呪術廻戦ネタバレ考察!渋谷事変の物語があまりにも最悪な状態で終わりそうな件

呪術廻戦ネタバレ考察!
1年以上に渡って続いている「呪術廻戦」の渋谷事変の物語。
なんとなくアニメ化が発表された頃に渋谷事変が始まったくらいのイメージなのですが、その間に「呪術廻戦」を取り巻く環境もめちゃめちゃ変わってしまいましたよね。
まさかここまで凄まじい大ヒット作品になっていくとは・・・!!!
しかし「まさか」という感覚で言えば、まさか渋谷事変の物語がここまで「最悪」な事になってくるとも思っていませんでした。
渋谷事変の物語はあまりにも地獄すぎましたし、同時期に「チェンソーマン」も地獄のような展開をやっていたので日付が月曜日に変わると阿鼻叫喚といった感想が溢れかえっていた気がします。
かなり早い段階で作中最強キャラである「五条悟」が封印されてしまい、そこで彼はこんな言葉を残していました。
まずったよなぁ
色々とヤバイよなぁ
・・・ま、なんとかなるか
と、自分の生徒達や仲間達を信頼しているからこそ出る発言という感じでしたね。
しかし最新話の136話の状況としては
マジでなんともなっていない!!!!
としか言いようがない状況なんですよね。
それだけにここまでの渋谷事変がどれだけヤバイ事になってしまったのかを軽く振り返ってみたいと思います。
めちゃめちゃヤバイ事になってる渋谷事変の物語
戦闘開始時点での問題
五条悟と夏油傑の過去編を終え、メカ丸と真人の戦いの後にスタートした「渋谷事変」の物語。
メカ丸死亡からの流れで始まってしまった事でなんだか嫌なムードが漂っていた気がしますよね。
作中の術師サイドからすれば突然の出来事だった訳ですが、偽夏油&呪霊サイドにとっては準備万端という事もあり、結果は最初から決まっていたとも言えるのかもしれません。
しかしやはりそれ以上の問題となったのが上層部の判断ではないでしょうか。
一般人を閉じ込める帳を用意し、それでいて五条悟を連れてくるよう求めてきた敵サイド。
それに対して上層部は被害を最小限に抑える為に「五条悟単独での渋谷平定」を決定する事に。
一般人の被害はもう仕方ないとして、それならば術師の被害は抑えたいという考えでしたが、これが結局は足を引っ張った感じがしてしまいますよね。
結果論でしかありませんが、五条悟を連れてこいと言っている相手が対策をしていないはずもなかった訳ですし、ここはやはり五条悟をサポート出来る術師も参加させるべきだったでしょう。
全ては五条悟であれば問題なく全てを終わらせられると思ってしまうような状況だっただけに仕方ないとも思うのですが、そういう上層部の判断さえも偽夏油には読まれていたのかもしれませんけどね。
せめて五条が強いと評価していた冥冥や禪院直毘人辺りを一緒に連れていければ、封印されるという所まではいかなかったのかなぁと。
まあ偽夏油は五条悟が一番強いのは一人の時だと語っていましたし、もしかしたら邪魔になってしまう可能性もありそうですが。
ちなみに五条悟が帳の中に入った時点でおそらく結構な数の人間が陀艮に飲み込まれてそうな感じです。
それだけにこの時点で少なくとも数百人規模では死亡しているんじゃないでしょうか。
五条悟封印まで
「渋谷事変」が開始直後に始まった五条悟と漏瑚、花御、脹相の戦い。
呪霊達は閉じ込めた大量の人々を壁として使う事で五条悟の行動を制限させるという作戦だった事もあり、一般人達を殺しすぎない程度には殺しまくっていました。
その作戦ゆえに五条悟も全員は助けられないと判断し、その代わりに確実に呪霊達を祓うと覚悟を決める事に。
しかしそこに真人が登場し、1000体もの改造人間達を投入。
更には閉じ込めた一般人達を続々と投入し、死者も生者も増え続ける状況を作り出す事で五条悟を迷わせていく事に。
この辺りで呪霊サイドはガンガン容赦なく殺しまくってましたし、被害の数は数千人規模に膨れ上がっていそうですね。
虎杖敗北まで
五条悟が封印されてからは特級呪霊達も割と大人しくしていた事で、一般人への被害はそこまででもありませんでした。
しかし禪院甚爾が降霊された事もあり、割と早々に猪野琢真がリタイア。
死んではいないもののそのダメージは結構なものでした。
そして補助監督の伊地知さんも瀕死となったり、新田が刺されたりと次々と味方側の戦力も削られていく事に。
奇跡を貯める術式を持つ重面春太によって補助監督は何人も殺されてしまったようです。
この辺りから虎杖が脹相に敗北するまではそれほど一般人への犠牲は描かれてはいません。
しかし真人の改造人間が残っていた以上、なんだかんだ被害は広がる一方だったと思いますけどね。
七海死亡まで
渋谷事変の物語が本当の地獄へと変わってしまったのが特級呪霊の陀艮との戦いの辺り。
この辺りから一気に術師サイドがボロボロにされていきました。
陀艮の領域展開により、七海は片目を失い、直毘人は片腕を失う事に。
伏黒も駆けつけての総力戦となるも、戦いを終わらせたのは降霊して暴走状態となった伏黒パパ。
どうにか陀艮を片付けたものの、続けて現れた漏瑚によって七海、真希、直毘人の3人が続けざまに燃やされてしまう事に。
七海は一応この攻撃では生きていたものの、実質これが致命傷になったと言えそうです。
それだけに真希と直毘人が生きているとは思いづらい要因ともなっていますね。
そして夏油ファミリーの菜々子と美々子、そして漏瑚が虎杖に宿儺の指を飲ませた事で宿儺が体の主導権を奪ってしまう事に。
この先の事を考えるとこれが最悪の始まりだったと言えるでしょう。
宿儺を目覚めさせて偽夏油を殺させようとしていた菜々子と美々子の二人は問答無用で宿儺にバラバラにされてしまいます。
本編での出番は少ないとはいえ、夏油が残した子供たちというだけあって、殺し方も含めてかなり衝撃的でしたね。
そして宿儺と漏瑚の戦いとなり、隕石的な大技も炸裂したりと渋谷自体がマジでとんでもない事に。
しかし伏黒が重面を倒す為に最強式神の「八握剣異戒神将魔虚羅」を呼び出し、宿儺が本気を出した事によって渋谷の一部(半径140メートル)が完全に更地になってしまいます。
宿儺の領域展開である「伏魔御厨子」によって何もかもが切り刻まれてしまい、一般人も大量に巻き込まれてしまう事に。
避難していた一般人がどれほどかは定かではありませんが、最悪の場合だとこの範囲内だけでも数千人とかそれ以上の人が死んだ可能性もありそうです。
これによって虎杖の精神にも大きなダメージを食らう事となり、いろんなものが取り返しのつかない状態になってしまいました。
敗北した事によって宿儺を表に出してしまった虎杖。
魔虚羅を出してしまった事によって宿儺をより暴れさせてしまい、宿儺に虎杖の体で大量虐殺をさせてしまうきっかけを作った伏黒。
どちらにとっても心に大きく傷が残る展開だったと言えるでしょう。
特に伏黒にとっては、自分が助けた虎杖が宿儺のせいでとはいえ人を殺してしまったのだから救いようのない展開だとも言えます。
しかもそうさせてしまった原因も自分が呼び出した式神だというのだから、罪の螺旋の渦に迷い込んでいるんじゃないかと思ってしまうレベルですよね・・。
しかし地獄のような展開はそれだけでは終わらず。
漏瑚によって焼かれた七海が再登場となったものの、その姿は完全に死ぬ一歩手前の状態。
しかも最期は七海にとっても因縁がある真人によって体を崩壊させられての死亡という事であまりにも絶望的過ぎました。
真人戦決着から136話まで
七海の死亡と同時に始まった虎杖と真人の戦い。
しかしその戦いではここまで大した活躍をしていなかった釘崎も参戦となり大活躍。
が、当然そんなに甘い話もなく、釘崎自身が真人の無為転変を食らってしまい瀕死状態に。
後に登場した新田の言葉などから何とか生き残るとは思われていますが、少なくとも片目が吹き飛んだ描写があったのは間違いありません。
反転術式がどれほどのものかはわかりませんが、流石に再登場する時は眼帯とかつけてたりしそうな気がします。
釘崎がやられてしまった事で完全に心が折られた虎杖でしたが、それを救ってくれたのが東堂。
気持ち悪い部分はあるもののめちゃめちゃ頼りになる彼のおかげでなんとか虎杖も立ち直り、2対1の状態で最終局面を迎えていました。
戦いは本当に激しいものとなり、東堂は片腕を失い術式も失ったかもしれない状態へ。
しかし最後まで献身的な東堂のサポートがあった事によってなんとか真人を追い詰める事に成功しました。
が、そこで登場してしまったのが偽夏油。
彼は元々予定していたかのように真人を自らの呪霊として取り込んでしまいました。
そして最新話の136話ではこれからの世界についての話をする事となり、ここから更に話のスケールも大きくなり渋谷だけではなく日本全体がヤバイ事になってしまいます。
真人の持っていた無為転変の遠隔発動により、これまで偽夏油がコツコツと準備してきた「呪物を取り込んだ者」と「術式を所持した非術師」たちが目覚めてしまう事に。
彼らは偽夏油の実験の為の材料のようなものであり、1000人にも及ぶ彼らに殺し合いをさせる事で何かを生み出そうと考えていました。
偽夏油曰く「1000人の虎杖悠仁が悪意を持って放たれたようなもの」との事であり、1000人全てが好き勝手暴れてしまったらあっという間に日本が崩壊してしまいそうですよね。
しかしながらそれ以上に精神がやられてしまいそうなのが、伏黒の姉である「伏黒津美紀」もその1000体のうちの1体だったという事。
そもそも彼女が寝たきりになっていたのは偽夏油にマーキングされていたから。
これによって彼女を救おうとしていた伏黒が姉である津美紀と戦わなければならない展開がほぼ確実に来てしまうと思われます。
もちろんその戦いには虎杖も参戦するかもしれませんし、悪い方へと考えたらキリがない程に絶望的ですよね。
正直彼女が無事に生き残れるとも思えませんし。
136話のラストでは偽夏油が大量の呪霊を呼び出してこんな風に言い残しました。
始まるよ
再び呪術全盛の平安の世が・・・!!
この言葉が本当に実現してしまうのであれば、マジで渋谷事変前と渋谷事変後の世界は全く別物になってしまうのかもしれませんね。
渋谷事変の物語まとめ
という事でとにかく味方の術師サイドにとってはあまりにも絶望的すぎる展開になってしまった渋谷事変の物語。
虎杖、伏黒はそれぞれ心に罪を背負う事になり、釘崎は瀕死で七海は死亡。
東堂は片手と術式を(おそらく)失い、真希や直毘人は生死不明の状態。
冥冥は国外逃亡、伊地知さんは大怪我で猪野は大怪我にプラスして尊敬する七海の死を受け入れなければなりません。
補助監督達もかなり殺されたでしょうし、何よりも五条悟が封印された状態で再び始まる呪術全盛の時代を戦い抜かないとならない訳です。
これはもうあまりにも絶望的過ぎるというか、日本はもう駄目だという冥冥さんの判断も仕方ないよなぁと思ってしまいます。
一般人も少なくとも数千人、多ければ数万人単位で死者が出ているかもしれませんし、それらがどういう風に世間に扱われていくのかも気になりますね。
しかも1000人の虎杖悠仁の中には、もしかしたら伏黒津美紀以外にもこれまで登場したキャラクターがいる可能性すらあるでしょう。
パン屋のお姉さんとかバイトの兄ちゃんとか、虎杖に思いを寄せていた小沢ちゃんとかが敵として登場したりしたら心が折れそうですよね。
ここまで容赦なく救いがなさそうな展開だからこその面白さもあるのですが、正直一旦少し落ち着きたい気持ちにもなりますよね。
・・・まあきっとそんな落ち着いた日々はもう戻って来ないのでしょうけれど・・・。
ここから先の絶望的な展開がどうなっていくのか注目ですね。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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