サマータイムレンダ最新話102話ネタバレ感想!圧倒的窮地は影ミオと共に!?慎平は自分の影に勝てるのか?

サマータイムレンダ最新話102話
記録回を挟んでの最新話102話でしたが、やはりめちゃめちゃ面白いですね。
よくもまあこれだけ主人公達を不利な状況にどんどんどんどん追い込むものだと感心しちゃいますよ。
どうしても物語の都合上で悪役が手を抜いた感じにみえたりする作品って多いと思うのですが、この作品の悪役はむしろ主人公が嫌がる事を全力でやってくる辺り、凄まじいくらいにガチ感があります。
そんな今回の気になる所をまとめてみましょう。
サマータイムレンダ最新話102話ネタバレ感想
慎平の影はどこから?
前回の101話で突如登場してきた慎平の影。
しかしその影がどこからやってきていたのかが良く理解出来ていませんでした。
1周目や2周目でも慎平はハイネ(シオリ状態の)にコピーされていたのですが、それは既にループの時間の中に消えていったはず。
3周目では葬儀場でのコピーは避けたものの、コバマートでコピーされてしまっていましたが、それも当然消えてしまっていたのだと思っていました。
が、そこが大きな間違いでした。
ハイネが慎平のループについて来るようになったのは3周目の夏祭りの終わりの時点から。
つまり3周目にコピーした慎平のデータをハイネは失っていなかったんですよね。
あれからずっと登場していなかっただけに、3周目のデータを8周目の今になって使ってくるという辺りがめちゃめちゃ恐ろしすぎますね。
1巻での影ミオの台詞に戦慄する・・
慎平のデータがどこからやってきたのかという部分で、過去の回想パートが少し描かれていました。
それは2周目の慎平があっさりと影ミオに殺されてしまった部分。
多分3話目とか4話目とかの辺りだと思うのですが、ここで意味深な会話がされていたのです。
影ミオに生み出された影凸村が影ミオに対して質問します。
「これもコピーすんの?」と。
それに対して影ミオは
「いや・・・これはもう*******」
という感じに台詞にモザイクがかけられていました。
慎平が死にかけていたから聞こえなくなっていった。
そういう演出なのかと思っていましたが、実はここでの台詞が凄く重要な台詞だったのです。
今回ようやく明かされたその台詞とは、
「これはもう、オカアサンがコピーしてる」
というものでした。
いやいや、最新話の102話で3話目とか4話目くらいの話の伏線回収するの凄えな・・・。
まあ実際はその時の事実は消えているので、それほど意味がある訳ではないのですが、この台詞を隠していた事の効果は凄いものがありますよね。
残されていたのは影ミオ
自分自身の影が使われているとは気づいた慎平。
しかし慎平のケータイがコピーされていた所で、本物が消えなければ使えないはず。
そこまで考えた所で、慎平の部屋から何か物音が聞こえます。
そこにいたのはネイルガンで縫い付けられていた影ミオ。
影ミオは、潮の死を偽慎平から伝えられた事で、澪自身によって動きを止められていました。
潮が死んでしまったのだとすれば、影ミオへのハッキングが解けてしまうかもしれない。
そうなれば再び影ミオが敵になってしまうのではないか?
そんな事を慎平自身が澪に伝えていた事もあり、澪は影ミオを止める判断をしておいたのです。
正直この判断は普通であれば厳しいというか、あまり冷静な判断とも思えません。
が、これによって一人ぼっちの慎平にとってパートナーが出来たとも言える訳で、もしかしたら澪はそこまで考えてそういう判断をしたのかもしれませんね。
ケータイが使えた理由
本物の慎平のケータイが残っている状況なのにも関わらず、ハイネは慎平のケータイを使っていた。
この部分が良くわからない部分でしたが、慎平はそれも思い出します。
3周目、影慎平は慎平から本物のケータイを奪っていきました。
その時点で本物のケータイとコピーケータイが存在する事に。
この時点ではコピーケータイを使う事は不可。
しかし3周目のラストで、全てがハイネの体に取り込まれていった事により本物のケータイは消去され、それによってコピーケータイが使える状態になった上でハイネの中に取り込まれていたのです。
それによって本来は一度に存在出来ないケータイが2台存在するというおかしな事になっていたという事のようです。
まあ正直この辺りは、コピーとかのルールとかをもう一回読み直さないと訳が分からなかったり(笑)
結構難しいんですよね。
とはいえ、2周目とか3周目終盤とかの時点で、これだけ先に使われるネタを仕込んでいたというのは本当に凄いです!!
複雑なループの物語を、途中で完全に変えたりしたのも驚きましたが、それでもそれ以前のループの内容が重要となってくる。
この構成はお見事としか言いようがない気がします。
自分からの電話は究極の2択
ケータイの謎が解けた事で、よりやばい状況にある事を理解した慎平。
しかしそこで南雲先生から連絡が。
とはいえそれが南雲先生であるはずもありませんよね。
当然電話をかけてきたのは慎平の姿になったハイネ。
ここでの彼女の台詞が恐ろしいです。
自分の目で確かめよ、観測者
ひづるたちは虎島に、澪たちはアランの畑におる・・・
おまん次第じゃ、どっちを助けに行くかはな
こんな意味深かつ回りくどい言葉だけを残して電話を切ったハイネ。
狙いが分かりづらいだけに慎平も完全に追いつめられます。
その一方で冷静な影ミオはこう言います。
「ハイネは今、慎ちゃんの人格で思考してる。私らもフカンされてる」と。
潮だけでなく他の仲間とも連絡がつかない状況なだけに、影ミオの冷静さは助かりますね。
とはいえ虎島とアランの畑の場所は相当離れた場所にあり、すぐに両方の場所を確認する事は出来ません。
どちらかを助けに向かうという事は、どちらかを見捨てるという事にも繋がりかねないだけに、どう考えても絶望的な気がしちゃいます。
まあ影ミオの言う通りに、どっちももう殺されているというのが最悪すぎる状況でしょう。
もちろん、ハイネがわざわざこんな事をしている以上それはないと思いますけどね。
影ミオがやっぱり可愛い件
澪の所に先に向かうか、それとも南雲先生の所に先に向かうか。
究極の選択を迫られて困惑する慎平。
どっちもを死んでいる可能性すらある訳ですが、それでも強く言い放ちます。
だからって何もせんわけにいかんやろ!!
せんかったこと悔やむくらいやったら、したことを後悔する・・・
そんな物凄く格好良い慎平の台詞に、冷静な影ミオも思わずちょっとだけ顔を赤くします。
こんな辛いシーンなだけに、無理して表情を変えないように努力している感じがして可愛いです(笑)
当然ながら基本は澪と同じなので、慎平を大好きだという気持ちは残っているんですよね。
ここへ来て慎平と影ミオでのタッグになるとは思っていませんでしたし、その間に影ミオが澪の思いをそれとなく伝えたりするのかもしれませんね。
サマータイムレンダ102話感想まとめ
という事で、ますますどんどん追いつめられまくっていた今回。
完全にハイネ達のペースとなっていて、無理ゲー感がどんどん高まってきてます。
正直この時点で誰かが死んでいたりすると、多分もう取り返しがつかないでしょう。
ループの開始地点がタカノス山の所でしたし、あそこからじゃもうループした所で何も変えられないはずですし。
ハイネがわざわざ2ヶ所に分散させたのも気になったり、慎平の眼が限界が近いのか出血しまくっていたのも気になる所なんですよね。
影ミオがパートナーとなっている事だけがプラスの要因ですが、この状況でどれだけ二人で戦っていけるのか・・・・
めちゃめちゃ不安ですが、慎平達の反撃のターンがやって来るのを期待して次回を待ちたいですね!!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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