チェンソーマン最新話73話ネタバレ感想考察!銃の悪魔の衝撃の事実が判明!早川が視た絶望的すぎる最悪の未来とは!?

チェンソーマン最新話73話ネタバレ感想
前回の72話があまりにも良い話すぎて逆に不安になってしまった「チェンソーマン」
今回の73話ではやっぱりその反動がどっと押し寄せてきたような感じとなりました。
初期から名前だけ登場していたあの存在について語られる事となりましたが、まさかこういう感じの展開になってくるとは思いもしませんでしたよ・・・!
相変わらず絶望感だけが募りまくる73話の気になる所をまとめてみたいと思います!
チェンソーマン最新話73話「日常の終わりに」
前回のサブタイトルの「みんな一緒」も強烈でしたが、今回のサブタイトルもまた秀逸でしたね。
まさに今までの日常という当たり前だと思っていた事が終わってしまったというのを感じさせるような内容でしたからね。
ド派手な展開が売りの「チェンソーマン」にしては静かな展開が続いていますが、バトル展開じゃない部分で物凄く心を抉ってきますよね。
みんな一緒に復活
前回デンジとパワーの手作り料理を食べる事になった早川。
結果的には吐くことになったものの、その様子はなんだか幸せな感じでもあり、不安を感じるものでもありましたよね。
今回はその次の日の事なのかはわかりませんが、とりあえず朝の一幕から。
デンジ、パワー、早川、そしてニャーコ。
みんなが仲良く一緒に並んで寝ていましたが、早川はパワーが夜に叫ばなくなったと指摘します。
それに対するパワーの発言が最高にパワーらしくて素敵です。
だって思い返してみたらワシ・・・
地獄で闇の悪魔を倒していたかもしれん・・・
こういう事を言えちゃってこそのパワーって感じですし、これによって完全復活と言えなくもないですね。
そしてそれをデンジが否定する事もなくしっかりと肯定してくれるので、何となくパワーも自分に自信がついたような表情をしていました。
そしてどうやら早川も明日から仕事が復帰となりますが、早川が心配していたのはパワーの面倒を見る事になったデンジの事。
一人で大丈夫かと尋ねますが、デンジとパワーそれぞれから大丈夫だと力強い返事が返ってくるのでした。
この辺りの早川の表情が微妙に意味深な感じに見えますね。
二人から離れるのが寂しい・・・って感じの表情なのかもしれませんが。
しかしそんな早川家の仲良し3人でしたが、突然早川家の電話が鳴り響くのでした。
突如鳴り響く電話って良いイメージないよね・・・。
マキマさんからは逃げられない
翌日、本来は早川が一人で出勤するはずでしたが、何故かデンジとパワーも一緒でした。
マキマさんが3人に用事があるから電話で呼び出していたんですね。
そこでマキマさんから切り出された話題は、早川が岸辺にお願いしていた「銃の悪魔への討伐戦に参加しない件」について。
マキマさんは、早川の要望通りに特異4課が不参加で構わない代わりとしてデンジとパワーには作戦に参加してもらうのだと告げてきます。
当然ながら納得いかない早川でしたが、マキマはデンジとパワーは自分の管理化にあるのだと主張。
だからこそ2人の力をもっと皆に見せて特異4課を認めて欲しいのだと。
二人には一時的に退魔7課に加わって作戦を遂行して貰う事となり、作戦の機密事項が説明される事に。
しかしこの作戦に参加しない者にはその説明を聞くことも出来ない。
早川からすれば元々デンジとパワーが死ぬ事が嫌だからこそこの作戦への参加を断った訳であり、自分だけが参加しないというのは考えてもいませんでした。
まさかの事態に戸惑う早川でしたが、デンジはいつものように自信満々で切り出します。
俺ぁ行くぜ
俺には俺の考えがあるんだよ。
こっちはこの時をずっと待ってたんだ。
そして当然のようにデンジのバディである自分も行くのだと、少し前よりもずっと可愛げのある感じで言い切るパワー。
二人が行くのに自分が行かないという訳にはいかない早川。
仕方なく自分も参加するようにとマキマにお願いするのでした。
なんだかこの辺りは完全にマキマさんの思うがままという感じでもありますね。
まあきっと最初からデンジをこの戦いに参加させる事はマキマさんの中では既定路線だったのだとは思いますが。
マキマさんが早川の事をどういう風に考えているのかどうかが非常に気になりますね。
単なる使い捨てのコマなのか、それともデンジにとって良い影響を与える生贄みたいなものなのか・・・。
銃の悪魔のまさかの現状
3人の参加が決まったという事で、銃の悪魔の現状についてマキマさんから語られる事に。
しかしその内容は初っ端からとんでもないものでした。
現在、銃の悪魔はすでに倒され拘束されているの
ん!?どういう事!!??
何をマキマさんが何を言っているのか意味不明すぎて、当然ながら早川もデンジも開いた口が塞がりません。
しかしそれでも淡々とマキマさんは語り続けます。
銃の悪魔を初めて視認したのはソ連軍。
その時銃の悪魔は既に何者かにやられて意識のない状態だったとの事。
そして現在、銃の悪魔の本体は、
アメリカが20%
ソ連が28%
中国が11%
その他の国が4%
残りの37%が肉片として世界中あちこちの悪魔が持っているのだそう。
と、そんな事を淡々と言われても、早川が納得いくはずがありません。
「だって・・・姫野先輩や黒瀬さん達を殺した銃は・・・!」
身近な人を銃によって失っただけに早川は全く納得いきませんでしたが、マキマさんは至って冷静に返すのでした。
「それは人間が作った物だね」と。
早川はどこの国での銃の製造は厳しく取り締まっているはずだと主張。
しかしマキマは、表向きはそうでも実際はどこの国での国が裏で作ったのを流してるのだとあっさり言ってのけます。
そしてその銃は都合が悪いから売り買いしている人達が銃の悪魔と契約して手に入れた事にしてるのだと。
早川はそんなマキマの言葉を「陰謀論みたいな事」と信じたくない様子でしたが、そもそも銃の悪魔が現れる前からどこの国もやっている事だとバッサリ。
信じていた事が嘘だったと知った早川は思わず叫んでしまいます。
「それじゃあ銃の恐怖が増す一方じゃないですか!」と。
しかしマキマは更に驚くべき事実を明らかにするのでした。
なんだか悪魔が登場する世界観だというのに、一気にリアリティが生まれてしまった感じですね。
現実の世界でも裏ではこういうやり取りが行われているんでしょうし、なんだか急に人間の怖さが浮き彫りになってしまったようです。
他の国との戦争
思わず叫んだ早川に対して、マキマはそれでいいのだと答えます。
つまり、銃の恐怖が増しても構わないというかむしろ望む所。
皆が銃の悪魔を恐れば恐れる程に、銃の悪魔は強くなる。
そうなれば、銃の悪魔の肉体を多く持っている国は他国に対して強く出れる。
その言葉で早川も「銃の悪魔を倒しに行く」という事がどういう事なのかに気付きます。
それはいわゆる国同士での戦争・・・・という事なのだと。
これはもう気持ち悪くなるくらいに絶望的な展開ですね。
なんとなくデビルハンター自体が正義というイメージがありましたが、実際の所は悪魔の力を軍事利用する為の組織だったと言っているようなものですし。
悪魔の力を根絶するのでもなく、悪魔の力を利用していく。
悪魔が当然のように存在している世界観であればある意味当たり前なのかもしれませんね。
そんな絶望的な真実を知らされて落ち込む早川。
まあ諦めたとはいえ、銃の悪魔を倒す為に頑張ってきたのに銃の悪魔なんてとっくに捕まっていた訳ですからね。
それどころか最早単なる力の概念のようになっていますし、消し去る事も出来ない訳ですし。
一方で別にやることは変わっていないんだろうと簡単に考えていたデンジとパワー。
そんな二人に早川はわかりやすく説明してあげる事に。
もしも銃の悪魔を倒せたとしても、その肉体は公安に回収されて国で保管される。
というかそもそも銃の悪魔を倒しに行くという言葉自体が間違っていて、実際には他の国から銃の悪魔を奪って日本のものにするというのが正しい言い方。
つまり結局の所、銃の悪魔は永遠に倒す事は出来ず、ずっと誰かに利用されながら生き永らえるという事。
そこまで説明された事でデンジも少し戸惑ってしまいます。
何故ならデンジはマキマさんと約束をしていたから。
銃の悪魔を倒したらなんでも願いを一つ叶えてくれると。
デンジがここで少しだけマキマさんに対する疑いを持ってくれたら面白そうな気もしますが、どうせマキマさんには簡単に言いくるめられるんだろうなぁ。
永遠に倒せないはずの銃の悪魔をデンジに倒して貰いたい所ではありますが、果たしてどうなっていくのでしょうか。
早川が視た最悪の未来とは!?
そんな中で、突如として未来の悪魔に強制的に未来を見せられてしまった早川。
その光景は余程ショックなものだったのか、デンジとパワーに言い出す事は出来ませんでした。
家に帰り、デンジとパワーが仲良く眠った頃に、早川は未来の悪魔を呼び出します。
早川の右目に住んでいる未来の悪魔は、微妙に楽しそうな感じで早川の部屋の窓の外へと久々にその姿を現すことに。
強制的に見せられた光景について尋ねる早川。
それに対して未来の悪魔はその時がやってくるのが楽しそうに語ります。
あれはね、もうすぐ来る未来
絶対に変えられない未来
キミとパワーはデンジにグチャグチャに殺される
その後、悪魔に最も恐れられる悪魔が現れるだろう!
遂に未来の悪魔から語られた最悪の未来。
これこそが早川が最初に未来の悪魔に会った時に言われていた未来という事なのでしょう。
ってか人気投票の1位と3位が殺されるのかよ・・・!
早川の未来については色々と考えてみましたが、早川とパワーがデンジに殺される・・・というのは考えていませんでしたね。
チェンソーマンネタバレ考察!早川の最期はもうすぐ!?最悪の死について考える
しかもその後に更に大イベントが待っているようですし、あくまでも二人の死は前菜みたいなものなのでしょうか。
以前の天使の悪魔の台詞なんかから考えると、悪魔に最も恐れられている悪魔っていうのはチェンソーの悪魔なような気がしますが、果たしてどうなんだろうか?
チェンソーマン最新話73話ネタバレ感想
銃の悪魔に関するまさかの新事実が明らかになった73話。
相変わらず「チェンソーマン」は早川をひたすら追い詰める事が大好きだよなぁと感じるような展開でした。
結局は銃の悪魔の力を利用しようとする人間達の争いという感じになってきましたね。
まあレゼ編の辺りからソ連やらアメリカやら中国やらと、世界の大国がどんどん絡んできましたし、予想出来ない展開ではなかったのでしょうね。たぶん。
それでいて地獄で格が下がった感のある銃の悪魔を上手いことまとめたという部分では、シンプルに物語作りの上手さを感じましたね。
しかし現場で頑張るデビルハンター達は、皆そんな事を知らずに銃の悪魔への復讐心で戦っている訳です。
だからこそこの展開は非常に辛すぎますし、これまで銃の悪魔を倒そうと思って死んでいった者達が悲しすぎますよね。
とはいえ色々と気になる情報も出てきました。
やっぱり銃の悪魔を倒したのはデンジと融合する前の「ポチタ」って事なのかなぁ??
そして仲良くなった早川家の仲を引き裂くような最悪の未来は本当に訪れてしまうのでしょうか?
とりあえず早川がすぐに死ぬことは無さそうですが、この絶望的な未来を変えられ無さそうなのが非常に辛い所ですね。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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