呪術廻戦最新話96話ネタバレ感想!世界の均衡を変える五条と伏黒の新技炸裂!?

呪術廻戦最新話96話ネタバレ感想
前回のラストが衝撃的だっただけに、次の展開が気になっていた訳ですが、そこは完全にスルー。
ちょっと残念な気もしましたが、その分『呪術廻戦』の世界観をかなり補完するような内容となっていて、ある意味では密度が濃い内容だった気がします。
敵とのバトルの部分の中で世界の設定の部分を描きながら、それこそが敵の戦う動機になっているというのは漫画としてやっぱり上手いよなぁと感じます。
まあ「呪術廻戦」って初期からずっっと上手いですよね、改めて思いますけど。
それでいてキャラのデザインを全然媚びた感じにしないのも凄いと思いますが。
そんな96話の気になる所をまとめてみたいと思います!
呪術廻戦最新話96話「渋谷事変⑭」
純粋悪だったベテラン呪詛師
今回冒頭で描かれたのはなぜか五条悟が生まれたという1989年12月7日の情報。
生まれた瞬間から何か特別な存在である事を感じさせるようなビジュアルとなっています。
しかし次のページで描かれたのは女子高生とその父親の仲よさげな様子。
突然何が起こったのかわかりませんでしたが、ここで描かれたのは簡単に言えば、
オガミ婆が自分の体に、自分が殺した娘の姿を降霊させて、その姿で父親を殺した
という話。
見所は女子高生の姿が、制服姿のままオガミ婆に戻る所です(笑)
・・・・これは流石にキツイぜ・・・。
ちなみに殺した娘が最後に叫んでいたのは、父親ではなく母親の方だったという、全くいらない報告をしてくる辺りに性格の悪さがにじみ出まくっていますね。
そして一方でオガミ婆の相方とも言える粟坂の方は、
人間を埋めて顔だけ出してその顔の皮を剥ぐ
という非常にグロ過ぎる事をやっていました。
なんでそんな事をやっているのか?
それは、人を殺す仕事をしているから、人体の仕組みをよーく知っておかないといけないから!!!!
う――――ん。吐き気を催す邪悪ですね、これは。
なんとなくこの二人は超ベテランだし、なんかそれなりに歴史ある家系とかの呪詛師とかそういう感じだと思っていたので、これはちょっと意外でした。
丁度この頃は年々活発になる呪霊の相手で呪術師は忙しく、上手くやれば何も縛られずに楽に稼げていたとの事。
そして彼らは自由に我儘に生きていたそうです。
う――――ん。これは吐き気を催す邪悪ですね(2回目)
まるでやんちゃで駄目な若者のようではないか・・・
世界の均衡を変える程の存在、五条悟
しかしそんな最低のおっさん達にも自由時間が終わる時がやってきます。
どういう方向からなのかはわかりませんが、二人の元には五条家に生まれた六眼の子供の情報がもたらされます。
どうやら既にその子供には億を超える賞金がかけられていて、現在早い者勝ちの状態になっているとの事。
彼らは当然自分達には実力があり、何にも縛られないと思っているだけに、五条悟を殺せば簡単に大金持ちになれる・・・くらいに思っていたのでしょう。
しかし遠目から様子を観に来た二人は、只の子供に睨まれた事で本気で震え上がります。
おそらくまだ小学生程度の五条に対して、二人は「絶対に勝てるような存在ではない」と感じてしまった訳です。
そして二人は直感します。
年々呪霊が力を増している原因はコイツなのだと。
五条悟が生まれた事で世界の均衡が変わってしまったのだと。
たった一人の存在が世界の状況をも変えてしまう。
まあこう言えば五条のせいだとも言えるでしょうが、実際の所はこれが始まりだったのでしょうね。
きっと彼に続く形で、乙骨が生まれ、そして宿儺の器たる虎杖が生まれた。
そしてきっとこの世代に有望株が多いのも同じような事で、本命はむしろこの世代だったのではないかと思います。
丁度『ワンピース』の972話でも20年後に大きな戦いの主役達がやってくるという話をしてましたが、ある意味ではそれと同じように、大きな力を持つものが今になって集まってきているという事なんじゃないかと思います。
・・・・ちょっと違うかな(笑)
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粟坂の術式の謎
要するに、ずっと自由だったのに、ジジイになってしまうまでの十数年くらいの間ずっと自由を奪われてしまった。
・・・・まあ五条に怯えてたという事であり、猪野が言っていた「五条がいるから大人しくしていた」奴らの中の一人だった訳ですね。オガミ婆も粟坂も。
純粋な悪の呪詛師として生きてきた彼らにとっては、自由を奪われた事など許されない事。
それだけに気持ちは完全に「ふざけんな!!」という感じで怒り心頭です。死ぬほど勝手ですけども。
「俺は生涯現役!!死ぬまで弱者を蹂躙する!!」
・・・ん?前半は良いけど、後半は最低な事言ってるぞ・・・!?
まあどこまでもクソ野郎ですね、シンプルに。
最近の漫画で老人や老婆の敵で、こんなにただの悪ってあんまり存在しないんじゃなかろうか?
とはいえ、実際に生涯現役と口にするだけの強さは持っている粟坂。
攻撃を食らってもダメージがゼロとはいえ、1対2でありながらも虎杖、伏黒にそれぞれちょっとダメージを与えてますし、体術のレベルは相当なものなのでしょう。
とはいえ問題はやはりダメージを通さないような謎の術式。
伏黒が五条悟の名前を出してカマをかけた反応から、粟坂はどう頑張っても五条には勝てない存在である事が確定。
それにより、粟坂の術式が無効化というような大したものではない事も確定させます。
この場面で伏黒が本気で嘘をついたあげく騙せなかった事で「どんまい」を繰り返す虎杖が良いですね。
虎杖は絶対嘘つけないタイプだわ・・・と思ったけど意外と器用でもあるからわからんか。
そして何かに気づいた感じの伏黒は、「脱兎」というウサギを大量に呼び出す術で粟坂を攻撃(まあ基本的には周りを走っているだけですが)
一匹だけ飛び跳ねた際に、粟坂の肩に当たってちょっとだけ嫌そうな感じを見せたのを、伏黒は見逃しませんでした。
そしてそこで粟坂の術式を見破った伏黒は、虎杖と共に一度退がる事に。
やっぱりこういう直接攻撃だけではなんともならないような敵との戦いは、伏黒のような賢いキャラがいないと厳しいですね。
割と今までは術式を開示する事で能力を高めていた奴の方が多かったですし。
こういうネタバレが絶対に駄目な能力って基本的には一発屋みたいなものですが、ネタがバレるまでは強いんだよなぁ・・。
そして肝心の能力ですが、粟坂がダルマ顔だったので、何となく上から見ても下から見ても同じ顔に見える・・みたいな事を思ってました。
髪の毛の感じと顎の髭が形似てるしね。
で、それによってひっくり返すというイメージがそこにはあったのだと思ってました。
ダメージもひっくり返すという事で、強いダメージを無効化して、弱いダメージが効果的になる・・・みたいな。
だからこそウサギの弱めのアタックでちょっとダメージを食らったんじゃないかと思いました。
まあダルマ云々はどうでも良いですが(笑)
それと、何気に目の色が黒と白でハッキリと変化していて、それも気になりました。
目の色の変化と共に自分の身を守る術式が変わっているのではないかと。
まあとりあえずこのどっちかであり、意味合いは結局の所一緒なんじゃないでしょうか。
なので攻略法は、強パンチと弱パンチを繰り返していけば良いのでは??
呪術廻戦96話ネタバレまとめ
という事で、粟坂との戦いの中で呪術界の変化の部分までしっかりと描かれました。
猪野が語っていたパワーバランスの辺りにも関わっていた話であり、上手い作りだなぁと感心しました。
せっかく虎杖と伏黒がコンビを組んだ以上、あんまり敵が弱くては意味がないと思ってましたが、正体不明の術式によって苦戦する展開はバランスが良い落とし所でしょうね。
おそらく苦戦するのはここまでで、ここからは完全に反撃のターンとなるでしょう。
まあ本当の戦いはもしかするとその後の伏黒パパ戦かもしれませんし、そもそもその後に特級呪霊というメインイベントも控えてますしね。
まだまだ長い戦いになっていくでしょうし、バトル多めの展開になりそうで楽しみですね!!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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