チェンソーマン最新話52話ネタバレ感想!映画的に描かれた悲しすぎるレゼの最期に涙!マキマさんの溢れるラスボス感!

こんにちは
くろいとりと申します
レゼが初登場してから色々な意味で感情を揺さぶられている
「チェンソーマン」
今回でここまで続いたレゼ編と言えるものに決着がつくことになりました。
その決着の部分もある程度予想は出来ていましたが、それにしても悲しかったです。
なんだかんだレゼというキャラクターが気に入っていただけに(主にビジュアル的に)こういう結末は分かっていてもやはり悲しい。
そしてその悲しさを良い感じに映画的な演出が引き立ててくれています。
こういう部分がチェンソーマンの大きな魅力なんだろうなぁと思いますね。
今回も気になる所をまとめてみたいと思います。
チェンソーマン最新話52話「失恋・花・チェンソー」
レゼはソ連に作られた戦士
特異4課の隊長、岸辺によって明かされたレゼの正体。
ソ連の母親が子供を叱る時にするおとぎ話。
それは軍の弾薬庫にある秘密の部屋に、親のいない子供達がぎゅうぎゅうに溢れているというもの。
そしてそこにいる子供達には自由もなく外にも出られないうえに、物のように扱われて死ぬまで体を実験に使われるのだという残酷な話。
要するに「悪い事ばっかりしてると秘密の部屋に連れてかれるよ!!」ってお母さん達が言ってたんでしょうね。
しかしそんなおとぎ話の秘密の部屋は実際にあった事が明かされていき、そこにいた子供達の写真まで公開されていたのだとか。
そしてデンジが引っ掛かったレゼはその部屋の一人。
退魔2課の野茂さんがレゼの顔に見覚えがあったのは、その写真を見ていたからだったんでしょうね。
子供達はソ連が国家に尽くす為に作った戦士。
しかも「モルモット」と呼ばれていたのだそう。
悲しい過去がある事は大体予想出来ていましたし、普通ではない実力からしても全然納得出来る展開ですよね。
とはいえ、やはりそれを分かった上でこれまでのレゼの動きを振り返ると悲しくなってきちゃうなぁ。
マキマさんの溢れるラスボス感
帽子を被って軽めに変装なんかして、新幹線のホームまで辿り着いたレゼ。
しかし道中でデンジが出会った時にくれたのと同じ花を貰ってしまった事もあってか、レゼは新幹線に乗るのを見送ります。
そして帽子を取ると、そのまま歩き出します。
行く先はもちろん自分が働いていたカフェ。
当然のようにカフェまでの道のりもデンジと初めてあった時と同じルート。
ここもちょっと映画とかでありそうな見せ方ですよね。
しかしカフェがもう目の前という所で、レゼの足元に現れたのは大量のネズミ。
しかも超気持ち悪い事に、大量のネズミ達は体を寄せ合って巨大な塔のような物を作り上げていきます。
そしてその塔の中から現れたかのように登場してきたのがマキマさん。
シチュエーション的には悪魔が登場する流れですよね。
ってかこんな登場してくる奴が正義の味方側の人間のはずがない(笑)
田舎のネズミと都会のネズミ問題再び
「私も田舎のネズミが好き」
登場するなりそんな話を始めるマキマさん。
「私も」と言ってますし、デンジとレゼの会話の内容を知っていると考えていいんでしょうか。
だとするともはやデンジには本当の自由はなさそうだなぁ。
そしてここからのマキマさんの会話の内容が怖いんですよね。
マキマさんの友達は田舎の方に畑を持っているのだそう。
そしてマキマさんは毎年秋になると仕事を手伝いに行くのだとか。
しかし畑の土の中には作物を荒らすネズミが潜んでいて、雪で土が隠れる前に駆除しなければならない。
そしてその方法は、土を掘って中のネズミを犬に噛み殺してもらうという残酷なやり方。
そしてどうしてなのか、マキマさんはそれを見ているととても安心するのだそう。
・・・・えっ、田舎のネズミが好きな理由になってなくね!?
噛み殺される様子を見ていると安心するから田舎のネズミが好きという事でよろしいんでしょうか。
それを好きと言って良いんだろうか?理由になっていないようにしか思えない・・・。
そもそも他の人間とは違う視点で選んでいるので超怖いですよね。
天使の悪魔とレゼの最期
レゼはマキマの事を魔女とまで呼んでいましたし、当然警戒はしていました。
いつでも爆弾化出来るように首のチョーカーのリングに指をかけた状態に。
しかしその手をめがけて飛んできたのは大きな槍。
それを投げたのは天使の悪魔。
天使の悪魔は触れた人の命を武器に変換出来るという能力を持っていたようなので、今回何本か用意していたんでしょうね。
今回は全部で3本用意していたっぽくて、それぞれが違う形状なのが気になる所です。
そして一発目でレゼの腕を奪い、ナイフに切り替えてマキマを狙ったレゼの心臓へと2発目を叩き込みます。
あれだけ大暴れしまくったレゼの事をたった2発で完全に仕留めた天使の悪魔。
心臓を的確に狙ったからなのか、もしくは槍に何か特別な力が込められていたのか。
台風の悪魔とは相性が悪そうでしたが、準備さえしてあればその強さを発揮できるというタイプなのかな?
完全に心臓を貫かれて、それでも何とか自分を爆弾化させて復活させようとするレゼ。
しかし首元に伸ばしたレゼの手を優しく止めるマキマさん。
この場面だけを見ると何だか物凄く美しい感じがしますが、よく考えたらネズミの話しかしてませんからね、マキマさん。
登場する度にその恐ろしさが増していく一方ですし、マジでもうラスボスとしか思えないなぁ。
そして本当に最期の時を迎えたレゼ。
初めて会った時にデンジを殺さなかった事を少しだけ後悔します。
そして見えるくらいの位置にいるデンジに向けて心の中で言えなかった言葉をつぶやきます。
「デンジ君、ホントはね、私も学校いった事なかったの」
うわぁぁあぁぁぁぁ!!!
切ねえぇよぉぉぉぉぉ!!!!
これは辛い。
デンジにとってもレゼにとっても初めての学校だったんだね。
どっちにとってもあの経験は特別だったんでしょ。
そしてそれが最初で最後ってもう悲しすぎる。
天使の悪魔と早川の関係は?
今回何故かレゼを殺すのに、天使の悪魔を連れてきていたマキマさん。
しかし本当は早川と一緒に来てもらうはずだったようです。
連れてこなかった理由をマキマさんは「アキ君に女の子を殺させたくなかったんだね」と考えます。
そしてそれに対して天使の悪魔は「・・まあ天使ですから」と返答。
ちょっと前までは「天使である前に悪魔だよ。人間は苦しんで死ぬべきだと思ってる」とか言ってましたが、大分変わった気がしますよね。
そういえばデンジを復活させる時にも、死にかけた女性に対して「キミは天国へ行くんだから」とか言ってましたし、本来は優しい感じなのかも。
とはいえ早川を連れてこなかった事に対しては、昨日の夜早川に助けられた事が大きい気もしますよね。
天使の悪魔は田舎のネズミ派ですが、今後都会の生活でどうなっていくのか注目ですね。
待ちわびたデンジの前に現れたのは??
そしてそんな惨劇が起きているとはまるで思わず、ある意味ではのんきに、本人的には本気で、カフェでひたすら待っていたデンジ。
花束を大事そうに抱えている姿が健気で可愛いですね。
とはいえ自分が本来追われていてもおかしくない立場という事に気付いていない辺りも実にデンジらしいです。
カフェのマスターは待ち続けるデンジに語りかけます。
「いつかデンジ君にはピッタリな女の子が現れるよ」と。
そして更に待ち続けてようやくカフェの扉が開かれます。
無表情な顔から一気に嬉しそうな表情へと一変するデンジ。
しかしそこにやってきたのはまさかのパワー。
「パパパパワー!!」
と、一目見ておバカである事がわかる登場をしてくれました。
そこで心の底からがっかりするデンジ。
諦めたように花をむしゃむしゃと食べ始めるのでした。
マスターの「ピッタリな女の子が現れる」発言からパワー登場の流れは流石ですよね。
実際デンジにピッタリであることは間違いない気がしますし。
普通にパワーは可愛いですしね(性格面はさておいて)
デンジとの関係がどうなっていくのかも注目っちゃ注目です。
仮にも彼女はデンジに続いてコミック2巻の表紙を飾ってますし。
・・・・まあ今週のジャンプヒロイン集合ポスターのチェンソーマン枠はマキマさんだったけど(笑)
まとめ
という事で非常に切なすぎる最期を迎えてしまったレゼ。
まあやってる事が酷すぎただけに、許されてはいけないというのはわかるんですが、どうしても少しだけ同情してしまいます。
逆に心配なのはデンジの方ですよね。
おそらく公安から逃げた事はおそらく不問でしょうが、レゼが死んだ事とかが伝わるのかが気になる所。
いくらデンジでもあれだけ思っていたレゼが殺された事を知れば、流石に思う所もあるかもしれませんし。
とはいえ、今回のマキマさんを見ていると、どうやっても逃げる事は出来ないような気がします。
死ぬまで一緒に働こうって事なんでしょうけれども。
ここから物語がどういう感じに動いていくのか注目ですね!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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