3月のライオン最新15巻ネタバレ感想!永き戦いの中で零が手にした答えとは!?涙腺大崩壊の15巻!!

3月のライオン最新15巻ネタバレ感想!永き戦いの中で零が手にした答えとは!?涙腺大崩壊の15巻!!

こんにちは

 

くろいとりと申します。

 

 

将棋漫画であり厳しくも優しい物語が展開していく

 

「3月のライオン」

 

最新の15巻が発売となりましたが、とにかくもう

 

大号泣

 

でした。

 

最近マジで涙腺が弱くなっていて、色んな作品の胸が熱くなるようなシーンでは大体泣いちゃうんですが、その中でもやはり3月のライオンは別格なくらい胸に来るものがあります

特に最近は将棋をよく観ている事もあって、将棋棋士の人達の努力や苦しみも前よりは少しだけわかる気がするんですよね。(実際の苦しみはわかるはずもありませんが)

更にはそれぞれのキャラクター達の内面の部分が少しだけ自分とリンクしちゃったりなんかすると、もう完全に涙腺が崩壊しちゃいます

それでいて、一冊を通して読んだ時に笑いもあって、ただ単に泣ける作品という事でもないのが本当に凄いと思います。

 

そんな15巻の気になる所をまとめてみたいと思います。

 

 

3月のライオン15巻ネタバレ感想

 

零とひなの関係

 

前巻のラストで何とか文化祭に来る事が出来た零。

そしてそのままひなちゃんと一緒に少しだけ文化祭を楽しむ事に。

 

なるのですが、とにかくもうここが甘酸っぱくてもう読んでて死にそうになりました!

10巻で覚醒してしまって以降、ひなちゃんへの思いを隠さないようになっていた零ですが、ついにここまで来たのかと感じさせる程の男らしさ。

 

堂々過ぎる告白に対する周りの反応やひなちゃんの反応がもうそのまま読者の反応なんじゃないかと思ってしまいますよ!!

もともと格好良い零ですが、ここまでデキル男だとは思ってなかったわ。

 

まあこの二人にはゆっくりと進んで行って欲しい所です。

零としてはある意味で告白以上の事を5巻のラストでしてますし、一生の付き合いとなっていくのでしょう

 

めちゃめちゃ濃い新キャラ 野火止あづさ

 

文化祭も終わり、久しぶりに零の対局が描かれます。

が、ここでのメインは零ではなく、その対局相手の新キャラが野火止あづさ

こいつがまためちゃめちゃ濃いキャラをしてまして、一瞬で大好きになってしまいましたね

 

零や二海堂が登場する前に注目されていた若手の実力者だった野火止

しかし新たなスターとして零達が登場してきた事で、メディアからの注目度も下がっていき、めちゃめちゃ苦しんだという彼。

そんな彼ですが、それで腐ることはなく、むしろ苦しみながらも全力で前に進もうとするとにかく熱い思いを持った「元天才」

 

そんな彼と零が戦うのは獅子王戦4組の準決勝。

本戦への出場もかかってくる所なだけに、お互いにとって相当重要な対局となっていました。

 

野火止との激闘

 

そして始まった二人の対局。

基本的には野火止の内面の描写がメインで描かれていくのですが、こいつがとにかく心の中でめちゃめちゃ喋ります

おそらくこんなに雄弁に喋るキャラはこれまでいなかったんじゃないだろうか。

 

これまでにないくらいに将棋の内容にも踏み込んでいて、将棋指しの人達が研究、勉強、準備した事に対しての意味の部分も詳しく語られている印象です。

よくプロの対局で「研究を外した」とか言いますが、それってやっぱりプロにとっても恐ろしい事なんでしょうね。

ずっと勉強、研究してきた事が一瞬で無意味になっていく所なんかは、本当に恐ろしく感じられました。

 

しかしそれでもひたすら将棋に向き合う野火止。

対局中に興奮しすぎていつの間にか服まで脱いでいるというのには笑ってしまいました

 

そして正しい指し手が分からなくなった先で零が辿り着いたのは真っ暗な部屋

そこから先は完全に自分の判断だけで進まなければならない場所。

強い相手に当たるようになり、戦う相手も零の対策や研究を深めてきた事、そして自らの弱さによって、その場所に辿り着くのが早まってきていたのだそう。

 

それはつまり、そこからは完全に本人の力での勝負。

しかし零は野火止の攻撃から逃げながらも予想外の手で反撃

まるで暗く深い海の中へと引きずり込むかのように野火止を追い詰めていき、なんとか勝利するのでした。

 

とにかくびっくりするくらいに感情を表に出せる野火止。

負けた事で涙を流し、感想戦の間も畳をかきむしり続け、師匠に止められた後には自らの腕をかきむしって、さらにそれも止められる

とにかく悔しくて仕方がないという彼ですが、その怒りは全て自分と、自分の中にある凄まじいエネルギーに対してのもの

零からしても、その怒りのエネルギーからは「負の匂い」は感じられなかったようです。

 

 

という事で、負けてしまった野火止ですが、とにかく熱すぎて面白すぎました。

そして何よりも将棋にどれだけ苦しめられても必死に立ち向かう姿が格好良いです。

 

ちなみに彼は161話以降の扉絵でランニングしている様子が描かれます。

街中を走りながら、色々なものに興味を示したりと、めちゃめちゃ良い子なんだろうなぁと感じさせてくれます

 

ちなみに最近プロの方々の将棋をよく観ているんですが、野火止のキャラクターにはモデルがいそうな気がします。

 

現実のプロの世界では藤井聡太七段が超有名ですが、彼がプロ入りする前は増田康宏六段が有名だったようです。

中学生棋士になれそうだったくらいで、天才と呼ばれていましたし、キャラクターとしては全然違うでしょうが、モデルにはなっているのかも。

 

まあ実際の所はわかりませんけどね。

 

田中さんの人生

 

激戦を制した零でしたが、激しい戦いの後は非常に精神的に不安定な状態に。

しかしそんな零をなんとかこの世界に繋いでくれているような存在がひなちゃんや川本家

ずっと前から大切な存在でしたが、どんどん零の中で彼女達の存在は大きくなり続けているんですよね。

 

そして続いての対局は同じく獅子王戦の決勝。

この対局に勝てば本戦に出場出来るということでめちゃめちゃ重要な対局となります。

 

ちなみに零は2年前の獅子王戦の本戦に出てるんですよね。

しかも島田さんに勝っていれば挑戦者決定の3番勝負という所だったので、めちゃめちゃ良い所まで行ってた訳です。

しかしそれがある事で今後の展開もちょっとだけ予想出来たりしますね。

 

とまあそれはいいとして、肝心の対局相手は準決勝で勝利した野火止の師匠である田中さん

何故か言葉にしなくても相手に言葉が伝わるという不思議な能力を持っているあの方です。

今回の表紙にもなっていますね(野火止も一応いますが)

そんな田中さんは、50代半ばになって復調してきた棋士という事で、零からしても非常に厄介な相手。

 

そして対局は田中さんのペースで進んでいきますが、その中で田中さんが復調してきた要因が語られます。

 

田中さんには二人の体の弱い子供がいて、忙しい奥さんと共に看病を頑張っていたのだとか。

夫婦がお互いにボロボロになりながらも必死にお互いを支え合ってここまでやってきた

そして子供達も今は元気な大学生に。

 

息子達が夫婦の手を離れた事で、また一からどころか体力づくりから取り組み始めた田中さん。

改めて将棋に向き合う事で段々と調子を上げてきていたのです。

 

そんな田中さんに神宮寺会長も考えてしまいます。

田中七段が将棋一本に突き進める人生だったら、どんな将棋指してたのかなぁ」と。

 

もしもの話をしてもしょうがない訳ですが、こういう話ってめちゃめちゃ刺さりますよね。

とはいえ彼にとって将棋以上に大切なものがあったと考えるしかないのかなぁ。

 

この辺りは上手く言葉に出来ないですね。

ひとつ言えるのは、「田中さんがめちゃめちゃ格好良い」という事だけです。

 

零と林田先生

 

田中さんとの対局はボロボロで、しかも思いの外早くに真っ暗な部屋へと辿り着いてしまった零。

しかしそんな状況の中でパニックになりながらも、田中さんのミスにつけ込んで何とかチャンスを作りどうにかこうにか勝利

しかし勝ったとはいえ、零にとっても「こんなに怖い勝ち方は初めて」だという程。

 

凄まじい不安に襲われた零は、以前にもそんな風になった事を思い出します。

それは年末に風邪を引いて川本家の姉妹に助けられた時の事。

 

零にとって将棋とは自分で選びたくて選んだものではありません。

生きることも死ぬことも分からずに、必死で掴んだのが将棋

 

川本家の温かさに触れれば触れる程に、幸せに感じれば感じる程に、将棋は零の事を苦しめていくのでした

 

今の苦しみを「報い」とまで零は言っています

零は今でも幸せになってはいけないのだと自分で考えてしまっているような状態なんですね。

 

 

そしてそんなボロボロ過ぎる状態で林田先生と会った零。

零はそこで自分が以前よりも随分図太くなっているという話をします。

そして最近真っ暗な部屋へと辿り着いてしまう件を相談。

 

そんな零の状態を林田先生は、「アウトプットばかりでインプットが追いつかずにバランスが取り戻せない」と表現。

やらなきゃならない事はそれぞれであっても、時間だけは誰にも平等で、だからこそ苦しんでいるのだと。

 

零自身は自分が図太くなっている事は良いことだと認めます。

これまでの自分はネガティブ過ぎたからと。

 

しかし焦らなくなったのは良いとしても、必死にもなれなくなるのだとしたら

 

川本家との繋がりのようなおにぎりを食べながらそんな事を語る零。

それを食べてしまったら、食べれれば何でも必死でかき集めていた頃には戻れなくなるんじゃないかと

 

しかし林田先生は「そのおにぎりだけは絶対に手放すな」と熱く強く語ります。

自分がこれまで言った事なんか全部忘れたとしてもこれだけは言っておくと。

それだけは何があってもお前が手放しちゃいけないものだと

 

零の事をずっと見てきた林田先生は、零がずっと探してきたものが何だかを本人以上に分かっていました。

それは「自分が生きていてもいいと思える場所

 

だからこそ、零は林田先生に名人にも獅子王にもなりたいと口にした事がなかったのだと。

 

 

今回のこの部分は零にとっての根幹の部分であって、この物語において一番といって良いくらいに重要な部分ですよね。

個人的には「3月のライオン」という作品は、零が自分自身をしっかりと肯定できるようになる話だと思っています。

それだけに、これまで非常に良い感じに成長してきた零が、まだこの部分で苦しんでいるというのは意外でもあり、そして同時にやっぱりまだ向き合わなければならないんだなぁとも感じました。

 

零の人生において、将棋とは一体何なのか?

 

その部分にある程度の答えを見つける事が出来れば、それでこの物語は終わりなんでしょうね。

林田先生の言う通り、零が名人や獅子王になるような話ではないんだなぁと改めて感じました

 

ってか林田先生は本当に最高の先生過ぎます

こんな先生ばっかりだったらもっと良い世の中になりそうだわ。

 

若き日の父の姿

 

とはいえ先生の言葉を受けてもまだ浮上出来ない零。

ダークサイドに落ちつつあった事が原因でか、順位戦で初黒星を喫して昇級がかなり厳しい状態に

 

現実の将棋と同じシステムなので、今季B級2組に昇級してきた零は順位が一番下の方。

なので同じ1敗の人が数人いれば、その人達の方が順位が上になる為昇級は厳しいんですよね。

トップが2敗とかになればそれで良いんですが、自力では無理ですからね。

 

そんな状態の零に声をかけてきたのはこの間戦ったばかりの田中さん

先日の対局では激戦すぎて感想戦も出来なかったのでその続きをする事に。

 

そしてそれが一段落した後、田中さんが話しだしたのは零の父親の話。

 

奨励会時代に父と一緒だった時期があるという田中さん。

彼から見ても父は面白い将棋を指す人だったという事で、彼の棋譜はプロでも取りに来る程だったのだとか

 

研究熱心であるのにも関わらず、大切な対局であっても気になる手が見えたらそちらを指してしまって皆を唖然とさせたり。

そんな父の将棋を皆が好きだったようで、その中でも零の義父である幸田さんは尊敬していたのだとか。

仲も良くていつも二人だった彼らは丁度今の零と二海堂のような関係だったようです。

 

そんな事もあってか、幸田さんが零を弟子にした時、田中さんは「ああ・・・」と思ったのだそう。

 

「今自分は桐山さんの息子さんと指してるんだ」と

 

しかも田中さんの息子さんの下の子は零と年齢が同じ。

だからこそ田中さんは零に温かい言葉をかけます。

 

「君はここまで本当に・・・本当によくがんばったんだな」

 

 

・・・・ハイ、大号泣です

 

もうこんなの涙腺が耐えられるはずがありませんよね。

 

田中さんがまさかこんな素晴らしいキャラクターだったなんて

そしてまさか零の事をこんなに救ってくれるなんて。

 

 

そして父との思い出を振り返っていた零に電話をしてきたのはやっぱりひな。

 

誘われてやってきたもんじゃのお店で待っていたのは川本家の皆と林田先生

ここに林田先生もいるというのが凄く良いですよね。

 

そこで改めて零は考え、そして気付くのでした。

 

僕が失くしたもの。

そして手に入れたもの。

僕がこれから失くすもの。

そして失くしたくないものを。

 

 

・・・ハイ、大号泣(この巻で何回泣いたか覚えてないけど)

 

もうこんなん泣くに決まってるわ。

 

将棋を指して生きていく事に対して非常に苦しみ続けていた零。

そんな零にとって、本当に大切なものってなんなのか。

自分でも分からないままだった事が、林田先生の言葉、田中さんから聞いた話、そしていつでも迎えてくれる川本家のおかげで一気に見えてきたのだと思います。

 

素晴らしすぎるなぁ、この展開は。

 

まとめ

 

という事で、最高すぎたこの15巻。

 

笑って泣けて、びっくりするくらいに感情を揺さぶられます

作品としてはめちゃめちゃ大きなイベントが待っていたという訳でもないんです。

でもその中でこれだけ主人公の感情を動かしながら一つ一つが素晴らしい場面になっていくというのは凄まじいなぁと感じます

 

やっぱり最高の漫画の1つだなぁって思いました。改めて。

 

16巻が出るのはまた大分先だと思いますが、楽しみに待ちたいですよね。

 

今回はここまで。

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

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