ここは今から倫理です。5巻ネタバレ感想!高柳先生と新たなメンバーで始まる倫理の授業はやっぱりヘビー!!!

ここは今から倫理です。5巻ネタバレ感想!高柳先生と新たなメンバーで始まる倫理の授業はやっぱりヘビー!!!

ここは今から倫理です。5巻ネタバレ感想!

 

ドラマ化もされる「ここは今から倫理です。」

4巻の内容が非常に衝撃的で、ある意味ではシーズン1が完結したという感じでしたね。

 

そして5巻からは本格的に第2シーズンが開始される事となりました。

新たな生徒達を迎えて始まる倫理の授業ではどんな生徒達の問題が描かれていくのか?

 

第1シーズンもヘビーな話が多かったですが、第2シーズンでも相変わらずキツイ話もあったりとやっぱりめちゃめちゃ考えさせられます。

今回は5巻に収録された物語について軽くまとめていきたいと思います。

 

 

ここは今から倫理です。5巻ネタバレ感想

 

5巻から本格的に開始される新たなメンバーでの倫理の授業。

一応第1シーズンにおける逢沢いち子ポジションに当たるのが4巻の最後のエピソードで登場していた沖津叶太となるでしょうか。

 

体は男ながらも自分の「性」がふわふわしているという彼が倫理の授業を通してどう変わっていくのかという部分がシーズンを通して少しずつ描かれていくのかなぁと。

まあ当然ながらそんなに簡単に答えが出るような問題じゃないですし、第1シーズンの逢沢の事を考えると安直に楽しみとも言えないのですが。

 

#21 かわいいは正義

 

このエピソードの主役となるのはかわいいもの第一主義の井上花琳。

自分が可愛いと思っていて、可愛くないものを許せないという非常に面倒くさい女の子

友達にも自分の可愛いを押し付けたり、皆が自分を見ていると思っていたりとめちゃめちゃ自意識過剰な部分も。

そんな彼女がジェンダーレス男子と噂されていた沖津と関わることで問題を起こしていく・・・みたいな展開となっています。

 

同調圧力というか、グループを作る事とか人にどう見られているのか・・・など、色々と今の生きづらい世の中だからこその部分を強く感じるエピソードでした。

一方的に人を評価してばかりの井上が、自分も「まなざされている」事に気づくというこの展開は非常に怖くもあります。

彼女の友達との関係が非常に薄くて簡単に揺らいでしまうものだったというキツイ展開でもあるのですが、それでもほんの少し希望のあるエンディングだったのが良かったですね。

 

沖津と井上はある意味では似た部分もあったのでしょうね。

この二人はなんとなく良い関係にはなっていくような気もします。

 

#22 労働のあと

 

このエピソードの主役となるのは好きな事だけをやって生きていきたいと思っている綿野祐輔。

働く事に疑問を抱いている若干スマホ依存症気味の彼がスマホを壊してしまうという展開になっています。

 

学校にも友達がいないだけにスマホがないと何をしたら良いのかさえわからない綿野

そんな彼がめちゃめちゃ暇をしている高柳先生と会話する事で少しだけ変化する訳ですが、このエピソードも非常に考えさせられますね。

スマホがないと何をしたら良いのかわからないという綿野に対して、現代人は暇なのだと言い切る高柳先生

 

現代人には余暇が増えすぎた。

頑張って働いたお金は暇つぶしの為に消費されるだけ。

労働とは時に生きる喜びと直結するものなのに。

 

などなど普段は考えもしない事を考えさせてくれるのが「ここは今から倫理です。」の魅力なのかもしれません。

世界は誰かの労働のあとで出来ている

そう考えたら確かに考え方は豊かになるのでしょうね。

 

#23 姫と泥棒 前編

 

このエピソードの主役となるのは隈井桜花。

友達からは「姫」とまで呼ばれる至って普通の優等生という感じの彼女。

 

しかし彼女は万引きを常習しているというとんでもない一面が

万引がバレたとしても自分の美貌と反省している演技で乗り切ってしまうようなヤバい部分もありながら、家に帰れば純真な娘を演じる。

 

まるで万引きのスリルを楽しんでいるかのような彼女と、彼女の事を気にかける柊先生。

前編という事で万引きが完全に露見してしまった所で終わるのですが、後編ではまた更に凄い事になってしまいます。

 

#24 姫と泥棒 後編

 

万引きをしてしまった隈井に対して、優しく自然体でいるようにと語りかける柊先生。

そんな柊先生の心を反省したような演技で掴んでしまう彼女

 

もう二度としませんと語りながらも、その直後にはもう万引きをしたいという衝動に駆られていたりするのが恐ろしい所

そんな彼女と高柳の会話がメインとなる後編では、隈井がここまで落ちてしまった原因も語られていきます。

 

家庭環境で苦しんでいた彼女が出会った一人の友達。

悪い事だとは分かっていながらも、そこに救いを感じてしまったんですよね。

 

人間における悪の性癖とは、心の弱さ、動機の不順さ、そして心の転倒

心が転倒している状態の彼女は果たしてちゃんと起き上がっていく事が出来るのか?

 

他のエピソード以上に何かが解決した訳ではないエピソードなのですが、彼女は果たしてどうなっていくのでしょうか?

願わくば高柳先生や柊先生が助けられる所で留まって欲しい所です。

まあ次のエピソードで多少変化が見られるので、ギリギリなんとかなりそうな気もしますが。

 

#25 好きなもの

 

このエピソードの主役となるのは至って普通だと自覚している春山剛司。

見た目も性格も地味ながら、ムカついたり人をウザいと思ったりさえしないという彼には誰にも内緒にしている秘密が

 

その秘密というのが自分の祖父の介護

祖父をお風呂に入れたりという結構大変な事をやっているものの、弟は思春期という事もあって全く協力してくれない状態で両親もその事でケンカばかり。

 

しかしその状況を悩みだとは思いながらも、それでもそこそこ幸せだと感じれている辺りが彼の性格の良さを表しているんですよね。

そんな彼がたまに少しだけ遊んで帰った時に問題が発生してしまう・・・というエピソードになっています。

 

欲求不満に対しても、葛藤に対してもうまく適応行動を取れるようにならなくてはならない

自分はどこまでなら耐えられるのかを分かっていなくてはならない。

正直このエピソードは非常にキツイものなのですが、このエピソードをただ暗いものにしていないのは主役となる春山君の優しさと強さのおかげなんですよね。

 

介護は大変だとしながらも、じいちゃんはもちろん家族が好きだから頑張りたい

ムカつく事やウザい事はやっぱりない。

 

こんな風に考えられる彼は素晴らしすぎる人間で、彼から言葉を引き出せた高柳先生も流石でした。

救いのある展開で終わったのも非常に良かったですね

 

ここは今から倫理です。5巻ネタバレ感想まとめ

 

という事で5巻では沖津を含めて5人の生徒が描かれる事になりました。

今の世の中だからこその問題も多い気がして、改めて学生達は色々な問題を抱えているんだよなぁと感じます。

 

高柳先生はあくまでも直接生徒を救う訳ではなく、倫理という学問と共に寄り添ってくれる感じなのが良いんですよね。

第2シーズンとなる今回では高柳先生の内面の部分がどう描かれていくのかも注目です。

 

生徒の数は12人なので、少なくともあと7つのエピソードはありそうですね。

6巻は2021年の秋頃とのことですが非常に楽しみです!

 

今回はここまで。

 

最後までお読み頂きありがとうございました!

 

ここは今から倫理です。4巻が凄まじすぎた件