チェンソーマン最新話78話ネタバレ感想考察!早川の大量虐殺でもう取り返しがつかない!?デンジの叫びが辛く苦しすぎる・・!!

チェンソーマン最新話78話ネタバレ感想
最近はあまりにも毎回衝撃的過ぎて精神がやられそうになってしまう「チェンソーマン」
しかし今回の衝撃は前回の77話までとはまた違い、読んでいてひたすら苦しくなってしまうようなそんなものでした。
読者が「こういう展開になったら最悪だよなぁ・・」と考えていることを、最高に効果的な演出を交えて実現してくれているようで、読者としては嬉しいようなそうでもないような。
ってかもう涙が止まらんよ・・・マジで・・。
デンジと早川のあまりにも辛すぎる戦いが描かれた78話の気になる所をまとめてみたいと思います!
チェンソーマン最新話78話「ゆきがっせん」
早川の意識は雪の中
おそらくマキマさんによって銃の魔人に変えられてしまっていた早川。
表面的な意識は完全になくなっていたものの、内面的な意識は前回と変わらず子供の頃へと戻ったままでした。
その意識の中でデンジに続いてパワーも発見してしまった早川。
彼はあくまでも「ゆきがっせん」のつもりで雪玉を二人に投げつけていました。
意識の中では単なる雪玉でしたが、現実には銃の魔人となった早川による射撃でありその威力は半端ではありません。
普通の銃弾とはレベルが違うというか、軽く撃っただけでも爆撃レベルといった感じで、殺傷力に特化している感じです。
そして早川は近くにいた怯えている親子へと声をかけます。
「一緒に遊ぶ?」と。
彼にとってはあくまでも「ゆきがっせん」でしかありません。
が、現実では銃となったその腕を向けているので洒落になりません。
人々を守る存在だったはずのデビルハンターである早川が、一般人に銃を向けている。
デンジはそんな現実に驚きながらも叫びます。
「ばっ!?やめろ・・・オいっ、やめろアキッ!!」
必死に止めようとするデンジでしたがその声は届かず、早川はその親子に銃弾を叩き込んでしまうのでした。
・・・・・これはちょっと辛いでしょ・・・。
なんだかんだデンジが早川には一般人を殺させないように頑張る展開もあるんじゃないかと思ってました。
「チェンソーマン」にしてはヌルいかもしれませんが、そうであれば早川もまだ救われる道が少しくらいはあるだろうと。
しかし一般人を殺してしまえばもうどうやったってバッドエンドでしかありませんよね。
銃の悪魔によって家族を殺された自分が、憎むべき銃の悪魔の力で守るべき存在を殺してしまうんだから救われるはずもありません。
こういう感じの展開は「鬼滅の刃」でもありましたが、あれでもキツかったのに「チェンソーマン」はそれを容赦なく超えてしまっていますね・・・。
止められない早川による大量虐殺
何度も言いますが、あくまでも早川の意識の中では「ゆきがっせん」をしているだけ。
しかもその相手は最近物凄く仲良くなったデンジであり、楽しく「ゆきがっせん」をしている早川の口元には笑みが浮かんでいるような状態。
しかし実際の所銃の魔人となった早川の一撃は、一撃で町並みを大きく破壊しつくしてしまうような威力。
当然のように一般人の被害もどんどん広がってしまいます。
更には逃げようとした女性にまで銃を向けた早川。
放たれた銃弾はどうにかデンジが防ぐものの、その威力の高さでデンジはふっ飛ばされてしまう事に。
そしてふっ飛ばされたデンジが見たのは今自分が助けた女性を容赦なく射殺する早川の姿。
早川は楽しく雪玉を投げ続けていただけですが、一般人の被害はどんどんどんどん広がっていくだけでした。
人間として死ぬ事さえ出来ずに、ただただ無邪気に被害を広げていく早川。
こうなってしまえばたとえ意識が戻ったとしても救われる道なんか絶対にありませんよね。
どんどん未来の悪魔の予言が成就される時が近づいてきている気がしてしまいます。
デンジの叫びが辛すぎる!!!
早川がどんどん一般人を無自覚で殺していく状況で、デンジも流石に怒りを覚えて叫びます。
「バカヤロー!!」と。
手足でチェンソーを出しながら、早川の攻撃をどうにか止めながら戦うデンジ。
既にどうしようもない状況にはなってしまいましたが、それでも必死に早川に対して呼びかけていました。
アキっ!早川アキ!!聞こえるか!?
正気に戻れ!!テメエが一番んな事したくねえだろ!?
クソ馬鹿ヤローが!!
正直デンジからこんな主人公っぽいまともな言葉が出ている事だけでもグッと来てしまいますよね。
逆に言えばデンジがこんな事を言わなければならない程に追い詰められているとも言えます。
デンジってチェンソーマン化しての戦闘中っていつもハイになっているというか、いつも以上にイかれてる感じが増している気がするんですよね。
どれだけやばい戦いであっても、常に少しだけ余裕がある・・・みたいな。
そんなデンジが戦いの中でこれだけまともに見えてしまうという時点で、現状がどれだけヤバい状態なのかが分かってきますよね。
早川の本音で辛さが増幅する
必死に呼びかけて早川を止めようと頑張るデンジ。
しかしここまで来てもなお早川は「ゆきがっせん」をしているだけ。
むしろ抵抗してくれている事で早川はより楽しそうになっていました。
現実では銃とチェンソーのぶつかり合いという非常に物騒な状態。
しかし早川の意識の中ではただの雪玉のぶつけ合い。
そして早川はそんな意識の中で自分の本当の気持ちを語っていました。
こんな楽しいのは初めてだ・・・!
父さんも母さんもタイヨウにばっかかまってさ
オレには全然かまってくれないんだ
ははは・・・だけどやっと・・・やっとさあ
なんか毎日が楽しくなってきたんだ
そんな事を思いながらもデンジに雪玉を投げつけた早川。
そしてその一撃はデンジの腹部に直撃。
もちろんそれは現実でも一緒であり、デンジは腹部を撃たれて内蔵を撒き散らして倒れてしまっていました。
・・・・この展開はもう救いようがないというか、早川の本音の部分がより悲しさを増幅させます。
少年の時に止まってしまった早川の時間。
そしてその時間がようやくデンジやパワーと過ごす事で動き出していた。
きっと早川が求めていたのはそういうモノであり、だからこそ復讐を捨ててまでデンジ達との日々を選んだ。
そんな本音の部分が見えているというのに、実際には守ろうとしていたデンジを撃ち殺してしまっている状態でしかありません。
・・・・なんなのこのどうしようもない絶望は??
チェンソーマン最新話78話ネタバレまとめ
絶望的な展開が続いていますが、その絶望の度合いが毎回ひたすら増していくだけというのが辛すぎますね。
意識を失って仲間が暴れてしまう・・・みたいな展開は漫画では結構よくあるパターンでしょう。
しかし暴れてしまった仲間が実際に人を殺してしまったり、それを無邪気な「ゆきがっせん」のシーンと重ね合わせるというエゲツない演出をするのは普通では考えられないでしょう。
漫画におけるお約束を完全に超えてきているというか、超えてはならない部分を超えてしまったというか。
ここから何か救われるような展開が待っているとも思えないのが辛い所で、下手すれば次回は更に地獄のような展開となってしまうでしょう。
最悪の未来が本当に近づいているような気がしますし、次回も油断出来ませんね!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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