呪術廻戦最新話119話ネタバレ感想考察!VS魔虚羅が劇的決着!戻ってきた虎杖の表情が辛すぎる・・!

呪術廻戦最新話119話ネタバレ感想!
人間達を置いてけぼりにして最強同士の戦いが繰り広げられている「呪術廻戦」
今回は宿儺の領域展開の恐ろしさががっつり描かれ、魔虚羅との戦いにも決着がつくことに。
が、激しい戦い以上にヤバかったのがラストシーンでしょう。
こちらも「チェンソーマン」に負けない最悪の絶望を与えてくる展開となっていて、マジでもうちょっと手加減して欲しいと思ってしまったり。
遂に宿儺のターンが終了となった最新話119話の気になる所をまとめてみたいと思います!
呪術廻戦最新話119話「渋谷事変㊲」
宿儺の「伏魔御厨子」の性能
宿儺が使っていた斬撃は2種類に分けられていて、通常の斬撃が前回も多用していた「解」
そしてもう一つが呪力差や強度の応じて一太刀で対象を卸す「捌」というもの。
普通に飛ぶ斬撃として使われていたのが「解」であり、菜々子や美々子をサイコロステーキにしてしまった方が「捌」という事なのでしょう。
そして宿儺の領域展開となる「伏魔御厨子」は、他の者の領域とは違って結界で空間を分断しないタイプ。
結界を閉じずに生得領域を具現化する事は、「キャンパスを用いず空に絵を描く」くらいに難しい正に神業なのだとか。
しかも結界で分断しない事により、相手に逃げ道を与えるという縛りによって必中効果範囲も底上げされ、その範囲は最大で半径200メートルにも及ぶもの。
が、宿儺は伏黒恵への影響を考慮して、ギリギリ届かない140メートル程度の地上限定で発動させていたのでした。
相変わらず能力と縛りの関係なんかが非常に上手く、逃げ道を与える事で効果範囲が上がるというのは強者ならではの発想って感じですよね。
しかしそれでもちゃんと伏黒には影響しない範囲に抑えたりと、どうしてもまだ伏黒の事は大切にしておきたいみたいです。
魔虚羅と戦える以上の何かが伏黒にはあるみたいですし、伏黒を生かしておくのは一体何のためなんでしょうかね??
バラされる人々が辛い
宿儺の領域が展開される中で、久々に描かれたのは暗闇に閉ざされてそれでも必死に助けを信じて待ち続けていた一般人の姿。
携帯も通じず、暗闇の中で困惑しながらも、二人の女の子はスマホの電池残量を気にしながらも希望は捨てずにいました。
もうそんなに心配いらないと思うんだ
ケイコという友達に対してそんな風に語る女の子。
その根拠となったのはメガホンの人・・・つまり狗巻棘だったようで、おそらく彼女達は狗巻に助けられたという事なんでしょう。
余程頼りになったのか「あの人な・・・」とつぶやいた女の子。
でしたが、そこで宿儺の伏魔御厨子の能力が迫ってきてしまい、女の子達の体は正に粉々にバラされてしまうのでした。
必中効果範囲内の呪力を帯びたモノには「捌」が。
無生物には「解」が、伏魔御厨子が消えるまで絶え間なく浴びせられるというものであり、女の子達の呪力が大した事ないからこそ、「捌」の効果でまるで塵のようになってしまったみたいですね。
ここまで凄いと最早斬撃って感じでさえありませんし、一般人をここまで残酷に殺してしまうのはキツイです。
まるで宿儺が主人公のように描かれていたここ数話でしたが、やっぱりコイツが呪いの王である事を忘れてはいけないんですよね・・・。
VS魔虚羅決着!!
伏魔御厨子が消えるまで、絶え間なく「捌」や「解」を浴びせ続けられる。
当然ながらこの効果を魔虚羅は食らい続けていた訳です。
魔虚羅本体には延々と斬撃ダメージが入り続け、辺り一体の町並みも崩壊している訳なので、発動を続けていれば周りには塵しか残らないんでしょうね。
魔虚羅の唯一の破り方はやはり「初見の技にて適応前に屠る」というもの。
「捌」はその条件を満たしていたものの、魔虚羅は斬撃そのものに対して適応しようとしていた為か、ボロボロになりつつあったもののまだ生きていました。
それどころか伏魔御厨子が消えた段階で既に再生を終えようとしていた魔虚羅。
が、流石にこれを逃せばヤバいと感じたのか、宿儺は続けざまに漏瑚を仕留めた「開(フーガ)」を発動。
圧倒的火力の炎の矢を放つと、魔虚羅の体を完全に焼き尽くすのでした。
宿儺が凄すぎると感じる気持ちと、特級呪霊レベルをも瞬殺する「捌」の攻撃をいくら喰らっても仕留めきれなかった魔虚羅が凄すぎると感じる気持ちの両方がありますね。
マジでここまで化け物すぎる相手をどうやって一人で調伏させるんだよと思ってしまいます。
こいつはどうやっても無理ゲーすぎますよね・・・。
ゴミ呪詛師の名前が判明
なんだかんだ魔虚羅を圧倒し、伏魔御厨子の範囲の外でポツンと立ち尽くしていたゴミ(サイドテール呪詛師)の所に戻ってきた宿儺。
その手には血まみれになった魔虚羅の頭部についていた法陣が握られていて、確実に魔虚羅を仕留めたという描かれ方がされていました。
ゴミからすれば、化け物すぎる魔虚羅を倒した宿儺はそれ以上の化け物。
ヒヤヒヤした顔で動かずにいましたが、そんなゴミに対して宿儺は冷たく言い放ちます。
「何を見ている。去ね」と。
そんな言葉に甘えて「つったかたー」と去っていくゴミ。
ここでようやくこのゴミが重面春太という名前である事が明かされます。
そして同時にコイツの術式も。
このゴミの術式とは、奇跡を貯めるというもの。
日常の小さな奇跡をゴミの記憶から抹消して貯えて、貯えられた奇跡はゴミの命に関わる場面で放出される。
その残量はゴミの目元の紋様で識別出来るものの、ゴミ本人はそれを自覚していないのだとか。
目元のマークがストックを表しているのだろうというのは七海との戦いの時点で予想されていましたね。
しかし実際この能力って大した事がないというか、マックスまで貯めておけば複数回の死にも耐えられるというだけなのでしょう。
とはいえあそこで七海がちゃんと仕留めていればなぁ・・・と思ってしまったり。
当然ながら、自分の運の良さで逃げられたかに見えたゴミでしたが、宿儺の斬撃によって逃げている途中で真っ二つに。
貯えた奇跡は七海との戦いで使い果たしていたようで、自分でストックがわかっていないというのが裏目に出ましたね。
自分がどうして死んだのかもわからない・・・というのがこのゴミにとってふさわしい最期といえるでしょう。
読者としても「ざまぁ」としか思えない訳ですし。
主導権を取り戻した虎杖は何を思う・・・?
ここまで好き放題暴れまくっていた宿儺。
が、ここで自らの体に限界が訪れようとしていた事に気が付きます。
なんだかんだ領域展開で力をかなり消耗した事も影響しているんでしょうかね?
そして宿儺が何をしたかと言えば、伏黒の事を夜蛾学長の元へ運ぶ事。
なんだかんだどこまでも伏黒の事を助けようとしていて、伏黒への愛を感じますね。
その一方で、今回のラストでは体の主導権が宿儺から虎杖へと戻っていました。
が、その表情はあまりにも辛そうなものとなっていて、自分が宿儺に体を明け渡してしまった事によってとんでもない事が起きてしまったのだと自覚してしまったのかもしれません。
崩壊してしまった渋谷を目の前に見ていたり、もしくはそれこそ宿儺によってバラバラにされた一般人達の死体をみてしまったりしているのかも。
宿儺であれば、そういう最悪の場所で虎杖に体を返す事くらいやってきそうですからね。
虎杖のせいではないとはいえ、どうやっても虎杖は責任を感じてしまうでしょう。
流石の虎杖もこれはメンタルがやられてしまうんじゃないでしょうか。
呪術廻戦最新話119話ネタバレまとめ
宿儺がまるで主人公のような演出が続いていながらも、当然ながらヒーローではないと改めて示すことにもなった今回。
やっぱり呪いはどこまでいっても呪いなのだという主軸の部分は一切ブレてませんよね。
そしてそのおかげでどんどん状況が悪くなる一方というのが本当に辛い所でしょう。
人を救いたいという気持ちで行動している虎杖や伏黒の行動が、廻り廻って一般人に被害者を出している感じなのも地獄すぎます。
戻ってきた虎杖が今の状況をどういう風に受け止める事になるのか非常に気になりますし、物凄く心配ですよね・・・。
渋谷での戦いも佳境に差し掛かって来ているはずですが、どういう形で決着していくのか注目です!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
-
前の記事
呪術廻戦最新話118話ネタバレ感想考察!領域展開「伏魔御廚子」発動でVS魔虚羅の結末は!? 2020.08.24
-
次の記事
呪術廻戦最新話120話ネタバレ感想考察!絶望の虎杖とナナミンが残した最期の呪い 2020.09.07