怪獣8号最新話8話ネタバレ感想!怪獣化したカフカの渾身の一撃の迫力が凄すぎる!キコルもカフカに惚れちゃうのでは!?

怪獣8号最新話8話ネタバレ感想!
まだ連載が始まったばかりながらも圧倒的な面白さで爆進中の「怪獣8号」
変化球的な部分はありつつも本筋はめちゃめちゃ王道で、色々な人に受け入れられやすい作品だよなぁと毎回のように思っています!
そして今回の8話でしたが、これはもうカフカのカッコよさに痺れてしまうような素晴らしい展開となっていました。
8話目でこれだけ作品の虜になるって、次にくるマンガ大賞で1位を取ったばかりの「アンデッドアンラック」と同じ感じだなぁとも思っています。
王道よりの路線ではあるので、もしかしたら「アンデッドアンラック」以上に幅広い読者から受け入れられるのかも。
圧倒的な作品の魅力が詰まりまくっていた最新話8話の気になる所をまとめてみたいと思います!
怪獣8号最新話8話ネタバレ感想
市川君の謎の信頼
今回の冒頭は前回のラストから少しだけ時間が遡ります。
本獣と余獣が復活し始めた事で現場は混乱となっていましたが、そこでリーダーシップを発揮して受験生達を逃していたのが今回の試験の有望株3人。
出雲と古橋と神楽の3人ですが、こういう地味な部分でしっかりと活躍を描いているのは漫画として非常に良いですよね。
そして既にボロボロのカフカと市川君も避難しようとしますが、そこで聞いてしまったのがキコルの頑張り。
「四ノ宮キコルがボロボロになって本獣を足止めしてる」
そんな事を聞いてしまえば、カフカは黙ってはいられません。
市川君が事実を確認しようとしたそのタイミングではもうキコルの所へと向かっていってしまっていました。
焦る市川君が最初に気にしたのは、怪獣に変身したりしないよな・・・という事。
こんな状況で怪獣になっている所が見られてしまえば間違いなく殺されてしまいますからね。
が、そんな心配をしておきながらも、市川君は自分の中ではっきりと答えを出してしまいます。
する・・・!
あの人はこういう時には迷いなく・・・!!
と、ある意味では市川君は物凄くカフカの事を信頼してますよね。
あの人だったら絶対にこうする・・・というのが分かってしまうくらいなんだから、ある意味ではもう友人と言っても良いのかも。
ギャグとシリアスのバランス
そんなこんなでキコルの前に到着し、怪獣8号の姿へと変身したカフカ。
当然キコルからすれば、さっきまで普通の人間だったカフカが怪獣になってしまった事が疑問でしかありません。
それだけにカフカが怪獣だった事についてと、さっきの人形の怪獣もカフカと関係があるのかについての質問を矢継ぎ早に投げかけていくキコル。
が、そこで思い切り格好良く決まっていたカフカが一気に低姿勢になってキコルにお願いします。
「キコル。お願いお願いどうかこのことは防衛隊には内緒でお願いします―――!!」
と、完全にギャグっぽく土下座までしてお願いするカフカ。
怪獣を殺すのが趣味だというキコルにこんなお願いをするのもアホっぽいですが、こんな非常事態だから一応効果はあったのかな?
そんな感じでちょっとゆるい展開となったものの、当然本獣は止まってはくれません。
そこで再度ビームを放ってきますが、カフカは片腕で軽くビームの軌道を逸します。
キコルが驚く中で全身に力を込めて構えるカフカ。
詳しい話は後だ
秒でぶっ飛ばすから安心して休んでろ
と、土下座から一転して一気に本気モードに入るのですが、この緩急自在な感じが良いですね。
主人公が急に力を手に入れてしまった系の話だと、その力をコントロール出来ないパターンも多いですが、カフカはしっかりとコントロール出来ている上に人間らしさがそのままというのが珍しい気がします。
そしてそのおかげでシリアスになりすぎないというか、明るさを残したまま話が進められるんだろうなぁと感じました。
カフカは歴史に残る大怪獣
そんな感じでカフカが力を込めたら、あっさりと本部にもそのエネルギーが感知されてしまいます。
爆発による土煙と通信障害によって目視は出来ない状態だったものの、カフカのエネルギーはしっかりと感知されていました。
その数字が前回出てきたフォルティチュードという単位で「9,8」
前回復活してきた本獣が「6,4」で相当ヤバい扱いをされていましたので、カフカの数字は半端じゃない事がわかります。
とはいえ前例がそれだけなので、あんまりピンと来なかったり。
が、第三部隊の副隊長、細目でお馴染み保科は、その数字は計測機がイカれただけだと判断します。
何故なら故障でなくてその数字だったとしたらその怪獣は歴史に残るような大怪獣だから。
という事で、あんまり数字ではピンと来ませんが、「9,8」という数字は前例がないレベルのようです。
つまり人類が相手をした事のない程の力がカフカの怪獣には込められているって事なんでしょう。
そうなってくると、やっぱりこの力の出処の部分が気になってきますね。
鳥肌モノのカフカのパンチ演出!!!
歴史に残るレベルの怪獣の力を持つカフカ。
そしてその力を目の前でまざまざと見せつけられていたキコル。
そんな中で襲ってくる本獣に対して、カフカは軸足を怪獣の力で地面にしっかりと固定させると、本獣に対して宣言します。
わりーな
時間ねーから1発で解体するぜ
その言葉の通り、一発で本獣を撃破する事になるのですが、このカフカのパンチの演出が半端じゃなかった!!!
本獣のパンチに合わせて、カフカも全身の力をしっかりとパンチに乗せて放ちます。
この辺りがただ格好良いのではなく、ちょっと怪獣らしく不気味な部分もあるというのがちょっとしたアクセントになっていますね。
そして2つの拳がぶつかり合う訳ですが、カフカの拳の凄まじいエネルギーによって、まずは本獣の腕の肉が全て吹き飛んで骨だけになってしまいます。
そしてそのまま衝撃は全身を駆け巡り、胴体部分の肉も吹き飛んでいき、最終的には骨ごと粉砕してしまいます。
これが4ページちょっとかけて描かれているのですが、しっかりとカフカのパンチの威力を描ききっていて、とんでもない迫力のシーンとなっています。
本獣とのサイズ差もあって、スケール感が物凄い事になっているのも凄くグッドです!
そしてそのド迫力のページに続いて描かれたのが、開いた口が塞がらないといった様子のキコルの顔なのも凄く好みだったり。
キコルがカフカに惚れる展開来る??
復活出来るもんなら復活してみやがれ
そんな風にカッコつけた直後に本獣の肉片が動き出すと、急にビビってギャグ顔になったりするカフカ。
シリアスで格好良いだけの展開にも出来そうなものですが、あくまでも怪獣化したカフカを親しみやすいそのままのカフカとして描いているのも面白い所です。
いつか力をコントロール出来なくなるような展開が来るかもしれませんが、こういう感じで描いておくとより効果的になりそうな気がしますしね。
そしてカフカの規格外の力を見せつけられて呆然としていたキコル。
目の前の怪獣は自分の身体が万全だったとしても倒せない・・・と最初に考えている辺りもキコルの面白いというか真面目な所でしょうね。
死にかけで信じられないものを見せつけられてもなお、自分が怪獣を倒せるかどうかを判断しようとしている訳ですから。
そんな事を考えているキコルに更に余獣が襲いかかりますが、それも素早く助けてあげたカフカ。
その様子ならなんとか大丈夫そうだな。無事で良かった
精一杯のスマイルで優しく語りかけるカフカが完全にヒーローでした。
見た目はヒーローどころか完全に悪役な訳ですが、それでも自然とこういう事が出来るというのがカフカの凄い所なのでしょう。
このカフカのスマイルには少しキコルがドキッとしてる感もありますし、これはやっぱりキコルがカフカに惚れる展開もありそうな気がします。
まあツンデレっぽいキャラですし、そもそも怪獣を殺す為に育てられたようなエリートですから色々と難しそうではありますけどね。
ヒロイン到着で物語はどうなる!?
一個だけ言っとく
お前もうちょっと自分を大切にしろよな
前回のキコルのプレッシャーの事を考えると、この言葉はよくある言葉ではあるものの結構キコルには効いてくるでしょうね。
が、そんな格好良い台詞を言ったカフカに対して「あんたもな!」とツッコんだのが市川君。
まあそりゃ圧倒的にその台詞は自分に返ってきますわな。
どの口がそんな事言ってんだよって感じでしょうからね、市川君からすれば。
当然ながら説教モードに入る市川君でしたが、カフカとしても一応部分変身で本獣をなんとか出来ると思ってはいた様子。
が、実物見たら全然無理だったとの事。
そう考えると部分変身だとそこまで力を発揮する事は出来ないんでしょうね。
そんな感じで2人が揉めていると、流石に限界を迎えたキコルがダウン。
そして時を同じくして第三部隊の隊長である亜白と保科が現場に到着するのでした。
展開的にはカフカと市川君が口裏を合わせてキコルが頑張って倒したという感じにするのでしょう。
とはいえフォルティチュードの異常な数字もありましたし、亜白と保科からすれば怪しい所だらけだと思います。
皆が逃げている中で現場にいる2人は明らかに怪しいですし、亜白や保科から直接話を聞かれる事になりそうですね。
キコルは真実を話さないでいてくれるとは思いますが、色々と真実を隠したままなのも大変でしょう。
そもそも今回の試験がどうなるのかという部分もありますし、なんだかんだカフカが防衛隊に入れる展開になるのか、それともやっぱり入れないパターンなのか、色々と気になりますよね。
怪獣8号最新話8話ネタバレ感想まとめ
圧倒的な演出力を見せつけられた感じだった最新話の8話。
しばらくキコルの強さや格好良さが中心に描かれていましたが、今回はシンプルにカフカが格好良かったですね。
強さはもちろんですが、キコルに対してのヒーローっぷりが非常に良かったと思います。
最近は漫画の主人公の好感度の高さが大事だよなぁと思っているので、カフカの自然な感じの格好良さは非常に好感を持てました。
ある意味では古き良き主人公って感じでもありますし、怪獣化の力とどう向き合っていくのかという所も今後の見所になりそうですね。
とりあえず今回も非常に熱くて最高でした!!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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