呪術廻戦ネタバレ考察!あえて呪霊側から五条悟との戦いを考える!

こんにちは
くろいとりと申します
アニメ化も決まり絶好調の
「呪術廻戦」
そんな嬉しい発表に合わせたかのように、本誌では期待されていたハロウィン編が凄まじいスピード感で進んでいます。
ハロウィン編の開始が近いという事は予想されていましたが、それにしても一気にクライマックスへ持っていくのが呪術廻戦の凄い所のような気がしますよね。
開始3話ですでに終盤のような雰囲気さえ漂っていますし。
物語の新シリーズが始まる時って、普通の作品であれば何だかんだ起承転結の流れがあると思いますが、呪術廻戦の場合は起と承をすっ飛ばして転まで来ているような、そんなイメージです。
まあそのスピード感こそが呪術廻戦らしさとも言えそうですが。
そしてそんな圧倒的なスピード感を生み出している要因なのが、五条悟の存在。
ハロウィン編での敵の目的はその五条悟を封印する事なのですが、圧倒的に準備を重ねた状態でありながらも、すでに呪霊サイドの戦力である花御がやられてしまっています。
人気キャラクターでありながらも、あまりの強さによって応援しづらい状況にさえなっていますよね。
もはや読者が呪霊側の方を応援したくなるように描いているんじゃないかと勘ぐってしまうレベルです。
こんな状況なので、呪霊サイド側に立って、彼らの気持ちと今後の展開を考えてみたいと思います。
ここからどうする呪霊サイド
花御が倒されるのも予想の範囲内説
花御が五条の宣言通りにあっさりとやられてしまった呪霊サイド。
何とか花御を助けようと周りの一般人を殺して五条の注意を惹かせようとした漏瑚がむしろ可哀想に見えてくるような状況でした。
漏瑚が花御を助けようとするのに対して、五条は一般人が多少殺されるのは仕方ないと割り切って行動している事もあり、どちらが正義なのかとマジで考えてしまうようなシーンとなりましたね。
漏瑚が花御の死にショックを受けているようなカットがあるのでないとは思いますが、一応このくらいは予定通りだという可能性もあります。
そもそもどれだけ準備と罠と作戦を持って戦いに臨んだ所で、相手は最強中の最強の男。
漏瑚は一度痛い目に遭っていますし、こんな展開になるのも予想は出来ていたかもしれません。(もちろんだからといってショックを受けない訳ではない)
もしかするとここから漏瑚が覚醒するみたいな可能性もありますよね。
虎杖と七海に追い詰められた真人がギリギリの所で領域展開を発動させた時のように。
もしくは花御が死んだ事で漏瑚の能力が底上げされるような縛りが結ばれていた・・・なんて事もあるかも
まあ縛りのルールとかが詳しく解っていないのでなんとも言えませんが。
そもそも4巻の吉野を宿儺が助けなかった所でも分かるように、呪いはどこまでいっても呪い。
人間らしさすら感じるように描かれていますが、漏瑚は初登場でファミレスの中にいた人々を全員燃やしている程の残虐性を持っているキャラクターでもあります。
なので花御がやられた事で一瞬ショックを受けて動揺はしたものの、漏瑚は次の手について考えているという事もあるかもしれません。
予想以上に五条が強すぎるから焦っている説
これに関してはタイトル以上に書くこともないんですが(笑)
渋谷の地下で大量の人質をとって、万全の体制で五条を迎え撃った呪霊サイド。
無下限の術式によって攻撃も通らない&領域展開勝負では絶対に勝てないという不安要素を、領域展延という技と大量の人質によってほぼ無力化したと言えます。
正直これだけ準備が出来ていれば「憎き五条悟をボコボコに出来る!」と考えていてもおかしくはなかったかもしれません。
特に漏瑚は五条にボコボコにされた恨みがあるので、借りを返せるくらいに思っていたのかも。
しかし現実は厳しいもので、術式を使わない呪力で強化しただけの単純なフィジカルでの勝負であっても、二人がかりで(腸相はやる気ないので0.5人分くらい?)手も足も出ず。
これは呪霊サイドからすれば、超がつく程のクソゲーだったのではないでしょうか。
元々20分時間を持たせるのが彼らの役割。
ここまで何分稼げたかはわかりませんが、このままでは絶対に無理でしょう。
なので今漏瑚はめちゃめちゃ焦りまくっているのかもしれません。
とはいえ、20分持たなくて困るのは夏油も一緒なはずで、その時の為に何か手を打ってそうな気もします。
海の呪霊がいるからまだ大丈夫説
領域展延を使ってのファーストコンタクトでは中々いい感じに五条と渡り合えた感のあった漏瑚と花御。
しかしそれはあくまでも二人がかりだったから。
一応腸相がサポートに回っているとはいえ、キレキレの五条を相手にしてはあと数秒で二人共祓われても不思議ではないでしょう(腸相は逃げそうな気もするけれど)
とはいえこの戦いは呪霊サイドにとっては勝負所。
五条の封印さえ出来るのであれば、大きなリスクを冒しても仕方ないはず。
そこで登場してきそうなのが、ここまでうっすらとしか登場していない「海の呪霊」ですよね。
大地の漏瑚、森の花御、人間の真人。
そして真人よりも先に登場していながら、全く目立つこともないし紹介されることもなかった海の呪霊。
当然ながらこの大きな戦いに彼が参加していないとは考えづらいです。
まともに喋れる感じではなさそうなこの海の呪霊ですが、海を司る呪いなのだと考えればその実力は他の二人と同等以上と考えられそう。
渋谷に閉じ込められた若者によれば、交差点にウジャウジャいた人間が駅の中に吸い込まれたとの事。
栓を抜いた風呂の水みたいに、とも言っていますし、ちょっとだけ海の能力を感じさせる気もしますね。
(まあ流石にそれだと皆びしゃびしゃになってそうなものなので、違うかもしれませんが)
呪霊サイドの一員として花御や漏瑚と共に行動していた彼(彼女?)なので、これから漏瑚を助ける形で登場したりするのかもしれません。
一般人の中に色々紛れ込ませてる説
五条悟に対しての、ある意味での人質となっていた渋谷の人々。
しかし、おそらく数万人規模の人質全てを犠牲にするような事にさえならなければ、多少の被害(それでも数百人くらいは死んでそうだけど)は仕方なしと五条は考えているでしょう。
もちろん最初からそういうつもりではなかったはずですが、状況を把握した瞬間に割り切ったのだと思われます。
85話でも漏瑚が五条の気を引こうと攻撃を一般人に向けるもあっさりとスルーされます。
こうなってくると、人質の効果が結構なくなってきますよね。
もちろん領域展開を防いでいるという効果は大きいのでしょうが。
なので、それ以外にも大量の一般人がいることに意味があっても面白そうな気がします。
木を隠すなら森の中、そして人を隠すなら人の中。
という事で、一般人に紛れて呪霊ではない存在、呪詛師が紛れているのではないでしょうか。
京都交流戦の終盤に出てきたサイドテールの男も夏油の仲間だと思われます。
そういう存在が五条に隙が出来るのを待って近くに潜んでいるという可能性もありそうです。
そしてそれこそが対五条戦での本命だったりするのかも・・・。
まとめ&夏油の思惑
という事で色々と考えてみましたが、最後に軽く夏油が何を考えているのかについても。
特級呪霊が3人揃っていても、五条悟を相手に20分時間を稼ぐのは容易なことではない。
誰よりも(昔の)五条悟を知っていた夏油であれば、その事に気付いていたはず。
それでもこういう作戦を立てているという事は、そこには呪霊達には知らせていない夏油だけの目的が隠れているのかもしれません。
過去編での夏油は呪霊という存在を憎んでいたはず。
0巻の時もそれはおそらく変わっていないでしょう。
しかし今の夏油は呪霊と手を組んでいます。
そこには何か彼だけの目的があるからに違いありません。
一応今の夏油が0巻までの夏油とは別人という可能性もない訳ではないでしょうが、そうなると過去編の意味が薄れるのでそんな事はないはず。
だとすれば夏油の目的はやはり、非術師を皆殺しにして術師だけの世界を作る事でしょう。
その目的を達成するために、呪霊と組んでいるというのが一番考えられます。
そしてその目的の為には五条悟が邪魔になる。
しかし五条悟だけは殺したくない。
だからこそ封印という手段を取った。
そして五条悟が封印さえ出来れば、後は呪霊の力は必要ない(真人に関しては利用価値があると思っているのかも。魂の形を変える事で術師を作り出す事も可能かもしれないので)
なので、ここで五条悟を封印しながらも、呪霊達にはいい感じに全滅してもらう・・・それが夏油の考えるシナリオなのではないでしょうか。
と、結局話が夏油関連でまとまってしまった(笑)
とにかく、五条悟に対して呪霊がどう動いていくのか注目ですね!!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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