呪術廻戦ネタバレ考察!偽夏油の正体は九十九?加茂憲倫?天元?それとも??

こんにちは
くろいとりと申します。
ハロウィン編で大きな事実が発覚した
呪術廻戦の90話
色んな意味でショックを受ける回でしたね・・。
個人的には夏油という存在は「呪術廻戦」という作品の「裏主人公」だと思っていたので、まさか既に死んでいたとは思ってませんでした。
呪術廻戦ネタバレ考察 呪術廻戦の裏主人公?夏油傑が求める未来は!?
というか最悪、夏油の体が死んでいたとしても、彼の意思みたいなものは残っているんだと思ってたんです。
魂だけで動いてるパターンとか、誰かによって無理やり復活させられているパターンとかを考えてました。
しかし、今回0巻のラストで五条が大親友の夏油を殺していた事が判明。
そしてその夏油の体を使って何者かが暗躍していたのだという事も明らかに。
非常に衝撃的だった訳ですが、やはり気になるのは夏油の体を使っていた黒幕とも言える存在が誰かという事。
今回は偽夏油の正体が何者なのかについて考えてみたいと思います。
偽夏油の正体は誰だ??
色々怪しい特級術師:九十九由基
ネットを見ている限り、偽夏油の正体としては圧倒的な支持を集めているのが特級術士の九十九由基。
確かに話し方も似ている感じもしますし、そもそも彼女の目的の部分とも合致してくる感じがあって、可能性は高そうな気もしますね。
今回のハロウィン編での計画を実行するためには、夏油の事はもちろん、夏油と五条の関係の部分を詳しく知っていなければなりません。
そしてそれだけではなく、高専内部の事情に詳しくなければ夏油の肉体をゲットするのも難しかったはず。
まあ「楽にこの肉体が手に入った」とも言っているので高専の内部関係者の線が強まっていますよね。
彼女の目的は、呪霊を狩るのではなく呪霊の生まれない世界を作るという事。
そしてその目的のためにはやはり五条悟という男が邪魔になってくるはずで、「私の目的に邪魔なの」とも言っているのと合っていますよね。
気になるのは乙骨憂太の情報についても詳しい所でしょうか。
乙骨が祈本里香の魂を縛る事で膨大な力を使えていたという事まで知っているという事は、かなり初期の段階から乙骨を知っているという事でもあり、やはり高専関係者の線が強まります。
しかし九十九は高専嫌いで、海外をプラプラしているとの事ですし、そこまで詳しく把握しているかは定かではありません。
とはいえ、彼女は幅広く知識を持っていて、世界中の術士についても詳しい感じでもあります。
底知れない所を感じさせますし、高専の情報なんて知っていて当たり前であってもおかしくない気もしますね。
まあ、昔から高専に彼女の協力者がいるという可能性もありそうですが。
更に彼女は過去編において大きく夏油の気持ちを揺るがせた存在でもあります。
揺らいでいた夏油に気づき、自らの考えを実行してくれるのではないかと、軽く背中を押してみた。
あくまでも彼女にとっては実験の1つ程度として考えていただけだったが、夏油が闇落ちしてくれた事で彼女の中での注目度が上がっていった。
そして夏油が高専を離反してからも、彼の動向に注目して、百鬼夜行の戦いで敗北した夏油の肉体を手に入れる。
夏油の便利な呪霊操術を使えば、自らの目的を達成出来ると考えて、体を乗り換えた。
そんな感じのシナリオだったのかも。
という感じでめちゃめちゃ怪しい九十九。
ですが、彼女は仮にも特級術師。
圧倒的に特別な存在である彼女は色々な所から注目される存在のはず。
普段から居場所を把握しておかないとおかしいくらいのレベルの人だと思いますし、たとえそうでなくとも、いなくなったまま放置されるような存在ではないでしょう。
百鬼夜行の直後から夏油に成り代わっていたのだとすれば、10ヶ月以上いなくなっている訳ですし、流石に呪術界全体から探される事になるんじゃないだろうか。
とはいえ、90話でも割と簡単に頭をパカッとしてましたし、脳の入れ替えは意外と簡単なのかも。
だとすれば色々な肉体をこまめに使い分けているという可能性もあるかもしれませんが。
ただ、そうなると常に彼女に協力している存在がいないと厳しそうになってきます。
流石に脳の入れ替えは一人じゃ難しそうですし。
そして九十九説を否定したい部分が五条に向けて発した
「キッショ」
というセリフです。
九十九は確かに割とちゃらんぽらんな感じのキャラクターではありますが、言葉遣いは割とちゃんとしているイメージ。
なので、どうしてもこの「キッショ」というワードはなんだか違和感を感じてしまいますね。
とはいえ、本命である事には間違いないかなぁ・・・。
わからんけども。
史上最悪の呪術師 :加茂憲倫
こちらもネットではそこそこ支持されていたように思える、加茂憲倫。
京都高の3年である加茂憲紀と同じ名前の先祖であり、史上最悪の術士とまで呼ばれている彼。
150年程前の明治の時代に生きた呪術師である加茂憲倫。
当然ながら普通であれば生きているはずもないのですが、脳を入れ替える事で肉体を転々とする事が出来る術式なのであれば、その当時からずっと生き続けているという可能性もありそうです。
とはいえ、彼に関しては九相図の所で少しだけ語られたのみ。
それほど詳しい情報は分かっていません。
しかしそれでも彼が相当やばいマッドサイエンティスト的な人物である事だけは分かっています。
呪霊と人間の間に生まれた子の虜となっていたという彼。
知的好奇心から、呪霊の子を孕む娘を使って好き放題に実験しまくっていたようです。
それによって呪胎九相図という特級の呪物が生まれた訳で、まあとにかく迷惑な奴ですよね。
そんな実験大好きな彼であれば、肉体を変えながら生きながらえ続けているという行動もしっくり来る気がします。
夏油の肉体を使って目的を果たすという残虐な行為をいかにもしそうなイメージなのもポイント高いですね。
ただし、もしも彼が偽夏油だった場合、九相図の一人である脹相とは因縁があります。
脹相を作り出したのが加茂憲倫みたいなものなのですが、彼は脹相達の母親を道具のように扱っていた訳で、相当憎むべき相手のような気がします。
まあ本人達はそこまで記憶が残っていないようなので、問題ないのかもしれませんが。
更にいえば、彼は九十九や夏油のような壮大な大義を抱くタイプではなさそうなんですよね。
もちろん別になくてもいいんですが、今後虎杖達にとっての敵になる相手なだけに、なにか強い目的を持っていて欲しい気がしちゃいます。
・・・多分この人実験とかしてれば満足そうな感じだし、そういう所はちょっと違う気がするなぁ・・・。
ラスボス候補? :天元様
過去編での重要な存在だった天元様。
呪術界を支える存在であり、天元様と星漿体との融合こそが過去編序盤の重要なテーマとなっていました。
しかしこの天元様。
過去編でも結局どのような存在であるのかは詳しく明かされていません。
偽夏油によれば、結界の運用以外は基本現に干渉しないただの木のような存在なのだとか。
そんな天元様は500年に一度星漿体という天元様と適合する人間と同化しないと色々と大変な事になる。
そしてそのために過去編では星漿体の少女を守る為の戦いが描かれました。
しかし、結局その少女を守り切ることは出来なかった訳です。
ミッション失敗という感じになりましたが、もう一人予備となる星漿体がいたのか、もしくは新しい星漿体が産まれていたのか、いずれにしても天元様は安定していたのだそうです。
この辺りも結構気になる所ですよね。
夏油の心をかなり揺るがすイベントでもありましたし。
そもそも天元様は星漿体と同化出来なかった場合、最悪の場合人類の敵となる可能性もあったりとかなり特殊過ぎる存在のようです。
更には天元様は信仰の対象にもなっていたりと、神様と呼んでも良いような存在なんですよね。
・・・・・と、色々書いてきましたが、何で偽夏油の可能性の1つになったんだっけ?
ネットでは天元様説も書かれていた気がするけど、やっぱりピンと来ないなぁ(笑)
強いていえば、天元様が人間に憧れているんじゃないかと思ったんですよね。
過去編で星漿体の少女である天内理子を確保した段階で高専に戻っていればあんな悲劇は起きなかったはず。
(もちろん透明人間である伏黒パパであれば高専内部でも何かしら手は打ってきそうだけど)
同化してしまえばもう二度と友人や家族とも会えなくなる訳で、最後の時間を楽しく過ごさせてあげたい。
そんな気持ちは人間であればあるでしょうが、神の如き存在である天元様が何故そんな甘い判断をしたのかは疑問です。
なので、天元様は元々人間に強い憧れを抱いていて、何らかの方法によって高専の最下層から脱出。
外出用のボディを手に入れて自分の目的を果たすために動き始めた・・・みたいな感じであれば一応成立しそうな気もします。
まあこの場合は天元様自体に自我があり、自分の役割に疑問を抱いていた・・みたいなバックボーンがないと成立しませんけれど。
死んでなかった??:黒井美里
過去編で星漿体である天内の世話係として登場した黒井美里。
世話係とは言いながらも、家族を失くした天内にとっては家族そのもののような存在だった彼女。
とはいえ、別にそこまで重要なキャラクターという訳ではありませんよね。
じゃあ何故偽夏油の候補に上がっているかと言えば、彼女の生死が結局判明していない事が要因です。
過去編で天内と最後のお別れをしたのが彼女の登場した最後の場面。
しかしその後、伏黒パパが黒井の事を「多分死んでる。生かす気も殺す気もなかったけどな。運良きゃ生きてんじゃね?」と口にしていました。
この言い方だとどちらかと言えば生きてる感じですよね。物語的に考えれば。
しかし彼女が生きているという描写はその後される事はありませんでした。
8巻のおまけページによれば、彼女は元々星漿体に使える一家の生まれ。
しかし彼女はそれが嫌で短大へと通う事になったのだとか。
そしてその後は一般職に就くはずだったものの、天内理子に惹かれて戻ってきたのだそう。
つまり彼女にとっては天内理子という少女が何よりも大事だったはず。
そしてもしも彼女が生きているのであれば色々な方向への怒りが蓄積している事でしょう。
自らを半殺しにして、天内の命を奪った伏黒パパ。
天内の事を守りきれなかった五条と夏油。
そして天内に辛い運命を与えた天元様。
それらに対して強い怒りを覚えた彼女は、復讐を決意した・・・・みたいな。
能力であるとか、伏線であるとか、そういう事を無視して動機という所だけに注目すると、意外としっくり来るような気もしますね。
偽夏油が彼女ではなかったとしても、何らかの形で敵側の陣営として登場するなんてことはあるんじゃないでしょうか。
全然関係ない?? :新キャラクター
色々と考えてみてますが、もちろん新キャラクターという事もあるでしょう。
高専内部には呪霊側と内通していた存在なんかもいましたし、その辺りとも関わってきていたりするのかも。
しかし呪霊側は夏油の事をどういう存在だと思っていたんだろうか?
夏油の中にある存在の事に気付いているのか、気付いていても関係ないと思っていたのか。
メカ丸とのバトルの辺りで、夏油が真人の事も一緒に排除しようとしていたようにも見える発言をしていたので、ここで呪霊達とも関係を切ったりするのかも。
可能性は色々?? :その他の誰か!
色々と予想してきましたが、まだまだその他にも候補はあります。
灰原の妹さん
本編では名前も登場しなかった伏黒パパの相棒である孔時雨さん。
内通者説も多かった夜蛾学長
性別不詳のオカッパ坊主のガキんちょ
などなど。
特に死ぬために登場したと言っても仕方ない灰原関係は色々あっても良さそう。
9巻のおまけページによれば、術師の家系ではないものの呪いが見える妹さんがいたそうです。
そして灰原は妹さんに高専には来ないように強く言い聞かせていたのだとか。
微妙に意味深な感じの書き方してますよね。
今後登場したりしても面白くなりそうかも。
偽夏油の正体についてのまとめ
という感じで色々と偽夏油の正体について考えてみました。
個人的には予想されている通りに九十九が怪しいかなぁと思います。
あとは、黒井が生きていて関わっているという展開も何となく面白くなりそうな気もするかな。
灰原の妹さんとかもせっかく存在が明らかになったのだから、本編に登場して欲しいかも。
果たして既存キャラが偽夏油なのか、それとも新キャラなのか。
どちらであっても面白い展開になるのは間違いないと思いますし、次の展開を楽しみにして行きたいですね!!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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