サマータイムレンダ最新話114話ネタバレ感想考察!絶望の中で見つけたの潮復活の可能性!!

サマータイムレンダ最新話114話ネタバレ感想
毎回のように絶望的な展開が続く「サマータイムレンダ」
113話では遂に南雲先生が死んでしまうという最悪の展開になってしまいました。
しかし今回はそんな絶望的な状況の中で希望を感じさせる展開となっていたような気がします。
あまりにも勝ち目が少ない状況でそれでも諦めずに戦おうとする慎平と仲間達の姿には胸が熱くなりますよね!
時間も進んできましたし、そろそろ物語もクライマックスに差し掛かってくるんじゃないかと思います。
そんな114話の気になる所をまとめてみたいと思います。
サマータイムレンダ最新話114話ネタバレ感想
時間は進み・・
前回は南雲先生の死を見届けて終了となっていましたが、今回はそこから一気に5時間経過していました。
これによって時刻は7月23日の16時過ぎとなり、雨が降っている時間帯。
確かに1周目でも夕立となっていて、この辺りも細かいですが今のシチュエーションに合っていましたね。
激しく降り続く雨の中に、悔しさを抱えたままの慎平が立ち尽くしている。
これは慎平の心の中を表現しているようでもありますし。
1周目の段階でここまで想定して雨を降らしていたのだとすれば、それはもう凄すぎる構成力でしょうね。
慎平は2秒先の未来が見えている?
雨の中で立ち尽くしていた慎平の所にやって来たのは菱形青銅。
南雲先生の死体は彼の病院の地下に安置される事に。
南雲先生は有名な小説家であり、殺されたとなれば全国的なニュースになり、マスコミが島に大勢押し寄せる。
しかも明らかに遺体の状況は他殺体。
完全なる殺人であり、犯人も判っている(捕まえられるような存在ではなさそうですが)
そんな状況で、あと1日だけ自分に時間をくださいとお願いする慎平。
当然それを快諾する青銅でしたが、何故かここで青銅の返事と慎平の感謝の言葉が重なってしまいます。
「すいません・・かぶりました・・・しゃべりにくいなこれ・・・」
そう語った慎平には、南雲先生から託された竜之介の影が同居している状態。
この後で落雷を予知する描写もあった事から、やはり慎平も2秒先の未来が見えているようですね。
影としての竜之介の力も期待したい所ですが、単純に慎平が強化された感じですし、これが役に立つ場面も今後出てくるでしょう。
シデのスペアは写真の死体?
シデが二人いる件について、彼をよく知る青銅はスペアがあってもおかしくないと語ります。
万一事故や病気で死んだり重症を負ったりした時の為にスペアがあったのかもしれないと。
とはいえこれまでに保存していた肉体は戦争によって全て焼失したとの事。
つまり残っているのは、青銅の父親が撮った写真に写っていた死体。
その写真が撮られたのは戦後の話であり、それが残されているのであればスペアとして使える可能性は高いのだと。
保存方法やどうやって動かしているのかについては、青銅も検討もつかないとの事。
しかしここでふと慎平が「サブアカ・・・?」とつぶやきます。
サブアカとはそのままですがサブアカウントの事。
つまりメインのシデとサブのシデで使い分けているとかそういう感じなんでしょうかね。
サブの方には戦闘能力がないとかそういう感じにも思えます。
窓の後悔と覚悟
南雲先生の死に大きなダメージを受けていたはずの慎平。
しかし慎平はそれでもどうにか平静を装っている感じでした。
そんな慎平に対して、自分の感情が爆発しそうになっていたのが窓。
みんなで一緒に行動していれば南雲先生は死ななかったのではないかと考えていました。
しかし根津さんからすればそれはただの結果論。
みんなで一緒に行動していれば影の捜索にも時間がかかり、そうなれば子供たち3人を救えなかった可能性も出てくる。
窓と澪は助けられ、それと引き換えに南雲先生は死ぬことになった。
それが慎平の決断の結果でありもう変えることが出来ない事。
そんな状況で無力さと悔しさが窓を襲っていました。
全部自分の責任だと一人で抱え込もうとする慎平。
しかしそんな慎平に対して「おまえだけのせいじゃない」と伝えたい窓。
「オレも・・・あいつの力になっちゃりたい・・・!!」
窓はそんな風に涙しながらつぶやくのでした。
メインキャラの中では特別な武器を持っていない窓。
凸村には銃を撃てるという特徴があるのに対して、窓は本当に特に何もないですからね。
この悔しさをバネに何か武器を身につけてくれたら良いですね。。
潮のかけら
潮を亡くし、南雲先生も亡くなり、ロズも失った。
更に根津さんのライフルや潮がコピーしていたショットガンや拳銃もない。
圧倒的に戦力は減っている状況で、影ミオが気にしていたのは慎平のポケットの中のもの。
そこにあったのは以前も確認していたように、幼い頃に慎平が潮に挙げた貝殻がありました。
それは潮にとって大事なものであり、潮自身が姿を変えていた事もある重要アイテム。
しかし呼びかけても反応はなく、あくまでも消えてしまった潮のかけらなのだと慎平は考えていました。
しかし影ミオによれば、しっかりと貝殻の中で反応を示していたとの事。
シデが慎平に包丁を投げてきた時もめちゃめちゃ怒っていたのだそう。
どうやらそこには潮の記憶が全部残されているようで、消える直前に記憶だけは貝殻に移していたようです。
だからこそハイネは潮が生きているのだと勘違いし、有利な状況ながらも退いたという事だったんですね。
「記憶だけになっても、慎ちゃんを守ったんやね・・・」
影ミオがちょっとだけ複雑そうな感じに思えるのは、潮の慎平への想いの強さを感じてしまっているからなのかな。
良いシーンでしたが、ちょっとだけ切ない感じにも思える描写でした。
復活は24日の夜
記憶は残っているとはいえ、身体はないため動けない。
その記憶も他の影にはスキャン出来ない様にプロテクトをかけているようで、読み取る事は出来ません。
敵の手に渡らないようにそうしたのだろうとは言うものの、それによってそのデータを読めるのは潮だけとなっていました。
しかし潮の身体がない以上、もうこの記憶を読み取る事は出来ない・・・。
そんな中で何かに気づいたように慎平はつぶやきます。
「帰ってくる・・・」と。
慎平が思い出していたのは3周目の事。
祭りの花火が上がる時、海岸で慎平の前に姿を見せた潮。
ループしなかった場合に潮が登場してくるのは24日の夜のはず。
つまりこのまま時間が過ぎて24日の夜を迎えれば、まだ何も知らない最初の潮が帰ってくる。
そこで帰ってきた潮が貝殻の記憶を読み取れば、ループの記憶を手に入れて完全に復活する事が出来る。
その可能性にかけて潮は慎平に貝殻を残していたのです。
この流れはもう完璧すぎるというか、本当に上手すぎる構成ですよね。
確かに復活するのであれば24日の夜になるだろうとは思っていましたが、そこで記憶と身体が揃う事によって復活する流れになるとは・・・。
絶望的すぎる状況ながらも、これで少しだけ希望が見えてきました。
そしてこのタイミングで雨があがって光が差し込む演出なのも流石過ぎましたね!
サマータイムレンダ最新話114話ネタバレまとめ
圧倒的にキツイ状態でありながらも、潮復活という大きな希望を感じさせてくれた今回。
ハイネとしても潮を驚異に思っている訳ですし、戦いはこのまま24日へ向かうのかもしれませんね。
しかしそこまで進めば後戻りも出来なくなってきます。
そうなればクライマックスも近いのかもしれません。
まだまだ続いて欲しい気がしますが、そこまで長くはならなそうな気がしますね。
とはいえ希望に対しては即座に絶望を叩きつけてくるのが「サマータイムレンダ」という作品でもあります。
まだまだ油断の出来ない展開は続いていきそうですね!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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