ワールドトリガー197話ネタバレ展開予想!那須隊は最高の順位で終われるのか?

玉狛第二の劇的な勝利で幕を閉じたB級ランク戦。
しかしその裏では上位入りを目指すもう一つの戦いが繰り広げられていました。
諏訪隊、香取隊、そして那須隊。
上位で既に試合を終えている弓場隊。
その中でもやはりどうしても注目したくなるのが、今季限りでボーダーを離れる事になっている日浦茜がいる那須隊。
今のメンバーで最高の順位(自己ベストが8位)を取る為に今シーズンを頑張って戦い続けてきました。
この展開である以上、那須隊の頑張り次第によっては、自己ベストを更新出来る可能性があるという事なのでしょう。
果たして那須隊は上位入りでこのシーズンを終える事が出来るのか?
今回はその辺りについて考えてみたいと思います。
那須隊は最終戦で上位入りを決められるのか!?
そもそも得点はどうなってるの?
196話の最後に各部隊の得点がモニターに映し出されていました。
が、何故か同じ30点でいくつもの部隊が並んだ状態となっていて、ちょっとだけおかしな感じとなっていました。
細かい所はこれまでの各試合の流れを考えないとよく分からないのですが、とりあえず東隊の得点が間違っている事だけは確定だと思います。
最終戦で4点とって勝利しているので、東隊の実際の得点は30点ではなく33点なのだと思われます。
なので実際には中位の結果が出る前の段階での上位の順位と得点は
- 1位 二宮隊 44点
- 2位 玉狛第二 42点
- 3位 影浦隊 39点
- 4位 生駒隊 34点
- 5位 王子隊 33点
- 6位 東隊 33点
- 7位 弓場隊 30点
という感じになるはず。
そして暫定での中位の順位は
- 8位 鈴鳴第一 30点
- 9位 香取隊 30点?
- 10位 諏訪隊 30点?
- 11位 荒船隊 30点
- 12位 那須隊 26点以上30点未満?
- 13位 柿崎隊? 26点
- 14位 ??隊 25点
という感じ・・・・というかよく分かってませんね。
昼の試合で獲得した得点によって順位を変動させているのか、夜の試合が終わるまでは得点は変わっていても順位の順番は変えていないのか。
この辺りが不明なため、正しい状態がよく分かっていません。
それによっては諏訪隊や香取隊は後1点とかで上位に入れてしまいますからね。
おそらく今回のラストの順位の部分は最終戦の直前のもの。
そして鈴鳴と荒船隊は最終戦を終えての得点であるものの、だからといって香取隊や諏訪隊が最終戦の前の段階で30点持っているという事ではないのだと考えられます。
なので実際には香取隊や諏訪隊の得点は、おそらく25~28点くらいの感じに思えますね。
那須隊も可能性を残しているはずなので、きっと差はほとんどないでしょう。
とか思ってましたが、そもそも8位の鈴鳴第一が最終戦で4点くらいとって最終戦を終えている状況。
ということは、9位だった香取隊は昨シーズン鈴鳴よりも順位が上だった訳ですし、同率ポイントであれば香取隊が上にくるはず。
という事は香取隊は鈴鳴よりも確実に1点は少ないという事。
って事は香取隊は25点だった??
そう考えると諏訪隊も那須隊も最大で25点。
そうなってくると、最終戦ではどこか一つの部隊が抜け出さないと(圧勝しないと)上位入りは厳しいのかもしれません。
・・・・色々と考えてみたものの、なんだかこの得点表自体が後で大きく修正されそうな気がするかも。
何気に荒船隊の30点もかなり凄いし、それだけに結構怪しいんだよなぁ・・・・。
各部隊の状況
得点の部分はさておき、とりあえずこれまでに描かれてきた各部隊の状況について考えてみたいと思います。
諏訪隊
玉狛第二にとって中位のレベルの高さを感じさせた最初の壁(超えたけども)となってくれた諏訪隊。
割と中位では安定している部隊という印象でした。
大規模侵攻編の時点で全員が登場していた彼らですが、チームの仲もかなり良いでしょう。
大人二人と若手の有望株が一人という事で、戦えば戦うほど安定して力を発揮出来るチームなんじゃないでしょうか。
香取隊
チーム仲の良さそうな諏訪隊に那須隊に比べると、どうしてもその部分で問題を抱えていた香取隊。
実力を持った天才肌のリーダーと、それに振り回されるメンバーという構成はあんまり良くは思えません。
良くも悪くもリーダーの出来次第と言われてしまっているチームですが、玉狛第二に惨敗した事で何かを変えられたのかどうかがポイントになってきそうですね。
B級ランク戦において、上位のレベルの高さを嫌というほど見せつけられてきました。
そんな厳しい上位を2期連続でキープ出来ていたという実績がある訳ですし、それだけの底力があるという所を見せつけて欲しい所ではありますね。
那須隊
おそらく結果はさておき最終戦では中心として描かれる事になりそうな那須隊。
チーム仲も良好で、近、中、遠距離と役割がしっかりと分かれているのもポイントです。
玉狛第二との試合後には、エース兼リーダーの那須に負担がかかりすぎていると指摘されていました。
ガロプラ戦では那須と熊谷も参戦していましたし、玉狛との戦いの後にどういう成長をしてどういうやり方を身につけたのかが鍵を握っていそうな気がします。
ROUND4では香取隊に勝利している事も自信に繋がりそうですね。
注目したい部分
ドラマ性という所だけで考えればやはり那須隊に注目したくなりますよね。
とはいえ、それぞれの部隊にしっかりと見所がある状態になっているとは思っています。
諏訪隊の成長株、笹森
大規模侵攻編から何気に見せ場が多かった諏訪隊の笹森。
諏訪さんをラービットにやられて熱くなり、風間さんに諭されるも、その後はしっかりとエネドラの撃破の為に戦い抜くなど、なんだか主人公みたいな一面を持っていた気がします。
彼にとって大規模侵攻編はやはり大きく成長するきっかけとなっていて、B級ランク戦のROUND2でも荒船隊の穂刈を驚かせていました。
その後もガロプラ戦では二宮隊の攻撃手である辻にも落ち着いていると評価されたり、模擬戦ではヒュースから一本取ったりと、さり気ない部分で活躍が描かれています。
試合がどこまで進んでいるのかわかりませんが(もしかすると各隊の隊長と茜しか生き残ってなかったりして)まだ生き残っている場合は活躍に期待したいキャラクターでもありますね。
少なくとも同じ攻撃手の三浦よりはセンスがあるはずで、その辺が描かれたら嬉しいかも。
香取隊は進化出来るのか?
完全にこれまでは隊長である香取のワンマンチームだったものの、それぞれの部隊の成長に置いていかれた感のあった香取隊。
玉狛に完敗を喫し、諦めそうになったものの、仲間達の支えで何とか再び立ち上がろうとしていました。
香取とオペレーターの華は第一次大規模侵攻によって色々と失った過去を持っています。
コミックの17巻の帯にはこんな風に書かれていました。
物語は誰の胸の内にも
つまり「ワールドトリガー」の世界で戦う者達皆に物語があるという事。
そしてその中でも香取にはかなり強めの物語が存在している訳です。
ここで中位に落ちる訳にはいかないという強い気持ちで最終戦に望んでいるでしょう。
香取の調子はもちろんですが、若村と三浦の状態も重要になりそうですね。
茜の最後の試合を笑って終えられるのか?
大規模侵攻が起こった事によって、ボーダーを抜ける事になってしまった那須隊の狙撃手、日浦茜。
今シーズン限りでボーダーから抜けるという事は、今のメンバーでの那須隊は今シーズン限りで終わってしまうという事。
それだけに、今シーズンでは自己最高の成績を超える事を目標にして戦ってきました。
自己最高の順位は8位であり、それを超えるという事は上位入りするという事。
もしも最終戦に勝利して7位になることが出来れば、それはもう感動的な引退試合になるでしょうね。
ボーダーは若者達が中心ではあるものの、実際には命を懸けなければならない危険な場所。
その中でも那須隊は一番部活っぽい活動をしてますよね。
もちろん悪い意味ではなく、仲間達と共に最高を目指すというのは、最高に青春しているなぁと感じます。
多分勝っても負けても那須隊のメンバーは泣くんでしょうね。
果たして嬉し涙になるのか、それとも悲しみの涙になるのか・・・。
現那須隊最後の試合の結末は?
これまでの那須隊の最高の順位が8位。
そして上位入りするのは7位から。
正直かなり綺麗なストーリーが完成しているようにも思えますよね。
茜との最後の試合で、自己最高の順位を更新し、感動の涙を流す。
多分これ以上ない感動的で素晴らしい展開に思えます。
が、「ワールドトリガー」ってそんなに甘い作品でしたっけ??
ROUND3で玉狛と那須隊、そして鈴鳴第一が戦った際に、ナンバー1攻撃手のあの人が言ってましたよね。
気持ちの強さで勝負は決まらないと。
那須隊の気持ちは当然強いはずですが、この気持ちの強さが勝負に影響を与えるとは限らない。
そしてそれはどのチームも同じ事。
だとすればやはり最終戦にどういう気持ちで望んでいるかという部分は関係ないのかもしれません。
どちらかと言えば、これまでの展開の部分を重視する流れかもしれないですね。
香取隊は那須隊にROUND4で敗れています。
ここで香取隊が再び那須隊に負けるという展開になる可能性は低い気もします。
そして香取隊が那須隊に敗れるのだとすれば、それこそ夢も希望もない展開に思えてしまいます。
玉狛に敗れて心が折れかけた香取が、仲間の支えで頑張って何とか勝利する。
そっちの方がかなり綺麗な展開ですからね。
とはいえ得点の部分がイマイチ正しいとも思えませんし、この試合の展開によっては那須隊、香取隊、諏訪隊のいずれも上位に上がれないというパターンもあるかもしれませんが(笑)
ギリギリ弓場隊が上位に残れるという流れで綺麗にまとめる展開の方が、色々と面白い可能性も高そうな気がしますね。
那須隊の最終戦についてのまとめ
描かれると思っていなかっただけに、玉狛第二の結果と同じくらいに楽しみになってしまった中位の最終戦。
玉狛第二が関係していないランク戦を見られる(少しだけかもしれませんが)というのは非常に嬉しいですよね。
その中心となるのはきっと那須隊のはず。
彼女達は果たして最終戦を勝利で飾り、日浦茜の卒業に花を添える事が出来るのか。
正直どんな結果になっても感動的になるのは間違いないと思います。
とはいえ葦原先生の事ですし、何か読者を驚かせるような展開が待っているかもしれませんね。
とりあえず次回が早く読みたいです!!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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