ペルソナ5スクランブルネタバレプレイ感想!世直しの旅最後の舞台は大阪!物語は遂に黒幕との戦いへ!後編
- 2020.06.20
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ペルソナ5スクランブル ザ ファントムストライカーズ
ラストが近いというのに一行に終わらないプレイ感想。
プレイしてからどれだけ時間が経ってるんだよと思ってしまいますが、思い出しながら最後まで書ききらなければ・・!
という事で、今回は大阪ジェイルのラストの辺り
「ペルソナ5」と言えば予告状という感じですが、これで予告状を出すのも最後になりますね。
飛行船から予告状をばら撒くという最後にふさわしい予告状の出し方だった気がします。
しかしそんなラストの予告状がやたらと堅苦しい文面だったのが気に入らない竜司
まあターゲットの近衛にも「ふざけた文章」って言われてましたけども。
まあ善吉としては予告状じゃなくて逮捕状のつもりだったのね。
別に間違ってる訳でもないですが、一時的とはいえ怪盗団の仲間になっているという自覚がなさそうだな・・こいつ。
そしていざ大阪ジェイルへの最深部へ。
良い感じに目がキマっているシャドウ近衛がお出迎えです。
本作における黒幕的な立ち位置の近衛。
日本各地で起こっていた異変は全て彼が目論んでいた事という事で、ここからは認知世界の解説コーナーとなっています。
この「制御出来る」という部分が無印の「ペルソナ5」とは全く違う新しい所。
ってか制御出来ちゃうと色々と強すぎるというか、危険過ぎるんですよね。
そしてその上で出てきたのが「AI」というワード。
AIと制御と認知世界って良くも悪くもかなり相性は良さそうな気がしますね。
AIのEMMAに認知訶学を学習させてそれが結局認知世界を作り上げるんだから恐ろしいですよね。
ってかそんな事が出来てしまうと、人間なんて簡単にAIに支配されてしまいそうな気もしますが。
という事で王(キング)とジェイルの関係も判明。
王とは言っているものの所詮は作られた王でしかない訳で、偽りの王と呼んだほうがよいのでしょう。
そしてそれぞれの都市に一人ずつ王がいた理由も判明。
まあ一つの都市をカバー出来れば充分過ぎるレベルですよね。
この先どんどん進化していけば、全国各地にジェイルが大量に作られていく事になったのでしょう。
しかし王を選ぶのも大変そうですよね。
意図的にトラウマを抱えている人物を探すというのも面倒くさそうですし、あんまり適当に選ぶ訳にもいかないでしょうし。
野心の強い奴を王にしちゃったら、絶対近衛のポジションを奪いに来そうですし。
まあ近衛はしっかりと自分が制御出来ると自信を持っているみたいです。
もちろん近衛は自分の正義の為にやている訳ですが、このやり方をしていれば普通に日本を完全にコントロールするのも難しくはなさそうですよね。
誰でも改心出来るんだから、怪盗団がいなければほぼ無敵に近いような。
まあそう言われてしまえばその通りな気もしますね・・。
実際改心させた人間なんてたかが知れてますし。
うーん、いかにもIT系の社長って感じの台詞ですね。
悪党の改心させるという点においては確かにシステム化してしまうのが一番という事なのでしょう。
そんな事は間違っている・・・と言いたいものの、そう言われると辛い所。
まあ近衛の場合はかなりヘビーな過去を持っていますし、これを救えるかと言われると厳しいです。
怪盗団は基本的に何かが起こってからじゃないとあんまり対した事は出来ませんし。
まあ確かにそうなんだけど、全てを救うというのは誰にとっても簡単ではない気がしますが。
言ってる事は正しいとも思います。
腐った大人の被害者である近衛が言っているだけに説得力はあるんですよね。
ってかこの辺りの考えの部分って「P5R」の黒幕と考えが似た部分があるというか、方法が違うだけで目的は近いような気もします。
しかしもちろんそんな言葉を受け入れるはずもありません。
まあ実際に近衛のシステムが完全実用化されてしまえば自由もない上にいつ自分が改心されるかわからない恐ろしい世界になってしまいますし。
ここでこれまでの冒険で成長したソフィアが良いこと言ってくれます。
そもそも改心のシステムをジェイルと呼んでいる事が根本的におかしいんですよね。
このソフィアの言葉は凄く素敵で、何よりも怪盗団の事を理解してくれている感じです。
ソフィア自身がジェイルから連れ出された過去もありますしね。
うーん、やっぱりソフィアは良い娘すぎるよね。
ワードセンスも抜群というか、この言葉は怪盗団自体も嬉しくなっちゃうんじゃないだろうか。
まあ当然ながら話し合いで決着がつくはずもないので結局は戦う事に。
そして戦闘モードに入る近衛。
イメージ通りにアイアンマンっぽい姿へと変身していきます。
そのまま戦いになるかと思いきや、更に巨大ロボに乗り込む近衛。
戦隊ヒーローっぽいかと思ったらロボット物だったのか・・。
という事でロボに乗った近衛との決戦へ。
パーティーメンバーはジョーカー、スカル、クイーン、ノワールの4人。
ゲーム全体を通してクイーンはほぼパーティーに入れてましたし、ノワールも結構使ったなぁ。
多分あんまり考えていなかったものの、スカルをパーティーに入れたのは成功だったみたいですね。
ロボは電撃属性が弱点というのは古来から決まっていますし。
という事で割とあっさりと撃破出来たなぁとか思ってたら、めちゃめちゃ格好良い感じで再登場する近衛。
単純に戦隊ヒーローとしてもめちゃめちゃ格好良いですが、この辺りの演出が最高に格好良かったです。
音楽もめちゃめちゃ盛り上がる感じでしたし、ラストバトルっぽい雰囲気も出ていた気がします。
物語的には悪役ですが、本人的には完全にヒーローを目指している近衛。
こういう悪役との戦いって結構複雑な気持ちになるんですよね・・。
まあそんな近衛の第2形態も割とあっさり撃破。
強かったものの、この辺りまでくれば結構安定して戦えるんですよね。
回復アイテムも沢山あれば割とゴリ押しも出来ますし。
という事で戦いを終えて、怪盗団もそれぞれが自分の気持ちを伝える事に。
本作ではそこまで目立つタイミングもなかった竜司ですが、全体を通して結構良いこと言ってた気がします。
なんだかんだ「P5」の初期の頃から考えればめちゃめちゃ成長しているなぁと感じます。
しかしやっぱりこういう場面で一番良い事言ってくれるのは真の印象ですね。
主人公が基本喋らないペルソナシリーズだと、こういうしっかりしたキャラが良い所を持っていく部分があるのかも。
まあ人を思い通りに操ろうとする事、自由を奪うという事自体が間違っている事。
それをやってしまうのであれば、自分が憎んでいる父親と変わらないという事なんですよね。
しかしこういうテーマって結構ゲームやアニメ、漫画なんかでは最近多い気がします。
ってか最近のRPGのラスボスってやり方は強引ではあるものの、なんだかんだ世界の為に頑張っているパターンが多いような。
だからこそ主人公達の方が逆におかしいと思えるゲームとかもたまにありますよね。
逆に純粋に世界を滅ぼそうとするようなラスボスって最近いるんだろうか?
何故か世界の命運を自分が握っている感じの近衛の台詞。
彼が選んだ道がめちゃめちゃ間違っているとは言い切れませんが、若干悲劇のヒロインっぽい自分に酔っている感じがしなくもなかったり。
まあ幼少期が辛すぎただけにこういう感じになってしまうのも無理はないのかな。
ここでこんな台詞を言えるのはソフィアだけでしょう。
AIというフラットな存在にこう言われてしまえば、自分のやっていることを正しいとは言い切れなくなってしまうでしょうし。
そして近衛との会話の最後を務めたのが善吉。
この台詞は怪盗団にとっても非常に嬉しくなる台詞ですよね。
何よりも善吉がここまで怪盗団の事を理解してくれているのが嬉しいというべきか。
そして何よりも忘れてはいけないのが、近衛が自分を助けるために自分の父親を殺ってしまっていた事。
実際の所、その時に真実を明かしていれば罪には問われていなかったでしょうね。
正当防衛みたいなものだったはずですし。
この善吉のワードセンスがめちゃめちゃ好きですわ。
善吉も怪盗姿が中2っぽいですし、正義への想いは近衛と近いものがあったのかもしれませんね。
という事でようやく折れてくれた近衛。
しかしどう見てもアイアンマン・・・というかトニー・スタークにしか見えんな。
北海道の王もマツコ・デラックスっぽかったし、「P5」でもバカ殿だったりシャアっぽいキャラが出たりとパロディ要素が多いですよね。
ジェイルから脱出して、改めて善吉の言葉を振り返る真。
怪盗団が存在する意味を再確認出来たというのは良かったですよね。
流石にこのメンバーで冒険するのはこれが最後になりそうですが、このメンバー自体はきっとこの先も繋がっていられるんだろうと感じられます。
という事で相変わらずテンポ良く記者会見を開いてくれる近衛。
「P5」では記者会見を開いたりするまで時間がかかる事が多かったですが(単純にシナリオの都合ではあるものの)今作はすぐに記者会見してくれます。
この辺りの事はパレスではなくジェイルだという事が理由になっているって事なのかな?
まあこれによって夏休みの戦いにも決着がついたという事で、そろそろ冒険の終わりが近づいてきました。
8月27日ということですし、夏休みのほぼ全てを使っての全国旅行でしたね。
後は東京に帰ってエンディング・・・・とはならないのがペルソナシリーズ。
ここからやはりもう一波乱待ち受けています。
グダグダ続いている感想も、あと1回か2回くらいでしょうか。
記憶から消えてしまう前にまとめておきたいですね。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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