チェンソーマンネタバレ考察!70話時点で改めてマキマさんがマジで何者なのかを考える!

チェンソーマンネタバレ考察
ヒロインかと思ったら単なるラスボスだった
でお馴染みのマキマさん。
「チェンソーマン」という作品において、一番どういう目線で見ればいいのか分からないキャラクターとなっていますよね。
ちょっと前に(64話時点)マキマさんについて考えてみたのですが、それ以降の描写によって更に訳がわからなくなってきた感じがあります。
チェンソーマンネタバレ考察!マキマさんがマジで何者なのかを考える
果たしてマキマさんとは何者で、何が狙いなのか?
その辺りについて再び考えてみたいと思います。
マキマさんは何者なのか?
これまで(64話まで)に確認されたマキマさんの特徴
- 悪魔や人の匂いが分かる(特別に鼻が利く)
- 相手の考えが分かる?
- パワーを唯一静かにさせられる
- 頭を撃たれても復活する人間の腹部にデカイ穴を空けられる
- 人の命を使って超遠距離から対象をすり潰せる
- 特異課の襲撃を見逃す
- ヤクザ達の関係者の目を奪う
- 睨むだけで相手から血を吹き出させられる
- 一本の映画に人生を変えられた事がある
- ネズミを操れる
などなど色々あります。
特異課襲撃の前までは、ただの出来るお姉さんキャラという感じでもありましたが、襲撃後で完全に印象が変わっていった気がしますね。
やはり謎の復活からの超遠距離からのすり潰しのインパクトが強すぎました。
それでもまだ信じたい所でしたが、特異課襲撃を見逃した事や岸辺から敵視されている事なんかで決定的になったと言えるでしょう。
ああ・・この人は本当にヤバい・・もしかしたらラスボスなんじゃないか・・と。
新たに確認されたマキマさんの能力
他にもあるかもしれませんが、64話から70話までで確認されたのはこのくらいでしょうか。
プリンシの力を借りて?地獄へと移動可能
これは実際にはマキマさんの力とは言えないのかもしれませんが、一応。
地獄へ行けたのはおそらくはプリンシ(蜘蛛の悪魔)の力によるもの。
蜘蛛というのはそれこそ芥川龍之介の「蜘蛛の糸」という作品のイメージで、元々地獄との関わりが深いですよね。
だからこそ地獄と繋がる事が出来たのかもしれません。
ってかそもそもプリンシというキャラクター自体が、ここでマキマを地獄へと送り届ける目的の為だけに登場したと考えた方が良いのかも。
実際70話の時点ではプリンシがどうなったのかはわかりません。
まあ抜け殻のようになってしまっていたので、おそらくは死んでしまったのではないかと思いますが。
手を構えるだけで相手が血を吹き出す
これはヤクザの下っ端相手に使った能力の発展型という感じでしょうか。
見るだけでもおそらく相手を殺せるような力を持っているのだと思いますが、この時に使った相手は闇の悪魔。
超越者と呼ばれる悪魔の一人であり、銃の悪魔なんかよりも遥かにヤバい奴だと言われていました。
特異課のメンバーやクァンシ達も一瞬で腕を斬られたり、バラバラにされたり、近づいただけで血が吹き出したりと、ヤバすぎる力を持っていた闇の悪魔。
しかしそんな相手に対しても、この力で最初は優勢に進めていました。
1ダウンは取ったと言えるでしょうし、普通の人間相手に使ったらそれこそ一瞬でミンチにされてしまいそう。
死者を喋らせる事が出来る?
闇の悪魔に対しても優勢な感じで戦えていたものの、地獄は闇の悪魔のホームだったため実質ほぼ無敵。
片腕を持っていかれた所でマキマさんは地獄からの脱出を図りました。
そのやり方が、トーリカの死体を通して地獄の悪魔の力を使うというとんでもないやり方。
地獄の悪魔の力を借りるためには、サンタクロース(じじい)とその子供たち(義理の子供3人)の命が必要となっていました。
非常にリスクが大きいというか発動させるだけでもヤバすぎるもの。
しかしマキマさんは、既に死亡している(人形化しているので死んでると言い切れないかもですが)トーリカに全てを捧げさせる事によって、自分にはノーリスクで地獄の悪魔の力を使う事に成功していました。
このやりかたは超遠距離で対象をすり潰したのと同じようなものですよね。
他人の命を使う事で自分はノーリスクで悪魔の力を使うという。
まあこの場合は地獄の悪魔自体がトーリカ(人形の悪魔=サンタクロース)が契約していたので、他人の命で他人が契約している悪魔を使ったという事。
要するには乗っ取りみたいなものですし、このやり方は反則と言えるでしょう。
下等生物の耳を借りる事で世界中の声が聞ける?
レゼ編のラストで大量のネズミと共に、凄まじい悪役感に溢れた登場シーンを見せたマキマさん。
ネズミも気になっていましたが、本来知らないはずの情報を当然の様に知っていた事で読者をビビらせてくれました。
その方法は、吉田曰く下等生物の耳を借りるというもの。
ネズミはもちろんですが、鳥なんかの耳も借りれるという事で、だからこそ岸辺はクァンシに対して筆談で会話を交わしていたんですね。
ドイツでもマキマさんが聞いている可能性がある事から、文章でのメッセージを送っていたりしていました。
つまりマキマさんが下等生物を借りれるのは、日本どころか世界中で可能という事なのだと思います。
世界中に自分だけのネットワークを持っていて、しかも東京と京都くらいの距離が離れていても遠距離から相手をすり潰せる。
そういう事がマキマには出来るからこそ、レゼも逃げても無駄だったかと考えていたのでしょう。
まあ正直規格外すぎて恐ろしすぎますよね。
見えない速度で相手の首が斬れる
66話の時点で地獄から帰ってきた時は、闇の悪魔との戦いのダメージが残っていたマキマさん。
右腕は完全に潰されていましたし、そのお美しいお顔からも出血が見られました。
が、それからしばらく経っての70話ではそれらは何事もないように元通り。
何なら完全に着替えまで終わっているような状況でした。
特異課襲撃の時もそうなので今更驚きはありませんが、やはりマキマさんには何らかの再生能力があるのか、もしくは自分だけ時間を戻しているとかも考えられる気がします。
そして70話でのマキマさんは刀を持っての登場となりました。
しかし少なくともその刀を振るったようには見えませんでしたね。
登場した瞬間には恐らく終わっていたのか、マキマさんが口にしたのは「死体が喋っている」という言葉のみ。
その言葉はちょっと前に、クァンシの魔人の一人であるフタクチの魔人ちゃんが中国語で言ったのと同じもの。
つまりはその中国語の内容さえもしっかりと押さえておいたんですよね。
相手が気付かない程の速度で首を撥ねたクァンシに対して、全く同じ事でやり返す。
この辺りは相手の心までしっかりとへし折って勝利するって感じに思えて恐ろしすぎますね。
今回の戦いの狙いとは?
吉田は、マキマさんもサンタも自分達の知らない目的で動いているのだと考えていました。
ではその目的とはなんだったのか?
マキマさんの目的がデンジを守る事じゃないとも吉田は言っていましたし、地獄とかの話が出てきた辺りから訳が分からなくなっていました。
サンタの方はシンプルに、チェンソーの心臓と引き換えに闇の悪魔の肉片をゲットする事だったと考えても良さそう。
もちろんそれをゲットした上でマキマを殺す事までがセットだったのかもしれませんが、少なくとも何となくの狙いくらいは予想は出来ますよね。
しかしそれに対してマキマさんの狙いは謎に満ちています。
今回の戦いとは結局なんだったのか?
そしてマキマさんにとっては予定通りだったのでしょうか?
闇の悪魔との関係
少し気になったのは、マキマさんが元々闇の悪魔と知り合いっぽかった事。
マキマさんの言葉から考えると、闇の悪魔はマキマさんを自分のホームに誘いそこで仕留めようとしていた感じに思えました。
恐らく元々何か繋がりがあったはずで、マキマは闇の悪魔という超越者級の悪魔からの恨みを持たれているような存在なのかもしれません。
マキマとしても闇の悪魔に暴れてもらう事が目的の一つだった・・・なんて事も少しくらいはあり得るのかも。
デビルハンターの選別だった?
これは吉田の考えでしかありませんが、今回の護衛のチョイスは明らかにおかしかったとの事。
護衛としては人数が多くて目立ちすぎ。
しかも護衛を依頼した面子は全員3流との事。
クァンシとも良い勝負をしていた吉田の自己評価が3流ということなので、流石に実際はそれほどではないのかもしれません。
とはいえ日下部やら玉置、京都の3人なんかはそこまで優秀には思えませんでしたからね。
デビルハンターを減らしたいという考えもありそうですし、逆に優秀なデビルハンターは使いたくなかったという考えもありそう。
特異課襲撃もデビルハンターの選別だった可能性もありますし、戦力を減らしたいという目的だったとも考えられます。
これがメインの目的とは考えにくいですが、ついでにデビルハンターのメンバーをコントロールしていた・・みたいな可能性はありそう。
全く違って、公安じゃないのに優秀なデビルハンターの吉田を本当は消したかった・・みたいなのも面白そうな考えですが。
悪魔と融合した心臓を集めていた?
個人的にはこの考えは結構ありそうな気もします。
これまでに登場した悪魔と心臓が融合している存在は4人。
デンジ、サムライソード、レゼ、そして今回のクァンシ。
彼らは血さえあれば何かしら特定の行動を取る事でどんな状況からでも復活出来る特別な存在。
2話目のマキマさんの台詞によれば、悪魔と心臓が融合した存在は歴史的に見ても前例が少ない存在であり、まだ名前もついていない程。
殆ど不死身の存在ですし、特別すぎる彼らは非常に貴重。
サムライソードは捕まったはずですし、レゼも殺された感じになっていましたが、あの状況からでも復活させる事は出来るはず。
もちろん今回のクァンシも、首が斬られた状態から悪魔の姿で復活出来ていました。
つまりは全員再登場する可能性があるんですよね。
何らかの目的の為に心臓と悪魔が融合した存在を集めていたという可能性は結構ありそうですよね。
厄介なサンタクロースを消すのが目的だった?
個人的には少しだけこの考えもあるんじゃないかと思っています。
地獄に行ったり大変な事になる前に、マキマさんが一人で出張ってくれば全部何事もなく片付いたんじゃないか。
マキマさんがあまりにも規格外すぎるが故に、そんな風にも考えてしまいますよね。
しかし逆に、今回はこういう流れでないといけなかった理由があったのだとすれば?
元々はデンジを狙う刺客との戦いという事になったはいましたが、実際の大ボスはトーリカの師匠(サンタクロース)でした。
そしてサンタクロースは人形の悪魔と契約した存在であり、自らが人形にしたスペアみたいな存在が世界中に溢れていました。
しかも今回の戦いで闇の悪魔の力も身につけていて、おそらくマキマさんの力を持ってしても完全に滅ぼす事は難しかったのではないでしょうか。
最終的には様々な面倒くさい工程を経て、クァンシの魔人の一人であるコスモによってサンタクロースは頭ハロウィン状態になってしまいました。
もしかするとこの方法でしかサンタクロースを完全に無力化する事は出来なかったのかもしれません。
ある意味ではサンタの人形を使った力はマキマの下等生物ネットワークに近いものがあります。
マキマとしても厄介なサンタをどうにかして消すことが出来ないかなぁと考えて今回のやり方を選んだんじゃないでしょうか。
やっぱりラスボスになるのか?
気になるのはやはり、マキマさんが結局の所「チェンソーマン」という作品のラスボスになるのかどうかという所。
ヒロインでありラスボスだとすれば中々のインパクトですよね。
70話の描写を見ていると、マキマさんは思い切り邪悪な表情をしていましたし、ラスボスとは言わずとも悪役の雰囲気は出まくっていました。
そこで注目したい人物は岸辺。
特異課の隊長である岸辺は32話で「マキマが人間様の味方である内は見逃してやるよ」と言っていました。
しかし61話ではかつてのバディであるクァンシに対して、マキマさんを殺す計画を持ちかけていました。
つまりはこの間にマキマが人間の敵となったと感じる出来事があったのかもしれません。
そうなってくるとマキマさんがラスボスとなってもおかしくはなさそうに思えますよね。
が、残念ながら70話では完全に無力だった岸辺。
かつてのバディであるクァンシが殺されるのを見守る事しか出来ませんでした。
この感じではマキマさんをどうにかするなんて絶対出来そうにありません。
岸辺は既に全盛期ではありませんし、悪魔との契約で払える物が残っていない程に身体はボロボロ。
しかも割と気に入っているデンジは完全にマキマの飼い犬であり、敵対してしまえば本気で戦う事も出来無さそう。
正直岸辺は今の「チェンソーマン」の良心みたいな感じがしますが、それだけにきっとどこかのタイミングで死ぬことになりそうな気がします。
しかし彼がいなくなれば、マキマを倒そうとする立場の人もいなくなってしまいますよね。
もしもマキマさんがラスボスとなったとしても、デンジが戦う事なんて考えられません。
なので、色々と怪しさしかないマキマさんです、結局ラスボスにはならないのかなぁ・・・。
マキマさんについてまとめ
とりあえず70話時点でのマキマさんについて色々と考えてみました。
怪しさしかない存在というか、まだまだ秘密が多すぎて判断出来ない部分ばかりではあっても、今の所は悪の大ボスというポジションにしか思えません。
実際の所どうなのか判明するのはまだまだ先になりそうではありますね。
ラスボス的な存在ではあって欲しくはない・・・そうは思いながらも急に綺麗事な感じのキャラになって欲しくもない。
そんな複雑な思いを持ってしまうマキマさん。
今後も新たな情報が出る度に、マキマさんの事を疑ったりするんでしょうね。
という事で今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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