ワンピース最新話975話ネタバレ感想!3船長久々の共闘!!錦えもんの天然が全てを救った!?

ワンピース最新話975話ネタバレ感想
前回も衝撃が凄まじかった「ワンピース」
しかし今回は今回で全く違う感じの驚きが待っていました。
ルフィが登場してなんとなく安心出来る空気になったからこそ出来る展開ですよね・・・。
シリアスなだけの物語だとして考えると、正直ちょっと残念な気もしてしまいます。
が、「ワンピース」という作品で考えた時、ある意味ではこれしかないというくらいに今回の展開はハマっていた気がします。
「ワンピース」だからこそ許されるというべきか(笑)
そんな975話の気になる所をまとめてみたいと思います!
ワンピース最新話975話「錦えもんの一計」
この状況をルフィ達は把握していない!?
前回最高のタイミングで登場してくれたルフィ達。
それだけに、内通者の件なんかを全て見破った上でやって来てくれたのかと思っていました。
が、残念ながらそんなことは全くなかったんですね。
サニー号が爆撃されたものの、宝樹アダムで作られたサニー号は全くのノーダメージ。
とはいえ流石に帆は無傷とはいかない訳で、修理をしていた事で少し遅れてしまった・・・というのが真実だったようです。
なので、この場に囚人採掘場の侍達やなんやらがやって来ていないのは予想外のトラブル。
それは結局の所変わっていませんでした。
シャボンディ諸島の再現
既に描かれていた通り、伊達港の船はカイドウ軍の兵士達によって破壊済み。
しかも郷を繋ぐ大橋まで壊されている状態であり、この場所まで船でやってくる事は不可能。
そんな状況は変わらないまま、ルフィ達を沈めようとしてくるカイドウ軍の兵士達。
仮にも億超えの海賊団を相手に余裕そうに攻めてくるんだからこいつら相当アホですよね。
仮にも5番目の皇帝と、元七武海、5億近い賞金首の3人なんだから、どういうシチュエーションであってもお前等レベルが勝てる相手じゃなかろうに。
という事で、ルフィが一人で片付けようとする。
ローがそれに張り合う。
当然の様にキッドも張り合ってくる。
という感じで言い争いをする訳ですが、この展開は3人が初めて出会ったシャボンディ諸島でのやり取りと変わらないんですよね。
久しぶりに(作中でも久しぶりながら、リアルタイムだと10年近くぶりなのだとか)揃って相変わらず同じ事をやっているというのが、彼らの変わらない部分を感じさせてくれて最高です。
そして3人がそれぞれ大技を披露してあっという間に巨大船を半壊に追い込みます。
相変わらず無茶苦茶な攻撃力ですよね。
しかし気になるのはキッドの使う磁気魔人(バンクロットン)という技。
名前的には磁気で色んなものを引き寄せて鎧を作り出す感じなのかな。
イメージ的には映画「STAMPEDE」のバレットのガシャガシャの実に近いですよね、やっぱり。
超強すぎたあの能力にどこまで迫れるかが今後のキッドに期待したい所です。
傅ジローと錦えもんの絆
3人の船長によって一気に追い込まれた感のあるカイドウ兵達。
しかしそこで狂死郎一家が登場。
頼りになる味方が登場という事でカイドウ兵達はテンションが上りますが、狂死郎は助けを求める巨大な船をバッサリと斬り裂きます。
そして赤鞘の侍達に協力を申し出た狂死郎。
まあ狂死郎は傅ジローな訳なので、ここまで来れば当然協力してくれる流れなんですよね。
しかし狂死郎が傅ジローである事など知らない皆からすれば、何で急にそんな事???
という感じですからね。
カン十郎が内通者だった事を知った一行にとっては、こんな事言われても信じられる状況じゃないですし。
しかしそんな状況で傅ジローが語りだしたのは、40年も前の「山の神事件」
世間ではおでんが何かしでかしたと思われている事件ですが、本当は錦えもんが起こした事件だと言えます。
そしてその真相を知っているのは、おでん亡き今錦えもんとデンジローだけ。
その話をしながら傅ジローは、重たそうなリーゼントのような髪の毛を外します。
どうやらあの特徴的な髪型はカツラをつけていた事によるものだったみたいです。
怒りによって髪色は変わり顔の感じも変わったものの、昔と同じ様に束ねた髪と「山の神事件」の真相を知っている事で、錦えもんは狂死郎が傅ジローだと気づくのでした。
「山の神事件」と言えば過去編の一番最初に描かれた事件。
それだけに初期メンバーの二人だけしか知らない話。
その情報によって錦えもんが傅ジローなのだと理解するこの流れは本当に素敵ですね。
錦さんは頭が切れる男???
本来はすぐにでも名乗り出たかった傅ジロー。
しかし万が一の事を考えてあえて敵としての立ち位置を変えずにいた。
そしてそのおかげでカン十郎にはバレる事もなくここまで来る事が出来た。
更に長らく捕らえられたままだった羅刹町牢屋敷の侍達まで解放に成功。
という事で、傅ジローが切れ者だったからこそ順調に進める事が出来ていました。
しかしそんな切れ者の傅ジローは、錦えもんこそが切れ者だと語りだします。
康イエの残した判じ絵は、刃武港を現す「ハブの腹に線二本」
その絵を見た錦えもんは、ハブの絵に足を足してトカゲになると解説していました。
が、本来の二本の線の意味は、腹の絵を消す事を意味する文字抜き。
つまり「はぶみなと」の中を抜いて「はと」と読める。
簡単に読めるからこそ皆には線二本と連絡をしていた。
しかし内通者がいると感じていた錦えもんはあえて身内にだけは「トカゲ港」と読み違いをさせた事で、内通者はそのままオロチに「トカゲ港」だと伝える事になったのだと傅ジローは考えていました。
それによってオロチは土地の距離感を見誤り、行動を起こしたのが昨夜の事。
しかしその時刻には既に大橋を通過しており必要な船は出航済み。
破壊していたのは使われなかった船だったという事なんですよね。
大橋が通れなくて困った感じの演出もされていましたが、あれも既に通過済みだったという事なんですね。
何人集まるかわからないからと、フランキーが多めに船を準備していたのも良い感じの撹乱となっていたのも面白い所です。
それによって4200の軍勢は作戦通り、康イエが愛したもみじ林の絶景がある刃武港の「波止」に身を隠してこの時を迎えたのだそう。
その傅ジローの解説に合わせて隠れていた無数の船も登場。
「鬼ヶ島討ち入りの作戦は!!!何一つ狂っていない!!」
この言葉は最高に格好良いんですよね。
ここまで予定がどんどん変更になって苦しい展開だっただけに、間違ってなかったのだと言ってくれているようで。
しかし、気になるのは錦えもんの事。
船がなくてあれだけ取り乱してたのに、今回のサブタイトルが「錦えもんの一計」ですからね。
まさかその辺りも全て演技だったのかと感心しちゃいますよね。
敵を騙すならまず味方からという事だったのかと。
が、傅ジローに物凄く持ち上げられながらも、錦えもんは内心動揺していました。
「トカゲじゃなくて、ハトって読むのか!!!」
と、切れ者どころか100パーセントのアホだった事が明かされるのでした。
・・・・・これは酷い(笑)
近年稀に見るくらいの肩透かしではないでしょうか。
オロチも錦えもんは切れ者だと心配していましたが、実態はこんな感じでしたね(笑)
もしかしたらこの20年の間に判じ絵の考え方が変わっていたりしたかもしれませんし、まだまだ何とも言えませんが、このうっかり具合はなんだか物凄く愛すべきアホな感じがして良いですよね。
この本人の実力とは関係なく勝手に株が上がっていく展開は、ウソップやバギーと同じ系統でしょう。
実際の所、錦えもんが例え切れ者であろうとなかろうと、ルフィという男に出会えた時点で物凄い強運の持ち主ではあるんですよね。
彼はおでんに出会い、おでんに助けられた事で新たな人生が始まっていった。
おでんとルフィという「ワンピース」の中でも最重要人物2人に助けられた人物なんて、錦えもんの他にはそれほどいないでしょうね。
まあ結局何が言いたいかと言えば、錦えもんは持っている人間だという事なんですよね!
ワンピース975話感想まとめ
という事で、3人の船長の久々の共闘や、傅ジローが正体を明かしたりと色々なイベントが詰まっていた今回。
しかしその中で結局全部を持っていった錦えもんの天然っぷりは流石でした。
このアホっぷりが許されるというのが「ワンピース」らしいなぁとさえ感じます。
相手の狙いを見破って攻略するのではなく、単なる偶然によって勝機を手繰り寄せる。
バカバカしいとも思えるこういう部分こそが「ワンピース」の面白さを増してくれているんですよね。
ここから反撃となっていくでしょうし、本格的にカイドウ達との戦いが始まっていくでしょう。
3人の船長はもちろん、赤鞘の侍達の活躍にも期待したいですね!!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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