アンデッドアンラック1巻感想 アンディのイケメン発言まとめとおまけページまとめ
- 2020.04.10
- アンデッドアンラック
- まとめ, アンデッドアンラック, ネタバレ, 感想

アンデッドアンラック1巻ネタバレ感想
週刊少年ジャンプの新連載陣の中で1番注目している
「アンデッドアンラック」
現在まだ10話ちょっとという所で、まだまだ打ち切りの可能性もあるのがちょっと怖いのですが、個人的には圧倒的にオススメ作品です!
物語の広げ方の部分が圧倒的に上手すぎるので、本当に新人さんが描いているとは思えないレベルです。
特に2巻の最初となる8話、そして9話は凄まじいクオリティだった気がします。
それだけ大注目の作品という事でコミックの1巻も買ってしまいました。
しっかりとおまけページも充実していて、本誌派の方にもオススメ出来ますね!
今回はそんな1巻での、アンディの格好良い発言とおまけページの内容についてまとめてみたいと思います。
外見はHUNTER×HUNTERのフィンクスみたいなアンディですが、半裸のアンデッドとは思えないくらいに内面は超イケメンなんですよね。
アンデッドアンラック1巻感想
アンディのイケメン発言
「今日は楽しかったぜ。またどっかで会ったら遊ぼうぜ」
風子とアンディが出会ってたった数時間程度の時に言ったアンディのこの台詞。
死を求める自分にとって、風子の不運の能力はその可能性を高める大きな手段の一つのはず。
しかしそれでも風子を助ける為に、自分の首を斬り落としながらこの台詞を口にしました。
不死の肉体を持っているとはいえ、出会ったばかりの風子に対してこんな事を言えるのが凄いですよね。
死を求めながらも人生をしっかりと楽しんでいるのが伝わる台詞だと思います。
「お前が俺にホレて最大の不運をよこすまでお前は絶対に死なせねぇ」
捕まったら即終了のバイク二人旅をスタートした風子とアンディ。
自分が足手まといとなり、アンディが捕まってしまったらと不安になる風子を安心させるために言ったアンディの一言。
週刊漫画の2話目でヒーローがヒロインに言う台詞じゃないですよね(笑)
このスピード感も素晴らしいですし、この台詞を言える主人公って今のジャンプだとアンディだけでしょうね。
「俺がいりゃあお前は死なせねぇし何処の誰にも渡さねぇ」
否定の力を持つ事でユニオンという組織に狙われてしまった風子とアンディ。
どうせ狙われるのであれば、いっその事ユニオンに入ってしまえば良いのではないか?
風子がそんな風に考えた事にアンディは賛同。
そこでこの台詞を口にしました。
こんなのもうイケメンにしか許されない台詞ですよね。
「テメーが腰曲がりのババアになっても口説き倒して抱いてやるよ」
ユニオンからの追手二人のうちの一人を撃破したアンディ。
しかしシェンという追手の力によって二人の動きは封じられてしまいます。
一人だけならユニオンに入れるという事で、どちらが入るのかを尋ねるシェン。
そこで即座に風子だと決めたアンディは、風子が死ぬ前には絶対に抜け出すと語ります。
そしてババアになっていたとしても口説き倒すのだと。
こんな事言われたら惚れちゃいますよね。
ってか完全にプロポーズの台詞としか思えないわ(笑)
「せっかくロシア来たんだ!いつまでもウジウジしてねーで・・・楽しめよ」
ここまではアンディの風子に対しての気持ちの台詞がメインでした。
しかしこれはなんとなく風子自身に対しての台詞という感じで好きでした。
ロシアのバイカル湖に到着した二人。
観光客がいる間はまだ敵も手を出してこないだろうと考えたアンディは、自分は昔の戦友に会いに行くと言い、風子にはたまには楽しめと語るのでした。
敵との戦いが待っているだけに本来は危ないはず。
しかしアンディは風子自身にも少しは旅を楽しんで欲しいと思っていたのではないでしょうか。
人と触れ合う事の出来なかった風子への優しさのように感じる台詞でした。
「運命だろうがなかろうが、この先何があろうがなかろうが、俺の女だ。俺が死ぬまで死なせねぇ」
バイカル湖でジーナとの戦いの際に言ったアンディの台詞。
完全にジーナの能力で拘束され、風子の事は諦めろと言われてもなお、アンディの気持ちは変わりませんでした。
まあこれも完全なるプロポーズでしかありませんよね(笑)
「死は俺んだ!!こいつのもんじゃねぇ!!こいつにゃとことん生きてもらう!!口説いて口説いて口説き倒して!!変えて(ホレさせて)抱いて俺が変わる!!こいつが死ぬのはその後だ」
人の最大の変化は死である。
だからこそ変わりたいなら風子一人で変わってくれ。
そう語るジーナに対して、死を求めるアンディはこんな言葉を返しました。
自分の死の為に風子の不運を利用する。
ただそれだけであれば、とことん生きてもらう必要だってない訳で、アンディにとって風子というのはずっと一緒に生きていきたい相手なんじゃないかと思えてしまいますよね。
その他の名言
「アタシは!!ホレたりしないから!!勘違いしないでしょねっ!!」
2話ラストでのチョロい風子のツンデレ台詞。
いやいやいや、これはもう完全にホレてますけども(笑)
「今ここでしよう!!した事ないからわかんないけど・・・アンタが死ねる不運をあげられるかもしれない!」
アンディだけが捕まってしまうという状況で、アンディの優しさに何とか応えようとした風子。
理由はどうあれ自分の為に血だらけになっているアンディに対して、何も返せずお別れする事は風子には出来ませんでした。
だからこそ最大不運が起きるような接触をしようとしての一言。
これはある意味では物凄い問題発言でしたよね。
しかしこんな事を言えるからこそ風子の好感度も上がる訳ですが。
「若くて・・・青くて甘い言葉、そんな言葉なのに・・正しく聞こえるのは・・・私が老けたからかなぁ・・」
変わる事と変わらない事。
そのどちらが好きなのかとジーナに尋ねられた風子。
しばらく考えた後に風子は、変えてくれる人がいる事、変わる事の素晴らしさをジーナに向けて語ります。
そのきれい過ぎる言葉を聞いてのジーナの一言。
見た目は若いとはいえ60年以上も生きているジーナがこの台詞を言うからこそ凄くグッと来てしまいます。
おっさんにはきれい過ぎる言葉ってキツくもありますからね。
おまけページまとめ
表紙の扉絵の本編バージョン
10話くらいまでは基本的に半裸か全裸が基本スタイルのアンディ。
しかし当然ながらコミックの表紙に全裸で登場する訳にはいきません。
なので表紙はギリギリ半裸に留まっているのですが、1ページめくると全裸バージョンが解禁されています。
しっかりと風子が顔を隠しているという無駄な凝りようです。
2話ラストのトラックについて
本誌で読んでいた時にも少し気になっていたのが、2話のラスト部分。
風子が不運の力を発動させてしまった事で、巨大なトラックがアンディに突っ込んでくる場面がありました。
しかしそのトラックは大爆発を起こしていた訳で、完全に死者が出てしまったと思われていました。
いくら風子の不運の力とはいえ、直接死者を出してしまうのはやっぱり良くないなぁと感じていたんですよね。
しかし今回の1巻のおまけページによれば、風子はトラックの中に何故か誰もいない事を確認済み。
どう考えてもおかしい状況ですが、おそらくきっと不運のターゲットへの攻撃としては人を巻き込まないというようなルールがあるのだと思われます。
アンディが誰かを巻き込むのは良いとしても、ターゲットへの攻撃の際に誰かを巻き込む事はない・・・みたいな。
まあとりあえず不運によって一般人が巻き込まれた事はないみたいなのは安心ですね。
不可避(アンアボイダブル)のボイドについて
2話目に登場するにはもったいないくらいの強敵だったボイド。
不可避の否定者であり、かなりデカイアーマーみたいなのを装備していた彼。
正直あっさりと殺されてしまうには惜しい能力を持ってましたよね。
それだけに設定が気になるという声も多かったようで、ボイドについては詳しく設定まで載せてくれていました。
ボイドは元々ボクシングヘビー級世界王者。
力任せのワイルドなスタイルで人気だったものの、3度目の防衛戦で劣勢に。
判定負けとなりそうな所で突如として能力が発現。
無抵抗の相手に右アッパーを決めてしまい相手の生命を奪ってしまった。
能力のせいもあってボクシングが出来ない体になり、ボクシング界を去る。
酒に溺れてやけになっていた所をユニオンにスカウトされる。
能力をフルに使っていい仕事に生きがいを感じていたものの、その反面段々と性格は粗暴になっていったようです。
まあ嫌われてたんだろうなぁと思ってしまいますね。
しかしここで能力が突如として発現するという新情報も明かされています。
不可避だからわかりやすいですが、突如として不死が発現しても確かめようがないですよね?
そうなってくると、やはりその能力に相応しいタイミングでこそ能力は発現するのかなぁと思ったり。
ロシアのアンディの仲間の墓での一幕
ロシアにはアンディの仲間がいて、彼らの力を借りようとしていたアンディ。
しかし彼らは既にユニオンによってやられてしまっていました。
そこでアンディは彼らの装備を貰い、しっかりと墓を立てていたようです。
彼らが殺されたのはアンディのせいかもしれませんしなんとも言えませんが、やっぱり一応律儀だなぁと思ったり。
しっかりとタバコを供えてたりしてますし。
因みに仲間の墓石には三日月が描かれています。
宇宙には太陽と月しかない世界感ですし、ちょっとだけ意味ありげな気がしますね。
アンデッドアンラック1巻感想まとめ
本誌の勢いがやはり半端じゃないだけに、コミックで読んでも一気に駆け抜けるように読めてしまいますね。
個人的にはほとんど弱点のない作品に思えますね。
多少絵柄のクセが強かったり、風子がたまに少年のようにしか見えなかったり、そういう部分は多少気になる所ですが、とにかく物語のエネルギーが半端じゃないです。
キャラクターからも物語からもとにかく凄まじいエネルギーに満ちあふれている作品です。
能力バトルの漫画は沢山ありますが、その中でも本作はかなりバトル部分も考え抜かれている印象なんですよね。
今後もそういう所では期待出来そうな気がします。
という事でまずは連載が続いてくれるよう応援したいですね!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
-
前の記事
アンデッドアンラックの世界について考える!9話ネタバレ考察 2020.03.20
-
次の記事
アンデッドアンラックの16話がまたしても神回だった件! 2020.05.20