呪術廻戦最新話105話ネタバレ感想考察!虎杖渾身の左の一撃も通じず!存在しない記憶は腸相に何を見せる!?

呪術廻戦最新話105話ネタバレ感想考察
虎杖と腸相の戦いが激化していた今回。
正直想像していたよりも遥かに厳しい戦いになっていますよね。
最終的に渋谷事変で虎杖は真人と戦う事になると思ってましたが、この感じだとそれも難しそうです。
この戦いがどんな形で終わるのかによって渋谷での戦いが大きく変わって行く気がしますね。
そんな激闘が続いていた105話の気になる所をまとめてみたいと思います!
呪術廻戦最新話105話「渋谷事変㉓」
速攻で覚悟を決める虎杖のヤバさ
前回のラストで腸相の隠し玉によって肝臓を貫かれてしまった虎杖。
以前の真人との戦いでも腹を貫かれた事がありましたし、正直何とかなるんじゃないかなぁと思ってました。
が、やはりわざわざ肝臓を貫かれたと明記しているだけに、虎杖であってもやはり肝臓は壊されてはいけない臓器でした。
初っ端から大ダメージを食らい、左手もほぼ死んでいて、足も貫かれ、背中もやられて、もうどこからどう見てもボロボロで限界の状態。
その状態で更に重要な臓器を貫かれた訳ですから、流石の虎杖でも敗北と死を感じる場面。
でしたが、そこで簡単には諦めないのが虎杖。
恐怖を呪力に変えて雑念を振り払います。
その上で自分の役割を、自分が五条悟を救う事から誰かが五条悟るを救うために目の前の強敵、腸相を確実に戦闘不能にする事へと切り替えます。
その為にも自分が死んだとしても、皆がここを通って五条の所に行けるようにする。
死を感じる所まできていながらもこんな風に気持ちを切り替えられる辺りが本当にやばいですよね。
虎杖にとって、五条を助ける為に死ねる事は、正しい死の形だと言えるのでしょうね。
主人公であっても自分を一つのコマとして考えられるのは本当に凄いです。
腸相も限界近し
自分にとって不利なフィールドに持ち込まれながらも、完全に虎杖を追い詰めた腸相。
しかし当然ながら彼も無傷という訳ではありませんでした。
腸相が虎杖からまともに食らった打撃はたった3発。
しかしそれだけでも十分すぎる程のダメージが腸相には残されていました。
虎杖の肝臓を貫いたのは腸相が作り出した血の塊である「血星磊」
赤血操術は本来血を凝固させる事はせず、血のナイフみたいな「血刃」も血液を高速で回してナイフの形を作り出しているだけ。
なので完全に血を固めてしまうのは自分にも大きなリスクがあります。
突発的な血栓症のリスクを抱えながらも腸相が「血星磊」を使ったのは、血栓症よりも虎杖悠仁という男のリスクの方が遥かに大きいと判断したから。
つまり腸相にとっても虎杖はそれほどの相手だと認めざるを得なかったんですね。
腸相有利では進んでいたものの、実際には本当に紙一重の戦いだったのだという事がわかります。
環境を使って戦う虎杖
お互いが限界を感じながら始まった最後の攻防。
近接戦闘での戦いとなるも、やはり積極的に攻めていくのは腸相の方。
虎杖は相手に合わせてしっかりと攻撃を捌く事でチャンスを探します。
そして腸相の下段蹴りを回避した虎杖は何故かトイレの個室へ。
戦いの中で小さな個室に隠れた事で一瞬戸惑う腸相。
しかし虎杖からすればその一瞬の戸惑いこそが狙い。
虎杖はあんな狭い空間からドアごとぶっ壊して腸相にドロップキックを決めます。
この辺りは実践的というか、その場の環境を使って戦う虎杖の上手さを感じましたね。
しかもそこから足を首に巻き付けて投げ飛ばすんだから、虎杖はあらゆる格闘技に精通している感じがします。
投げ技もプロレス技のフランケンシュタイナーっぽいですからね。
左手の伏線回収
投げ技でチャンスを作った虎杖。
そのチャンスを逃さないとばかりに虎杖が渾身の力で叩き込もうとしたのは、右ストレート。
しかしそれこそが虎杖が狙っていた最後の罠。
虎杖はここまで初手以外は左の拳を使っていなかったのです。
あえて使わなかった事で、腸相には「もう左手は使えない」と思わせる。
その状況で放たれた右ストレートは最大の囮。
完全にガードが上がった腸相の右ボディに、虎杖の渾身の一撃が叩き込まれるのでした。
あえて使うと言っていた左手を、本当に大事な局面までは取っておいた虎杖。
これだけ厳しい戦いの中でもしっかりと考えて戦っている感じで、こういう部分が虎杖のバトルの上手さをしっかりと表現してくれている気がします。
存在しない記憶再び
完全に決まったかと思われた虎杖の一撃。
しかしそこで鳴り響いたのは、まるで硬いものを殴りつけた時のような「ガキン」という音。
違和感を感じていた虎杖は、飛んでくる腸相の攻撃をガードする事さえ出来ません。
まあ左手の一撃で勝負を決めたはずですからね、本人としては。
それだけに次の攻撃なんてあるとも思っていなかったのでしょう。
完全にその攻撃を食らった虎杖はトドメの一撃を腹部に決められて完全にノックアウト。
口から大量に血を吐いて辛うじて意識があるかどうかという状況に。
腸相は虎杖がいつか左手で攻撃してくるのを予想していたのか、右ボディを固めた血で覆っていたのです。
もしかすると腸相は虎杖が痛みでは止まらないという部分を感じていたからこそ、左手を切り札として取っているのかもしれないと気づいていたのかもしれませんね。
圧倒的なタフさを誇る虎杖ですが、今回ばかりは完全に動けない状態。
まだ息はあるという事で、腸相はトドメを刺すべく虎杖に近づきます。
「あの世で弟達に詫びろ」と言いながら。
しかしそこで腸相の体に異変が起こります。
突如腸相の脳内に溢れ出してしまったのは、存在しない記憶。
・・・・ん?
これどっかで見たパターンだな。
ってか35話での虎杖と東堂の回と同じ言い回しだわ(笑)
東堂が存在しない記憶の中で虎杖を勝手に親友だと作り上げたあのやばい回です。
正確に言えば35話の方が「瞬間」で、今回が「突如」なくらいでしょうか。
何故同じ感じの展開がいきなりやって来たのでしょうか??
これが虎杖の力だったとすると、相手の脳内に存在しないはずの記憶を叩き込む力という事なんでしょうか。
まあそう考えると、これが主人公の術式なのかよ・・・というがっかり感が生まれてしまいます。
しかも東堂に対して「自分が東堂と超親友だった」という記憶を叩き込んで、一体何の意味があるんだって感じでもありますし。
強いていえば、虎杖が血を流しているのは共通点と言えます。
虎杖の血が相手に勝手に影響を与えているみたいな事は少しはあり得るのかも。
そして血という観点で考えると、腸相が血を使う術式だから虎杖の血から何かを感じ取ったという可能性もありそう。
弟達と虎杖のバトルの記憶が腸相に流れたり・・・みたいな。
まあ実際よくわかりませんね。
ここは大人しく次回を待ちましょうかね。
呪術廻戦最新話105話ネタバレまとめ
という事で、虎杖逆転の流れかと思いきや、腸相が完全に虎杖を上回ってしまった今回。
接戦ではあったものの、ここまで虎杖がボロボロにされるとは思いませんでしたね。
やっぱり特級って強いんだなぁとシンプルに思ったり。
そして赤血操術がこれだけ優秀なんだから、加茂さんももっと強くなっても良さそうだなぁと思ったり(笑)
とりあえず虎杖が心配ですが、ここから何らかの形で復活するはず。
存在しない記憶がどういうものなのかも気になりますが、実は腸相にもまだ死んで欲しくはなかったりして。
九相図にはまだ4番から9番までもあるはず。
腸相にはまだ残っている弟達と共に第3勢力的な立場で活動して欲しいなぁ。
という事で今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
-
前の記事
呪術廻戦最新話104話ネタバレ感想!虎杖の土俵でも上回る腸相強すぎる!! 2020.04.29
-
次の記事
呪術廻戦最新話106話ネタバレ感想考察!存在しない記憶は虎杖の術式?直毘人VS海の呪霊も開始!! 2020.05.18