呪術廻戦最新話91話ネタバレ感想!夏油復活のフラグ!?全術師で五条を奪還せよ!!

最悪の展開となってしまっている
「呪術廻戦」
前回はとにかくかつてない程に絶望が押し寄せるような展開でしたが、今回の91話ではそんな状況でありながらもどこか希望が見えてくるような展開となっていました。
特にどうしても夏油を嫌いになりきれない自分としては、少しだけでも可能性みたいなものを感じさせてくれた事が何よりも嬉しかったり!
そんな91話の気になる所をまとめていきたいと思います!
呪術廻戦最新話91話「渋谷事変⑨」
夏油の肉体と魂の問題
前回凄まじく読者に衝撃を与えた、
夏油は既に死んでいる問題
と
夏油の体を使っているのは偽夏油でした問題
過去編が描かれて間もないままに始まった五条封印編だけに、夏油が本当に死んでいたというのはキツイ展開でした。
もちろん0巻を読んでいると、それが一番綺麗な展開なのは分かるんですが、どういう形であっても夏油には生きていて欲しかったと思ってしまったんですよね。
それだけにめちゃめちゃ絶望していた訳ですが、今回五条が思いがけない言葉を口にしました。
「オマエはそろそろ起きろよ。いつまでいい様にされてんだ、傑」
そんな五条の言葉がまるで届いたかのように、偽夏油の右腕は動き、自らの体を操る偽夏油自身の首を絞めてきます。
おそらくこれまでにも何度と無く自らの脳を別な人間の体に移し替えてきたであろう偽夏油も、
「凄いな。初めてだよ、こんなの」と口にします。
その上で、偽夏油は真人の考える「魂は肉体の先に在る理論」を否定します。
やはり肉体は魂であり、魂は肉体なんだと。
そうでなければ、入れ替え後の脳に肉体の記憶が流れてくるはずがないから。
しかしそんな偽夏油の意見をあっさりと受け入れる真人。
「それって一貫してないといけないこと?俺と夏油の術式では世界が違うんじゃない?」
自分で説明した時は割と自分の考えを押し付けていた(七海に)ような気がしましたが、ここでは思い切り柔軟な発想をする真人。
術式は世界
そんな考えを素敵だとして認める偽夏油。
真人のこういう部分がムカつく事に憎めない所ですよね。
ある意味では非常に人間らしくて。
まあ、彼は人間から生まれた呪霊なのだから当然なのかもしれませんが。
そして術式は世界という考え方によって、この先の展開にもある意味自由度が生まれてきたのかもしれません。
獄門疆の条件
そしてまだ自由があった五条はここで完全に封印。
五条を封印した獄門疆は手のひらサイズのキューブに変形します。
まるでワートリのキューブのような感じですね。
ちなみに偽夏油によれば、獄門の定員は1名。
中の人間が自死しない限りは使用不可という事のようです。
この条件はどこかで利用されたりするんだろうか?
一度五条に死んでもらって脱出して復活みたいな・・・。
生前の保険である傀儡メカ丸
突如虎杖の耳元に現れた携帯型のメカ丸。
当然生きていたという訳ではなく、既に殺された彼が生前に用意しておいた保険。
ある意味では死後に一部意識が復活するという非常にレベルの高い保険であるがゆえに、発動条件となったのは五条悟の封印。
つまり基本的には絶対にあり得ないような事態を条件とする事で、意識の復活みたいなスペシャルな事が出来たという事なんですね。
ある意味では五条という無茶苦茶な存在がいたからこそ出来た裏技みたいなもんですね。
基本的に怪しい冥冥さんはシロ
そんな状態のメカ丸は、冥冥さんの事をこの状況から完全にシロだと確信します。
理由となるのは、索敵に長けた冥冥が渋谷で暗躍しているのではなく、明治神宮前に派遣されていた事。
冥冥さんが呪霊サイドの人間であれば、動物の目を借りる力によって術師を監視も出来るでしょうし非常に便利。
そうしないという事は内通者ではないというのがシロだと考えた理由。
そしてもう1つは、冥冥を始末するために呪詛師が向かっている事でした。
これから取る行動は
呪詛師に狙われてはいると言っても、とりあえず五条の封印の件を確かめたいと考える冥冥さん。
とりあえず渋谷へと向かおうとしますがそれをメカ丸は止めます。
どうやら渋谷までの間には4枚の帳が降りていて術師が入る事は出来ないようです。
しかも帳の内側にいる以上は携帯も使う事は出来ず、外の術師と連絡を取るのも不可能。
それだけに、メカ丸は五条封印の事実を術師全体に伝達する事を優先させます。
虎杖が伝える事を担当し、冥冥はやってくる呪詛師を撃破した後にこの線路を抑えておく事を担当。
「五条悟が消えれば呪術界も人間社会もひっくり返る」
そんな風に口にしたメカ丸。
心の中では、少し前まではそれでもいいと思っていたと正直に考えます。
そして「最低だな、我ながら」と。
彼にとっては京都校の仲間達だけが大事だった訳で、本当は呪術界も人間社会もどうでもいいんですよね。
しかしこうなった今、必死に一番良い選択をしようと必死に頑張る彼もまた、非常に人間らしい気がします。
ちなみに今回の相手は爬虫類顔の呪詛師とブルドッグみたいな感じの呪霊?
どっちも瞬殺出来そうな見た目だけど、バッタ呪霊よりは強いようですがどうなるかな。
封印されてなお強い五条
五条封印からしばらく経って、ようやく目を覚ました腸相と漏瑚。
眠そうな長男と、眠そうな漏瑚の顔がちょっとかわいい感じなのが笑わせてくれます。
しかしそこで偽夏油の持つ獄門疆に異変が。
突如揺れたかと思えば、急激にとてつもなく重くなり地面にめり込んでしまいます。
どうやら封印された五条が内部で暴れたようで、さすがの偽夏油も「なんて奴!!」とちょっとだけ焦った顔を見せてくれました。
とはいえもちろん破壊する事は不可能。
ヤバい状態を自覚している五条でしたが「なんとかなるか」とあえて楽観的に考えます。
「期待してるよ、皆」
そう、今の彼には頼りになる教え子達がいるから。
過去編で自分一人では駄目なのだと気付いた五条。
そんな彼が育ててきた教え子達。
こういう展開ってめちゃめちゃ熱くて、そしてこれからの戦いに希望を感じさせてくれて物凄く良いシーンですよね。
虎杖、伏黒、釘崎の3人がここで写し出されるのも素敵過ぎました!
まとめ
という事で、前回の絶望的展開が信じられなくなるくらいに、プラスとなるポイントが多かった今回。
夏油復活の可能性は特に嬉しく感じてしまいました。
そのうち、0巻の夏油一派が夏油の肉体を取り戻す為に頑張るようなストーリーが描かれてもいいんだよ(笑)
非常に厳しい展開が続いた「渋谷事変」ですが、ここからは思い切り反撃のターンになってくれたら最高ですね!!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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