チェンソーマン最新話57話ネタバレ感想!パワーにハンドルを握らせてはいけません

チェンソーマン57話ネタバレ感想
・・・・・多分今年漫画を読んでいて一番笑った・・・。
いやいや、こんな話の展開を許される作品なんて、マジで「チェンソーマン」くらいのものじゃないでしょうか?
もうどう考えても頭おかしいとしか言いようがないのですが、それでいてめちゃめちゃ面白いっていうのはもう奇跡的なバランスなんじゃなかろうか。
良い意味で最高で最悪に酷すぎた57話の気になる所をまとめてみましょう!
チェンソーマン最新話57話「突然」
偽黒瀬はデンジに接近
前回コベニと暴力の魔人に近づき、公安に入り込もうとしていたアメリカの刺客の長男。
どうやらあっさりと黒瀬に成り代わる事に成功したようです。
公安のセキュリティも大した事なさそうですね。
そして護衛メンバーの中で唯一黒瀬を知っている早川でしたが、特に正体に気付くという事もなく。
・・・ちなみに早川は今回未来の悪魔の力で何かを視るという事もなかったな・・・。
お前が未来を視れていれば色々と平和だったのに・・・。
そこで偽黒瀬となった長男は、どうしても仇討ちがしたいといってデンジになんとか近づこうとします。
まあそう言われてしまうと断りづらいですよね。
若干喋り方のイメージが違う感じがしますが、流石にちょっとだけしか交流がなかった早川に気づけと言うのも無理でしょう。
コベニの車に興味を持ったパワー
偽黒瀬と早川が真面目な話をしている所で、パワーが興味を持ったのがコベニが乗っていた車。
貧乏で知られるコベニでしたが、ボーナスが入ったからなのか車を買っていたようです。
家族が多い事もあり、家族の送り迎えをする目的だったんですね。良い子。
しかしそんな大事な車にパワーが興味を持ってしまったから大変。
まずは乗せろと言ってきますが、その後が酷すぎます。
ワシの持っている車に似とるなぁ・・・(大ウソ)
これワシの車じゃないか?(妄想、虚言癖)
ウヌは盗人なのか?(妄想&虚言癖)
そんな風に妄想を押し付けまくりながらも、あっという間に運転席へ。
「ワシのじゃ・・・」と嬉しそうにしているパワーの目は完全に輝いています。
しかもコベニを脅しまくったパワーは、
「安心しろ。免許証くらい持ってるわ!」
と、大ウソをつくのでした。
最低すぎるし、やり方も汚い。
弱いものには強気に出る。
これが2巻の表紙になっているキャラのやることなんだろうか??
むしろ初登場からどんどん知性が下がっているような気もしてきた。
まさかの人身事故(笑)
一方で強引に話を進めようとしていた偽黒瀬。
嫌がるデンジと無理矢理握手をしようとします。
もしかするとここで何かをしようと考えていたのかもしれませんね。
しかし偽黒瀬が「天童達の分も俺がキミを守る」とか良いこと言っていたその時、
パワーの運転するコベニの車がデンジと偽黒瀬をまとめて轢いてしまいます。
目の前で巻き起こる予想外の事態に、読者も混乱しますが、当然護衛の早川や日下部も開いた口が塞がらない状態に。
しかしそれに負けないくらいに「やっちまった」という表情をしていたのが、車の中でハンドルを握るパワーとそれを止めようとしていたコベニ。
この二人の顔で思わず大爆笑ですよね!
どういう事態なんだよこれ(笑)
誰がどう考えたらこんな意味不明なストーリーを考えつくのやら。
完全にイカれてますよね。
嘘つきパワーの責任転嫁・・からの大勝利!
パワーが運転していたとはいえ、自分の車で二人を轢き殺してしまった(デンジは生きてますし生き返れますが)事でもう言葉も出ないくらいに動揺するコベニ。
なんとかパワーに向けて口を開こうとするも(おそらく救急車と言おうとしているのかな?)うまく言葉に出来ず。
一方で流石に思い切り冷や汗ダラダラだったパワーですが、コベニとは逆に一瞬で冷静に戻ります。
そして口にしたのは、
「ウヌの車じゃ。ワシのせいじゃない」
というさっきの発言をなかった事にした上で、完全なる責任転嫁をしてきます。
ここでコベニは半泣き状態で「キョ・・・・きょ・・・」と口にしてますが、なんて言おうとしてたんだろ?
・・虚言癖・・・かな?(笑)
しかしパワーはそれ以上コベニに喋らせる事もなく、一方的にガンガン攻めてきます。
「まさか人のせいにするのか・・!?この・・・人殺しがア!!」
もはや言葉が通じているとは思えないレベルの身勝手っぷりのパワー。
最低という言葉だけでは足りないくらいのレベルですよね。
元々嘘付きなパワーですが、一体どれだけ今回大ウソつきまくったんだか。
・・からの大勝利!
開いた口が塞がらない早川。
とはいえ流石に身内を轢き殺してしまったのは本当にヤバすぎる事。
それだけに動揺しながらも「な・・・なにやってんだ。何やってんだてめぇ・・」と辛うじて言葉にします。
が、完全に責任転嫁を完了したパワーは、「ワシは運転してない。アイツのせいじゃ」と、本当にやってないという態度で返してきます。
どうしようもないクズ発言を繰り返すパワーでしたが、その時ちょうど良く偽黒瀬の顔が長男の顔へと戻っていきます。
その姿を確認した玉置は、その男がアメリカで殺し屋まがいの事をしているデビルハンターだと断定。
ちなみに契約している悪魔は皮の悪魔で、3兄弟共に契約しているようです。
触れた死体の身なりを奪えるという事で、本来だったらかなり苦戦しそうな相手でした。
そこでようやく一息ついた早川。
パワーの方を振り返ると、さっきまでとはまた一転して今度はハイテンションに。
「敵の正体に気づいていたのはワシだけだったようじゃなあ~!」
と、完全に敵を倒したのは自分の手柄だと騒ぎ始めます。
そして自分が瀕死の状態に追い込んだデンジを捕まえて「デンジ!仇は取ったぞ!」と大はしゃぎ。
今回終始ウソしかついていない最低なパワーでした。
その被害を思い切り受ける事になったコベニ。
敵は3兄弟という事で、誰かが成り代わっている可能性を考慮して皆はお互いをチェックしにいく事に。
しかしコベニはその中で、車から降りる事も出来ず、汗と涙でぐちゃぐちゃの顔になってしまっていました。
ご愁傷さまとしか言いようがない。
これはもうある意味では天災に遭遇したというレベルだわ。
吉田ヒロフミがヤバい!
一方でコベニと同じくらいに困った事になっていたのは姿を変えて事故に群がる人々に交じっていた次男と三男。
最早想像することすら出来ないような最低の方法で兄を殺されてしまった彼らは、当然ながら兄の死を受け入れる事が出来ません。
そこで次男はやっぱりパワーが許せないと動き出すも、すぐに誰かに見つかります。
そしてそのまま次男は血の海に沈む事に。
次男を瞬殺したのは民間から来ている吉田ヒロフミ。
そのまま三男がいる所までやってきます。
しかし人を殺した直後とは思えないような、なんなら爽やかにも感じれる表情をしています。
ネットだとDVしてそうなキャラだとイジられていた吉田ですが、どうやらそのイメージは当たってそうですね。
三男はなんとか他の人の顔に姿を変えます。
そして吉田は、三男がゲロっていた事で、「プロはゲロ吐かないか・・・」と口にしてそのまま去っていくのでした。
本当にそう思ったのか、もしくは殺す価値もないと感じたのか。
いずれにしても去り際までとにかく目が怖いよ、吉田。
サイコパス感が半端じゃないですし、ヤバい奴度で言えばマキマさんに近い気がします。
・・・とか言ってコイツが来週死んでてもそれはそれで納得しちゃうけどね(笑)
チェンソーマン57話まとめ
とにかくパワーが酷かった。
そう言えばそれでおしまいの回とも言えたでしょう。
想像を超えるパワーのクズっぷりはある意味では楽しいのですが、これで成り立つのはここまで「チェンソーマン」が積み重ねた世界観があってのもの。
他の作品が真似しようとしたら不快なギャグ漫画としか思われないでしょうね。
そんな奇跡のようなバランスで成り立っているんだなぁとか、なんとかいい方向にまとめてみたくなりますね(笑)
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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