呪術廻戦最新話107話ネタバレ感想考察!強いジジイの独壇場と反撃の領域展開!!

呪術廻戦最新話107話ネタバレ感想
虎杖の「存在しない記憶」問題で色々と大変な事になった前回の106話。
それに比べると今回は海の特級呪霊との戦いという事で結構シンプルというか、ある意味では平和な展開と言えたでしょう。
しかし改めて思ったのが、強いジジイが登場する作品って面白いよね!って事です。
やっぱり主人公が若者なのは当然なのですが、だったらおっさんやらジジイがちゃんと強い方が物語に説得力が増しますよね。
そんなジジイの魅力が詰まった今回の107話の気になる所をまとめてみたいと思います。
呪術廻戦最新話107話「渋谷事変㉕」
圧倒的水量での攻撃
クラゲとタコのミックスみたいな割と可愛い外見から一転して、ムキムキでいかにもな怪物っぽい姿へと変貌してしまった海の特級呪霊。
よくは知らないのですが、クトゥルフ神話とかのイメージっぽい外見みたいですね。
個人的には昔の戦隊モノの怪人っていうイメージが強かったです。
そんな海の特級の武器となるのはやはり水。
バスケットボールくらいのサイズの球体状の水を作り出して床に叩きつけると、そこから一気に大量の水が溢れかえっていきます。
その水量は圧倒的で、屋内で津波が発生したのだと感じる程のレベル。
真希先輩は危うく流されてしまいそうになってましたし、水が流れ落ちるスペースがない場所で使われれば瞬殺されてしまっていましたね。
この水量の比較対象として真希先輩は、伏黒の式神の一つである「満象」を挙げます。
室内で加茂さんを押し流した大技でしたが、その水量とでさえ比べ物にならないレベル。
まあとにかく半端じゃないって事ですね。
そして何が恐ろしいかと言えば、直毘人がその圧倒的な水量さえもフィルムに切り取ってノーダメージだった事なのですが。
話を聞かない者同士
圧倒的な水量さえも苦にはしない強キャラ感を纏ったままの直毘人。
しかしここでアニメ化に合わせたのか謎の話題を喋り始めます。
アニメーションが1秒に何フレームあるか知っているか?
昨今の解像度やフレームレートを上げたがる風潮
4Kやら60fpsやら、不粋だとは思わんか!!
・・・・何の話??
アニメ化だというのに、むしろ最近のアニメを否定しているって事なんだろうか。
それとも昔は良かったという懐古主義みたいなものなのか。
とはいえフレームレートという点では、自分の術式とも関係がありそうではあるんですよね。
これが術式開示であり術式効果の底上げになっている可能性さえあるのが「呪術廻戦」の恐ろしい所だったり。
そして当然ながらそんな話は特級呪霊には興味なし。
こっちはこっちで直毘人の言うことを無視して勝手に喋り始めます。
呪霊ではない
私は陀艮
花御、漏瑚、真人にも
我々には名前があるのだ!!
と、自分が名前で呼ばれない事は気に入らない様子。
陀艮という相変わらずあんまり使わない文字の名前となっていますね。
この辺りの自己アピールの感じは花御に近いイメージかもしれませんが。
HPが果てしない陀艮と役に立たない真希先輩
そんなよく分からない話が続く中で、先手を取って攻撃を仕掛けたのは七海。
空中にいた陀艮を思い切り叩き落とします。
ちなみに7:3の術式を使ってますが、その効果が発動されたのかは不明です。
まあ発動していて腕に傷一つついていないのだとすれば、ちょっと防御力が高すぎっていう気もしますが。
そんな七海に続いて真希先輩も攻撃を仕掛けますが陀艮はそれをあっさりと回避。
武器を押さえられたら完全に無力な真希先輩ですが、それを助けたのはやはり直毘人。
相手をフィルムの中に閉じ込める術式で陀艮を捕らえると、それを七海にパス。
七海は渾身の一撃を叩き込むも、今度は水の防壁を作り出してガード。
相当攻撃力が高いはずの七海であっても効果的なダメージは与える事が出来ません。
七海の感触的には、防御力が高くてダメージがない・・・という感じではなく、HPが果てしないという感触なのだとか。
真面目な七海がHPとか言い出すのがちょっと面白い所でしたが、非常にわかりやすい解説ですよね。
特級呪霊達は、漏瑚が攻撃力と速度タイプ、花御が防御力タイプ(弱点あり)真人がバランスタイプ、そして陀艮がHPとMPタイプって感じなのでしょう。
高いステータスがそれぞれ分かれているのが面白いです。
七海が厄介な相手だなぁと感じている一方で、真希先輩はジジイに助けられた事を気にしてしまっていました。
やっぱり真希先輩にとって直毘人はムカつく禪院家の象徴みたいな存在ですし、助けられた事を恥だとさえ感じていたようです。
気持ちはわかりますが、この局面でそんな事を考えているのが危うい気もしますよね。
2人に比べれば確実に弱い訳ですし、どうやって役に立てば良いのかを考える方がよっぽど建設的な気がします。
とはいえ呪力でのブーストが効かない真希先輩では、HPが果てしない陀艮を相手に役に立てるとは思わないんですよね。
アシストに回るのがベストだとは思いますが、1級2人にはついていくのも大変でしょうし。
それだけに、真希先輩がここにいる理由が何かしらあってもらいたい所ですね。
速度で攻め倒すジジイがカッコ良すぎる件
HPが果てしなく高い上に、水の防壁まで展開していて、普通に戦っていては簡単には勝てなさそうな陀艮。
おそらく呪力(MPと考えても良いのかな?HPと共有かもしれんが)もめちゃめちゃ高く、まだまだ攻撃の術式も持っているはず。
だったらどうやって倒すのか。
その疑問に対して直毘人がしっかりと答えてくれます。
「簡単だ。技を出す前に、速度で潰す!!」
この台詞を一番年長者が言うというのが凄いですよね。
そしてその言葉で3人が同時に動き出す辺りも演出として格好良いです。
3人で一気に攻撃すればイケる・・・かと思いきや、真希先輩はもちろん七海の攻撃でさえも完全に水の防壁に防がれてしまいます。
それに対して、拳でぶん殴ってるだけの直毘人の攻撃はしっかりと防壁を打ち破っているのがまたヤバい所。
まあもちろん他の2人の攻撃があったからこそ破れたという事も考えられますが。
「ありえん!!」
と、陀艮もこの状況にかなり驚いているので、おそらく水の防壁を破られるとは思っていなかったのでしょう。
そして思わず空中に脱出。
しかし直毘人は陀艮が空中へと逃げるのを予想し、陀艮の更に上へと飛び上がっていました。
「滞空出来るんだもんなぁ。俺でも上に逃げる」と。
この言い回しがまたセンスがあるというか、強者じゃなきゃ言えない台詞ですよね。
そしていとも簡単に陀艮を叩き落とすと、そこからはもう怒涛のラッシュ。
陀艮が術式を使う時間を与えずに打撃オンリーで圧倒していきます。
移動にも術式が使われているのかはわかりませんが(自分をフィルムにしてフレームを飛ばしているみたいな考察を見たけども)直毘人の速さは漏瑚以上のレベル。
となれば、領域展開を抜きにすれば直毘人って普通に漏瑚にも勝てちゃいそうな気がしますね。
これだけ近接戦闘が強いんだから、五条以外では最強の術師という可能性もあるのかも。
逆転の領域展開
どうにか術式を使いたい陀艮。
しかしどこまでも徹底している直毘人は、印を組もうとしたその手までもきっちり潰してしまいます。
が、両手を使わなくても何かしら方法があったりするのが特級なんですよね。
真人も口の中で印を組んでましたし。
陀艮の場合は何故か腹部に印が浮かび上がってくる事で発動します。
もはや何でもありじゃないかと思ってしまいますが、その印からは「領域展開」というワードが。
その瞬間、渋谷駅にいたはずの直毘人の目の前には南国の楽園のような光景が広がっていました。
なんとなく無人島っぽい空間ですが、この場所は16話で偽夏油が「穏やかな領域だね」と語っていた場所みたいですね。
おそらくあの空間は陀艮の作っていた生得領域であり、陀艮の場合はこれに術式を付与する事で領域展開にしている・・・って感じなのかな?
驚くべきはこの空間の広がり方で、他のキャラの領域展開が閉ざされた空間っぽいのに対して(五条は除く)この空間はやたらと広がりを感じます。
まるで本当の無人島にやって来たみたいに見えますし。
しかもそんな南の島の楽園にやって来たのは着物姿のジジイというシュールっぷり。
この場所でどんな戦いが繰り広げられるのか気になりますね。
呪術廻戦最新話107話ネタバレ感想まとめ
強いジジイの大活躍が見られた今回。
やっぱり良いバトル漫画には強いジジイがいてこそなんぼみたいな所がありますよね。
「HUNTER×HUNTER」のネテロしかり、「ワンピース」のガープやらレイリーしかり、「BLEACH」の山本元柳斎重國しかり。
まあ元々「呪術廻戦」は「BLEACH」のフォロワー的部分が強い作品ですし当然の流れかもしれませんが。
しかし領域展開が発動されてしまったので、ここからどういう感じになるのかは予想がつきません。
直毘人も領域展開を使えれば話が早いのですが、流石にそんなに甘いはずもなさそう。
領域展開は使えないけれども、それでも領域展開に打ち勝つというのが理想的展開。
とはいえそうなると真希とかに見せ場が全くなさそうだしなぁ・・・・。
先の展開が読めませんが、とりあえず次回を楽しみに待ちたいですね!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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