ワールドトリガー最新話192話193話ネタバレ感想!二宮と弓場の直接対決の行方は!?戦いは最終局面へ!!

ワールドトリガー最新話192話193話ネタバレ感想
最新話は2話掲載という事でめちゃめちゃ嬉しいんですが、内容もやっぱり凄まじく濃ゆいものとなっていましたね。
情報量の多さが半端じゃないのですが、しっかりと読者が気になった事を教えてくれるのが流石としか言いようがありません。
しかも個人的には全く予想外の展開となっていて、ここから果たしてどうするのか全く先が読めない感じとなりました。
そんな192話と193話の気になる所をまとめてみたいと思います。
ワールドトリガー最新話192話「二宮匡貴③」
まず気になってしまうのが今回のサブタイトル。
この時点でこの先の展開を考えるべきだったなぁ・・と読み終わってから考えました(笑)
グラスホッパーの謎と攻略法にも答えが!!
前回凄まじいくらいの衝撃を受けた、遊真の新技であるグラスホッパーでの乱反射(ピンボール)
読んでて思わず笑ってしまうくらいの発想力で本気で驚かされましたが、実の所はよく分かっていない部分も多かったです。
そして今回は冒頭からそれについての解説をしてくれるので、物凄くありがたいです!
読者が気になっていたのが、グラスホッパーの反射力の部分だと思います。
何でも跳ね返せるならシールドよりもずっと優秀じゃん・・・と。
しかし今回
- グラスホッパーは物質化したものしか反射しない
- トリオンの弾丸が当たると相殺される
という事が明かされました。
つまりあの局面で帯島ちゃんが取るべきなのは、弾丸でグラスホッパーを処理するというやり方だったのです。
但しそもそもこの仕様は知らない人も多いという事で、もらってしまうのも無理はないとの事。
実際小南も知っていないようなので、蔵内くらい真面目なキャラでないと対応は出来ないんでしょう。
ちなみにグラスホッパー乱反射(ピンボール)の前の、曲がるブレード投げにも秘密が隠されているようですが、試合が良い所に来ていた為、また今度となりました。
・・・しかし解説をされる事で、遊真の発想力の凄さがどんどん増していきますよね。
撃ち合いの展開に
帯島ちゃんがやられた事によって二宮隊の3人に囲まれてしまった弓場さん。
完全にピンチですが、ここを放っておく程玉狛も甘くありません。
修の指示で千佳はかなりの遠距離から炸裂弾(メテオラ)を撃つ事に。
とっさに二宮が撃とうとしていた強化追尾弾(ホーネット)で迎撃するも、何発かは素通りで弓場さん達の戦場へ。
弓場さんはしっかりとその隙をついて辻に僅かながらもダメージを与えます。
狙撃手がいない事で爆撃がし放題になった千佳。
更にはひっそりと近くには修が潜んでいる状況。
この瞬間だけで見れば玉狛が有利とも言える感じなんですよね。
二宮が爆撃を落としていても、犬飼と辻では「攻撃手キラー」の弓場には簡単には勝てませんし。
しかしそこで二宮はまさかの選択をするのでした。
まさかの隊長同士の1対1
「犬飼、辻、おまえたちで可能な限り爆撃を捌け。弓場は俺が墜とす」
いやいや、この一言にはしびれましたね・・・
まさかROUND8の前に里見が1対1最強と言っていた二人が直接対決する事になるとは・・。
二宮としてもリスクが大きいだけにこれは選ばないと思っていたんですよね。
そして二宮からの誘いに乗る事にした弓場さん。
3対1が1対1になったと考えればかなりマシな状況。
仕切り直せば玉狛にも狙われるとなれば、この誘いに乗るしかなかったとも言えるでしょう。
とはいえ実際の所、
弓場は正面から当たっている時点で不利で、近づかなければ話にならない。
しかし二宮も爆撃が襲う中で両攻撃(フルアタック)は使いにくい。
というように、それぞれに問題はある状況。
完全な1対1ではないだけに、先が読めない展開とも言えましたね。
二宮の一人時間差攻撃
そんな中で二宮は、弓場に向けてではなく空中へと追尾弾(ハウンド)を撃ち上げます。
それは降ってくる追尾弾(ハウンド)との時間差を使った片手で出来る「二重射撃」
相変わらず片手をポケインしたままこんな技を使うんだから、本当に二宮は格好良い・・というか素直に凄いというか(笑)
そして一方で修は、千佳の爆撃に合わせて犬飼を襲撃。
しかし通常弾(アステロイド)での攻撃は、犬飼をカバーしていた辻がフォロー。
流石に簡単に落とせるというはずもないですよね。
そんな中で更に進んでいた二宮と弓場さんの戦い。
遮蔽物とシールドを使いながら、空から降り注ぐ追尾弾(ハウンド)正面から飛んでくる通常弾(アステロイド)更には置き弾での攻撃までをも完全に読み切って防ぎきります。
そこで爆撃の内の一発が二宮の近くに飛んできた事で、二宮はしっかりとシールドを広げる事に。
そしてその隙をついて弾幕を抜けて自分の間合いに入った弓場さん。
ここまで来れば誰もが弓場さん有利!!
そう感じていた瞬間、今になって更に降り注いできた追尾弾(ハウンド)が弓場さんの全身を捉えます。
解説陣はもちろん弓場さんもよくわかっていない状態で、二宮は言い切ります。
「一手の差だが・・・・・俺の勝ちだ」と。
そしてそのまま通常弾で弓場さんを完全に仕留めるのでした。
いやいや、これは格好良いぞ(笑)
一手の差とか言ってますけど、全く焦ってる感じでもないですし、圧倒的な強者の風格が凄すぎます。
二宮としては片手が使いづらい状況ながらも、しっかりと仕留めきるのだから恐ろしいくらいですよね!
そして192話はここまで!
ワールドトリガー最新話193話「二宮匡貴④」
二宮の弓場攻略の方法は?
隊長同士での一騎打ちは二宮の勝利。
それによって二宮隊の3人と玉狛の3人だけが残される事に。
そして193話の冒頭で説明されたのは、二重で降ってきた弾丸の秘密。
二宮は撃ち上げた追尾弾(ハウンド)の高度に差をつけて、さらに時間差で降ってくる弾を作っていたとの事。
そのやり方を王子は、ROUND7でヒュースが見せた時間差射撃を、屋外限定で発展させた技と評します。
視界の外から予想外の攻撃が飛んでくるんだから、初見では耐えられそうにないですよね。
この場面で最後に小南が残した言葉が印象的でした。
「1対1を挑まれたら受けて立つのが弓場ちゃんだから」
この言葉を聞くと、負けてもなお弓場さんは格好良かったと感じてしまいますね。
まさかの3対3はどうなる??
しかし弓場さんが落とされた事で、弓場隊と玉狛がそれぞれ3人ずつ残るというこれまでにない2チームでの最終局面を迎える事になりました。
正直玉狛としては絶対にこの状況は避けたいと思っていた気がするんですよね。
弓場さんが生きている間に、自分達の点にならなくても、二宮隊の誰かが堕ちて欲しかったはずですし。
しかもこれで点数的にも劇的な展開がやりづらいんですよね。
玉狛はあと2点が欲しい状態で、二宮隊を全滅させられればトータル7点になっちゃいますし。
だからと言って、二人だけ倒して目標の4点を獲得するという展開もちょっと寂しい気がしますし。
なので結構展開的には読めなくなった気がしますね。
最悪玉狛敗北で、それでも4点は獲得するという可能性の方が高いかも・・。
膠着状態
直接対決となり、玉狛はバッグワームで隠れているのに対して、二宮隊は堂々と姿を晒している状態。
更に二宮は炸裂弾(メテオラ)で建物を爆破。
遊真のワイヤー陣での戦いは流石に二宮としても嫌だという事ですね。
この膠着状態で、荒船や穂刈、出水や烏丸、木虎なんかが現状について色々と話をしています。
- 建物を破壊すれば、的になりやすくもある。
- とはいえ敵の数が減った事で余裕が出来た二宮隊。
- この状況で意識の外から狙撃や爆撃を撃ち込むのは難しい。
- 千佳は撃つからには確実にダメージを取らないと、位置がバレて不利になる。
- そもそも二宮は千佳に撃たせて居場所を特定するのが狙いなのでは?
- とはいえ千佳が撃つ以外に玉狛はやることがないのでは?
- 本来は千佳とヒュースが組むか、ヒュースと遊真が組むやり方だった以上、修がヒュース役をやるしかない。
- しかし修の手札では炸裂弾(メテオラ)持ちの二宮とは相性も悪く、そもそも技術と経験が足りない。
などなど、色々と話していましたが、なんとなく烏丸は修の事を信じているようにも見えたり。
出来ない事は修自身が一番知ってる訳ですからね。
そして修は千佳に、炸裂弾(メテオラ)を撃つタイミングやキューブの分割まで指示していました。
そこにも何か狙いがあるのではないかと思います。
ってかきっとやってくれるはず!!
追尾弾(ホーネット)の詳しい解説
戦いは完全に膠着状態となり、話は二宮の使っていた強化追尾弾(ホーネット)について。
実況の桜子によれば、それはかなりレアな合成弾なのだそう。
そのため初めて見たという人も多いだろうと、蔵内が詳しく解説してくれます。
しかしそもそも強化追尾弾(ホーネット)の話をする為には、その前に追尾弾(ハウンド)の話が必要になってきます。
追尾弾は、常に相手を追尾している訳ではなく、追尾性能が強い所と弱い所を設定して使うのだそう。
追尾性能に強弱をつける事で、山なりの弾道で攻撃が出来たりするのだとか。
そのため、常に追尾性能がMAXで撃ったとすると、全ての弾が狙った所に飛んでいく事になり、その場合は集中シールドで簡単に防げてしまうのだそう。
なので、追尾性能を調節して、ほどよく弾を散らすのが追尾弾(ハウンド)の上手い使い方。
そして本題の強化追尾弾(ホーネット)は、この追尾性能が強化されたもの。
普通の追尾弾(ハウンド)では曲がり切れない角度で鋭く目標を追うことが出来るようになっているのだとか。
二宮が追尾性能の強弱と、射出方向の調節を加える事で、隠岐をしつこく追い詰めたような躱されづらい攻撃になるのだそう。
しかし今回の二宮が恐ろしいのは、その合成弾をも見せ技にしている所。
強化追尾弾(ホーネット)を凌いだと思ったら、本命の辻が待ち構えている。
つまりは合成弾は相手を誘導するために使っていたのです。
・・・・・という事で、こういう設定が大好きな人にはめちゃめちゃ楽しい解説です(笑)
こんなに一つの技について詳しく語ってくれる作品って「ワールドトリガー」しかないだろうな・・。
今の二宮と今の千佳
「その追尾弾(ハウンド)は相手を動かすための追尾弾(ハウンド)なのよ」
とは、ROUND4での加古の台詞。
ここへ来てその台詞の意味を改めて感じさせるって、これこそまさに「遅効性SF」じゃないか(笑)
本当にどこまでも読めば読むほど効いてきますね・・・・。
そんなテクニカルな戦いをする二宮を王子はこんな風に評します。
A級のころは「火力でゴリ押し」って感じで、それでももちろん強かったけど
チーム戦においては、B級に落ちた今の二宮さんの方がずっと手強い、って僕は思うね
こういう評価がまた二宮の株をどんどん押し上げていてなんか嬉しい気持ちになるのは何故だろうか。
まあそもそも「ワールドトリガー」では登場人物の株が下るパターンがほとんどありませんけどね(笑)
そして追尾弾(ハウンド)の詳しい解説は終わりますが、蔵内の最後の台詞が結構意味がある感じとなりました。
「追尾性能MAXの弾もトリオンで大きく勝っていれば相手のシールドを破れる場合もありますからね」
この言葉で何かに気づいた王子と出水。
出水はここへ来て改めて、千佳が人を狙って撃てないのだと考えます。
外岡を撃った時、弾を散らさずに集中させていれば千佳のトリオンであれば間違いなくシールドを破って1点が獲れていたはずだから。
そんな出水の考えを、烏丸は良い感じにとぼけてごまかします。
これは当たりとしか言えない反応でしたが、この後の烏丸の台詞が今回の一番重要な所のような気がします。
俺はどっちかと言えば安心しましたよ
最初の爆撃失敗したの引きずって動きが悪くなると思ってたんで
今の千佳は間違いなくちゃんと戦う意志を持ってますよ
この「戦う意志」というワードこそがかなり意味を持っている気がします。
もしかすると、外岡への攻撃も全て意味があったのでは??
そう考えると、外岡を落とせなかった時の千佳のホッとした感じが別な意味に捉えられる気がします。
この辺りへまた別に考えてみたいですね。
そして膠着状態が続いたまま、今回のラストを迎えます。
なかなか仕掛けて来ない玉狛を、しっかりと待ち受ける姿勢の二宮。
そしてそれぞれが位置について準備を整えた玉狛。
ちなみに千佳が狙撃銃を装備している所が気になる所だったり。
「・・・・行くぞ。最後の勝負だ!」
そう気合いを入れた修は、珍しく汗をかいていない状態。
これはきっとやってくれる。
そう感じさせるようなラストシーンでした。
ワールドトリガー最新話192話193話ネタバレ感想まとめ
という事で、二宮対弓場の直接対決や、詳しい能力の解説など、相変わらず見所が山のようにあった今回。
情報量が半端じゃないのにめちゃめちゃ読みやすくてかつわかりやすいというのは、本当に凄いなぁと思わせられます。
玉狛が何かを狙っているという事は分かっていますが、二宮もそれを知っている状況で待ち構えています。
普通であれば圧倒的に玉狛が厳しいはずですが、ここまで目立った動きの少ない修が、きっと何かをやってくれる。
そう信じて次回の展開を待ちましょう!!
2話掲載であれば、次回には決着がついているかもしれません。
マジでどんなラストになるのか楽しみすぎますね!!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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