呪術廻戦最新話109話ネタバレ感想考察!最悪のタイミングで参戦してきた「あの人」の狙いとは!?

呪術廻戦最新話109話ネタバレ感想
渋谷での激闘が続く「呪術廻戦」
今回も陀艮との戦いが繰り広げられていて、それぞれのキャラのカッコよさがしっかりと描かれていましたね!
しかし結局最後は「あの人」が全部持っていってしまうんだからとにかくズルいですよね・・・
見所たっぷりだった109話の気になる所をまとめてみたいと思います!
呪術廻戦最新話109話「渋谷事変㉗」
真希渾身の遊雲と伏黒の頑張り
海の特級呪霊である陀艮との戦いでは完全に足手まといとなりつつあった真希。
しかし前回生意気で超有能な伏黒が領域に侵入してくれた上に特級呪具の遊雲まで届けてくれた事で僅かながら活躍するチャンスがやって来ていました。
心配していたのは、遊雲を持っているからといって陀艮の必中効果が消える訳ではないだろうという事。
どれだけ良い武器を持っていたとしても、攻撃するチャンスがなければ宝の持ち腐れですからね。
しかし今回、陀艮が意識を伏黒に向けている隙に、真希は陀艮へと攻撃します。
一発目で腕の肉を抉り、二発目で相手を思い切りふっ飛ばします。
もちろん大したダメージはありませんが、やっぱり普通の呪具とは攻撃力の桁が違うのは間違いないですね。
とはいえ陀艮はすぐに体を再生させ、意識はやっぱり伏黒に向けられていました。
何故ならば、伏黒が領域展開を継続している事によって、陀艮の必中効果が消えてしまっていたから。
現在は領域展開同士がこの場を制するべく争っている状態で、この状態では領域展開が生むはずの必中効果が発生しなくなっていたんですね。
必中効果を再び発生させるためには、陀艮が領域展開で完全に上書きするか、もしくは伏黒を直接攻撃して止めてしまうかのどちらかという感じだったようです。
領域展開を使えるようになったばかりだというのに、これだけやばい相手の領域に負けずにキープ出来ているんだから、伏黒の成長スピードが半端じゃないですよね。
何気に粟坂との戦いでも結構呪力を消費してたはずですし、それなのにこれだけ出来るんだから普通に1級レベルなのではないだろうか?
ボロボロにされた七海と直毘人がそれでも格好良い件
伏黒に領域を邪魔されているものの、伏黒自体を止めてしまえば勝負あり。
そう判断した陀艮は相変わらず真希をスルーして、伏黒へと式神で攻撃を仕掛けます。
流石に伏黒は領域をキープするのが精一杯であり、自分がこの領域内で戦う程の余力はなさそうです。
それだけに、誰かの助けが必要だという場面で登場してくれたのが、前回魚の式神の群れにやられてしまったかに見えた七海。
セットしている髪の毛も崩れ、体は魚に抉られまくりで、しかも片目が潰れてしまっているという最悪の状態。
しかしそれでも伏黒に対しての第一声が「二人は」というものなんだからシビレますよね。
こんな状況であっても猪野と虎杖の事を心配する辺りが七海が人気のポイントなんだろうなぁと。
猪野がリタイアで虎杖が別行動中というのは、おそらく七海にとってはかなり苦しい状況のはず。
しかしそこで気持ちを切り替えて伏黒に言い切ります。
「君は私が守ります。領域に集中して下さい」と。
まあどう考えてもこの戦いのキーパーソンとなるのは領域を使える伏黒ですからね。
伏黒だけは守らなければ何も出来ずに必中効果の魚でなぶり殺されてしまうでしょうし。
そして七海と同じく前回魚の群れにやられてしまっていた直毘人も復帰します。
陀艮の力の配分は直毘人が7で七海が3でした。
それだけにより厳しい攻撃を食らっていた訳で、直毘人は片腕を失っていました。
しかしそれでも相手をフィルムのようなものに閉じ込める術式を使って腕がない事も関係なく戦う直毘人。
「たかが右腕一本さりとて71年物。高くつくぞ」
との事で、今更ながら直毘人が71歳だという事に驚かされました。
爺呼ばわりされていても、なんだかんだまだ50代後半くらいかと思っていたので。
しかしやっぱり現役感バリバリの爺キャラって格好良いんですよね。
この台詞の言い回しも決まってますし。
精神的にも成長した伏黒
陀艮への攻めを直毘人と真希が担当し、伏黒への式神での攻撃を七海が止める。
そんな役割分担が出来ていた事で、ある程度の勝機は感じていた七海。
しかしそれは伏黒の領域展開が続けばの話であり、伏黒の呪力は既に限界が近い状態となっていました。
とはいえそんな状況でありながらも、伏黒は現状を打破するプランをしっかりと持っていました。
それが、領域に穴を空けて皆で脱出するというもの。
外から侵入するのとは違って難しいものの、人一人通れる穴を数秒作るくらいは出来るとの事。
領域展開は呪力消費も大きく、五条悟でもない限りは一日で何度も出来るようなものではない。
だからこそ領域の外に出ることができれば勝てるはず・・・というのが伏黒の考えでした。
確かに真人であっても領域展開をした際には、全快するのに10日くらいかかるとまで言われていました。
HPが果てしないと言われていた陀艮であっても、流石に領域展開を連続で放つのは難しいのかもしれません。
まあもしも使える呪力があったとしても、おそらく次は直毘人が領域展開をさせないでしょうしね。
しかしそこで七海が心配したのは、伏黒が自分の命を犠牲にして皆を助けようとしているのではないかという事。
「君だけ残るなんてことは無しですよ?」
そんな風に確認する七海。
元々伏黒がそういうタイプの人間だという事を七海は知っていたのでしょう。
しかし特級との戦いで覚醒した伏黒は、力強く答えてくれました。
「命は懸けても捨てる気はありません」と。
この言葉は、五条が言った「死んで勝つと死んでも勝つは全然違う」という言葉にも通じていますよね。
そう考えるとしっかり五条の考えが伏黒には伝わっていたのだと考えても良さそうです。
こういう部分が初期から比べるとめちゃめちゃ成長していて、なんだかちょっと感慨深くさえなってしまいますね。
唯一のチャンスで現れてしまったのは「あの人」
伏黒の言葉を信じて真希と直毘人を「集合」というシンプルな言葉で呼んだ七海。
普通であれば集まってどうするんだよと思ってしまう所ですが、そこは1級術師への信頼が解決してくれます。
そして瞬時に、領域外へと脱出するという考えていなかった選択肢があることに気づいた二人。
一方で陀艮の方としては流石にその考えに至るまでには時間がかかりました。
伏黒がこの戦いでは重要だからこそ守りを固めるのではないかと一瞬考えた事で、少しだけ出遅れてしまいます。
その一瞬の隙をついて足元に穴を空けた伏黒。
後はそこに飛び込むだけ・・・・でしたが、ここで4人は愕然としてしまいます。
何故なら、自分達が外に出る為に空けた穴から入ってこようとする人物の両腕が飛び出して来たから。
その人物とは、直毘人にも、真希にも、少しだけ七海にも、そして何より伏黒恵に大きく関わりのある人物。
禪院家の呪いはもちろん、全てを捨て去り、今再び体を手に入れた天与の暴君。
禪院甚爾
つまりは伏黒恵の父親がまさかのタイミングで領域へと飛び込んできたのでした。
これはもうヤバすぎるというか、とにかく空気を読まない行動すぎてドン引きレベルですよね。
皆で脱出しようとしている所に、わざわざ自分から入ってきて邪魔するんですから。
今回ラストで領域に飛び込んでくる伏黒パパの描写が、75話で五条がナチュラルハイになっている場面と似ているのはおそらく意図的なものなのでしょう。
全てを持ち合わせた五条に対して、命さえも持ち合わせていない状態となった伏黒パパ。
封印されてしまった五条に対して、再びの生を受けて解放されたような伏黒パパ。
完全に対比となっているようでもあり、やっぱり伏黒パパは五条悟とは別のベクトルで特別な存在なんだなぁと感じました。
呪術廻戦最新話109話ネタバレまとめ
伏黒の頑張りやら真希の遊雲、七海と直毘人の欠損など、見所が沢山あった109話。
しかし結局は登場しただけで大盛り上がりになってしまう伏黒パパが全部を持っていってしまった感があります。
何が恐ろしいって、こいつがこの場で何をしでかすのか予想が出来ない所なんですよね。
少なくとも素直に味方をしてくれるとは思えませんし、そもそも伏黒パパは直毘人の事大嫌いでしょうし。
正直伏黒パパとしては、入ってみたら楽しそうだなぁ・・みたいな感覚で領域に飛び込んだのかもしれませんし。
息子である恵とは久しぶりの再会となりますが、だからと言って優しくしてくれるはずもないでしょう。
至って普通に息子の事もボコボコにしてくる可能性はありますし、下手すればそれが目的なんじゃないかとさえ思えますし。
まあとにかくこれだけ登場しただけで盛り上がるキャラもいないでしょうし、やりすぎない程度に大暴れして頂きたい所ですね!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
-
前の記事
呪術廻戦最新話108話ネタバレ感想考察!陀艮の強すぎる領域に立ち向かうのは真希と遊雲!? 2020.06.02
-
次の記事
呪術廻戦ネタバレ感想!11巻おまけページまとめ!設定補完と悪役二人のプロフィール 2020.06.13