ペルソナ5スクランブルネタバレプレイ感想!世直しの旅開始!祐介の成長と仙台のジェイル攻略後編

「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントムストライカーズ」
仙台のジェイル攻略も後半戦!
前回はこちら↓
仙台のジェイルの鍵が眠る場所(トラウマルーム)へとやってきた一行。
アリスの時と同じ様に、この場所には夏芽が大きく傷つけられた思い出が眠っています。
そして彼の場合はやっぱり、作品を思い切り貶されてます。
まあこれだけ好き放題言っているくせに、編集者達は夏芽を広告塔として使おうと考えた訳ですね。
偉大なる作家の孫。
それだけが夏芽安吾を使う理由なんですよね。
しかしそう考えると夏芽もまた被害者でしかないと言えるでしょう。
何者かが彼に力を与えた事で、メンタルの弱った彼がその力にすがってしまったという感じなんでしょう。
今回の各地のジェイルの王(キング)はみんなそういう感じなんじゃないだろうか。
まあそりゃそうだという台詞ですね。
現実的でもありますが、こういうのは作家さんにはキツイでしょう。
その数字を作り出す為だけに作り出された夏芽は辛いだけでしょうし。
そして編集長が変身した姿は、アリスの時と同じロックキーパー。
コイツだけ敵としてのビジュアルが独特なのが気になる所です。
相変わらず大苦戦するものの何とか撃破。
ここで怪盗団の皆も夏芽のトラウマを知る事に。
トラウマがあろうと今夏芽がやっているのは最低過ぎる事。
しかしそれでも同じ何かを作り出す者、表現者としてはこれまでの彼を認める祐介。
最初から祐介は夏芽に対して特別な思いを持っていましたからね。
自分も道を誤っていたかもしれないと考える祐介。
しかし彼には頼れる仲間がいた訳で、それが彼と祐介の違い。
こういうエピソードってやっぱり、続編だからこそ出来る展開という感じですよね。
元々成熟していた感じの祐介ですが、より一層強くなったように思えます。
そしてやるべきことを終えて戻ってきた所で善吉登場。
迷子の子供を助けようとしています。
思っていたよりも非常に熱い感じで子供を助けようとする善吉。
そう言えば発売前のPVで善吉の子供が登場してましたし、子供に関しては特別な想いがありそうです。
しかし熱が入りすぎて子供に逃げられる善吉。
こういう格好つかない所が善吉らしいという気もしますね。
空回りが酷い所がなんだか良い部分になっているのかも。
そしてそんな善吉を予告状を夏芽に届けるために利用する一行。
こういう部分で皆がやたらと精神的に強くなっていると感じさせますが、その反面、善吉がチョロいと思われているからとも感じますね。
そして善吉の助けを借りて再び行われたサイン会に予告状をばら撒く事に成功。
これで善吉と本当の意味で仲間になったようなものですね。
関係が深まった事で少しは春も距離を縮めてくれたような気がします。
そしていよいよシャドウ夏芽との戦いに。
毎度の事ながらボスは真の姿へと変身します。
夏芽が変身した姿がこのドラゴン。
これもPVに出てましたね。
まさかこんな序盤のボスとは思わなかったです。
何となく終盤の方のボスかと思ってた。
単純にビジュアルが格好良いです。
ペルソナってこういうシンプルなドラゴンみたいな敵キャラは少ない気がしますし、たまにはこういう王道な感じの敵キャラも良いのかも。
そしてこのボス、やっぱり結構強いです。
HPもやたらと多いですし、攻撃力も相当高め。
こっちのHPが200くらいしかないのに、一発で100くらい喰らう攻撃があるのは中々キツイです。
やっぱり普通のペルソナシリーズのように、補助系のスキルをもっと使った方が良いのかもしれません。
やっぱりアクションゲームではあるものの、ボス戦は特にコマンド式のRPGのような戦い方をするのがベストな気がします。
その為にはしっかりと前準備をして、回復アイテムを揃えておく事が重要ですね。
相当苦戦したものの何とか勝利。
格好良いドラゴンでしたが、最後はメッキが剥がれて哀れな姿になってしまっています。
こういう部分を入れてくる辺りはペルソナらしい皮肉を感じます。
そして負けてからの台詞もまた酷い・・。
完全にドラクエ1のパロディみたいになってますね。
そしてこの姿でもメッキが剥がれてしまう夏芽。
こういう所で思い切り惨めに演出するのがペルソナらしいです。
ここで本当の感情を爆発させる夏芽。
裸で叫ぶというシーンはシュールにも感じますが、その内容は結構キツイですよね。
何かを創作する仕事をしている方には絶対に響いてくるんじゃないでしょうか。
必死に頑張ってきたからこそ、余計に苦しむ事になった夏芽。
こうなってくるとどうしても可哀想に思えてきちゃいますよね。
アリスの所でも感じましたが、今作のボスである王(キング)は本質的には悪い奴じゃないんですよね。
むしろ辛い立場になってしまっている人間(が成功したタイミングで?)に何者かが力を与えてきているという感じなのかなぁと思いますね。
そこに何かしらAIが関わってきているのかな?
絶望している夏芽に対して優しく語りかける祐介。
この言葉は物凄く救いになるでしょうね。
そしてこの言葉を言えるのは怪盗団の中でも祐介だけでしょうし。
夏芽を改心させた事でようやく事件が解決。
割とシンプルな話ではありましたが、祐介の優しさや格好良さがしっかりと描かれたエピソードとなっていましたね。
しかし渋谷のアリスの時点で気づいていましたが、今作は各地の王(キング)の心を怪盗団の一人一人が救っていく物語となっているようです。
それもまた色々なものを乗り越えてきた今の怪盗団だからこそ出来る展開であり、続編としての意味を感じさせてくれますね。
これで仙台での戦いは終わりですが、エピローグ的なものがあるのでそれはまた次に。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
-
前の記事
ペルソナ5スクランブルネタバレプレイ感想!世直しの旅開始!祐介の成長と仙台のジェイル攻略中編 2020.02.26
-
次の記事
ペルソナ5スクランブルネタバレプレイ感想!世直しの旅開始!祐介の成長と仙台のジェイル攻略後編その② 2020.02.27