サマータイムレンダ最新話113話ネタバレ感想考察!ひづる死亡で竜之介は慎平の瞳の中へ!!

サマータイムレンダ最新話113話ネタバレ感想
絶望に次ぐ絶望・・・に次ぐ絶望がひたすら押し寄せまくっている「サマータイムレンダ」
前回が最高にヤバすぎる終わり方だっただけに、ここからどうなっていくかが最高に気になっていました。
そして何か希望を感じたかった今回でした・・・・・が!!
やっぱりそんなに甘い展開にはなりませんでしたね・・・・・
かつてない程の絶望が襲う113話の気になる所をまとめてみたいと思います。
サマータイムレンダ最新話113話ネタバレ感想
ループのアドバンテージ
慎平が虎島に辿り着く直前に攻め込んでいた根津さん達。
しかし根津さん達はループの恩恵を受けていないのに対して、ハイネとシデはループを共有済み。
ループしたハイネは根津さんの位置も把握していたため、いきなり猟銃をピンポイントで攻撃。
更には野良の影を放っておくなど、完璧にループの効果を有効活用していました。
慎平サイドにとって根津さんの猟銃は強力な武器。
しかしそれを失った事で今手元にある武器は
- 根津さんの山刀
- 凸村の拳銃
- 朱鷺子のギル
- 影ミオ
という4つ。
真っ向勝負で勝つ為には相当心許ない状況。
今戦えば勝つどころかむしろ全滅の可能性が高い。
そう考えた根津さんは撤退を選択するのでした。
ちょっと前であればこれに加えて、潮、南雲先生、ロズ、根津さんの猟銃があった訳です。
そう考えたら戦力ダウンなんてもんじゃないですよね。
ゲームで言えばノーマルモード(とは言っても元々ハード過ぎるけれど)がベリーハードモードとかに変更されたようなイメージですよね。
一発食らったらゲームオーバーレベルの難易度になってる気がするかも。
シデの新たな力?と慎平側の戦力
ここで無謀にも戦って全滅してしまえば元も子もない。
とはいえ南雲先生を放っておく事は、今の慎平には簡単には出来ません。
だからこそここで今までに見せた事のないような表情で慎平に檄を飛ばした根津さん。
正直今の状況は南雲先生の命を救うというよりは、南雲先生の命によってぎりぎり救われているような状況。
そんな状況だからこそ根津さんから「ひづるの命を溝に放す気か!!」と叫んだんでしょう。
しかしそこで慎平に向けて攻撃してきたシデ。
影で出来た何か(影というよりは泥か?)を投げての攻撃は影ミオがギリギリでキャッチ。
その何かの形状は影ミオの得意武器である包丁っぽく見えますね。
今までの攻撃とはまた違った感じなので少し気になる所です。
ってか結局シデがどういう能力を持っているのかという部分は相変わらずさっぱりなんですよね。
しかしそのタイミングでハイネは慎平側から何かしらの強い力のようなものを感じます。
影ミオもどうやら気づいていたようですが、それは慎平のポケットから感じるもの。
それを感じたハイネは何故かこの状況で撤退を選択します。
「多勢に無勢じゃ」と。
これは確か100話や101話でも意味深な感じで描かれていたものですよね。
慎平のポケットに入っていたのは潮の貝殻のはず。
やはりこれに潮の力が残っているとか、何かしら大きな意味があるのだと思われます。
正直根津さんの考えどおり、普通にやっていれば間違いなくハイネは勝てるはず。
しかしそれでも撤退を選んだという事は、この貝殻の力によって敗北する可能性があると考えていたという事なのでしょう。
こうなると俄然潮の復活に期待が高まりますが、それにしたってハイネとしては安全策ばかりな気がしますね。
この辺りにどんな秘密が隠されているのか気になる所です。
果たせない約束とループの限界
何故かハイネ達が撤退を選んだ事で、瀕死の南雲先生の所へ駆け寄る慎平達。
完全に胸を貫かれていたものの、南雲先生は辛うじて話が出来る状況。
しかしその状況で彼女の口から飛び出した言葉は非常に弱々しいものでした。
す・・・すまない・・・
必ず・・・・助けると・・・・言った・・・・
あの約束・・・・
私には・・・・・
は・・・果たせそうに・・・・ない・・・・
うーん、分かってるけどこれは辛すぎるぞ・・・
その状況で必死に「そんなことない!!」と慎平が叫んでましたが、完全にリンクしてましたわ。
そこで凸村から拳銃を借りて自分の頭に突きつける慎平。
次こそは助ける。
しかしそれは何の根拠もなく、慎平らしくない全く俯瞰出来ていない行動。
勢いだけで引き金を引いた慎平を止めたのはその行動に意味がないと冷静に判断した影ミオでした。
ループ能力は既に限界ギリギリであり、両方を助ける事はもう出来ないのだと。
物凄く冷静な影ミオの行動。
当然ループすればするだけハイネ側が有利になるだけですからね。
しかしループ出来ないという事は、本当に南雲先生とのお別れが近いという事を意味している訳で、それはもうとにかく辛いんですよね・・・・。
ハイネとシデの関係
ループは出来ない・・・というよりはループする意味がない状態。
それだけに、何とか南雲先生を病院に連れて行こうとする慎平。
しかしそこで南雲先生は最後に必死で慎平に情報を残します。
ハイネは化け物かもしれないが、元となる最初の人格は寂しがり屋で甘えん坊なただの一人の子供なのだと。
そしてシデの狙いはハイネとは違い、ハイネはシデに利用されているだけなのだと。
親玉はシデの方であり、ハイネを解放してやってくれと。
ここへ来てようやくシデとハイネの関係がハッキリとしてきましたね。
命の使い方と託された竜之介
必死に涙を堪える慎平。
感情を抑えられずに涙を流す凸村や朱鷺子。
最期までこれ以上喋るなと心配し続ける根津さん。
そして一人だけ無表情の影ミオ。
そんな皆の表情を目にしながら南雲先生は続けます。
最期としては悪くない・・・・
どれだけ・・・長く・・・生きたかじゃ・・・ない・・・
いかに・・・命を・・・使い切ったかだ・・・・
いやいや、これはもう名言すぎる・・・・けどとにかく辛い・・・
言葉としては最高に受け入れられるけれども、ここで南雲先生の命を使い切ってしまうのは受け入れられないよ・・・。
そして南雲先生と慎平が最期のお別れをしているその中で、南雲先生は自分の中から竜之介を切り離していきます。
切り離された竜之介が向かった先は、慎平の瞳の中。
弟は・・・キミに託す・・・・
最後に・・・どんでん返ししちゃれ・・・
その言葉を残して本当に力尽きた南雲先生。
虎島にはその死を受け入れられない根津さんの叫び声が響き渡るのでした。
これはもう大体予想出来てたけど辛いよ!!!
確かに思い切り死亡フラグ立ててたけども、なんだかんだ南雲先生は最後まで一緒に戦ってくれると思ってたのに。
最悪戦えなくてもどうにか竜之介と分離して生存ルートもあるかと思ってたのに。
・・・・・はぁ・・辛すぎる・・・
1話目から登場していた最高に頼れる素敵なお姉さんが死んでしまうなんて、マジで耐えられないわ・・。
もう正直陳腐と言われてもいいから、最終的に全員復活ルートを期待したくなってきたわ。
サマータイムレンダ最新話113話ネタバレまとめ
美人で強くて賢くて、慎平にとっても最高に頼れる仲間だった南雲先生。
そんな南雲先生がここへ来て遂に死亡してしまいました。
ループの力があるのにも関わらず、ループしても未来を変える事が出来ない。
これはもう絶望でしかありませんよね。
とはいえ一応色々と希望も見えた回ではありました。
慎平のポケットにある潮の貝殻。
そして慎平に託された竜之介の影。
南雲先生を失った慎平がこれらの武器を使いどうやって戦っていくのか注目です!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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