忘却バッテリー最新話49話ネタバレ感想!要圭に迫る勝負の厳しさ!今度は前に進めるか!?

忘却バッテリー最新話49話ネタバレ感想
前回が涙なくしては読めない大号泣回だったのですが、今回は今回でまた別の苦しさが押し寄せて来る回となりました。
いやいや、マジで勝負の世界ってキツイよね・・。
こんなに辛さを感じながら高校野球やるって想像も出来んわ・・・
知将要圭にとってもかなり意味がある回となっていましたし、この先がどうなっていくのか少し心配になる回でもありましたね。
そんな最新話49話の気になる所をまとめてみたいと思います。
忘却バッテリー最新話49話
勝負の後の爽やかな一面
星明に勝利して歓喜に湧く小手指メンバー。
その一方で起き上がる事が出来ずにいた高須先輩もようやく起き上がります。
顔を上げて見た空の青さ。
このページがカラーで描かれているのが物凄く効果的です。
そして泣きたい気持ちを押さえて整列する高須先輩。
笑顔で藤堂に話かけます。
イップスを克服して良かったと。
そして津田さんも言いたかった事を藤堂に言います。
「こち亀を読め」と(笑)
意味の理解出来ない藤堂に、高須先輩は「辞めずに続けろって意味じゃないかな?」と解釈。
来年まで続けていればまた戦えるかもしれない。
そんな思いを交わして2人は離れます。
そんな憧れで頼りになる先輩に藤堂は帽子を脱ぎ一礼するのでした。
物凄く爽やかで青春を感じる素晴らしいやり取りですよね。
・・・・・ほんと、ここまでで一回読むのを止めても良かったかもしれん・・・
勝負の後の辛すぎる一面
藤堂と高須先輩のやり取りを見てほんわかした気分になっていた要圭。
自分のさえわたるリードがあってこその勝利だとヤマちゃんと一緒に喜びます。
しかしそんな要圭の目に入ってきたのは、負けて悔しい気持ちを爆発させる星明の選手達の姿。
その中には当然高須先輩や津田さんの姿も。
要圭からすれば、さっきまで笑っていたのになんで?という気持ちでした。
人目も気にせずみんなゴツくて強そうなのに。
いうてもスポーツであり、負けたらめちゃめちゃ悔しいだろうけど、それほどの事なのかと。
まるで人でも死んだかのように泣いている彼らに、全く共感出来ない要圭。
そんな要圭にヤマちゃんは優しく答えてあげます。
- 星明は名門であり、今までの対戦校よりも今日に対する覚悟が違うかもしれない事。
- 星明に入る人は小学生から野球をしている人が多い事。
- 辛い練習を続けてこれたのは野球が好きで、チームメイトが好きだったからだと思う事。
- 大学まで野球をやらない3年生にとっては、今日で野球人生が終わってしまったという事。
- 1,2年生も3年生の夏を終わらせてしまった事で凄く苦しい事。
記憶を無くした要圭にとってはこれが初めてと言っていい真剣勝負。
だからこそヤマちゃんは空気の違いに驚く要圭に対して丁寧に説明したのでした。
要圭に押し寄せる厳しい現実
かなり戸惑いながらも、今日の清峰の球を褒める要圭。
しかし本人的には予定よりも4球多く投げてしまった事が納得出来ていませんでした。
それでも凄いと褒める要圭に対して、清峰は衝撃的な発言をします。
「あれ位の打者に当てられるようじゃダメだから」
藤堂の先輩である高須先輩を「あれ位の打者」扱いする清峰に流石に驚く要圭。
しかしそれどころか清峰は高須先輩の名前すら覚えていませんでした。
そこで要圭の脳裏に蘇る自分たちが殺してきた沢山の打者の姿。
思い出してはいけない辛い記憶が要圭を襲います。
それでもいい試合をした相手の事だからおかしいと粘るも、清峰からは更に残酷な言葉が飛んできます。
「圭は、今日負けたかったのか」と。
んなワケねェじゃんと答えた要圭に、清峰は「だったらこれで良かっただろ」と言い、要圭もそれ以上は何も言えませんでした。
いやいやいやいや、これはちょっと辛いわ。
勝負の厳しさをまざまざと見せつけてくるのは本当にキツイ・・・。
この感じだと記憶をなくす前の要圭もこの重さに耐えきれなくなっちゃったのかな・・。
クール過ぎる清峰を作り上げたのも要圭なんだろうけど、なんかとてつもない地獄のような道を歩き続けている感じですよね。
再び要圭が壊れてしまいそうな気がして恐ろしいです。
仲間達の支えがあって前に進める
とにかく辛い残酷な現実を叩きつけてきた今回。
要圭も完全に落ち込んでしまっていました。
しかしそんな中で清峰に語りかけてきたのは、途中まで投手を務めた鈴木さん。
「今日はありがとう。代わりに投げてくれて」
そんな風にキラキラと輝く目(ちっちゃい目だけども)で心から嬉しそうに言います。
「本物のヒーローみたいだった」と。
そして鈴木さんは要圭にも感謝します。
制球が乱れちゃった時に助けてもらったと。
練習を沢山していつの間にか凄く成長していて支えてもらったと。
自分にとっては清峰も要圭もバックの皆もヒーローだったと。
そして要圭が落ち込んでいる事に気づいていた藤堂も言います。
「正々堂々と戦ったなら誰も悪くねェんだよ。誇り持ってプレーするだけだ!調子こいて凹んでんじゃねェ」と。
もちろん千早も続きます。
「試合に勝ったら次も勝つ!それだけです」と。
・・・・・これはもう大号泣よね・・・
敵にしてみれば正に悪魔のような清峰。
しかし仲間からすればこんなに頼もしい存在はいませんもの。
鈴木さんによって完全に救われたわ、要圭も読者も。
勝負は間違いなく厳しい。
でも負けた側の気持ちに寄り添う必要はないのよね。
だって正々堂々勝負したのだから。
・・・・こんなに真っ直ぐに正論を言ってくれると、ただ読んでいるだけの自分でさえも許されたような気になりますよ・・・。
なんかもう皆格好良いわ・・・。
そんな皆の言葉によってしっかりと前を向けた要圭。
次の相手は苦い思い出のある最強の敵である帝徳。
要圭は今度こそ帝徳に勝ちたいという気持ちを新たにするのでした。
忘却バッテリー49話まとめ
なんかもう毎回言ってますが、泣けます・・・・!
ただただ泣けます。
なんだろ、野球やってた事もないし、あんまり本気でスポーツやってた事もほぼないけど、何故こんなに心を抉ってくるんだろ?
そもそも野球自体がそんなに好きじゃないのに、忘却バッテリーはとにかく凄く心にくるものがあるんですよね。
マジでこの漫画世の中に数々ある野球漫画の中でも最高峰の作品だと思いますよ!!!
マジで!!!
という事で今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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