呪術廻戦最新話79話ネタバレ感想!内通者メカ丸が仲間の為に真人に挑む!!

こんにちは
くろいとりと申します。
長かった過去編が最終局面を迎えた
「呪術廻戦」
じっくりと描かれた事で五条と夏油への思い入れがめちゃめちゃアップしましたよね。
そして今回で過去編も終わりを迎えますが、非常に綺麗な終わり方でした。
しかも過去編を綺麗に終わらせるだけでなく、次なる展開まで一気に進めてくれる辺り、本当にスピード感があって素晴らしいと思います。
話の密度がとにかく濃いですわ。
気になる所が沢山ありましたので、一つずつまとめてみたいと思います。
呪術廻戦最新話79話「これからの話」
五条と伏黒
前回ラストでまだ小1の伏黒の所へとやってきていた五条。
この場面は伏黒視点で少しだけ描かれていた部分でもあります。
術式を自覚するのが大体4~6歳らしく、この時点で伏黒は自分が見える側である事に気付いていたようです。
そしてここでムカつく伏黒の父について、
「そのお父さんなんだけど僕がこ・・・」
と発言。
これはやっぱり、
僕が殺した
という事でいいんでしょうか。
だとすれば、これまで考えられていた五条が伏黒の為に嘘をついていたというのは違うことになりそうですね。
まあ実際には伏黒が言葉を遮ったのでその事実が伝わる事はなくなってしまいましたが。
とはいえこの時点からすでに勘が良い伏黒ですし、もしかすると父が死んでいる事、そして父を殺したのが目の前の胡散臭い男なのだと気付いている可能性もあり得るかも。
そして伏黒の判断基準はこの時点ですでに自分ではなく津美紀。
彼女の幸せだけを願っているという感じでブレないですね。
過去編終了
そして津美紀が禪院家に行くことで幸せにはなれないと知った伏黒。
その思いを汲み取った五条は伏黒が後々呪術の世界に入る事を条件として、色々な援助をしてくれた訳ですね。
そんな五条が伏黒の元を去る時に口にした言葉が最高でした。
「強くなってよ。僕に置いていかれないくらい」
これは切ないですね。
少しだけ自虐も入ってるのかな。
夏油との関係があんな形で終わってしまった訳ですからね。
自分が置いていってしまったとも考えられますし、もっと言えば全ての術師を置き去りにしたとも言えますし。
自らの道を決めたという点で考えれば、五条が逆に置いていかれたとも言えそうですが。
過去編最後のコマが辛そうに目を閉じる五条のアップというのは凄く印象的ですね。
分かりきっていた事ながらも過去編は辛いもので、そして色々な間違いやすれ違いによるものでした。
後になって考えれば、もっと上手く出来たはずだと何度も考えたでしょう。
五条にとっては人生で最大の失敗であり、一生悔やむべき事なのだと思います。
そして過去編が終わり時間も現在へ戻ります。
2018年の10月19日。
何かが起こるはずのハロウィンまであと僅か。
そんな時に慣れ親しんだ自らの教え子達に起こされていた五条。
彼の傍らにいたのは頼りになる虎杖と伏黒、釘崎の3人。
彼らの顔を見て笑顔を浮かべる五条。
希望は見せつつも辛かった過去編の最後からこうやって現在編での希望に繋げるというのは上手すぎですね。
久々登場の3人組も当たり前ながらも変わらぬ感じで良かったです。
新たな任務は内通者の捕縛
そんな感じの3人でしたが、早速次の任務に。
そこで何故か3人組を引率していたのは京都校の庵歌姫。
京都交流戦の辺りから話題になっていた内通者の件が明らかになったという事で、それの捕縛に動いていたのです。
真人や花御と繋がっているのは2人以上。
そしてその内の一人は学長以上の上層部の人間なんだとか。
現状学長以上の人間はほぼ登場していませんし、おそらく未登場のキャラだと思われます。
色々な理由から夜蛾学長を疑う声もありますが、過去編の男泣きしてそうな感じを個人的には信じたいかな。
そしてその上層部の人間に情報を流している奴こそが今回の標的。
京都校の歌姫が東京側の3人に頼んでいるという事で、釘崎はその標的が京都の誰かだと断定していました。
こういう所釘崎姉さんは普通に有能だよなぁ・・・。
三輪ちゃん可愛い問題
そして歌姫の口から内通者が明らかになるという瞬間に場面は転換。
久々に登場したのは京都校の三輪霞。
「メカ丸~」
と呼びかけながらの登場でしたが、その効果音が何故か「ミワッ」というもの。
完全に作者に遊ばれてる感満載ですね(笑)
まあこの真面目だけど無能感があってこその三輪ちゃんなのでこういう扱いで良いと思う!!
なんだかんだ癖の強い呪術廻戦の中では普通に可愛いキャラだし。
そしてそんな三輪が声をかけたのはメカ丸。
ノートの提出を求める三輪でしたが、メカ丸は少し寝るといって本当にそのまま行動を停止。
動かなくなったメカ丸に対して三輪は指でつんつんするのでした。
「メカ丸本人ってどこにいるんだろ」と考えながら。
内通者はメカ丸
そしてそんな感じで描かれたという事は、当然内通者はメカ丸。
本名は与幸吉(むたこうきち)
誰が名付けたんだか知りませんが、絶対メカ丸本人はこの名前嫌いでしょうね。
幸せを与える・・・・って、五体不満足で生まれた子供につけるかね、普通。
まあそんなメカ丸ですが、歌姫は特に彼の怪しい所を見つけた訳ではなく、消去法で彼が内通者なのだと断定したそう。
メカ丸の持つ術式は傀儡操術。
傀儡を操作出来る力ですが、その操作範囲はメカ丸に与えられた天与呪縛によって日本全土に及ぶのだとか。
超遠隔操作が出来る訳なので反則レベルでしょう。
本人をやっつけようとしても探し出す所からになる訳で、敵にしたらめちゃめちゃ厄介だと思います。
そしてその本人の場所を特定していた歌姫。
怪しげな地下室へと突入していきますが、残念ながらそこはもぬけの殻。
しかしいるはずの場所にいなかったという事で内通者はメカ丸で間違いないと判断します。
情報の対価
そんなメカ丸本人は全く別の場所でとある二人組と待ち合わせ中。
その相手とは夏油と真人。
つまりメカ丸が情報を流していた相手です。
しかしそんなメカ丸の事を、「もう敵なんだからちゃっちゃと殺しちゃおうよ」と殺意満々の真人。
とはいえ、真人と夏油はメカ丸との間に縛りを結んでいるようで、そう簡単に殺せはしない状況。
メカ丸は夏油達に協力して情報を提供する。
そしてその対価として真人の「無為転変」によってメカ丸の体を治す。
そういう縛りがあったため、夏油達としても治してからでなければ殺す事は出来ないのだそう。
しかしそもそも何故協力関係だった彼らが敵対関係に戻ったのかというと、
京都校の人間には手を出さないという縛りを真人達が破ったから。
これは京都交流戦で花御が大暴れして京都校メンバーもかなり怪我をした件の事です。
つまりメカ丸は呪霊サイドが約束を無視して手を出してきたからこれ以上関係は続けられないとブチ切れた訳です。
確かに交流戦での戦いの際に仲間の事が大好きっぽい描写がありましたからね。
情報を敵側に流すという相当な事をやっておきながらも、仲間が傷つけられた事で考えを変えるんだから、仲間の事めちゃめちゃ好き過ぎるんでしょう。
パンダに負けた事で色々と考える事になったのも理由の一つになっているかもしれませんが。
普通の体になったら仲間達と一緒にやりたい事とか沢山あったんでしょうね。
メカ丸VS真人
そして真人の「無為転変」によって普通の人間の姿を取り戻すメカ丸。
存在しなかった右腕や両膝下も再生。
全身ボロボロだった皮膚も再生し、至って普通の人間に。
流石に鍛えてない分筋肉もなくガリガリですが、ちょんまげも良い感じで人気が出そうでもある感じのビジュアルです。
今まで存在しなかった両足で地面を踏みしめたりと、人生での初体験を噛み締めます。
が、何故治されたかといえば、それは殺される為に他ならない訳です。
治された体で喜ぶ事も出来ないままに、真人との戦いが始まろうとしていました。
うーーん。これはまあ死にますよね。
残念ながら生き残れる希望はほぼない気がします。
生身となったメカ丸ですが、その戦い方はこれまでと変わらず傀儡操術。
メインのメカ丸のボディのスペアみたいな(服を着てないだけ?)やつを見える範囲では4体操っています。
生き物の魂の形を変える真人。
それに対して生き物ではないもので立ち向かうメカ丸。
割とメカ丸は遠距離攻撃も出来ますし、遠距離からチクチク削る事は出来そう。
意外と良い戦いになったりするかもしれませんが、最終的に真人には領域展開がある以上無理ゲーでしょう。
夏油さえ参加しなければ逃げ切るくらいは出来るでしょうか。
まとめ
という事で、過去編終了から休むことなく次なる展開を迎える事になりました。
しかも気になっていた内通者問題にここで踏み込むというのも面白い所でした。
メカ丸が内通者というのも予想出来なくもなかったはずですが、さっぱり考えた事も無かったです。
彼が裏切り者だったのは悲しいですが、彼はきっと普通の体で京都の仲間達と一緒に過ごしたかったのでしょう。
仲間の為に死ぬ可能性の高い戦いに挑む彼は格好良く見えます。
なんとか死なずに仲間達と顔をあわせて欲しいものです。
が、やはり無理な気もしちゃうなぁ(笑)
メカ丸がどうなるのか次回が楽しみです。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
-
前の記事
呪術廻戦最新話78話ネタバレ感想!決別した五条と夏油はそれぞれの道へ 2019.10.09
-
次の記事
呪術廻戦ネタバレ考察!真人と戦うメカ丸が生き残る方法は!? 2019.10.18