タイムパラドクスゴーストライター最新話7話ネタバレ感想!衝撃展開で手の平を返す準備はしてたけど問題点が多すぎる件

タイムパラドクスゴーストライターネタバレ感想!
良くも悪くも話題になっている気がする
「タイムパラドクスゴーストライター」
最新話の7話でようやく物語が大きく動き出してきましたね。
正直これまでは面白くなりそうとは思っていながらも盗作問題があって楽しく読めていなかったんですよね。
しかしそんな自分でも7話の内容は「ようやく面白くなってきた!」とテンションが上がる内容となっていました。
が、やはりネックとなるのは盗作問題。
この辺りが上手いこと解決出来れば手の平を返すんだけどなぁと思ってしまっています。
そんな7話の気になる所をまとめてみたいと思います。
タイムパラドクスゴーストライター7話ネタバレ感想
いつまで頑張ってるアピールを続けるのか??
きっと物凄く良い人のように描かれているはずの佐々木。
主人公なんだから良い人で当然なんですが、どうしても盗作をしている訳なので偽善感が強い気がしちゃいますよね。
未来からジャンプが来ない事を不安に感じながらも必死に漫画を描いていた佐々木。
しかし相変わらずその格好はやたらと汚らしいです。
6話の時点でも思ってましたが、佐々木ってあくまでも作画をしているだけなんですよね。
佐々木は「ホワイトナイト」の物語を考えるどころか、むしろ余計な邪魔をしないようにしているはず。
つまり作画は頑張っているとはいえ、普通の漫画家さんに比べたら作業量は全然少ないはずなんですよね。
なのに!!
なんでこれほどまでに汚い格好で頑張っているのでしょうか?
それほどまで追い詰められる程に作画を頑張り続けているという事なんでしょうか?
ってかずっと同じ感じで頑張っているなら4話とか5話とかでの作画に苦戦するやりとりも殆ど意味がなかったんじゃないかと思ってしまいませんか??
ってかあれ必要だったのか・・・??
6話での「自分は肉を食べる資格がない」とかの発言も嫌でしたが、どうしてもそういう部分は気になって仕方ないです。
盗作の件は大問題ですが、だからといってずっとこういう感じで主人公を描き続けられるのも気持ち悪いんですよね。
罪の意識があるからといって、代わりにそういう頑張っているアピールばかりされても辛いだけです。
妙にやらされてる感を感じてしまうのが嫌だ
来週以降ジャンプが来なかったらどうしよう。
そんな風に心配になっていた佐々木は、今回こんな事を考えていました。
まさか・・・絵だけじゃなく
物語の続きも俺が描くしかないのか・・・!?
描くしかないのか・・・・??
え、なんかやらされてる感を出してませんか、こいつ??
人の作品を盗作してまで描き続ける事を選択したのは佐々木自身ですよね。
それなのにこの口ぶりは非常にイラッとしてしまいます。
そもそも描き続ける事が自分の責任だとまで思っていたというのに、ジャンプが来ない事を全く考えていないというのは頭がおかしいとしか言いようがありません。
しかも連載が始まったばかりとかではなく、既に半年くらいは連載を続けている訳ですからね。
普通であれば自分だったらこんな風に描くとか、こういう展開が予想出来るなとか思ってもおかしくないはず。
それなのに最初から「続きを考えるなんて出来るはずがない」と考える事すら放棄している感じなのは最悪でしょう。
盗作し続ける覚悟はすぐに出来たというのに、自分で描き続ける覚悟は全く出来ないというのはもうがっかりでしかありませんよね。
まあそれほどまでに「ホワイトナイト」が凄い作品だからという言い訳は出来るのでしょうが。
・・・・だったら「ホワイトナイト」の凄さをもうちょっと読者に感じさせて下さいとも思ってしまいます・・・
訃報には素直に驚かされたものの予想は出来ていたかも
そして今回の目玉となったのが未来から送られてきたジャンプに載せられていた「訃報」という文字。
ジャンプ(に限らずかな?)では極稀にこういう何か問題が起きた際のページというものがありますよね。
とはいえ、「訃報」でこういうページが使われるのを見た事はなかったかな。
作者の方が事件とかを起こして連載が中止になった・・・みたいなのはありましたけど。
しかしアイノイツキが何故死ぬことになったのかは非常に気になる所です。
佐々木が見た感じでは、最近の「ホワイトナイト」はあまりにも凄かったとの事。
つまり自分の死期が近いと感じていたアイノイツキの熱量が全て注ぎ込まれていたという感じなのだと思います。
逆に言えばアイノイツキは自分の最期が近い事を知っていたという事なのかな?
もちろん熱が入りすぎて「ホワイトナイト」にのめり込みすぎて漫画を描きながら亡くなったという感じかもしれませんが。
可能性が高いのは病気、次いで過労死(もしくは突然死)、あんまりなさそうなのは事故死。
大穴となりそうなのが誰かに殺害された可能性でしょうか。
まあそれが一番面白そうではありますけどね。
ちなみに素直に驚かされた「訃報」ですが、全く予想していなかった訳でもないんですよね。
ただジャンプが届かないだけでは面白みがありませんし、そこには何かしらの理由があるはず。
いつまでも未来からのジャンプをパクり続けるだけでは何一つ面白くありませんし。
なので何かしらトラブルが起こったとしか考えられませんが、そのトラブルなんてあんまり考えられないんですよね。
その中で一番インパクトが強いとしたらやっぱり作者の死でしょうからね。
どちらかと言えば死んだ理由の部分こそが本当に驚かせるポイントになるんじゃないかなぁと思ったり。
何もかも都合よく解釈しすぎの佐々木
アイノイツキの訃報によって激しくショックを受けていた佐々木。
今回もノルマとばかりに号泣していましたが、途中で大変な事に気付きます。
未来のジャンプの世界線では死んでしまったアイノイツキ。
ではこの世界線での藍野伊月はどうなるのだろうと。
元の世界線と同じ様に10年後に死んでしまうというのがまず考えられるパターン。
しかしこの世界線では佐々木が盗作をした事により、藍野の人生は大きく変えられてしまった。(作中では大きく変わってしまった、と他人事のように言ってますが、どう考えても佐々木のせいなのでちょっと気に入らなかったり)
なのでそれが影響して未来の死を藍野が回避出来ていたら。
ここで佐々木が未来から送られてくるジャンプに対して、勝手に妙に都合の良い解釈をし始めます。
藍野さんが死ぬ未来を変える為に・・
その為に未来のジャンプが俺の元に来ていたのか・・・?
この発想ってどうなんでしょうか?
普通だったらせめて「自分の行動によって藍野が死ななくなったのでは?」くらいまでしか考えない気がします。
それをいかにも運命が導いてくれたみたいに考える辺りが都合良すぎて嫌いになってしまいます。
この後に更に
藍野さんの死の未来を変えるだけじゃなくて・・・
続きを描かせる為に俺の元にジャンプが来続けていたのか・・・?
と、発想を更に飛躍させるのも正直シンドいです。
一体どこまで調子に乗っているんだと思ってしまいます。
こういう一つ一つの描写が佐々木をどんどん嫌いにさせていくんだよなぁ・・・・。
ってか作者さんは佐々木の事をどういう風に見てもらいたくて描いてるんだろうか??
ちぐはぐに感じられて物凄く疑問です。
未来からのメッセージはインパクト大だけども
何も分からずに混乱していた佐々木。
しかしそんな佐々木に答えてくれるかのように、電子レンジとフューチャー君ロボットがコラボレーションし、冷蔵庫にメッセージを残してくれます。
描け
[佐々々々木哲平]
死の源流は未だだだ消滅をしてません
ホワイトナイトを継続させ。
【イツキチャン]》を
救って
という非常に意味深なメッセージ。
誤字があったりするのは単なる演出なのか、それとも意味があることなのか。
「ホワイトナイト」を継続させる事の意味とは何なのか?
死の源流とは一体?
などなど色々と気になる事ばかりとなっていて、非常にインパクトがありますよね。
読者の事を確実にゾワッとさせる事に成功していると思います。
が、個人的にはどうしても思ってしまいます。
文章を送れるんなら最初から送って来いよと。
藍野伊月を救うために、未来人が出来る事はジャンプを送る事だけというのであれば納得せざるを得ないでしょう。
が、メッセージを送れるんだったら藍野伊月の死を回避する方法はもっといくらでもあるような気がします。
なのでインパクトと引き換えに、この問題を綺麗に解決出来る理由が必要になってくるでしょう。
そしてそれってこの段階まで来ると相当に難しいとしか思えません。
だったらジャンプの訃報のページにミステリーっぽくそれらしい文章が隠されているとか、何らかのヒントが残されているとかの方がうまいやり方だったような気がします。
結局未だにジャンルもわからない作品ですし、謎を提示してそれに向かって進む事でジャンルをハッキリさせるというのも手だったような気もしますけどね。
ジャンプを送ってきたのは誰??
色々と問題点が多い(多すぎるくらいに)ものの、先の展開はやはり気になりますよね。
- そもそもジャンプを送ってきたのは誰なのか?
- アイノイツキを救う為にはジャンプを送るしかなかったのか?
- 何故アイノイツキを救う為に何故ホワイトナイトを継続させる必要があるのか?
などなど疑問が数々あります。
ラストのメッセージの誤字が伏線かはわかりませんが、その他にも気になる部分も多いです。
死の源流が消滅していないというからには、アイノイツキが死ぬ理由の大本となるものが消えていないという事。
イツキチャンと呼んでいるという事は、藍野伊月に近い人物だと考えられるという事。
佐々木を名指ししている事から、未来人は佐々木の事を知っていて、しかも漫画家だとまで知っているという事。
この辺りの部分を考えると、やっぱり怪しいのは集英社の編集だったりするのかな。
最初から言われてますが、未来の佐々木が過去の自分に対して送っているというパターンも十分考えられるでしょう。
他にも気になるのが、今回のサブタイトルが「タイムパラドックスゴーストライター」というように、小さい「ッ」が入っていた事。
これや、継続という文字が裏返っている事にも果たして意味があるのだろうか?
まあなかったらひんしゅくを買う事になるでしょうし、きっと考えてはいるはずだとは信じたいですけどね。
タイムパラドクスゴーストライターネタバレ感想まとめ
という事で、問題点は驚くほどに多い本作。
しかしそれでも先が気になる展開である事だけは間違いありません。
次回の内容がこんなに気になるというのは今のジャンプでもそれほどはないのではないでしょうか。
とはいえ、期待値だけが上がっている状態なので、がっかりする可能性も非常に高いんですよね。
基本的な部分がどうしても問題だらけすぎるので、これでメインの謎とかの部分で明らかにおかしい部分とかが出てくれば一気につまらなくなってしまいそうですし。
とりあえずは今回のような驚きやインパクトのある展開を期待して読み続けていきたいですね。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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