アンデッドアンラックの9話が8話にも増して凄まじ過ぎた件

アンデッドアンラックの9話が8話にも増して凄まじ過ぎた件

アンデッドアンラック最新話9話ネタバレ感想

 

8話がとんでもない位のクオリティすぎてちょっと感動してしまったのですが、その勢いはそれだけでは止まりませんでした。

なぜなら

 

9話目も凄まじすぎる展開だった

 

からです。

 

しかも何が凄いかと言うと、8話目とは全く違う方向へと物語が進んでいるのです!!

前回が凄かったのだから、そのままの方向で突っ走っても良さそうに思えますが、むしろその凄かった8話の流れを一変させる事でより凄まじい展開になっていたのだと思います。

 

考察が好きな人にはそういう方向で楽しめますし、逆に何も考えなくても勢いがあって楽しめる。

そういう間口作品なんじゃないかなぁと感じております。

 

という事で9話で気になった所をまとめてみたいと思います。

 

アンデッドアンラック最新話9話「我々は否定する」

 

会話の中で色々判明する上手さ

 

前回怒涛の勢いで敵だと思われていたユニオンの本部(みたいな所)へやって来たアンディと風子

 

リーダーらしき人物からは歓迎されますが、この場にやって来たという事は別の人物を殺したからな訳で、当然皆が喜ぶはずもありません。

 

そこで真っ先にケンカを売ってきたのが(そもそも真っ先なのはアンディですが)タチアナというロボットみたいな人物

アンディが地味に反撃していた事で本格的なケンカになりそうになりますが、そこでリーダーが止めに入ります。

 

止めに入る・・・とは言っても、それは「やめなさい」と口にしただけ

 

しかしそれだけでアンディは風子の首に剣を突きつけてしまい、タチアナも隣の席にいるビリーというサングラス男にレーザーみたいなのを構えてしまいます。

サングラスのビリーは「え、ボク死ぬの?」なんてのんきに言ってますが、流石に仲間を殺したくないタチアナはそこでリーダーに謝る事に。

当然風子を殺してしまう訳にはいかないアンディもそこで冷静に降参します。

 

そのアンディの判断を「潔し」の一言で何事もなかったかのように流していくリーダー

 

アンディも風子を危険に晒してしまった事で謝りはしますが、その中でも十分収穫があったと考えていました。

タチアナについて、そしてリーダーの能力を知るきっかけにはなったという事なのでしょう。

 

 

という感じに、アンディにはかなり収穫があり、そして読者にもキャラの名前(タチアナとビリ―)が判明、それに加えてタチアナの能力、リーダーの能力を推察する材料が与えられた訳です。

これは漫画としてムダのない展開で、実に自然な物語の展開の中で最大限に効率よく色んな事を描いているように思えます。

 

良い意味でゲーム的な設定

 

ケンカが終わった所で登場してきたのが、黙示録(アポカリプス)と呼ばれる生きた本。

 

彼は自らのページを飛ばすと今回の課題(クエスト)について説明を開始します。

 

  • UMAバーンの捕獲、参加人数6人、報酬が11人目の席の追加
  • UMAイートの捕獲、参加人数5人、報酬は不燃(アンバーン)の否定者の所在
  • UMAランゲージの討伐、参加人数1人、報酬は全世界言語統一
  • 否定者不可視(アンシーン)の捕獲、参加人数1人、報酬はUMAコールの所在
  • UMAパストの捕獲、参加人数3人、報酬は古代遺物リベリオンの所在
  • UMAスポイルの捕獲、参加人数3人、報酬は不治(アンリペア)の否定者の所在

 

という感じで実にゲーム的なクエストを出してくれます。

 

これがジーナの言っていたノルマという事なのですが、これだけでも色々と想像出来てワクワクしますよね。

 

全体的にUMAはゲームで考えるとモンスターという感じ

そして否定者はとりあえず仲間になり得る人材。

クエストをこなす事で仲間人数を増やせたり、新たな装備を手に入れたり、別なクエストのヒントを得たりする。

 

これに任務の難易度を示す星マークなんかがあったら本当にゲーム(モンハン的な)みたいですよね。

 

しかもこれらのクエストには期限が設けられていて、おそらくこの日は8月5日の深夜ですが、任務の期限は8月31日。

そこまでに全てのクエストをこなさないと罰が与えられる事に。

 

そしてその罰こそが非常に大きな意味を持っているんですよね・・・・。

 

 

全部をひっくり返すようなルール

 

任務を期限内に達成出来ない場合の罰というのが

 

「UMA銀河(ギャラクシー)の追加」

 

一瞬何を言っているのかわかりませんよね?

 

しかし続いて風子が「ギャラクシーって何?」と発言した事。

そして風子がジーナと絵を描いた時に、月の周りにキラキラしたものを描いて驚かれた事。

「宇宙って月と太陽以外何もないじゃないですか」と言った事。

 

によって罰の意味がかなり分かってきますよね。

 

つまり「アンデッドアンラック」の世界にはこの時まで銀河というものは存在していなかった。

宇宙には寂しく太陽と月と地球だけが存在していたという事なのでしょう。

 

なのでこのクエストをこなさなかった場合、銀河が「アンデッドアンラック」の世界に追加されるという事なのだと思われます。

 

とはいえ罰は「UMA銀河(ギャラクシー)」となっていますし、単純に銀河レベルの化け物が存在する世界になったりするのかもしれませんが。

 

そしてこの状況で、リーダーはニコと呼ばれる技術者(アンディを拷問した奴)にデータの照合をしてもらいます。

 

ニコによれば現状こなせそうなクエストは前半の3つ

最優先となるのは報酬が良い(仲間を増やせる)UMAバーンの捕獲。

逆に難易度が高すぎるのは最後のUMAスポイルの捕獲。

データが無さすぎて危険度が高いという事のようです。

 

それだけにリーダーは1~3のクエストの攻略を目標に動きます。

ペナルティは受け入れて、今回は戦力増強につとめようと

 

しかしそこで風子が色々と疑問を感じた事で物語は新たな展開を迎えます。

 

本当に戦うべき相手とは!?

 

風子が隣の席の若めの少年っぽい人物に話を聞くと、黙示録(アポカリプス)とはこの地球で最初に見つかった古代遺物(アーティファクト)なのだそう。

10人の否定者が円卓に座ると本が開き、いくつかの無理難題を強いられて、クリアすれば報酬を手にし、失敗すれば罰をもらうというのが一連のルール。

 

しかしそんな話を聞いても、風子にとってはそれがやらなければならない事だとは思えません

 

ジーナが「どれだけ頑張っても何も変わんなかった」と辛そうだったのを聞いた風子

それだけに、その本が言う事を危険を冒してやる必要などまるで感じません。

 

だからこそこんなの止めてしまえばいいだろうと皆に訴えかけるも、そこでリーダーが衝撃的な事を語りだします。

 

 

98回

この地球が理(ルール)を足された回数

性別、言語、人種、死、病気

これらはほんの一部

3ヶ月に一度挑まずとも罰は増える

 

ならば挑む

 

クリアには戦力がいる

その為に力のある者を捕らえ利用する

報酬を手に入れ力を上げる

いつかこの地球に理を強いる

本の向こうにいる創造主を殺す為に

 

ここ読んだ時、思わず鳥肌が立ちました。

 

これまではユニオンという組織がとんでもない悪党集団みたいなイメージがありました。

しかしここでのリーダーの言葉によって、それらが完全に一変してしまうんですよね

 

これは本当に凄いですし、なによりこんなに凄まじい風呂敷の広げ方して大丈夫かよとちょっと心配になりますわ

しかもこれがまだたったの9話目ですからね。

 

一つの大きなシリーズが終わって、新たな敵の存在を知った時みたいな、少なくても数年くらいは連載してからやりそうな事ですよね。こういうのって。

 

それをこの段階で本気でやってしまうのは、凄まじいという他ないですね。

 

圧倒的テンポの良さ

 

あまりにも壮大な話となり、流石にどうすりゃいいんだかわからなくなった風子。

しかし簡単に納得出来る訳ではありません。

 

そんな風子にリーダーは言います。

 

納得が出来ないなら一番になればいいのだと

ユニオンの指揮権はより多くの成果を上げたものに与えられ、現リーダー以上に働きを見せればその地位を奪う事が出来る。

 

そこまで聞いたアンディは即座に行動に出ます。

 

アポカリプスを真っ二つに千切ろうとしながら

 

「こん中で難易度一番たけークエストはどれだ?答えろ」

 

と、ある意味ではこの世界の神代行みたいな存在にケンカを売ってくれます。

それに対して、一番最後に言っていたUMAスポイルの捕獲だと口にしたアポカリプス。

 

アンディは速攻でそのクエストに挑む事を決定します。

参加するのは自分と不運(風子)と中華のガキ(シェン)だと。

 

これによっていきなり最難関のクエストに挑む事になるのでした。

 

 

いやいや、マジで一切手加減しませんよね。

普通は一番攻略しやすそうなUMAバーンから行くでしょうに。

こういう所も最初から出し惜しみしないというのが、この作品の凄い所だなぁと思います。

 

アンデッドアンラック最新話9話感想まとめ

 

神回だった前回の内容さえもフリに使う勢いだった今回。

 

マジで9話目という初期の段階でここまで凄い展開を迎える作品って中々ないんじゃないでしょうか?

少なくても長期連載を考えて構成するであろう週刊誌でこの勢いを出すというのは、本当に奇跡的なクオリティだと思います。

 

設定の部分やアンディの風貌によって多少敬遠される可能性もある作品ですし、絵柄も何となく古いイメージがありますが、読んでみたら確実に予想を超えてくる作品でしょう。

 

とはいえ、ここまで風呂敷を広げた以上、ここから先の展開が難しいですよね。

こから勢いをダウンさせずに進められるかが勝負になってくると思います。

 

期待して次回を待ちたいですね!!

 

今回はここまで。

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

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