ファイナルファンタジー7Rクリア後感想!原作をプレイして改めて感じた事とワールドマップ問題
- 2020.05.16
- ファイナルファンタジー7R
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ファイナルファンタジー7リメイク
現在ハードモードをのんびりプレイしているFF7R
基本的に最近は一度クリアした作品は2周目をやらないのですが、今回のFF7Rは普通に楽しんでプレイしております。
やっぱり戦闘が楽しいという所が大きなポイントなんだろうなぁと思ったり。
原作を改めてプレイしてみて
しかし実を言うと2周目を始める前に、原作である「FF7」を少しだけプレイしてみたんですよね。
今回のリメイクがミッドガル脱出までという事で、どういう違いがあるのかを感じながらそこまでプレイしていました。
改めてプレイしてみるとやっぱり原作も面白いんですよね。
流石に古いと感じる部分も多いですが、システム的にも全然最近のソフトに負けてはいない気がしますし、カクカクなポリゴンのグラフィックであっても、世界観はしっかりと表現されていましたし。
リメイクはクリアまで40時間くらいかかったのに対して、原作のミッドガル脱出にかかった時間は約6時間。
そう考えるとめちゃめちゃボリュームかさ増ししてるんだなぁとは思いますが、むしろ逆なようにも思えたんですよね。
広大に再現されたマップ
原作であっという間に通り過ぎていった部分をリメイクではしっかりと丁寧に作り上げてくれた・・・というのが正しい言い方なんだろうと思います。
しっかりとリアリティを感じるサイズで色々なマップを再現してくれたんだなぁと。
完全にオリジナルの部分というのは実際そこまではありません。
基本的には原作のシナリオ通りの展開ですからね。
チャプター4やチャプター13とかはほぼオリジナル部分ではありますが、そういう部分も敵となる神羅カンパニーについて掘り下げられていて、個人的には物凄く面白かったと感じました。
マップの部分だと特にダンジョンが強化されていましたね。
体験版の部分一つ見ても魔晄炉のエリアを非常にしっかりと再現していましたし、かなりボリューミーな作りになっていました。
チャプター5からチャプター7で訪れる螺旋トンネルや伍番魔晄炉の辺りは延々とダンジョン攻略が続くため、かなり引き伸ばし感を感じないでもありません。
原作では多分10分程度であっという間に終わってしまう程度のエリアですからね。
とはいえ広大な螺旋トンネルやかなり広大な伍番魔晄炉などを非常にリアリティのある構造で作り上げてくれていました。
これだけミッドガルをしっかりと再現している以上、これらのエリアが長くなるのも当然なんですよね。
他にもエアリスと一緒に歩く6番街への道のりなんかも原作では小さなマップ2つ分程度。
しかしこれだとあまりにも近すぎなんですよね。
これだけ近いと全然エアリスに案内してもらった感がありませんし。
もちろんこの先の様々なダンジョンも一緒で、スラムの300メートルも上空に建てられたプレートへの道のりなんかは風景が素晴らしい事もあって最高のロケーションとなっていました。
神羅ビル内部も非常に広大な一つの街みたいになっていましたし、神羅カンパニーの得体の知れない感じがよく出ていたなぁと感心しました。
ワールドマップはどうなるのか問題
という事で、とにかくしっかりと原作を再現していた本作。
ミッドガルをこれだけ途方もなく巨大でリアリティのあるものとして表現してくれた訳で、次回作にも当然期待が高まってしまいます。
が、やはり心配なのがここからの展開。
原作ではミッドガルを脱出すると即座にワールドマップに出ます。
当然ながら原作は昔ながらのワールドマップのシステムであり、街や村から出てワールドマップに出ればそこには縮小された街のシンボルがそこにはあります。
つまりワールドマップに出るとサイズ感が全く別なものになる・・という事ですね。
昔のゲーム・・というか2010年くらいまではそういう感じでも許されていた感じですが、それ以降はあんまり見られなくなってきました。
ワールドマップを無くしてエリア毎に分けられているというのが主流になってきましたね。
そしてそこから更に進化して、今ではオープンワールドのRPGも珍しくはなくなってきましたね(国内はそうでもないかもですが)
では果たしてFF7Rはどうなっていくのでしょうか??
オープンワールド作品になるのか?
時代の最先端のゲームを目指すのであれば、当然求められるのはオープンワールドという事になるでしょう。
広大なFF7の世界をオープンワールドで旅する事が出来れば凄まじく楽しい事になると思います。
が、やはりここで問題が出てきますよね。
リメイクである本作であってもミッドガルの全てを探索出来たりはしませんでした。
シナリオの都合上での事とはいえ、本作で探索出来たのはミッドガル全土の30%くらいではないでしょうか。
自分はDL版を購入しましたが、パッケージ版だとディスク2枚組なのにです。
ミッドガルの正確なサイズは定かではありませんが、少なくともミッドガルだけで直径で10km程度はあるんじゃないでしょうか。
そしてオープンワールドにするのだとすれば、それほどまでに広大なミッドガルのサイズをそのままにワールドマップを作らないとならないという事。
恐らく数十万人から数百万人が生活していると思われるミッドガルをそのままにして、その数十倍のマップを作らなければならず、しかもミッドガル程ではないとはいえ、そのワールドマップに見合ったサイズの街を幾つも作らなければならない。
そんな風に考えていくと結構辛いものがありますよね。
単純に容量的にも厳しいような気がしますし。
オープンワールド化は現実的ではない??
単純にマップの広大さという点においては、最近のオープンワールド系のRPGなら実現しているかもしれませんが、一つ一つの街を丁寧に作り上げるのは恐ろしい程に手間がかかるでしょう。
しかしそれだけ手間がかかりそうな割にはそこまでリターンが無さそうなのが余計に辛い所。
めちゃめちゃ広くてもそこまで密度が高いゲームになることもなさそうですし、オープンワールドにするメリットがそこまで感じられないのかもしれません。
もちろん船(タイニーブロンコ)を手に入れたり、飛空艇を手に入れたりしてからは探索の楽しさも多そうですが。
そんな風に考えていくと、やっぱりちょっと前のゲームのシステムになるのかなぁと思いますね。
FFで言えば10とか12とかみたいな。
しかしそうなると世界観の広さは全く感じられなくなりそうで、ちょっと残念ではあります。
だったらむしろそれ以前まで遡って、原作のようにワールドマップだけは縮尺を変更するという感じでも良いのかも。
とはいえあのリアルなクラウド達のグラフィックだとそれも許されはしないかな・・。
そうだとするとドラクエ11みたいな感じがが良い落とし所なのかも。
もちろん希望としてはオープンワールドになってほしいものですが、それが面白さに直結せず、それによって開発にアホみたいに時間がかかってしまうような展開は避けて欲しい所ですね。
エリア毎にセミオープンワールドになっている・・くらいでも良いのかもしれませんが、それだとやっぱり飛空艇とかが難しくなっちゃうんだよなぁ・・
という事で今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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