呪術廻戦最新話136話感想考察!偽夏油の本当の目的が判明!伏黒津美紀も関わる地獄のような展開へ!!

呪術廻戦最新話136話ネタバレ感想!
毎週とんでもなさすぎる展開が続いている「呪術廻戦」
地獄のような状況ながらも、前回の135話は脹相お兄ちゃんのギャグが面白すぎることになってましたね。
今回も九十九由基の存在で会話自体は面白いことになってましたが、展開自体はマジでヤバいことになってしまいました。
おそらくほとんどの読者が想像していた展開よりも遥かにヘビー過ぎるのではないでしょうか・・・
やばすぎる&面白すぎることになってきた136話の気になる所をまとめてみたいと思います!
呪術廻戦最新話136話「渋谷事変53」
九十九と偽夏油が考える人類のネクストステージ
前回のラストで皆を救ってくれた特級術師の九十九由基。
彼女は今回の冒頭でかつて本物の夏油と交わした「世界から呪霊をなくす方法」について語ってくれました。
世界から呪霊をなくす為にどんな手段を取ったとしても、その結果として人類は一つ上の段階へと進むことになる。
人類をネクストステージへと進める方法その手段として九十九が考えていたのは「呪力からの脱却」でした。
しかしそれに反論したのが偽夏油。
彼はその手段として「呪力の最適化」を挙げるのでした。
かつての夏油との会話の中で、九十九は「全人類に呪力のコントロールを可能にさせる」プランを本命だと語っていました。
それだけに九十九はこの12年の間に考え方を変えることになったようです。
ちなみに冒頭での九十九の心の声として
ラルゥが動く時間を稼がないとね
という言葉がありました。
ラルゥというのは本物の夏油の一派の仲間の一人であり、常時半裸ながらもかなりまともで相当強そうなキャラクター。
立ち位置的にはかの有名なミゲルに近い気がする彼ですが、どうやら九十九とも関係があった様子。
夏油傑を王にしようとしていたはずですが、それでいて九十九とも関係があったとすれば色々と考えたくなりますよね。
呪力からの脱却と呪力の最適化
伏黒パパこと禪院甚爾が死んだ12年前には一度諦めかけていたものの、初心に還ったのだと語る九十九。
そうなったのには、偽夏油が考える「呪力の最適化」プランにあった大きな穴が関係していました。
どうやら「呪術廻戦」の世界では、海外は日本に比べて呪術師や呪霊の発生が極端に少ないのだそう。
そして最適化プランには天元の結界が必要不可欠になってくる。
天元を利用するということは、最適化プランを使った際に術師となるのは日本の人間限定でのこと。
つまり呪力という強力なエネルギー源を日本が独占するということにもなる。
当然そうなってくればアメリカやら中東諸国が黙ってはいないはずで、生身の人間がエネルギー源ともなればとんでもない不幸が世界の各地で発生してしまう事になる。
九十九はそれによって生まれる世界は自分の思い描く理想の世界とはかけ離れた世界だと感じていました。
何故日本が海外よりも呪霊が多いのかなど色々と疑問には感じてしまいますが、日本の人々しか術師に変えられないとなるというのは面白いですよね。
そしてそれによって巻き起こる問題なんかもリアリティがあるというか、結局更なる混沌を生み出すだけなんでしょう。
しかしそういう世界を九十九は望んではいないようですし、とりあえずは真っ当な味方だと考えても良いでしょう。
過去編ではヤバい奴だと思っていましたが、思っていたよりは全然普通の良いキャラと言えそうです。
偽夏油の望む世界
九十九に対して、そもそも自分とは目的が違うのだと言い切る偽夏油。
自分は別に呪霊のいない世界を望んでいる訳でも、牧歌的な平和も望んでいる訳ではないのだと。
非術師も術師も呪霊も全てが人間という呪力の形の可能性。
しかし人間の可能性はそれだけではないと考え、自らも作り上げようとしていた偽夏油。
とはいえ自分で作り生み出すものは自分の可能性の域を出ない。
そう考えた偽夏油は、自分が創るべきものは自分の手から離れた混沌だったのだと気付きます。
答えはいつでも混沌の中で黒く輝いているものなのだと。
まあこの辺りの偽夏油の言葉は中々難しくなってましたね。
しかしとりあえず偽夏油に大きな目的があるという訳ではないっぽいです。
やはり偽夏油は研究者っぽいタイプみたいですし、全ては大きな実験に過ぎない・・・・と言っても良いのかもしれません。
無為転変のターゲットはまさかの・・・!!
既に術式の抽出は済ませてあるのだと語る偽夏油と、真人が既に偽夏油に取り込まれていることを知って驚く九十九。
そんな九十九をよそに、偽夏油は遠隔による「無為転変」を発動させます。
その遠隔での「無為転変」によるターゲットは2種類の非術師。
既にマーキング済の非術師達に対して「無為転変」が発動してしまう形となりましたが、その次のページを見て久しぶりにゾワッとしてしまいました。
描かれていたのは病室で横たわる一人の女性。
その部屋の入り口には「伏黒津美紀」の名前が・・・!
しかも寝たきりになっていた彼女は「無為転変」を施されたことによってその目を開くのでした。
虎杖のように呪物を取り込ませた者。
吉野順平のように術式を所持しているものの、脳の構造が非術師の者。
その2パターンの者達の脳を術師の形に整えたのだと語る偽夏油。
そして呪物の封印を解いたことにより、彼らは寝たきりになっていた者を含めてじきに目を覚ましていくはず。
偽夏油は彼らに呪力への理解を深める為に殺し合いをしてもらおうと考えていました。
彼らは偽夏油が厳選した子だったり呪物だったりということで、それはもはや1000人の虎杖悠仁が悪意を持って放たれたようなもの。
という事で偽夏油が1000人のヤバい存在が解き放たれてしまい、その中には伏黒恵の姉である伏黒津美紀もいるという最悪すぎる状態となってしまいました。
こうなると姉弟で争う展開も考えられますし、伏黒恵にとっては絶望的過ぎる展開でしょうね。
しかもバトルロイヤル展開というか、より良い者だけが生き残る蠱毒のような仕組みというか。
というか伏黒津美紀も偽夏油に最初から目をつけられていた訳で、マジで偽夏油は地道に活動していたみたいですね・・・。
なんだかんだ有能すぎる脹相
1000人程度なら控え目であり、それ以上に人間の理性をナメすぎなのだと語る九十九。
力を与えられただけで人々は殺し合いを始めたりはしないだろうと。
が、当然のようにそうなるように仕込んでいるのだと九十九を煽る偽夏油。
その煽りに対して割とマジでキレてたりと、九十九は思っていた以上に面白いキャラですね。
しかしそんな会話の中で突如として氷から解き放たれた一行。
それと同時に何故か苦しみ始めていた裏梅。
反転術式で肉体は再生させたものの、「穿血」によって脹相の血が混じっていたことにより毒を受けてしまっていました。
そう言えば九相図の兄弟は皆血を使った術式であり、壊相の血も釘崎をめちゃめちゃ苦しめましたよね。
虎杖は宿儺パワーで毒に耐性があったからなんとかなりましたが、耐性がない相手にはめちゃめちゃ脹相の毒はヤバいんでしょう。
そう考えると単なる強さ以上に脹相の力は有用だと言えそうです。
ちなみにこの場面で西宮やパンダ、加茂さんが復帰していますが、日下部さんだけ諦めてたのには笑ってしまいました(笑)
再び始まる呪術全盛の時代
配った呪物は千年前から偽夏油がコツコツと契約した術師達の成れの果て。
そして偽夏油は術師とだけではなく、他の存在とも契約を交わしていました。
とはいえその契約は夏油の肉体を手にした時点で破棄しているとのこと。
これがこれからの世界だよ
そんな言葉と共に無数の呪霊達を呼び出した偽夏油。
話の流れ的には、こいつらは呪霊操術のストックではなく契約しておいた呪霊達という事なのかな?
この辺りがよく理解出来てなかったり・・・。
なんとなくですがこれまでの呪霊とは違ってそれぞれに名前がついていても良さそうなビジュアルにも見えて、結構一体一体が強そうな気がします。
無数の呪霊達を残し、獄門疆と共にその場を去ろうとする偽夏油。
虎杖に対して「期待している」と言い残し、彼は最後に宿儺にも語りかけます。
聞いてるかい?宿儺
始まるよ
再び呪術全盛平安の世が・・・!!
と、相変わらず宿儺との関係性がよくわからないセリフとなっています。
しかし彼は1000年前から生き残っている存在のようですし、宿儺が現役の頃から知っているのでしょう。
なんとなく宿儺とは対立しそうな気がしますが、いずれにしても今の所は彼がラスボス候補の筆頭格と言えそうですね。
呪術廻戦最新話136話ネタバレ感想
という事で、ここへ来て更にやばすぎる展開になってしまいました。
長くなった「渋谷事変」編ですが、この長編が終わるという事はすなわち次の地獄がスタートするという事だと言えるでしょう。
冥冥さんが日本を脱出したのもこんな未来を予想していたからなんでしょうね。
正直東京だけがヤバい事になったと思ってましたが、これはもう日本全体がヤバいというか一気に世界観が変わってしまってもおかしくない気がします。
マジで日本だけが「北斗の拳」みたいな世界観になったらどうしよう・・・。
この絶望的な状況を今の仲間達でどれだけ食い止められるのか注目ですね!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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