サマータイムレンダ最新話102話の前に記録#18!花言葉は慎平から潮へのメッセージ!?

サマータイムレンダ記録#18
絶望的な展開の続いているサマータイムレンダ。
101話がめちゃめちゃやばい感じで終わったので続きが気になる所でしたが、残念ながら今回は記録回。
そして今回の内容は事件の舞台となっている日都ヶ島に咲く花について。
これがどういう形で本編と繋がってくるのかはわかりませんが、わざわざ記録として残される以上、何かしらの意味があるのだと思われます。
日都ヶ島に咲く特別な花
慎平の8周目のループの開始地点となったのがタカノス山。
そしてそこにはどうやら通常では見られない不思議な草花が自生しているそうです。
そしてそれらは花の影であり、ハイネが産み出して愛でていたものなのだとか。
少なくとも今のハイネには花を愛でるという印象はありませんよね。
14年前の南雲先生と交流をしていた頃であれば、花も大事にしてそうではあります。
こういう部分からもハイネの二面性というか、何かが変わってしまったのだという事が感じられますね。
キキョウ
そしてタカノス山に自生しているとされた草花の一つがキキョウ。
万葉集にも詠まれていた古い花だそうで、秋の七草の一つでもあるそうです。
しかし現在は数を減らしつつあり、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されているのだとか。
通常は花弁は5枚だそうですが、タカノス山に多く見られるのは珍しい4花弁のようです。
それはハイネが4花弁のものをプリントしたからという事なのでしょう。
ちなみに検索して画像を見てみると、確かに5花弁のものばかりでした。
そして花が登場してくると大体気になってしまうのが、花言葉ですよね!
キキョウの花言葉はどうやら
永遠の愛
だそうです。
単純にこの物語にとってこの花言葉は特に意味がありそうに感じてしまいますよね。
そして時間のない永遠の国へと帰ろうとしているハイネにとっても、何かしら意味を求めて大量に産み出したと考えられそうです。
ってか花言葉一つにまで考察要素を仕込んでくるこの作品は凄い(笑)
ネリネ
花に詳しくない自分は初めて聞いたネリネという花。
どうやら大正時代に日本に持ち込まれたアフリカ原産の花のようです。
開花期は秋から冬にかけてのようですが、タカノス山では通年花をつけて自生するのだそう。
・・・まあそれはハイネが産み出したからこそなのでしょうけれど。
そしてこのネリネという花は、潮が好きだった花。
だからこそ潮の葬儀の際には、別れ花として棺に手向けられていたようです。
と、ここまで読んだ所で、とりあえずコミックスの1巻を開いた自分。
確かに棺にもネリネらしき花が添えられていました。
が、それ以上に衝撃だったのが、1巻の表紙で慎平がこの花を持っていた事です。
青い海や水着姿の潮に目が奪われていた為気づきませんでしたが、慎平が手にしていた真っ赤なネリネの花は改めて見るとかなり印象的ですね。
そしてこのネリネという花の花言葉は、
また会う日を楽しみに
との事です。
潮が好きだったという事、そして死者に手向けるには丁度いい花言葉である事。
物凄くピッタリなのでしょうけれど、それ以上に慎平が表紙で持っていた事が気になってしまいますね。
わざわざこの花を表紙に描くという事は確実に意味があるはず。
しかもそれを慎平が持っているという事は、「また会う日を楽しみに」という花言葉は、慎平から潮に向けたメッセージなのだと考えられます。
・・・・ということは、潮復活エンドはないのでは??
という妄想をしてしまいました。
元々それは都合の良い考えなのですが、なんだかんだ一番のハッピーエンドはそれだと思いますからね。
それがないのだとすれば少し悲しいです。
まあ完全に妄想なのですが、こういう妄想をさせてしまうような記録回だったと思います。
今回はここまで
最後までお読み頂きありがとうございました!
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