を返します。
その時のパワーちゃんのショックは相当なものでした。
ガーンって(笑)
未だに描かれていませんが、パワーちゃんがこれほどマキマさんに怯えるようになったエピソードもそのうち描かれて欲しいですね。
マキマさんがいれば血を飲んで傲慢になってもコントロール出来そうな気がするぞ(笑)
新たな相棒
そしてパワーちゃんを借りる代わりにマキマさんが連れてきたのは何故かサメの魔人。
ゾンビ軍団との戦いに参加していた彼ですが、やはりデンジと会ったことはなかった様子。
しかし会った事もないのに何故かデンジには懐いてくるサメの魔人。
基本的には凶暴な彼ですが、デンジの言う事はなんでも聞くのだと。
チェンソー様とデンジを呼ぶ彼。
デンジ自体にはそんな風に呼ばれる理由がありませんし、間違いなくポチタ関連が絡んでくるのでしょうね。
やっぱりポチタは昔相当な悪魔だった説がどんどん強まっていってるような気がします。
しかしデンジとサメの魔人で任務とかになってもなんかやだな。
こいつら大体上半身裸だしな・・。
私服マキマさんとの初デート
悪夢を見てしまい珍しく元気がなかったデンジ。
しかしやはりそこはデンジをコントロールする事にかけては最強のマキマさん。
「明日の休み、私とデートしない?」
そう言われたら誰も断らないでしょうね(笑)
そしてデート場所にやってきたマキマさんは髪を下ろしてしかも私服。
これはカワイイ!!
そう言えばこの漫画、これまで女子が登場してきてもみんなデビルハンターのスーツ姿でしたからね。
それだけにマキマさんの私服姿は破壊力抜群でした!!
とはいえ、この人京都では遠隔操作でテロリスト達を容赦なくすりつぶしてましたし、その関係者達の目ン玉くり抜いてたりと散々な事をやった人ですからね。
チュッパチャップスコーラ味の頃はまだ良かったですが、今となってはどうしてもちょっと怖いと感じちゃう所です。
・・・・まあこの後の涙でコロリとやられちゃう訳ですが(笑)
人生を変えられた一本
そんなマキマさんとのデートは一日中映画をハシゴしまくるというデンジにとっては予想外のもの。
デンジとしてはきっと買い物行って、ランチして、遊園地とか行きたかったんだろうなぁ・・という予想。
一本目の映画は一応笑える感じの作品のようで、天使のおっさんっぽいのが映ってます。
天使というとどうしても悪魔を思い出しますし、何か意味を考えたくなりますね。
他の観客達は結構笑っているものの、デンジは笑えず。
そして同じようにマキマさんも笑っておらず、デンジは素直にかわいい・・と感じます。
映画終了後はカフェで感想を言い合います。
デンジの感想はイマイチだったというもので、マキマさんの感想は面白くなかったと率直なもの。
しかし個人的にはこういう感じは好きかも。
映画って観た直後に誰かと話すの楽しいですよね。
そして二本目の映画へ。
今度は泣ける系の作品のようで、他の観客はみんな泣いています。
しかしデンジは泣けず、マキマさんも泣いておらず、デンジは再びかわいい・・と感じます。
映画が終わるとまたしてもカフェへ。
今度の感想もイマイチだというデンジと、泣かせようとする感じが嫌だったとマキマさん。
その後も色々と作品を観ていくものの、中々良作には巡り会えず。
最後は難しくてよくわからないという評判の映画へ。
基本的にデンジの感想はマキマさんと同じなようで、もしかしたら根本的に自分は映画で楽しめないのかもとまで考えてしまっていました。
しかしそんなデンジに対してもマキマさんは優しくフォロー。
私も十本に一本くらいしか面白い映画には出会えないよ。
でもその一本に人生を変えられた事があるんだ。
こういう感覚って多分少なからずみんなにありますよね。
自分は映画ではなく小説で、そういう作品に出会った事があります。
中々読み返す訳じゃないですが、なんか良いですよね。
そういう作品を持っているというだけでも。
というかマキマさんってデンジといる時大体凄く良いこと言うよなぁ。
という事で、マキマさんの人生を変えたという一本が気になりますよね。
いつか明かされたりするのだろうか?
同じ感情
そして最後の作品は評判も良くないためなのか、観客はデンジとマキマさんのみ。
映し出されていたのは男同士での再会か、もしくはお別れの場面を描いたシーン。
その瞬間、デンジ曰くすげぇどうでもいいシーンだというのに、デンジは涙を堪える事が出来ません。
自然に溢れてしまって止められないっていう感じでしょうか。
そしてそんなデンジは泣きながら隣にいるマキマさんの方を向くのですが、マキマさんも同じ場所で同じように涙を流しているのでした。
それを見たデンジはそのまま画面へと向き直っていきます。
この辺、デンジの表情がとても良いです。
てか泣いているデンジ、なんかカワイイな(笑)
そして映画を観終わったデンジ。
「あのラスト、絶対死ぬまで忘れないと思います」と発言。
そしてマキマさんも「私も」と賛同してくれます。
今日のチケット代の元が取れたと。
そこでデンジはマキマに気になっていた事を問いかけます。
「マキマさんは俺に心ってあると思います?」と。
これは早川の病室の前でデンジが真剣に考えていた事で、デンジは心臓を無くした時に自分は心もなくなってしまったのかと感じていたのです。
それに対して言葉を発するのではなく、デンジの胸に自分の耳を押し付けてくるマキマさん。
・・・これは勘違いしちゃう奴だ!!!(笑)
なんなんでしょうか、このマキマさんの色っぽい感じは。
ちょっと目が怖いけど、こんなんやられたらまさに、ほれてまうやろー状態ですよね。
しかし高鳴るデンジの胸の鼓動を聞いたマキマさんは、シンプルに「あったよ」と答えるのでした。
そしてそれだけ言って去っていくというのがなんかもう素敵やわ(笑)
やはり本気でデンジをドキドキさせられるのはマキマさんだけって感じです。
しかしそんなデンジでも早川の病室の時には、マキマさんが死んだとしても泣けないと考えていました。
ですが、今回デンジは映画で涙を流しました。
今回涙を流した事によってデンジの考え方は変化していくのでしょうか。
まとめ
という事で、何だかエモさが爆発した感じのデート回となりましたね!!
こういう柔らかい感じのマキマさんは久しぶりだった事もあり、ここしばらくの残虐な感じのマキマさんを忘れさせてくれましたね。
しかしストーリーが進んでいっても一向にその謎が明らかにはなっていかないマキマさん。
彼女がデンジに優しい理由は何なんでしょうか。
普通に考えるとデンジの存在が銃の悪魔を倒す上で非常に大きいものだから大事にしようという事なのかもしれません。
しかし今回の泣くポイントが完全に一致していたりとか、相性が良いというか、何か近いものを感じさせたりもしていますよね。
まだまだそれが明かされていくのは先の事になりそうです。
そして次回はどんな展開になっていくのでしょうか。
サメの魔人との初仕事ってのが有り得そうな所ですかね。
こんなに甘い感じの回の後なだけに、思い切り残虐な回とかになってももう驚かんぞ!!(笑)
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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