ワールドトリガー最新話206話ネタバレ感想!A級メンバーから見た臨時部隊の評価が面白すぎる!草壁隊長15歳ってマジかよ!!

ワールドトリガー最新話206話ネタバレ感想!
2ヶ月ぶりの最新話が読める幸せ!!!
という事で先月は休載となったものの、最新の23巻で新たな情報が盛り沢山でした。
おそらく23巻のおまけで明らかになった部分が最新話の206話でも描かれているのではないかなぁと思っていたのですが、正直そんなレベルじゃないくらいの情報の洪水となっていました。
A級部隊から見た臨時部隊の評価が今回のメインになっているのですが、それがもう全て面白すぎてヤバイです。
あまりにも情報量が多すぎるので、その中でも気になった部分をまとめてみたいと思います!
ワールドトリガー最新話206話「遠征選抜試験④」
説明会の注意点
臨時部隊の11チームが完成した所で発表された、第1試験の審査をA級隊員が務めるという情報。
ゾエさんや若村が驚く中で、見られていた事をうっすらとサイドエフェクトで感じ取っていたのが影浦。
こういう見られているという感覚まで感じ取ってしまうとなると、やっぱり影浦って普段から大変だろうなぁと思ってしまいますよね。
説明会はこれで終わりとなるも、最後に2つの注意点が告げられます。
1つ目が、臨時部隊のチームメイト同士は試験開始まで接触を禁ずる事。
つまり試験開始までに作戦を練ったりという事は出来ないという訳です。
とはいえ厳密に監視する訳ではないようで、あくまでもルールを遵守して欲しいという程度に留めているようです。
2つ目が、隊長面接は今回決まった臨時部隊の隊長が対象となっているという事。
つまり修は面接される事はない訳なんですよね。
ここにも何かしら意図があるのでしょうが、実際どういう目的なのかはよくわからなかったり。
しかしこういう説明しなくても大丈夫そうな事まできっちり説明してくれるのが「ワートリ」の凄い所ですよね。
本当にちゃんとしている作品だよなぁと毎回のように思います。
A級部隊から見た臨時部隊チーム
影浦が視線を感じていたように、臨時部隊の完成の流れを見ていたA級部隊のメンバー達。
彼らはチームごとに集められ、改めて閉鎖環境試験の審査についての説明を受けます。
審査の基準は、自分達が遠征に参加すると過程した上で、一緒に遠征する乗組員として相応しいかどうか。
能力はもちろん人格の面でも評価、採点し、その審査結果を元に上層部が最終的な合否を決めるのだそう。
その言葉で、結局は上層部が決めるのかとつぶやいたのは片桐隊の一条雪丸。
しかし隊長の片桐隆明は、自分達が臨時部隊の審査をして上層部は自分達の審査を審査するのだと考えていました。
つまりA級部隊のメンバーもまた試されているという事なんですね。
そしてそんな試験に先駆けて、A級部隊のメンバー達には今回の臨時部隊11チームの試験の成績順を予想してもらう事に。
現時点で彼らがボーダーの戦力をどのように認識しているかどうかという事前調査との事で、A級部隊もなかなか大変だよなぁと感じてしまったり。
閉鎖環境試験と長時間戦闘試験それぞれの予想順位を決めるという事で、その間の会話は録音され、順位付けの理由や注目点、懸念点などを話し合う事に。
こういう細かい所まで徹底してちゃんと作られているよなぁと感じますよね。
その徹底っぷりこそが面白さを確かなものにしている訳なのですが。
真木理佐はやっぱり怖い
45分間という時間制限付きで話し合う事になったA級部隊のメンバー達。
しかし冬島隊の真木理佐は試験の詳しい内容もわかっていないのに予想も糞もないとお怒り気味。
遠征艇の環境を想定しているという発言から、第1試験は頭脳労働系だと判断する冬島さん。
当真もその辺りを含めて予想しろという話なのだと声をかけますが、そんな事は真木理佐も分かっている事。
ただ彼女は、
こういう雑な試され方にちょっとムカついただけ
との事で、その様子に冬島さんはやっぱりこえーとビビるのでした。
このやり取りだけでチーム内の力関係がわかりますよね。
あまりにも真木理佐の出来る女っぷりが半端じゃなさすぎて、これで17歳かよと思ってしまいますが、こんな凄い子だからこそ冬島さんをスカウト出来たんでしょうね。
ってかまだ誕生日を迎えたばかりというのがまた恐ろしい所ですわ。
閉鎖環境で不安要素があるチーム
という事でまずは第1試験となる閉鎖環境試験で不安要素があるチームから考えていく事に。
まず最初に心配されたのは、女子が相手だと緊張する辻がいる王子2番隊は大変かもしれない・・・という件。
この件は最初から読者も思っていましたが、結構辻ちゃんが女子を苦手にしている事も皆に知られているっぽいですね。
一方で歌川の部隊には男子が苦手な志岐小夜子が入ったから閉鎖環境は辛いかもしれないとも考えます。
風間さんからしても、漆間は他の隊員と絡んでいた記憶があまりないという事で、その辺りも不安材料になってきたり。
しかも遊真は「外国育ち」という事で、意外と歌川の部隊は大変になるかもしれないと嵐山さんも考える事に。
その一方で佐鳥や綾辻さんなんかは歌川が隊長に向いている事や、虎太郎がいい子だと評価してくれていたり。
小南はコミュ力が高い遊真の事はあまり心配していない様子。
それに対して困ってても教えてと言えないヒュースの方が心配なようで、ヒュースは誰かが助けてくれるのを待ってる甘えんボーイなのだとか。
1週間泊まり込みという事もあり、ヒュースの角問題もちょっとした心配事に。
閉鎖環境だとサイドエフェクト持ちの菊地原のストレスが凄そうだと考えていたのは加古隊。
ちなみにここで喜多川真衣17歳も本格的に登場となりますが、彼女は謎だらけのまま。
前回はちょっとしたマスコットキャラみたいになっているなぁとか思っていましたが、マジでそのまんまのぬいぐるみみたいな外見でした。
こいつだけが全く違う作品のキャラみたいになっているのに、他のメンバーが普通にしているのがある意味恐怖です。
とりあえず黒江とは仲が良いという事と、基本的には幼稚園児みたいな喋り方しかしないという事はわかりました。
南沢がうるさい(にぎやか)なので菊地原のサイドエフェクトとは合わないと考える黒江。
喜多川とは違って割と普通に見えるオペレーターの小早川杏は、外岡と染井華が穏やかだからフォローしてもらえるといいという考え。
加古さんは、隊長のゾエさんがその辺りをどう捌いていくかが問題であり、慕わられる性格ながらも隊長としては優しすぎると考えていました。
同じくサイドエフェクトという点では影浦がキツイだろうと考えていた当真。
しかも影浦は犬飼を嫌っていて、その理由は刺さってくる感情と外面が一致しないのがウザいからというもの。
それに加えてこの部隊には爆弾扱いされている別役太一もいるという事で、何が起こるかわからないという評価をされていました。
真木理佐も柿崎さんと藤丸ののさんには同情しながらも、同時にあの二人なら大丈夫とも考えていたり。
この一連の流れで、A級部隊のメンバー達がちゃんとB級のメンバー達の特徴を把握しているのが流石でしたよね。
閉鎖環境で有利そうなチーム
続いて閉鎖環境で有利そうなチームを見ていく事にした片桐隊。
雪丸や桃園藤一郎、尼倉亜澄辺りはここで初登場という感じですが、ROOM303の同名キャラクター達とは似ている部分はありつつもちょっと違う感じです。
閉鎖環境となると、やはり性格が良い人が多い部隊が有利。
その上で名前が上がってきたのは、小寺6番隊、水上9番隊、村上10番隊。
佐鳥は頭の良さなら水上9番隊が最強だと評価します。
全員が超秀才なのだと。
時枝もめちゃめちゃ良かったはずだと語っていますし、BBF第2弾で頭の良いグラフを14巻以降のキャラも含めて作ってもらいたいですよね。
その一方で小寺が学年トップで、しかも同じくトップクラスの木虎がいる6番隊もかなり強いとの評価。
人格の面で安定していると評価されたのが10番隊。
村上、氷見、堤さん、熊谷、蔵内という協調性の高い奴で構成されたチームという事で、この部隊が揉めている所は想像出来ないとレイジさんも考えます。
しかし一方で鳥丸からは氷見がそんなに落ち着いた人という印象がなかったようで、この辺りは14巻のカバー裏情報があると面白い所ですよね。
二宮隊のオペなんだから人間出来てるに決まってるだろうと小南が言っても、全然納得していない所も面白いです。
二宮と東さん
逆に太刀川が地味にマズイと考えていたのは二宮の隊。
中学生の千佳と絵馬が懐かないだろうと心配するも、試験なんだからなんとかするだろうと考える出水。
国近も東さんが仕切ってくれそうだと考えるも、太刀川は今回東さんはあんまり出張って来ないだろうと考えていました。
同じことを考えていたのが三輪隊のオペである月見さん。
今回の東さんは隊長役ではなく、隊長がやるべき事は二宮に任せるだろうと考えていました。
上層部としても二宮の統率力が見たくて臨時隊長に選んでいるはずで、そうだとすれば二宮が絵馬と揉めても助けてはくれないという事。
二宮さんが東さんにお願いしない限りは・・と月見さんは考えますが、三輪は二宮はその場合でも東さんにはお願いしないだろうと考えていました。
この辺りは旧東隊のメンバーという事で、三輪には二宮が他の人よりも理解出来ているという事なのでしょうね。
それだけにやはりこの試験では二宮がどういう行動を取るのかという部分も注目ポイントになりそうです。
草壁早紀は15歳!!!
組み合わせで言えば来馬隊長の5番隊も良いと考えていたのは草壁隊の里見。
仏のような来馬さんと鬼の副官としての弓場さんがいれば、他の部隊よりは引き締まるかもしれないだろうと。
緑川はこの部隊のオペである小佐野が割とアホである事を指摘しますが、オペの腕は確かだから問題ないのだと草壁隊長は断言します。
・・・・と、ここでまさかの驚くべき情報が。
草壁隊隊長、オペレーター
草壁早紀(15)
草壁早紀(15)
・・・・・・15歳!!!??
いやいや、確かにビジュアルが判明した段階では割と幼い感じだなぁとは思いましたが、オペレーター兼隊長なんだから20歳くらいなのかと思ってましたわ。
それがまさかの15歳!!!!
15歳が隊長やっててオペレーターでしかもA級で4位ってどういう事???
草壁隊長が重視するのは機動力
とまあ驚きの草壁隊長でしたが、彼女は5番隊はむしろ戦闘面に不安があると考えていました。
狙撃手の穂苅を別として、来馬さん、小荒井、弓場さん。
彼らは機動力のパラメーターにバラつきがあり、このメンバーでは陣形と火力を両立させるのが難しいと感じていました。
そんな意見に対してこちらも初登場の万能手である佐伯は、来馬さんの機動力に合わせてじっくりと攻めればいいのではと考えるも、草壁隊長はその意見を却下します。
そのやり方では弓場さんや小荒井の強みが死んでしまうだろうと。
鈴鳴の村上と弓場では戦法も全然違うという緑川の意見に対して、無言でうなずいたのは狙撃手の宇野。
彼は今回口を開いていませんでしたし、なんとなく無言タイプのキャラっぽいですね。
来馬隊と同じ理由で、ゾエさんの4番隊と諏訪さんの7番隊も戦闘試験は不利だと考える草壁隊長。
その一方で他の部隊は機動力にそれほどバラつきもなく、王子、柿崎、小寺辺りは意識的に機動力を揃えているだろうと考えていました。
そんな草壁隊長の意見に素直に感心する里見と、ちょっと疑い気味の佐伯。
それに対して諏訪隊に加入した修の事を知っている緑川は、草壁隊長が玉狛第二のワイヤー戦術を把握していないだろうと心の中で考えるのでした。
この草壁隊長の機動力についての考えは非常に面白くて、これだけでもBBFを見返したくなりますよね。
しかし草壁隊長も玉狛第二の試合までは見ていないようで、若干甘さを感じさせる所も上手いですよね。
彼女は完璧タイプだと思われますが、流石に実際は完璧ではないイメージで初期の木虎が近い気がします。
長時間戦闘試験の評価
長時間戦闘試験であればトップは東さんもいる二宮8番隊だと考えていた雪丸。
しかし自分達がいない間にB級の順位がけっこう変わっている事に桃園と共に驚く事に。
玉狛第二の強さを実況として見ていた結束は、玉狛の前衛二人は雪丸達よりも強いと言い切ります。
それだけに隊長の片桐はB級の記録も見ておく必要があると考える事に。
この辺りはA級でも8位という立ち位置ならではの心配でもありますよね。
二宮隊や影浦隊は実質A級レベルだった訳ですし、片桐隊は結構入れ替わりしながらの8位だったのでしょうし。
一方で戦闘となれば歌川の部隊が相当強いと判断していた風間さん。
性格に難があるとされた漆間も「いつもの動き」をすれば、それだけで自然と連携の形になりそうとの事。
このいつもの動きというのが気になる所ですが、なんだかんだ一人部隊で戦っているだけに実力は高いのでしょうね、漆間も。
長期戦であれば有利を作れると考えられていたのが菊地原のいる北添4番隊。
戦闘試験は最大36時間という事で、そうなれば夜の場面があり得る。
暗視効果は使っている間少しずつトリオンを消費するようで、なるべくなら使いたくはないもの。
そんな中でゾエさんが炸裂弾で灯りを壊して真っ暗にしてしまえば、菊地原の耳の有利も大きくなっていく。
この解説だけでも、戦闘試験の夜の場面が楽しみになってきちゃいますよね。
それに対してトリオン量という点で不安視されていたのが小寺の部隊。
小寺が6、奥寺が5、三浦が5、木虎が4と皆が少なく、おそらく全部隊で一番低いであろう数値。
とはいえA級が二人という事で強いだろうと考える米屋と、足が速い子を選んでいるから機動力を優先したと考える月見さん。
自分の部隊の隊員なだけに、三輪は小寺であればトリオンが少ないなりの作戦を立てるだろうと信頼感を見せます。
米屋もそれにうなずくも、狙撃手の師匠でもある奈良坂だけはちょっと心配そうなのが面白いですね。
単品の駒の強さという点で話題に上がったのが若村11番隊のヒュース。
凄腕狙撃手の半崎や成長株の笹森など、良い駒ではあるとしながらも、太刀川は若村の指揮が未知数だと考えます。
逆にヒュースのような大駒がいなくとも、諏訪7番隊はハマれば強そうだと考える太刀川。
修と香取がそれぞれ違うワイヤー戦術を使っていて、それだけに期待度は結構高い様子。
と、ここまでがA級部隊のメンバー達による評価なのですが、もうメッチャ面白いですよね!
誰が誰の事をどんな風に思っていたり評価していたりというのが分かるだけでも面白く、それでいて新キャラがどんなキャラかも少しずつ分かってくるのも楽しいです。
マジでコミック1冊分くらいやってても良いんじゃないかと思ってしまいますが、そんな事やってたら流石に漫画としてヤバイか・・。
唐沢さんの評価
A級部隊の順位予想も終わり、根付さん、鬼怒田さん、唐沢さんの元には送られてきたデータが。
長時間戦闘試験は予想通りというべきか、やはり二宮8番隊が断トツで一番人気。
それに続く二番手が歌川1番隊で、それ以外の部隊は評価が割れているのだそう。
閉鎖環境試験の方となると、小寺隊、村上隊、水上隊、来馬隊が上位。
やはり関係性の良さや頭の良さという部分が評価の対象となっているようです。
目立って低いとされていたのが若村11番隊。
ヒュースが近界民だと知っている事もあり、ほとんどの部隊が若村隊を10位か11位に選んでいます。
片桐隊だけが5位にしているのは、ヒュースの情報をあんまり知らないからという事でしょうかね。
そんな中で根付さんは唐沢さんにも気になる部隊を聞く事に。
とはいえ唐沢さんは戦闘はわからないだけに、閉鎖環境試験に限っての意見となります。
唐沢さんが名前を上げたのは修がメンバーに入っている諏訪7番隊。
色々と事情を知っている根付さんと鬼怒田さんは、やはり修がいるからではと問いかけるも、唐沢さんはまた違った目線での意見を出してきます。
それが、諏訪7番隊には全部隊で唯一隊長経験者が3人いるという事。
命令を出す側の気持ちがわかるのは結構大きいのではないかと唐沢さんは考えるのでした。
確かにその意見には納得ですが、その中の一人が香取だというのが少しだけ微妙な所。
あの子は実際にはあんまり命令を出すタイプじゃないですからね。
しかしあの唐沢さんがこんな風に言うのだから、こういう部分こそが今後必要になってくる部分だったりするのかもしれませんね。
そして準備期間や隊長面接を挟み、3月17日から1週間に渡る遠征選抜第1試験が開始となるのでした。
ちなみに準備期間の場面で来馬さんが何かしら手土産っぽいものを持って移動している辺りが流石でした。
どこまでもあの人ちゃんとしてるわ・・・。
ワールドトリガー最新話206話ネタバレ感想まとめ
という事でとにかく大勢のキャラが大勢のキャラの事を喋っているだけで終わってしまった今回。
しかしその会話はどこまでも面白過ぎて、ずっとこの会話のシーンを読んでいたいと思ってしまうレベルなんですよね。
A級隊員達の会話ですが、読者が気になっていた部分や、面白そうだとか強そうだとか感じた部分にちゃんと触れていてくれるのが流石なんです!
それでいて読者が想像もしていなかった部分まで出してくるんだからマジで凄いの一言です。
草壁早紀15歳の件だとか、喜多川真衣が人形みたいな件だとか、まあとにかくこれだけ大量のキャラを登場させながらもネタを放り込んだ上でまとめきっているんだから半端じゃなさすぎますよね。
今回の会話は試験での注目ポイントになっていて、実際に試験が始まった時にまたこれらの会話に意味が出てくるでしょうね。
正に遅効性SFとしか言いようがないですわ。
これだけ楽しむべきポイントを餌として与えられただけに、試験がどういう感じになっていくのかマジで楽しみです!!
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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