キングダム58巻ネタバレ感想!信と龐煖の長きに渡る因縁の戦いに決着が!羌瘣の信への想いも明らかに!

キングダム58巻ネタバレ感想!信と龐煖の長きに渡る因縁の戦いに決着が!羌瘣の信への想いも明らかに!

キングダム最新58巻ネタバレ感想

 

電子版で購入しているので、発売から一ヶ月遅れで読めた「キングダム」58巻

 

 

毎回毎回熱い熱いと思ってましたが、今回は趙との戦いの全てが詰まったような熱さとなっていました。

遂に宿敵中の宿敵である龐煖との戦いにも決着がつくことに

そしてそれはつまり長かった朱海平原での戦いの終わりでもあります。

 

そもそも自分が「キングダム」を読み始めたのは割と最近で、丁度鄴攻めが始まった頃だったんですよね。

50巻くらいまで発売された状態から読み始めたので、今回の趙国との戦いは本当に長かったなぁと感慨深い気持ちにもなってしまいました

 

これまでの集大成とも呼べそうな58巻の気になる所をまとめてみたいと思います!

 

キングダム最新58巻ネタバレ感想

 

龐煖が理解出来ない信の力

 

遂に始まった信と龐煖の最後の戦い。

限界まで力を使った羌瘣でも勝てなかった龐煖は、武神への道を突き進む愚道者

しかしそんな龐煖とも互角に打ち合っていました。

 

信の中にある力を、李牧はこんな風に語ります。

「あれが龐煖の対極にある力・・・龐煖が理解できない力です」と

 

武神への道を極めたと悟った龐煖。

しかし17年前に彼が出会ったのが王騎。

戦いに敗れた龐煖は再び修行モードに入り、そして迎えた8年前の再戦。

 

戦いは互角だったものの、結局龐煖は一人の力では王騎には勝てなかった。

それはつまり龐煖は武の極みに達していてなお王騎に敗れたという事でもある。

 

人の武を極めておきながらも勝てない相手がいる。

それは明らかに矛盾しているものの、その矛盾にはかつて戦った麃公将軍も気づいていました。

貴様は己の中の大いなる矛盾に気付かず一人もだえておるただのど阿呆じゃ」と。

 

信の力は、個で武の結晶となった龐煖とは真逆の力。

その力とは、関わる人間達の思いを紡いで束にして戦う力でした。

 

この場面、死んだ人達が信の事を必死に立たせようとしているのですが、ここに王騎や漂だけでなく、敵だった輪虎や万極なんかも一緒に写っているのが良いですね

本当に信は色々な人達の思いをしっかりと受け取ってここまで来たというのが伝わってきます。

 

長きにわたる龐煖との戦いに決着!!

 

武の極みに到達しながらも、人の思いを紡いで戦う者達に勝てない。

それはつまり、人は人を超える存在にはなれないという残酷な天からの答え

本来であれば龐煖自身がそれに気づいていなければならなかった訳で、それに気付かなかったからこそ麃公は龐煖に対して矛盾に気付かないど阿呆だと言ったのです。

 

信や龐煖の事をそこまで把握していた李牧。

それはある意味では自分達の負けを悟っていたようなものでしたが、それでも戦いは最後までわかりません

信と同じ様に人の思いを紡いで戦ってきた王騎や麃公さえも龐煖の前に敗れたのだから

 

既に何度も何度も倒されても立ち上がり戦い続けていた信の体は本当に限界寸前。

それだけに河了貂や羌瘣も何か嫌な予感を感じていました。

 

その一方でどこまでも自分に抗い続ける信を見ていた龐煖の中にも迷いが生まれます。

道が間違っていたのではなく、そもそも道そのものが無かったのではないかと

 

そんな想いに駆られながらも、迷いを断ち切るように矛を振るう龐煖。

しかしそんな迷いを抱えた龐煖の矛を信の矛が打ち破ります

 

そこで動いたのは趙国の戦士達。

龐煖が敗れれば本当にこの戦いに敗北してしまうという事で、王騎が敗れた時の魏加のように龐煖をフォローしようとします

 

一方で矛を折られた龐煖は後ろ向きになると、その向きで矛を突いてきます。

ちなみにこれは王騎の胸を突き刺したのと同じ技

つまり状況としては完全に8年前の再現となりつつありました

 

が、兵士たちの邪魔は飛信隊の仲間達がさせません。

そして信も龐煖の必殺の一撃をギリギリの所で回避します

 

王騎が避けられなかった一撃を躱した信は、渾身の一撃を龐煖に叩き込みます。

龐煖はその一撃を受け止めるも、信はそこから龐煖の矛ごと龐煖の体を斬り裂くのでした

 

 

王騎が勝利出来なかった龐煖を仲間達と共に超えていく。

セルフオマージュ的な演出がされていましたが、ここで皆の力を借りた上で王騎を超えたとも取れるシーンになっていた気がします

これまで龐煖には本当に大切な仲間達をやられてきた訳ですし、遂に龐煖を倒せたというのは本当に感慨深いですね

 

力尽きた信と羌瘣の禁術

 

本当に初期から出てきていた絶望の象徴みたいな存在だった龐煖を打ち破った信。

しかしやはりその代償は大きく、信の命も完全に尽きてしまっていました

 

動かず目覚めず、心臓さえも止まってしまった信に動揺して完全に止まってしまった飛信隊の面々。

仲間達は全員大号泣となっていてどうしようもなく辛いです

 

一番の古株である河了貂の呼びかけにも答えない信。

皆が絶望して泣き叫ぶ中で立ち上がったのが羌瘣。

 

羌瘣は蚩尤族に伝わる命を分け与えるという禁術を使おうとします

その術は絶対に使ってはならないとされていて、使えば使った本人によくない事が起きてしまうような術。

しかし羌瘣にとって最悪なのは信が死んでしまう事であり、それ以上に最悪な事なんかはありませんでした

 

そこで本当に禁術を発動させた羌瘣。

真っ白な空間に辿り着いた羌瘣を待っていたのは、同じ蚩尤族であり姉である羌象の仇だった幽連。

 

彼女は信を救うためには自分の寿命を半分使わなければならない状態だと語ります。

しかも信は既に死んでから時間が経っている為、呼び戻せる確率は十に一つくらいだろうと

 

しかしそんな状況で羌瘣は強く言い切るのでした。

 

全部やる

どうしても死なせたくない・・信を

私の命、全部やるから

あいつを助けに行かせてくれ

 

これはもうヒロインですよね

ヒロインでしかないとも言えるでしょう。

 

羌瘣は言葉数が少ないですし、そこまでハッキリと思いを口にする事もありませんでしたが、羌瘣にとって信はもう自分以上に大切になっていたんですね

ここまで言えるのにはちょっとびっくり。

 

飛信隊と二人の夢

 

自分の全てを捧げても信を助けたい

そんな思いの羌瘣が辿り着いたのは、朱い階段の前。

その階段を信は今にも上ろうとしていました。

 

羌瘣は必死に止めようとするも、その声は届きません。

代わりに現れたのは信の幼馴染であり同じ夢を持っていた漂

そんな漂は信を階段の方へと誘導していきます。

 

その一方で羌瘣は沼のようなものに囚われて進めない状態に。

そんな状況で信と漂は昔の思い出と漂が死んでからの話をしながら階段へと歩いていきます。

何かを促すように会話を進める漂と、何かを忘れている事だけは覚えている信

 

しかしどうしても思い出せずに階段を踏み出します。

が、進もうとした信をボロボロの体を引きずりながらもなんとか止めた羌瘣。

 

お前の隊の名前は飛信隊だっ

忘れるなバカ

そしてお前の夢は・・・

 

大切な事を思い出せない信に必死に叫ぶ羌瘣でしたが、一番肝心な所は漂に止められてしまいます。

それは自分で思い出さないといけないんだ」と。

 

そして信もここでようやく思い出します。

二人の夢だった、天下の大将軍になるという夢を

 

漂はそのまま出口を教えて消えていきます。

それと入れ替わりに羌瘣の存在が信にもわかるように。

 

ボロボロ過ぎて立てないものの信にギュッと抱きついた羌瘣

光の出口へと信を送り出すと、自分は沼の中へと沈んでしまいます

 

全てを使い果たして羌瘣が死んでしまうのかと思いましたが、ここで同じ空間にいた二人が羌瘣を引っ張り上げます。

羌瘣を引き上げたのは今回の戦いで亡くなってしまった飛信隊のメンバーである松左と去亥

二人は自分達の大将の事を羌瘣に任せて、羌瘣の事を出口に送り出すのでした。

 

そして本当の死の淵から蘇った信。

皆が蘇った信に抱きついたりと大騒ぎ。

 

一方でまだ目覚めずにいた羌瘣は、白い空間で姉である羌象と再び会っていました

 

羌象によれば、自分の命を使って人を助ける今回の禁術は蚩尤族には使えないはずのもの。

しかしそれを信の為に使えたという事は、羌瘣がそれほどまでに信の事を好きだったという事

 

それだけに羌象は、いつから信の事を気になっていたのかと問いかけますが、羌瘣は意外な事を言い出します。

 

「それは割と会ってすぐくらいからだったかも」と

なんかもう運命を感じさせる展開ですが、確かに最初からなんだかんだ羌瘣は信の事を気にしてましたもんね。

 

そんな感じで「キングダム」らしくないラブコメっぽいトークをしていた姉妹でしたが、羌象は羌瘣が戻る前に大事な話をしていきます。

禁術を使った事で羌瘣の寿命が縮んでしまい、そしてもう二度とこの術は使えないのだと。

 

そしてその代わりに二つの良いこともあったそうですが、そこは今回は描かれず

そこで羌瘣も目覚め、信と現世で再会する事になるのでした。

 

李牧と王翦の差

 

信が目覚めた事でどうにか再始動した飛信隊。

しかし既に李牧には上手いこと逃げられた状態だと蒙恬から聞かされます。

当然李牧は鄴を開放しに向かうはずで、こちら側も追いかけていく事になる。

 

そこで蒙恬は改めて一度喜んでおこうかと語ります。

 

「この十五日間に及んだ朱海平原での戦いは俺達の勝利だ!」

 

その言葉で本当の意味で朱海平原での長い戦いに終わりが告げられるのでした。

 

 

そしてここからは李牧を追って鄴へと向かう展開に。

軍を縮小して李牧を追う事になるものの、食料問題なんかもあってまだまだ油断出来る状態ではありません

 

ここからは鄴へ急ぐ李牧と、それを追う王翦の駆け引きがメインとなっていきます。

どちらも限界に近いくらいに消耗していたものの、やはり李牧達が先に鄴へと辿り着きます

鄴はまだなんとか持ちこたえている状態で、李牧達が間に合ったかに見えました。

 

が、それを読んでいたのが桓騎軍。

数では勝る李牧達でしたが、疲弊しきった軍では桓騎軍を倒すことは出来ません。

 

王翦はこの状況をある程度読み切っていました。

 

朱海平原での戦いに勝利出来なかった時点で、鄴を解放するという李牧の戦略は破綻していたのだと

 

問題は何故李牧が朱海平原で勝つことが出来なかったのか?という所へ。

 

王翦の部下は当然、王翦が李牧を上回ったからだと言いますが、王翦本人はそれは違うと語ります。

自分と李牧の軍略はほぼ互角であり、むしろ先に亜光と麻鉱を失った辺り、鋭さは李牧の方が上だったのだと

 

では何が勝敗を分けたのかと言えば、それは持っていた手駒の差の部分

 

要となった尭雲と趙峩龍を失った趙。

そして麻鉱と亜光を失った秦。

しかしそこから若き三人の駒が台頭し、軍の力は失墜するどころか神がかった粘りと強さを見せた

 

つまり蒙恬、王賁、そして信という3人の戦いぶりが、李牧の描いた戦いの絵を大きく狂わせたのだと王翦は考えていました。

 

まあ色々と言ってますが、予想通りというか予想以上に皆が頑張ってくれた・・・というそれだけですよね

むしろ途中で全然ヘルプに来てくれなかった王翦はなんだかんだ李牧に負けていたのではと思ってしまったり。

 

鄴は陥落したけれど

 

李牧軍は疲弊した状態で桓騎軍と戦っていたものの、限界を迎えた鄴の難民達は遂に中から扉を開いてしまいます

それによって労せずに中へと入る事に成功します。

 

守るべき鄴に侵入された事で、戦意も喪失してしまった感じの李牧軍

城主も責任を取って自殺してしまい、それによって完全に鄴が陥落となります。

 

これによって本当に大勝利となったものの、まだまだ浮かれられる状況ではありませんでした。

何故なら、鄴にも食料が残されてはいなかったから

 

まあこれも分かっていた事ではありますよね。

こっちが鄴の食料とかを焼いちゃった訳ですし

 

とはいえこのままでは餓死してしまうような状況。

李牧が早々に去って行ったのは、秦軍を鄴に閉じ込めて遠巻きに包囲して餓死を狙う為

 

この状況を作ったのは王翦であり、王翦には何か策があると思いたい所。

しかし切れ者の蒙恬や王賁であってもこの状況を打破出来るとは思えない状態

 

しかしこの食糧問題を王翦は「驚くべき方法」で解決する事になる・・・のだそうです。

その方法というのはまた次巻となります。

 

あれだけ激しい戦いの後に食糧問題が残っているというのが辛い所。

果たしてどんな驚くべき方法があったのかが気になりますね

 

sキングダム最新58巻ネタバレまとめ

 

信と龐煖の長きに渡る因縁の戦いにも決着がついた58巻。

この戦いは本当に熱かったですし、これまでの「キングダム」の集大成と言える内容でした

 

それでいて羌瘣が信への想いをハッキリとさせたり、珍しくちょっとだけ恋愛要素も感じられました。

長かった朱海平原での戦いも勝利で終わり、そろそろ趙国での戦いも最終盤となっています

 

戦いの果てにどんな未来が待っているのか注目ですね!

 

今回はここまで。

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

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