アンデッドアンラック最新話24話ネタバレ感想!アンディと風子の尊すぎる関係!少年の覚悟と母親の言葉が泣ける!!
- 2020.07.15
- アンデッドアンラック
- 24話, アンデッドアンラック, アンデラ, ネタバレ, 感想, 最新話, 考察

アンデッドアンラック最新話24話ネタバレ感想
びっくりするくらいのテンポの良さと圧倒的な情報量が凄まじく面白い「アンデッドアンラック」
最新話の24話もめちゃめちゃ面白かったですね!
アンディと敵キャラである不治の否定者のリップの能力を出し合い、リップの相棒のラトラも否定の力を見せる。
風子とアンディの絆のようなものを描きながらも、新キャラにもしっかりと見せ場を与える。
今回の24話は大増23ページでの掲載となっていましたが、「アンデッドアンラック」はちゃんと増ページを生かしていますよね!
確実に見せ場を作ってくるなぁと感心してしまいます。
激闘の続いていた24話の気になる所をまとめてみたいと思います!
アンデッドアンラック最新話24話「かけがえのない人」
やっぱり「アンデッドアンラック」はサブタイトルも非常に良いです。
今回の「かけがえのない人」というのは色々と意味がある感じのタイトルになっていて、これだけで色々と考えさせてくれるのが凄い所だと思います。
タチアナが頼りになるけどちょっと心配
11人目の否定者を仲間に加える為にやって来た闇オークション。
不治の否定者のリップとの戦いは既に始まっていましたが、今回遂にタチアナが合流してくれました。
とはいえ登場と同時に軍人風の男、クリードと武道家っぽいファンの事を別な場所に連れて行ってしまいました。
登場するやいなや風子に対して「おそくなってゴメン」と声をかけるタチアナはやっぱり良い子ですよね。
タチアナの戦いはこれまでにそれほど描かれていませんが、相当強いのは間違いありません。
ってか否定の力抜きでも機械のボディの性能が半端じゃなさすぎるのがズルいくらいですよね。
とはいえ今回の敵は二人でしかもどちらも否定者。
リップのこれまでの発言的には多分ないとは思いますが、二人のうちのどちらかが他対象の拘束型だったら絶対に勝てませんよね。
軍人風の男であるクリードは弾が無くてもガトリング砲を撃ちまくれていたので、なにかしら際限なく弾を生み出せるような便利系の能力だと思われます。
もう一人の武道家であるファンの方はまだ分かっていませんが、武道家として能力を高める感じなのかなぁと予想しておきます。
いずれにしてもどちらもかなり場数を踏んでいる印象がありますし、いくらタチアナでも機械ボディのまま勝てるとも思えません。
窮地に陥ってから否定の力を使うパターンか、もしくは応援が駆けつけてきてくれるパターンでしょうか。
とはいえ今回の事を考えると(風子の件)そうそう簡単に応援を送れるという事でもないのかも。
ムーブ君を使うのもリスクがありそうですからね。
個人的にはシェンとファンの武道家対決が見てみたいけど、流石にそれだとシェンが優遇されすぎだから無理かなぁ。
能力を把握しながらの戦いが熱い!!!
再生抜刀(リペアブースト)からの紅三日月での攻撃もあっさりと回避するリップ。
基本的には否定者といえど生身のはずなので、アンディの攻撃を回避出来る時点で相当ヤバいです。
不治の否定の力と超人的に動ける事とは関係ないと思いますし、シンプルに身体能力がめちゃめちゃ高いのか、それとも何かしらの古代遺物を使っているのかのどちらかでしょうか。
不治にあっさりと両腕を切断されたアンディは、自分から両手を更に斬ろうとします。
それがアンディにとって治療行為に当たるのであれば動けなくなるはずですが、アンディは止まらずに切断する事に成功。
切った部位を部位弾の前腕で飛ばして攻撃します。
まあ両腕でのロケットパンチって感じですね。
しかしそんな攻撃の前に立ち塞がったのはリップの相棒のラトラ。
すると何故かアンディの攻撃の軌道が変わり、当たらずに方向を変えて飛んでいってしまいます。
この辺りも非常に気になるというか、ラトラの能力の謎が深まりました。
これまでは予言に近い能力かと思われていましたが、実際の攻撃も防げたりというのは面白いですよね。
彼女の言った事が必ず外れていた事や、今回の攻撃を外せた事を考えると、「当たる」という事自体を否定している可能性は高そうな気がします。
攻撃が「当たる」のを否定する。
自分の考えた事が「当たる」のを否定する。
みたいな。
とはいえその2つは性質が違う気もするので、何かしらもっと秘密はあるのかもしれませんね。
ってかこういうのを考える事自体が「アンデッドアンラック」の面白い所だったり。
作中のキャラクターが敵味方どちらも頭を回転させながら戦っているのも本作の信頼できる部分なのかなぁと思ったりしてます。
ってかラトラちゃんはかなり良いキャラしているので、なんだかんだ死んでほしくないなぁと思ったり。
でもそういう所の容赦の無さは既に感じているので、あんまり甘い期待はしないようにしてるけども。
アンディと風子の関係が改めて尊すぎる!!
リップ達否定者狩りのメンバーが強い仲間を集めているのは、誰のおかげでこの世界が廻っているのか教えてやる為。
まあ以前言われていた通り、世界への復讐という事なのでしょう。
そしてそんな彼らにとって、拘束能力というレアなものを持っているチカラ少年は能力的にはOKだけど使い手としては駄目。
彼の能力は自分も動かない事で相手を止められるという類のもので、体がすくんで条件を満たせないような奴はいらない。
さっさと死んで他の人物に能力が移った方が良い・・・というのがリップ達の考え。
そこでチカラ少年に向けてメスを投げつけたリップ。
アンディが体を張って止めようとするも、そのメスはアンディの体を貫通してしまいます。
再生の力を使えばガトリング砲の弾さえも止められるアンディ。
しかしその力があっても止められなかったという事は、この攻撃にも不治の否定の力が関係していると考えられそうです。
そして貫通したメスはそのままチカラ少年へと飛んでいきます。
アンディは風子に「出るな」と叫びますが、風子は既に動いていました。
そして自分の身を挺してチカラ少年を庇った風子。
これまでにも言われていたように、不治がつけた傷は不治が死ぬか不治が能力を解除しない限り治す事が出来ない。
つまりどれほど小さな傷であっても(本当のかすり傷は別かも)傷さえつけてしまえば相手を殺せるという事なの非常にピンチ。
リップは風子が傷ついてしまった事に対しても、特別な感情を持っていません。
「ソレももう使えない」と、風子の事を「ソレ」扱い。
この言葉で完全にブチ切れた感じのアンディ。
無言での後ろ姿だけが描かれたコマがありましたが、何も言っていないのにしっかりと怒りが表現されているのが良かったです。
そして振り返ったその時、アンディの手は額のカードに伸びていました。
つまりヴィクトールを解放してしまったとしてもリップを瞬殺しようとしたのでしょう。
が、刺されて苦しいはずの風子はそれでも必死に笑顔を作ってアンディに声をかけます。
「大丈夫だよアンディ!!」と。
自分は大丈夫だから、いつものアンディでいて欲しいと呼びかける風子。
その言葉で少しだけ冷静になったアンディは、少しだけ顔を押さえて自分を落ち着かせるのでした。
この風子とアンディのやり取りで、二人の関係がもう物凄い所まで進んでいるっていうのが伝わりますよね。
風子のピンチに対して、例えヴィクトールが再び出てきてしまっても構わないと思う程に怒り狂ったアンディ。
リップに「ソレ」ともの扱いされた事が許せなかったんでしょう。
だからこそアンディにとってはそこまで風子が大事な存在になっていたのだと分かります
一方の風子は、自分が刺されて死ぬかもしれない状態であっても、アンディが自分を見失ってしまう事を避けようとした。
アンディにはアンディのままでいて欲しい。
ヴィクトールになんかならないで欲しいとこんな時でも思えていたのです。
まだ連載開始からたったの24話ですが、この二人がこれ以上ないくらいに深い繋がりが出来ているというのが伝わってくる素晴らしいシーンだったと思います。
間違いなく今のジャンプ作品で最高のカップルではないでしょうか?
お互いがお互いの事を「かけがえのない人」だと思ってるんだろうなぁ。
チカラ君の過去と決意が泣ける!!!
どうにか冷静になれたものの、リップには逃げられて、しかもヤクザ達も登場したりと大ピンチになったアンディ。
不死の自分にとってはヤクザなんてなんでもないとはいえ、今は風子が動けない状態。
動けば風子を危険に晒してしまうし、動かなければリップを本当に逃してしまう。
そんな大ピンチで動き出したのは、アンディに救われ風子に助けられたチカラ少年。
彼は勇気を振り絞ってヤクザ達に叫びます。
「女の子がケガしたんです!医者!医者呼んでください!!」と。
体はガクガクと震えているものの、それでも精一杯頑張って叫ぶ少年。
が、世界言語統一の弊害のせいでヤクザ達には言葉が届く事もありません。
チカラ少年はそんな状況で、手首に巻いた母親の形見らしきサイコロのついたリストバンド(髪留め?)に触れながら昔の事を思い出していました。
彼が思い出していたのは母親とのお別れの場面。
チカラ少年の事を大事に想っていた母親は、最後の最後までチカラ少年に優しく語りかけていました。
ちーくん、よく聞いて?
これからちーくんは沢山の人と出会う
もしその中に自分に優しくしてくれる人がいたら大事にしなさい
その人が困っていたら一旦立ち止まって
その人達の為にもう一度動いてみて
そしたらきっとその人達はかけがえのない人になる
これはもうとにかく温かくて優しいメッセージですよね。
母親の優しさとチカラ少年への想いが物凄く伝わってきます。
そしてそんなメッセージを思い出しながら、そのリストバンドで前髪をまとめて両目を出したチカラ少年。
「動くな!!」と全力で叫びます。
それによって目の前のヤクザ達はもちろん、ヤクザの撃った銃弾さえも空中で止まってしまいます。
チカラ少年の否定の力は不動(UNMOVE)
前回の時点で予想されてはいましたが、こんなに早く覚醒シーンが描かれるとは思いませんでした。
出会ったばかりのアンディや風子が何も知らない自分の事を命懸けで守ってくれたからこそ、チカラ少年もその人達の為に頑張ろうと思えたんですよね。
この流れは最高に熱いですし、最高に泣けてきてしまいます。
しかしこの不動の能力はサポートとしては相当強いですよね。
二人セットで戦えばほぼ無敵なのではと思ってしまいます。
とはいえ、見ることが第一の条件なので目をやられたり暗い所は弱点かも。
あと不動状態だとこちらから攻撃するのも難しいという可能性はあるのかもしれませんね。
きっと11人目になるであろうチカラ少年を仲間に加えたアンディ。
風子の傷を治す為のタイムリミットはたったの1時間。
船の中での戦いなのでリップも逃げられなさそうな所ではありますが、そう言えば否定者狩りには海中を泳ぐ巨大生物という味方もいたんですよね。
なのでなんだかんだ速攻で追いつかないとマズイのかも。
アンデッドアンラック最新話24話ネタバレまとめ
という事で、相変わらず1話での情報量が半端じゃない「アンデッドアンラック」
敵も味方も皆それぞれがイキイキと動いているのが凄いですよね。
風子とアンディの尊すぎる関係。
母の言葉を思い出してからのチカラ少年の覚悟
悪役として十分に魅力的なリップとラトラ
1話の中でこれだけの事を描くのは物凄く大変な気がしますが、これをずっと続けているのが「アンデッドアンラック」なんですよね。
サブタイトルの「かけがえのない人」はチカラ少年の母親の言葉ではありましたが、アンディと風子の二人もお互いに「かけがえのない人」でしょうからね。
ダブルミーニングという感じになっているのが凄く良いなぁと思ったり。
先の展開も非常に気になりますし、否定者狩りとの戦いがどういう決着を迎えるのか楽しみです!!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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