サマータイムレンダネタバレ妄想考察!ファイナルファンタジー7との関係について考える

サマータイムレンダネタバレ妄想考察
サマータイムレンダの作中で「ファイナルファンタジー7」の話がいきなり出てきた時は驚きましたよね。
作者である田中靖規先生がゲーム好きなのは知っていましたし、作中の登場人物もゲーム好きな発言を繰り返していました。
とはいえいきなり「ファイナルファンタジー7」という作品の名を挙げてくるのは大胆な感じで面白かったですよね。
今回は「サマータイムレンダ」と「FF7」の関係の部分について考えてみたいと思います。
サマータイムレンダとFF7の関係について
サマータイムレンダはもちろんFF7のネタバレもありますので注意!!
雁切さん(シデ)の発言
「FF7」というワードを突如出してきたのは雁切真砂人。
「サマータイムレンダ」においてのラスボスである事がほぼ確定となったシデの正体となる人物です。
この方は「ファイナルファンタジー7」について、コミックで言えば9巻、話数で言えば94話でこんな風に語っていました。
FF7リメイク・・・やりたかったなァ~~~~
いつ出るんやろ?
世界観が好きなんですよね。
発売されたのが世紀末やったからかな
アートも音楽も退廃的なムードでね
人生の終わり方について考えさせられる
オリジナルをクリアしていた身からすると、何となく言いたい事は分かる気がしていました。
確かにあの時代ならではみたいな事を思わせるような世界観だった気がしますからね。
1997年の発売ですし、世界観はもちろんですがキャラ人気も高く、シリーズの中でも圧倒的にファンも多い作品ですよね。
待望のリメイク発売と大胆な改変部分
そしてそんな雁切さんが発売を心待ちにしていた「ファイナルファンタジー7リメイク」も4月に発売となりました。
残念ながら1作では完結していませんが、それでも十分過ぎるくらいに楽しめたリメイク作品となっていました!
・・・・なのですが!
どうもこのリメイクは原作をただパワーアップしただけのリメイクではなく、「FF7」の物語を大きく変えてしまってもおかしくないような非常に大きなアレンジが加えられていたのです!!
もちろんまだまだ今作だけでは良くわからない部分が多く、今作だけで是か非かをはっきりさせることは難しそうです。
かなり大胆なチャレンジをしようとしているのですが、個人的にはかなり上手くやってくれるんじゃないかと思っております。
なのでもしかすると「FF7リメイク」によって「サマータイムレンダ」にも影響が出てくる可能性がないとは言えないのかもしれません。
二つの作品の関連性
しかし気になってしまうのが、「サマータイムレンダ」と「FF7」との関係の部分です。
「サマータイムレンダ」のラスボスである事がおそらくほぼ確定となった今、彼の言葉は非常に重要になってくるでしょう。
そして慎平との対話の中でわざわざ「人生の終わり方」に対しての考えを口にした以上、雁切さんにとっても間違いなく本音であると考えられます。
元々正体が雁切さんだと判明する前、シデはゲームが好きな事を匂わせるような発言が多々ありました。
セーブポイントから復活する勇者に魔王が勝つには
ゲーム機の電源を切る他ないと思いませんか?
二次元の魔王に電源という三次元の概念が理解できたらどうです・・
これが私のエンディング
ゲームのおかしいのはですね
最初に戦うのが弱い敵ばっかりって所です
最初っからラスボスが現れて
レベル1のプレイヤーを捻り潰せばよくないですか
などなど、敵の黒幕としては非常に俗っぽい感じに思える発言が多かったです。
雁切さんの目的はセフィロスと同じ??
そしてそんな黒幕が口にした「人生の終わり方」が、「FF7」に影響を受けていた。
そうなってくると、雁切さんはやはり「FF7」の悪役であるセフィロスと同じような目的があるのではないかと考えられないでしょうか?
実際「FF7」という物語は結構複雑で、セフィロスという存在が何者であり、どういう目的の為に行動していたのかというのは、正直1度プレイしたくらいだとあんまりよく分からないんですよね。
多分攻略本とかに載っている設定だとかインタビューとかをしっかりと読まないとよく分からないレベルのような気がします。
リメイク版でも怪しい雰囲気を匂わせまくっただけで、実際の所は全然分かっていませんし。
まあそんなセフィロスの目的を物凄く簡単に言えば、星を流れる力を自分の物として神のような存在になる事(たぶん)だと思われます。
その為に星にメテオという巨大な隕石を落とそうとしていたんですよね。
何となくですが、雁切さんも似たような事をやっているような気がしていて、ハイネの目的を叶える事によって自分にエネルギーが集まる事になってたりしそうな気がします。
「最後の力を私の為に――――」と、2巻でのハイネ初登場の場面でも口にしていましたし。
ちなみにハイネ初登場のシーンも、見方によってはメテオの落下のシーンをイメージさせているようにも思えたり。
雁切さんとセフィロスの類似点
セフィロスは悪の科学者(宝条博士)によって生み出された人造人間とも言える存在。
そして雁切さんもハイネの守護者として肉体を変えながら300年生き続けた人と影の交配種。
どちらも普通に生まれた訳ではなく、特別に作られた存在であるという部分も一致しています。
まあ性格の部分は全く違うとしか言いようがありませんけれど。
どちらかと言えばメタ的な考えになってしまいますが、シデや雁切さんという悪役の存在は、田中先生が「FF7」を意識して作り上げたキャラクターなのかなぁと思います。
ゲーム大好きな田中先生だからこそ、作中で「FF7」という名前をあえてラスボスである雁切さんの口から語らせた。
それによって「FF7」が好きな人には雁切さんの本当の狙いに気づきやすくなるように。
妄想まとめとリメイクについて
色々考えてみたものの結局は完全なる妄想でしかないのですが、多少無理やりでも考えてみるのは楽しいですね。
しかし更に気になるのは「FF7リメイク」を田中先生がプレイしてどんな風に感じるかという所。
原作に対して愛を感じるようなリメイクなので間違いなく楽しんでプレイするとは思いますが、原作のままではなさそうなシナリオの部分にどんな感想を持つのか気になります。
コミック11巻のあとがきとかで書いてくれそうな気もしますね!
もしかすると「FF7リメイク」をプレイした事で「サマータイムレンダ」にも影響があるかもしれません。
「FF7リメイク」でも偶然なのかループ説だとかパラレルワールド説だとかそういう展開が予想されていたりしてますから。
そう考えると結構「サマータイムレンダ」と「FF7」って関係が深いんじゃないだろうか??
という事で今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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